晴れ渡る明るい空

其の三

　●其の参◯　
こよみに起こされ、身なりを整えた晴明は、邸の入口に向かった。



晴明「おはよう。博雅、保憲さん。」


保憲「おはよう、晴明。 」


博雅「お前は相変わらず朝は不機嫌なのだな。」


晴明「気持ちよく寝てるのに起こされたら誰だって不機嫌になるだろ。」


保憲「晴明、お前、“また“夜中に眠りについたのか？」


晴明「うん。だって、最近邸のまわりが騒がしいんだよ。だから結界を張り替えてたんだ。」



晴明「とゆう事で、僕はもう一眠りするから。昼まで起こさないでね。」


博雅「せ、晴明。その間俺達はどうすれば....」


晴明「散歩でもしてくれば～。あ、酒は呑まないでね。二人とも弱いんだから。今から昼まで呑んでたら、二人ともべろべろに酔っ払うでしょ。じゃあおやすみ。」 




そう言われた博雅達は、 仕方なくあたりを見てまわる事にした。