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PARK What do you wanna do.
【5】
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乃蒼の腋には毛が生えていた。お手入れを覚えるまえに初体験を済ませたことのアンバランスに、なにか熱いものを感じざるを得ない。それだから、颯は、乃蒼の両手を頭の後ろで組ませて、その腋にくちずけた。くぅ! と、きつく眉根を引き絞って乃蒼が耐えた。
「恥ずかしい……です……」
と、そうなんども言い訳じみた。
「ふたりっきりだからいいでしょ」
といってあげると、どこか観念したように、うん、と、しぶしぶ相づちをうった。
颯は、舌腹で繊毛を伸ばしてやるようにして丁寧に舐めずり、ときには、毛を引っ張ったりして吸いついた。
「たまんねえ……」
甘酸っぱい味がする。炭酸が弾けるような青春の味が。
愛撫をうける乃蒼のほうも、くすぐったさを感じないくらい高まりきっていた。
乃蒼はうつむきつつ、颯の下腹部から目が離せなくなってしまっていた。制服のズボンを押し上げたテントは、乃蒼の頭くらいおおきく張りだしている。乃蒼の視線をくすぐったそうに、ふふ、と颯が嗤った。
しゃぶり尽くした腋をあとに、両腕をさげさせて楽にさせた。ベルトに手をかけると、乃蒼が不安そうにして、颯に横目をやったり、ズボンを一瞥したりして交互に見た。露わになったボクサーブリーフにアソコの造型がありありと浮き出ていた。
乃蒼が、言葉に言い尽くせないような複雑な表情を浮かべる。颯はその顔を見て、さぞ嬉しそうであった。
颯は、無言のうちに乃蒼の肩を促して、足元にしゃがませた。乃蒼が少女らしく、あの無防備なうんこ坐りとなる。
恥ずかしさのあまり、いまにもうつむきそうになりながら、乃蒼が眼前の造型に目を細めた。その漲りの先っぽが滲んでいる。言葉がだせない代わりに、乃蒼の呼吸がだんだん荒くなっていく。なにか言いたげな口がはんびらいていて、肩まで弾ませている。
「脱がして」
と催促すれば、はい……、と声のない返事で乃蒼が答えた。
うんこ坐りのまま、半歩にじり寄った乃蒼が、パンツのゴムに指をかける。いますぐ目の前にある不気味な造型に圧倒されながら、大事そうにパンツを下ろしていった。颯は片足ずつあげて、靴を履いたまま、制服のズボンとパンツを抜き取らせた。そして、朱く充血した男の道具が、乃蒼の前に差しだされた。
鬼頭は赤黒く光沢がでるほど張りつめ、裏筋の縫い目からゴツゴツした二つの瘤肉が乃蒼から見えている。一つ目のような尿道が、まるで乃蒼を威嚇でもするみたいに睨みつけている。―乃蒼は唾を呑んだ。
「どうだ」
と颯が訊いても答えられない。
颯がおもしろがって竿肉をビクン、ビクンと上下させて遊んだ。乃蒼がビクッと顎を引き、切なげに眉間を寄せ、固まったまま吐息を弾ませた。
「動画よりすごい?」
と尋ねられ、竿肉を一点に見つめたまま、コクンと乃蒼がうなずいた。
「君の初体験の男よりも?」
とつづけて訊くと、瞬きも忘れたみたいに、またコクン、とうなずいた。
「近づいてみ。匂い嗅いでごらん」
と颯が促す。
乃蒼が小刻みに二三うなずいて、サンダルを擦りながら、また半歩にじり寄った。肩を張りつめ、膝に両手を突いたまま、遠慮気味に鼻を近づけてみる。その刹那、竿肉がビクン、と跳ね返り、乃蒼の鼻先に当たった。乃蒼はまるでビンタでもされたように、ビクッとなってまた顎を引いた。
「ちゃんと嗅げ」
と、一変して命令口調に指図され、乃蒼が慌てて返事をした。
肉径に乃蒼の鼻息が心地よくあたる。おそらく、この蒸し暑いせいと、我慢汁でさぞ青臭い匂いがたちこめていることであろう。乃蒼が男の匂いに酔っ払ったようにしてうっとりきていた。
「これが、お兄ちゃんの匂いだよ」
乃蒼は、なにか答える代わりに苦笑いした。
「舐めてみる?」
