なんで俺の周りはイケメン高身長が多いんだ！！！！

20.

黒崎目線

アクセサリーをつけたあと、紫央が虹仁様に書類を渡すと虹仁様は帰っていった。

「……ねーどうしたの。」
「あ？」
「いつもなら話しかけないくせに。」
「……」
獅子尾なら普段は話しかけないどころか無視するからな。

「確かにな。」
「そういう白兎もだよ。いつもは半径2mに人を入れないくせに。」
「……それは」

「……2人ともさ好きなの？」
「「……」」
「いくじなし。」


虹仁目線
……白黒さんとも仲直り？したし次、虹！

ピーンポーンと。

「やほ。オレオレあーけーてっ！」
「虹仁？ちょっと待って」

ｶﾞﾁｬ

「どうしたの？」
「お話しに来たよん！」
「……どうぞ。」


ソファ～ふかふか～⤴︎︎⤴︎︎

「回りくどいの嫌だから単刀直入に聞くけど紫央と何かあった？」
「ない」

あからさまに目を逸らす。
嘘が付けないのは俺と虹二と一緒だネ！

「どうしたー？告白でもされた？」
「……」
「されたんだー」
「なんでわかったの？」
「え？だってキオ、バレバレだったもん笑笑」

「……」
「キオのこと嫌いなの？」
「そんなことない！ないけど」
「僕にはつり合わない？」
「……紫央は、イケメンだしスタイルもいいし、家柄もいいから、誰とだって付き合える。」

「……キオの心配しかしてないじゃん。ねーそれってキオのこと好きなの？」
「えっ……」
oh！フェイスのレッドがレッドレッドしてるね！

「……キオ呼べば？俺は帰って寝るから」
「……多分そうする。」
「じゃね～」
紫央にアイス奢らせよ♡
愛のキューピット虹仁くん！