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紫央目線ー高2の4月
「しーおー!」
俺が虹に惹かれ始めたのは6歳の頃。小学校の入学式で話しかけられた時。
10年前ー入学式
「でもあなた!」
「仕方ない。
お父さん仕事で会社に戻らなきゃいけなくなったんだ。行ってもいい?」
「「うん」」
「ごめんね。2人とも」
「「お仕事頑張って」」
「2人ともいい子ね」
「真奈さんこんにちは。」
「あら、こんにちは虹樹さん。と、虹さん。」
「こんにちは、土谷虹です。」
「「如月紫央と紫音です。」」
最初はただ可愛い顔の女の子だな~って思った。
入学式の次の日
「しおー」
「僕は紫音だよ?」
「紫央だよ。君は紫央だ。」
単純な事だけど、俺の事を見つけてくれるのが嬉しかった。
…親でも俺が【紫音だ。】と言うと戸惑って【ごめん間違えちゃった】。見つけてほしいならそんなこと言わなきゃいいって話だけど……
惹かれたから好きに変わったのは小3の頃。
俺と紫音のファンクラブの原型が出来た。
ファンクラブの奴らは俺たちに平等に接するよいに求めた。
「紫央くん!今、虹くん5分話したから私とも5分ね。」
「え、やだ」
意味がわからない。虹は友達で、お前は……誰だ?
「だめ!紫央くんはみんなを同じに好きで、同じことをしなきゃいけないの!」
「なんで?紫央は皆を同じに好きになんなきゃいけないの?」
「だって紫央くんだから!」
「じゃあ君は紫央と話したあと僕とね?」
「虹?」
「いや!なんで虹なんかと話さなきゃいけないの?」
「それは紫央もなんじゃない?」
ほんと、女の考えは分からない。俺だからなんなんだ。
子供のころから虹はかっこよくて可愛かった。
小中高同じクラスで、学校が終わったあとも家の都合でずっと一緒だった。虹のことはなんでも知ってるし、どんな姿でも見た事ある自信があった。けど……
これは反則だと思う。
猫耳フードのモコモコパジャマ+寝顔+いい匂い+お!れ!の!ベット
マジでさ、警戒心とかないわけ?いや、持てよ!虹のこと大好きでいつも理性が頑張ってくれてる男の前なんだぞ?
もういっそ告ってやろーか?
……油断しすぎかよ…せめて写真撮ってやるか。
デジカメどこやったっけ?(←ケータイには虹のハッキングによりプライバシーなんて存在しない。)
パシャ
パシャ
パパパパパシャ
「ん~」
やべ起きる?
……なんだ寝返りか。
…………腹チラ!まじかよ!!ラッキーだけど!ラッキーだけど生殺し……
「しーおー!」
俺が虹に惹かれ始めたのは6歳の頃。小学校の入学式で話しかけられた時。
10年前ー入学式
「でもあなた!」
「仕方ない。
お父さん仕事で会社に戻らなきゃいけなくなったんだ。行ってもいい?」
「「うん」」
「ごめんね。2人とも」
「「お仕事頑張って」」
「2人ともいい子ね」
「真奈さんこんにちは。」
「あら、こんにちは虹樹さん。と、虹さん。」
「こんにちは、土谷虹です。」
「「如月紫央と紫音です。」」
最初はただ可愛い顔の女の子だな~って思った。
入学式の次の日
「しおー」
「僕は紫音だよ?」
「紫央だよ。君は紫央だ。」
単純な事だけど、俺の事を見つけてくれるのが嬉しかった。
…親でも俺が【紫音だ。】と言うと戸惑って【ごめん間違えちゃった】。見つけてほしいならそんなこと言わなきゃいいって話だけど……
惹かれたから好きに変わったのは小3の頃。
俺と紫音のファンクラブの原型が出来た。
ファンクラブの奴らは俺たちに平等に接するよいに求めた。
「紫央くん!今、虹くん5分話したから私とも5分ね。」
「え、やだ」
意味がわからない。虹は友達で、お前は……誰だ?
「だめ!紫央くんはみんなを同じに好きで、同じことをしなきゃいけないの!」
「なんで?紫央は皆を同じに好きになんなきゃいけないの?」
「だって紫央くんだから!」
「じゃあ君は紫央と話したあと僕とね?」
「虹?」
「いや!なんで虹なんかと話さなきゃいけないの?」
「それは紫央もなんじゃない?」
ほんと、女の考えは分からない。俺だからなんなんだ。
子供のころから虹はかっこよくて可愛かった。
小中高同じクラスで、学校が終わったあとも家の都合でずっと一緒だった。虹のことはなんでも知ってるし、どんな姿でも見た事ある自信があった。けど……
これは反則だと思う。
猫耳フードのモコモコパジャマ+寝顔+いい匂い+お!れ!の!ベット
マジでさ、警戒心とかないわけ?いや、持てよ!虹のこと大好きでいつも理性が頑張ってくれてる男の前なんだぞ?
もういっそ告ってやろーか?
……油断しすぎかよ…せめて写真撮ってやるか。
デジカメどこやったっけ?(←ケータイには虹のハッキングによりプライバシーなんて存在しない。)
パシャ
パシャ
パパパパパシャ
「ん~」
やべ起きる?
……なんだ寝返りか。
…………腹チラ!まじかよ!!ラッキーだけど!ラッキーだけど生殺し……
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