といわれ、颯を遠慮気味に見上げたのち、瞳を閉じてうなずいた。
乃蒼の小さな顔が近づいてくると、鬼頭は兇器めいてでかく見えた。乃蒼のうぶな舌とは対照的であった。乃蒼はとても申し訳なさそうに、それでもせいいっぱい突きだした舌先で、赤黒い鬼頭をチロチロ愛撫しだした。舌を引っ込めるときには、恐る恐る唾液を呑みくだしている。
「アイス舐めるように下から舐めてみて」
颯からそう催促をうけて、両手を膝に突いたまま、乃蒼がそうした。
肉径を下から上へ、そして下から上へ、裏筋の縫い目まで舐めあげては戻り、生真面目なくらい言われたままに舐めあげた。
「そう。もっと舌を使って。乳酸が溜まってきたでしょ。それでいいんだよ」
と、髪を撫でられながら褒められてしまうと、乃蒼の鼻息はとたんに荒くなってしまい、ちぢれ毛に吹きかかった。
「咥えこんでみよっか」
と、颯の注文がどんどん過激になっていく。
乃蒼が怪訝そうに肉径に手をかけた。握っているのか、握っていないのかわからないくらいにそっと。乃蒼の手が添えられたら、肉径のでかさがますます際立つ。一方、乃蒼の手は小さくて細くて、そして深爪であった。
恐る恐る咥える乃蒼のうぶな口が、鬼頭のおおきさにひろげられていく。肉径が奥にはいるにしたがい、乃蒼の顎がたわんでいく。すぐにいっぱいになってしまい苦しそうにあえいだ。
「ああ……あったけえ」
と、颯に撫でられた髪が振るえている。
口のなかで時折歯が当たってしまい、颯もそのたびに尻たぶをキュッとした。それでもさらなる刺戟を求めて腰をくい、と突きだす。
うめきながら眉根をひき絞って、乃蒼が頬をすぼめる。顎まで二重にたわめて一生懸命に頬張りだす。唇が性器みたいに吸いついてくる。肉径を引きずるときには唇がめくりかえっていた。口のなかで粘膜と粘膜が一体となっていくような夢心地であった。
エロ動画を観たことがないといっていたくせに、知っているふうであった。それならばと、颯は、乃蒼の髪を掻きあげてやってからつかみ、奥深く呑みこむまで手伝ってやった。乃蒼がもがいて頭を引き離そうとしても、颯は許さなかった。
不安そうに乃蒼が、颯の太腿をつかんだ。だが、逃げようとすればするほど頭を強く押さえつけられる。すがるように太ももに深爪を立てて、うめく乃蒼の口中から初々しい唾液が肉径を伝っていく。乃蒼がえずくと、口中に圧がかかる。その圧が抜けていくとキュッ、と唇が吸い付いてきた。
乃蒼が苦しめば苦しむだけ、颯は気持よさそうである。肉径から粘っこい涎れまでが垂れてきた。たまらず肉径を吐き出そうとする乃蒼。颯は、乃蒼に呼吸を確保させつつ、頬の粘膜を突いて鬼頭を浮かびあがらせた。
「きもちいいよ。乃蒼」
と褒めてやりながら、ぐいぐい乃蒼の頬をいびつに歪ませる。
乃蒼は無防備なうんこ坐りのまま、眉根を悲愴にひき寄せ、懸命に瞼を閉じ、鼻の下まで伸ばして必死で尽くしている。
颯はまるで王様気分で、足をおおきくくつひろげ、乃蒼の髪の毛を手櫛で掻きあげ、首を傾げて奉仕に励むその顔つきを覗いた。かわいらしい顔をくしゃくしゃにして肉径を呑み込んでいるのを眺めてやると、乃蒼から音色のよいあえぎが洩れていく。
いまでは乃蒼の口中に、その肉径のほとんどが沈みこんでいた。涎れは垂れ袋まで濡らし、こぼれて落ちる滴がタイルに丸い染みとなっている。
「えらいぞ」
ようやく肉径を吐き出すことを、颯が許してやった。
顔をあげた乃蒼の目じりから、涙がこぼれおちてきた。肉径から引きずる糸を羞ずかしがっている。その涎れの糸を手で巻いて切っているのがよけいに颯を昂奮させる。
よしよし、と頭を撫でられた乃蒼は鼻声になって、うん、と返事をした。
「じゃあ。口ま×こしよっか」
と颯がいった。乃蒼は、え!? と、うんこ坐りのままの背中を丸めて、颯を仰ぎ見た。
大股をひらいて肉棒を揺らしにじり寄ってきた颯に、乃蒼がサンダルを擦りながら後じさる。ジリジリ壁際まで追い詰められて、無垢な乃蒼はようやく悟ったようであった。うんこ坐りの乃蒼の足を跨ぐようにして、颯が股間を寄せる。乃蒼にもう逃げるところはない。背中が壁にくっついていた。
