なんで俺の周りはイケメン高身長が多いんだ！！！！

23.

白兎目線

「お前のことだからことだから虹仁様先にお入りくださいとか言うと思った。」

しょうがない事とはいえこいつと風呂に入るなんて不本意すぎる。

「アホか虹仁様や虹様の後にお前と紫央を入れるわけないだろ。」

「好きなやつの入った風呂ってことか？」

「あぁ。」
まぁ虹仁様が入る前に沸かし直すがな。

「じゃーなんでお前と紫音が入ってねーんだよ」

「紫音はそんなバカじゃない俺の事をトハクと呼ぶようなお前とは違って」
「それは悪かったって」




紫音目線

「なんか虹と面白いことになってるね」

【面白いこと】なんて言うけど、虹もなかなか酷いことをするな……

「面白かねーよ」

「……マジな話泣くなら背中貸すよ」

「……今？今マッパだけど。マッパで抱きつけと？」
「今じゃないよ！なに？今泣くの？泣くならどーぞ」

「泣かねーよ。まだ終わってねーし」
「……あっそ。頑張ってｵﾆｲﾁｬﾝ」
「そっちもな。」

「「俺たちは誰よりも強く正しく賢くならなければならない。決して土谷家を裏切るな。」」
もし虹が紫央を傷つけたら…………全力で紫央をフォローするかも……




虹仁目線

「ねーくーちゃん」
「なに？」
「白黒さんってさ、ゲーム好きだったりする？」

「……好きかは知らないけど一昨年くらいに会ったクラス対抗ゲーム大会で1位だった気がする。」

「へー」
……白黒さんの声どこかで聞いた気がすると思ってたけど……TOHAKU？