なんで俺の周りはイケメン高身長が多いんだ！！！！

16.

「何頼みますか？」
へ～タブレットで注文するんだ。学校にしては珍し？

「この半チャーハンって大盛りに出来ますかね？」
「……普通のチャーハンを頼めばいいのでは？」
「……ほんとだ！」
「……ﾌｯ」

我慢できませんでしたね笑

「お刺身丼と釜玉うどん、出汁うどん、あとお味噌汁と厚焼き玉子、チョコパフェ、バニラシャーベット」
「……分かりました。」

あっはは困惑してる～
その【小さい】体にそんなに入るって思われてるのかな？
体小さいこと気にしてんだぞ？どんだけ食べても寝てもおっきくなんないんだよ！

「……お節介かもしれませんが」
ほら。
「なんですか？」
「……お腹壊したりしませんか？」

……ｷｭﾝ
「白黒さん！」
ｷﾞｭ
「……こ……虹仁さん。離れてください。」
「ごめんなさい！癖なんです……」
……怒ってはなさそうで安心(←照れてるんだよ)
「いえ。ただ少々驚いただけですので。」

あ、笑った顔イケメンだな～……何気に笑顔見たの初めてかも。
これ以上ドキドキさせるな～！

「ご注文の品をお持ちしました。」
「わー！ありがとうござ…いま…す？」
「失礼します」

「あの、あの人笑いました？」
「はい。確かに笑いましたが【あの人】ではありません。」
「……ロボット？ほぼ人間でしたよ？指の関節も顔の筋肉動いてましたよ？」


「接客用ロボットのハルとユウです。」
「すごいハル！ユウ！そいていただきマース」

俺はお刺身丼と釜玉(ry  をアジの開き定食を頼んだ白黒さんより早く食べ終わり白黒さん観察をしている。

「貴方は今卵焼きを6つ持ってます。私が少し下さいと言ったら残りは何個ですか？」
「0です」
「え、ありがとうございます♡」

そんなことよりさ、正直食べ方きれいすぎて惚れる。
焼き魚って食べにくいのに、すごー


「お待たせしてしまい申し訳ございません。なにか御用でしょうか？」
「えーっとキレイに食べるな～っと。」
「…ありがとうございます。ところでこのあとのご予定は？」
「きお達とゲームしてこようかしら。一緒にします？」
「…いえ。私は得意ではないので。」

「そうですか～。」
……仕方ないか～

「……では、帰りましょうか。」
「はーい」