「……おにいちゃん……」
と、哀願めいて乃蒼がつぶやく。
てらてらと赤黒く光る肉棒が顔に近づいて、乃蒼の唇が泣き出しそうになった。乃蒼がやめて、とすがるようにして颯の太腿をつかんだ。だが、頭を押さえつけられ、男の力を感じてしまうと、まるで暗示にかかったように口をひらいてさしだした。
「いい子だねえ」
と、颯の体が押しはいっていく。
「こうやって、おま×こに入れるんだよ」
首を小さく横に振る乃蒼に、知ってるくせに、と颯がからかった。腰を好きに振るわれながら、乃蒼の頭が壁に押さえつけられる。
「こっちみてよ」
と、颯。
乃蒼が苦しそうに鼻の穴をひろげて下から見つめた。ふうふう、と少年のように薄いお腹がふいごみたいに動いている。そのお腹にダラダラと粘っこい涎れが垂れていく。
「俺の目をちゃんとみろ」
と、颯が見下ろす。
たったそのひと言で従順になってしまうほど、乃蒼にかかった暗示は深いものであった。肉棒を咥えこんだまま美眉をたわめ、ぐんと色気を増した切れ長の瞳を潤ませて、ただ一点に颯を仰ぎ見つめて離さない。うん、うん、とうめきながら健気なお努めぶりだ。
「よしよし」
と男冥利に酔いしれつつ、一度肉棒を吐き出させ、喉ちんこが見えるまで口をおおきくひらかせた。
「……かわいい……」
颯から、思いがけず涎れがでた。しかも、おにいちゃん気持よくなって、とこれまた健気なところを見せられる。
「おにいちゃんをもっと喜ばせて」
「はい!」
と、乃蒼が顔色を明るくして快い返事で応えた。
乃蒼は、ハァハァ息を荒げながら、教えていないのに音までだしてしゃぶることを覚えた。鬼頭をふくみながら唾をくちゅくちゅさして、泡立てるようなそんな仕草まで。時折、肉棒を吐き出して、自分の涎れで照り輝くその鬼頭を見つめて昂奮している。
「……ここ気持いいですか?」
と、カリの溝に丁寧にベロを這わせ、挑発めいて上目づかいで甘えさえした。
颯はかわいさあまって、もろ手を使い乃蒼の頭を強く撫でつけていた。汗でまとまった乃蒼の髪の毛がくしゃくしゃに乱れていた。小麦色の肌も照り輝いている。ほんのりと生ぬるいフェロモンが立ってきていた。
「奥までいける?」
と催促され、はい、と返事をするその代わりに、おおきくあけた口をさしだす。そのまま口腔のなかに沈んだ肉棒は空いた喉に挟みこまれた。
「おお!」
と、颯から感嘆が洩れる。催促した颯も初めての体験であったからだ。
「……こうですか?……」
と、咥えたまま、乃蒼がもごつく。
「そうだ」
と、颯が圧倒されながら答えた。そして、乃蒼の頭をぐいぐい手繰り寄せる。下腹についた鼻が潰れるまで深く、もっと深くまでと。
ゲフッ、と一度おおきなゲップをしてから、乃蒼がえずいた。そのまま、おおきく息を吸い込み、悲鳴をあげながら肉棒を吐きだした。それでも涙をこぼしながら、颯を見つめて離れない。
「どう?」
と尋ねられ、嫌いじゃないです、といって乃蒼が赤い鼻をすすった。
「俺たち相性がいいってわけだ」
颯がまた頭に手をかけただけで、乃蒼のほうから口をあんぐりひらいた。
「限界までいってみ」
腰をくいと張り、肉棒がみるみる乃蒼の口中深くに沈みこんでいく。鬼頭が喉奥にはいってすぐ挟まってしまう。
「背筋伸ばさねえと、はいんないみたい」
と颯がいって、乃蒼の腕を後ろ手に組ませた。姿勢が凛として正されると、いま颯がうそぶいたように本当にまだ奥まではいりそうだ。
「そのままそのまま。とまってろよ」
と指示され、乃蒼はえずきを我慢して耐えてみせる。
口中では喉奥からこみ上げてくる唾液が粘っこく肉棒に吐きかかっていた。ぬらついた舌がせわしなく肉径を這いずっている。いや、もがいているといったほうが正しいのかもしれない。乃蒼はまつ毛を濡らし、薄目にあけた瞳が白目がかってきていた。颯が目を細めて、
「おいしいでしょ」
