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おばぁちゃん、認知症なんじゃ?
しおりを挟むおばぁちゃん「りっちゃん。」
それは、突然の出来事だった。
ある日。実家から歩いて30分くらいのところにある祖母の家に私が遊びに行った時のこと。
祖母が、私の事を私の愛称ではなく、母の愛称で呼んだのだ。
私「私、りりこじゃなくて花だよ。」
ばぁちゃん「あ、ああ。ごめんねぇ。ばぁちゃん間違えたわ。」
今までそんな事が無かったため、私は少しおかしいと思った。が、祖母はもう80代。年相応の物忘れだろうと思い、しばらく様子を見ることにした。
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