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虹目線
……僕が星をあげるって言ったら「サンキュ」とか言って笑ってくれるって当たり前みたいに思ってた。
え?待って。僕今すごい恥ずかしくない?自惚れてたかな……
「……なんで受け取らなかったの?」
なんて……寝てる人相手に言ったって返事してくれるわけないのに……
「おい。人の話を聞いてたか?【まだ】受け取らないっつっただろ。」
「……おはよ。」
「はよ。で今回は聞いてたか?」
「……うん。」
いやいや、【まだ】ってなに?いつならいいの。
……理解不能。
「……」
こういう時紫央は僕の頭を撫でる。まるで子供をあやすみたいに。
…………同い年なんだけどな
「今日は何する?」
「虹gブーブーブー虹したいことで。白兎から電話だ。出てくる。」
「行ってらっしゃい。」
……壁の向こうで騒いでる紫央の声が聞こえる。
ほんとに2人は仲良いよなー。
紫央、白兎からの星なら受け取ったのかな?(←大いなる勘違いである。)
…………本当は僕じゃなくて白兎をここにつれてきたかったのかった?
「後で紫音に聞いてみよ。」
「何をだ?」
「なんでもない!」
「……こ「山!今日山に行こ」」
「分かった。」
なんでだろ。今紫央に名前呼ばれたら……泣く。
……僕が星をあげるって言ったら「サンキュ」とか言って笑ってくれるって当たり前みたいに思ってた。
え?待って。僕今すごい恥ずかしくない?自惚れてたかな……
「……なんで受け取らなかったの?」
なんて……寝てる人相手に言ったって返事してくれるわけないのに……
「おい。人の話を聞いてたか?【まだ】受け取らないっつっただろ。」
「……おはよ。」
「はよ。で今回は聞いてたか?」
「……うん。」
いやいや、【まだ】ってなに?いつならいいの。
……理解不能。
「……」
こういう時紫央は僕の頭を撫でる。まるで子供をあやすみたいに。
…………同い年なんだけどな
「今日は何する?」
「虹gブーブーブー虹したいことで。白兎から電話だ。出てくる。」
「行ってらっしゃい。」
……壁の向こうで騒いでる紫央の声が聞こえる。
ほんとに2人は仲良いよなー。
紫央、白兎からの星なら受け取ったのかな?(←大いなる勘違いである。)
…………本当は僕じゃなくて白兎をここにつれてきたかったのかった?
「後で紫音に聞いてみよ。」
「何をだ?」
「なんでもない!」
「……こ「山!今日山に行こ」」
「分かった。」
なんでだろ。今紫央に名前呼ばれたら……泣く。
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