といいながら、成長期の胸を弄ぶ。
太く尖った乳首がだいぶ弱いらしく、つねって引っ張ってやると、切羽詰まった目を半月に歪めて眉根を引き攣らせる。
およそ少女とは思えぬ迫力のあるうめき声をあげて、肉棒を咥えた口から涎れを垂れ、たわめた顎に溜まって糸を引きずっていた。顔をここまで汚され、痺れたように乃蒼は恍惚としている。よし、いいぞ、と許されるまで永遠のように感じていたかもしれない。肉棒を口から吐き出すなり、現実に戻ったように嬌声を張りあげた。さっきまで双子の兄と妹のみたいに一緒だった肉棒と口ま×こまで涎れが切れずにたわまっている。
「吸いにこい」
と颯に命じられ、乃蒼が涎れを啜りながら鬼頭にキスをした。
颯はそのご褒美に、乃蒼の顎に溜まった涎れを啜って綺麗に舐めとってやった。それから、おもむろに、涎れで照り輝く肉棒を指でつまみ、
「ここで赤ちゃんの種作ってるんだよ」
といって、金玉袋を見せつけた。
「恥ずかしい……です……」
と、そうなんども言い訳じみた。
「ふたりっきりだからいいでしょ」
といってあげると、どこか観念したように、うん、と、しぶしぶ相づちをうった。
颯は、舌腹で繊毛を伸ばしてやるようにして丁寧に舐めずり、ときには、毛を引っ張ったりして吸いついた。
「たまんねえ……」
甘酸っぱい味がする。炭酸が弾けるような青春の味が。
愛撫をうける乃蒼のほうも、くすぐったさを感じないくらい高まりきっていた。
乃蒼はうつむきつつ、颯の下腹部から目が離せなくなってしまっていた。制服のズボンを押し上げたテントは、乃蒼の頭くらいおおきく張りだしている。乃蒼の視線をくすぐったそうに、ふふ、と颯が嗤った。
しゃぶり尽くした腋をあとに、両腕をさげさせて楽にさせた。ベルトに手をかけると、乃蒼が不安そうにして、颯に横目をやったり、ズボンを一瞥したりして交互に見た。露わになったボクサーブリーフにアソコの造型がありありと浮き出ていた。
乃蒼が、言葉に言い尽くせないような複雑な表情を浮かべる。颯はその顔を見て、さぞ嬉しそうであった。
颯は、無言のうちに乃蒼の肩を促して、足元にしゃがませた。乃蒼が少女らしく、あの無防備なうんこ坐りとなる。
恥ずかしさのあまり、いまにもうつむきそうになりながら、乃蒼が眼前の造型に目を細めた。その漲りの先っぽが滲んでいる。言葉がだせない代わりに、乃蒼の呼吸がだんだん荒くなっていく。なにか言いたげな口がはんびらいていて、肩まで弾ませている。
「脱がして」
と催促すれば、はい……、と声のない返事で乃蒼が答えた。
うんこ坐りのまま、半歩にじり寄った乃蒼が、パンツのゴムに指をかける。いますぐ目の前にある不気味な造型に圧倒されながら、大事そうにパンツを下ろしていった。颯は片足ずつあげて、靴を履いたまま、制服のズボンとパンツを抜き取らせた。そして、朱く充血した男の道具が、乃蒼の前に差しだされた。
鬼頭は赤黒く光沢がでるほど張りつめ、裏筋の縫い目からゴツゴツした二つの瘤肉が乃蒼から見えている。一つ目のような尿道が、まるで乃蒼を威嚇でもするみたいに睨みつけている。―乃蒼は唾を呑んだ。
「どうだ」
と颯が訊いても答えられない。
颯がおもしろがって竿肉をビクン、ビクンと上下させて遊んだ。乃蒼がビクッと顎を引き、切なげに眉間を寄せ、固まったまま吐息を弾ませた。
「動画よりすごい?」
と尋ねられ、竿肉を一点に見つめたまま、コクンと乃蒼がうなずいた。
「君の初体験の男よりも?」
とつづけて訊くと、瞬きも忘れたみたいに、またコクン、とうなずいた。
「近づいてみ。匂い嗅いでごらん」
と颯が促す。
乃蒼が小刻みに二三うなずいて、サンダルを擦りながら、また半歩にじり寄った。肩を張りつめ、膝に両手を突いたまま、遠慮気味に鼻を近づけてみる。その刹那、竿肉がビクン、と跳ね返り、乃蒼の鼻先に当たった。乃蒼はまるでビンタでもされたように、ビクッとなってまた顎を引いた。
「ちゃんと嗅げ」
と、一変して命令口調に指図され、乃蒼が慌てて返事をした。
