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1章
プロローグ
しおりを挟む「そんな不気味な力を持つあなたなんか!うちの娘じゃないわ!」
1人の少女が、母親にそう言われ、心に傷を抱えたまま家を出た。
その時、少女はまだ10歳だった。
家を出た少女は、その後2度と家に戻る事はなかった。
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