肉径に乃蒼の鼻息が心地よくあたる。おそらく、この蒸し暑いせいと、我慢汁でさぞ青臭い匂いがたちこめていることであろう。乃蒼が男の匂いに酔っ払ったようにしてうっとりきていた。
「これが、お兄ちゃんの匂いだよ」
乃蒼は、なにか答える代わりに苦笑いした。
「舐めてみる?」
といわれ、颯を遠慮気味に見上げたのち、瞳を閉じてうなずいた。
乃蒼の小さな顔が近づいてくると、鬼頭は兇器めいてでかく見えた。乃蒼のうぶな舌とは対照的であった。乃蒼はとても申し訳なさそうに、それでもせいいっぱい突きだした舌先で、赤黒い鬼頭をチロチロ愛撫しだした。舌を引っ込めるときには、恐る恐る唾液を呑みくだしている。
「アイス舐めるように下から舐めてみて」
颯からそう催促をうけて、両手を膝に突いたまま、乃蒼がそうした。
肉径を下から上へ、そして下から上へ、裏筋の縫い目まで舐めあげては戻り、生真面目なくらい言われたままに舐めあげた。
「そう。もっと舌を使って。乳酸が溜まってきたでしょ。それでいいんだよ」
と、髪を撫でられながら褒められてしまうと、乃蒼の鼻息はとたんに荒くなってしまい、ちぢれ毛に吹きかかった。
「咥えこんでみよっか」
と、颯の注文がどんどん過激になっていく。
乃蒼が怪訝そうに肉径に手をかけた。握っているのか、握っていないのかわからないくらいにそっと。乃蒼の手が添えられたら、肉径のでかさがますます際立つ。一方、乃蒼の手は小さくて細くて、そして深爪であった。
恐る恐る咥える乃蒼のうぶな口が、鬼頭のおおきさにひろげられていく。肉径が奥にはいるにしたがい、乃蒼の顎がたわんでいく。すぐにいっぱいになってしまい苦しそうにあえいだ。
「ああ……あったけえ」
と、颯に撫でられた髪が振るえている。
口のなかで時折歯が当たってしまい、颯もそのたびに尻たぶをキュッとした。それでもさらなる刺戟を求めて腰をくい、と突きだす。
うめきながら眉根をひき絞って、乃蒼が頬をすぼめる。顎まで二重にたわめて一生懸命に頬張りだす。唇が性器みたいに吸いついてくる。肉径を引きずるときには唇がめくりかえっていた。口のなかで粘膜と粘膜が一体となっていくような夢心地であった。
エロ動画を観たことがないといっていたくせに、知っているふうであった。それならばと、颯は、乃蒼の髪を掻きあげてやってからつかみ、奥深く呑みこむまで手伝ってやった。乃蒼がもがいて頭を引き離そうとしても、颯は許さなかった。
不安そうに乃蒼が、颯の太腿をつかんだ。だが、逃げようとすればするほど頭を強く押さえつけられる。すがるように太ももに深爪を立てて、うめく乃蒼の口中から初々しい唾液が肉径を伝っていく。乃蒼がえずくと、口中に圧がかかる。その圧が抜けていくとキュッ、と唇が吸い付いてきた。
乃蒼が苦しめば苦しむだけ、颯は気持よさそうである。肉径から粘っこい涎れまでが垂れてきた。たまらず肉径を吐き出そうとする乃蒼。颯は、乃蒼に呼吸を確保させつつ、頬の粘膜を突いて鬼頭を浮かびあがらせた。
「きもちいいよ。乃蒼」
と褒めてやりながら、ぐいぐい乃蒼の頬をいびつに歪ませる。
乃蒼は無防備なうんこ坐りのまま、眉根を悲愴にひき寄せ、懸命に瞼を閉じ、鼻の下まで伸ばして必死で尽くしている。
颯はまるで王様気分で、足をおおきくくつひろげ、乃蒼の髪の毛を手櫛で掻きあげ、首を傾げて奉仕に励むその顔つきを覗いた。かわいらしい顔をくしゃくしゃにして肉径を呑み込んでいるのを眺めてやると、乃蒼から音色のよいあえぎが洩れていく。
いまでは乃蒼の口中に、その肉径のほとんどが沈みこんでいた。涎れは垂れ袋まで濡らし、こぼれて落ちる滴がタイルに丸い染みとなっている。
「えらいぞ」
ようやく肉径を吐き出すことを、颯が許してやった。
顔をあげた乃蒼の目じりから、涙がこぼれおちてきた。肉径から引きずる糸を羞ずかしがっている。その涎れの糸を手で巻いて切っているのがよけいに颯を昂奮させる。
よしよし、と頭を撫でられた乃蒼は鼻声になって、うん、と返事をした。
「じゃあ。口ま×こしよっか」
と颯がいった。乃蒼は、え!? と、うんこ坐りのままの背中を丸めて、颯を仰ぎ見た。
大股をひらいて肉棒を揺らしにじり寄ってきた颯に、乃蒼がサンダルを擦りながら後じさる。ジリジリ壁際まで追い詰められて、無垢な乃蒼はようやく悟ったようであった。うんこ坐りの乃蒼の足を跨ぐようにして、颯が股間を寄せる。乃蒼にもう逃げるところはない。背中が壁にくっついていた。
「……おにいちゃん……」
と、哀願めいて乃蒼がつぶやく。
てらてらと赤黒く光る肉棒が顔に近づいて、乃蒼の唇が泣き出しそうになった。乃蒼がやめて、とすがるようにして颯の太腿をつかんだ。だが、頭を押さえつけられ、男の力を感じてしまうと、まるで暗示にかかったように口をひらいてさしだした。
「いい子だねえ」
と、颯の体が押しはいっていく。
「こうやって、おま×こに入れるんだよ」
首を小さく横に振る乃蒼に、知ってるくせに、と颯がからかった。腰を好きに振るわれながら、乃蒼の頭が壁に押さえつけられる。
「こっちみてよ」
と、颯。
乃蒼が苦しそうに鼻の穴をひろげて下から見つめた。ふうふう、と少年のように薄いお腹がふいごみたいに動いている。そのお腹にダラダラと粘っこい涎れが垂れていく。
「俺の目をちゃんとみろ」
と、颯が見下ろす。
たったそのひと言で従順になってしまうほど、乃蒼にかかった暗示は深いものであった。肉棒を咥えこんだまま美眉をたわめ、ぐんと色気を増した切れ長の瞳を潤ませて、ただ一点に颯を仰ぎ見つめて離さない。うん、うん、とうめきながら健気なお努めぶりだ。
「よしよし」
と男冥利に酔いしれつつ、一度肉棒を吐き出させ、喉ちんこが見えるまで口をおおきくひらかせた。
「……かわいい……」
颯から、思いがけず涎れがでた。しかも、おにいちゃん気持よくなって、とこれまた健気なところを見せられる。
「おにいちゃんをもっと喜ばせて」
「はい!」
と、乃蒼が顔色を明るくして快い返事で応えた。
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「……ここ気持いいですか?」
と、カリの溝に丁寧にベロを這わせ、挑発めいて上目づかいで甘えさえした。
颯はかわいさあまって、もろ手を使い乃蒼の頭を強く撫でつけていた。汗でまとまった乃蒼の髪の毛がくしゃくしゃに乱れていた。小麦色の肌も照り輝いている。ほんのりと生ぬるいフェロモンが立ってきていた。
「奥までいける?」
と催促され、はい、と返事をするその代わりに、おおきくあけた口をさしだす。そのまま口腔のなかに沈んだ肉棒は空いた喉に挟みこまれた。
「おお!」
と、颯から感嘆が洩れる。催促した颯も初めての体験であったからだ。
「……こうですか?……」
と、咥えたまま、乃蒼がもごつく。
「そうだ」
と、颯が圧倒されながら答えた。そして、乃蒼の頭をぐいぐい手繰り寄せる。下腹についた鼻が潰れるまで深く、もっと深くまでと。
ゲフッ、と一度おおきなゲップをしてから、乃蒼がえずいた。そのまま、おおきく息を吸い込み、悲鳴をあげながら肉棒を吐きだした。それでも涙をこぼしながら、颯を見つめて離れない。
「どう?」
と尋ねられ、嫌いじゃないです、といって乃蒼が赤い鼻をすすった。
「俺たち相性がいいってわけだ」
颯がまた頭に手をかけただけで、乃蒼のほうから口をあんぐりひらいた。
「限界までいってみ」
腰をくいと張り、肉棒がみるみる乃蒼の口中深くに沈みこんでいく。鬼頭が喉奥にはいってすぐ挟まってしまう。
「背筋伸ばさねえと、はいんないみたい」
と颯がいって、乃蒼の腕を後ろ手に組ませた。姿勢が凛として正されると、いま颯がうそぶいたように本当にまだ奥まではいりそうだ。
「そのままそのまま。とまってろよ」
と指示され、乃蒼はえずきを我慢して耐えてみせる。
口中では喉奥からこみ上げてくる唾液が粘っこく肉棒に吐きかかっていた。ぬらついた舌がせわしなく肉径を這いずっている。いや、もがいているといったほうが正しいのかもしれない。乃蒼はまつ毛を濡らし、薄目にあけた瞳が白目がかってきていた。颯が目を細めて、
「おいしいでしょ」
といいながら、成長期の胸を弄ぶ。
太く尖った乳首がだいぶ弱いらしく、つねって引っ張ってやると、切羽詰まった目を半月に歪めて眉根を引き攣らせる。
およそ少女とは思えぬ迫力のあるうめき声をあげて、肉棒を咥えた口から涎れを垂れ、たわめた顎に溜まって糸を引きずっていた。顔をここまで汚され、痺れたように乃蒼は恍惚としている。よし、いいぞ、と許されるまで永遠のように感じていたかもしれない。肉棒を口から吐き出すなり、現実に戻ったように嬌声を張りあげた。さっきまで双子の兄と妹のみたいに一緒だった肉棒と口ま×こまで涎れが切れずにたわまっている。
「吸いにこい」
と颯に命じられ、乃蒼が涎れを啜りながら鬼頭にキスをした。
颯はそのご褒美に、乃蒼の顎に溜まった涎れを啜って綺麗に舐めとってやった。それから、おもむろに、涎れで照り輝く肉棒を指でつまみ、
「ここで赤ちゃんの種作ってるんだよ」
といって、金玉袋を見せつけた。
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しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

先輩に退部を命じられた僕を励ましてくれたアイドル級美少女の後輩マネージャーを成り行きで家に上げたら、なぜかその後も入り浸るようになった件
桜 偉村
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別にいいんじゃないんですか? 上手くならなくても——。
後輩マネージャーのその一言が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
だから、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると思っていたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。
しかし、そこに香奈が現れる。
成り行きで香奈を家に上げた巧だが、なぜか彼女はその後も彼の家を訪れるようになって——。
「これは警告だよ」
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甘酸っぱくて、爽やかで、焦れったくて、クスッと笑えて……
オレンジジュース(のような青春)が好きな人必見の現代ラブコメ、ここに開幕!
※これより下では今後のストーリーの大まかな流れについて記載しています。
「話のなんとなくの流れや雰囲気を抑えておきたい」「ざまぁ展開がいつになるのか知りたい!」という方のみご一読ください。
【今後の大まかな流れ】
第1話、第2話でざまぁの伏線が作られます。
第1話はざまぁへの伏線というよりはラブコメ要素が強いので、「早くざまぁ展開見たい!」という方はサラッと読んでいただいて構いません!
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また、特に第4話からは基本的にラブコメ展開が続きます。シリアス展開はないので、ほっこりしつつ甘さも補充できます!
※最初のざまぁが行われた後も基本はラブコメしつつ、ちょくちょくざまぁ要素も入れていこうかなと思っています。
少しでも「面白いな」「続きが気になる」と思った方は、ざっと内容を把握しつつ第20話、いえ第2話くらいまでお読みいただけると嬉しいです!
※基本は一途ですが、メインヒロイン以外との絡みも多少あります。
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
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