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PARK What do you wanna do.
【1】
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その公園のグラウンドには草野球を楽しむためのマウンドがあって、一方にはサッカーゴールが設置してある。競技の違う試合を同時に行うことができるほど広々としていた。
グラウンドの外周は舗装がしてあって、ウォーキングを楽しむ帽子を深くかぶった年配のご婦人がちらほら見られる。この他にも愛犬を散歩する中年男性がいたり、また舗装の一角にはバスケットコートがひとつ設置してあって小麦色に日焼けした少女が三人、黄色い声を張り上げて遊んでいた。そして彼女たちから三十メートルほど離れたところに、屋根付きのちょっとした休憩所があって、そのベンチで高校生の男女が一組肩をならべて話している。
公園の駐車場からは背広を着た営業マンが車の傍でたばこを吸いながら、ウォーキングをしている人たちを遠目で眺めたりしている。
外周の舗装を挟んだ向こうには遊具があって、子ども連れのママさんが二組遊んでいた。この遊具の反対側には、さきほどの営業マンがいる駐車場を挟んで市営球場があり、その隣接に八面のテニスコートがあった。土日には草野球で込み合う公園も、きょうのような平日の夕方には人影がまばらであった。
休憩所のベンチに座る颯は一方的にしゃべっていた。まな美の体に触れるその手つきから、二人の仲は親密にみえた。お互いの制服は違っていて、まな美のほうが進学校の制服で、一方の颯は工業高校の制服であった。馴れ馴れしく肩を抱こうとする颯をしきりにこばむまな美の姿があった。両手を颯のほうに突きだして、
「ちょっと待って待って」
と体から引き離そうとしている。
「なんで……好きな奴できたんだろ?」
「そんなんじゃないから」
「おなじガッコの奴か?」
「ちがうから」
「じゃあキスして」
「やだ」
と、いわれた颯が尻をもじつかせてぐいぐい距離を詰めた。
「……一回だけ、ね? 一回だけ」
と懇願しても、まな美の態度は変わらない。すると、颯はため息をついて、まな美から顔をそむけた。
「え!? なになに!」
まな美が、尻を弾ませて声を荒げた。颯の手がスカートのなかに滑りこもうとしていたからである。
「ちょ……やめてよ……」
と腕をつかまれ拒まれれば、颯は股ぐらにその顔を埋めだした。
「やめてったら」
「あと十秒だけ」
「誰かにみられるよ」
まな美が顔をあげて辺りをうかがった。
「みられたほうが燃えなくない?」
「キモいんだけど」
「ああ……もっといっていって……興奮する」
「なにそれ」
「いいからー。いっていって」
「もうほんとキモいんだってば!!」
颯の髪をくしゃくしゃに押さえて、まな美が身をよじった。バスケットをしていた少女たちが手をとめてこちらを見ている。
「ってか、きもちいいんだろ?」
「ちょっとっ!」
颯の腕がスカートのなかにもぐりこんだ。なかでいたずらしてくる手をまな美の太ももが挟みこむ。
「ほんっといい加減にしてぇ……」
颯の腕をつかんで懸命に引き離そうとするが、力負けしてビクともしない。
「やめてったら……」
「キスさせてくれないのが悪いんだ……」
と、声を詰まらせる颯のズボンがテントを張っていた。骨太な腕を両手で握りしめるまな美から吐息が乱れていく。
「……一回だけって約束してくれる?」
肩をこわばらせて、まな美がいった。うん、と返事をした颯に、ほんと約束だよ、とまな美がもう一度念を押した。
「わかったよ」
とキスをしようとした颯に、
「その前に腕どかして」
まな美がつかんでいる腕を揺すりながらいった。
イラつきながら、颯はスカートのなかから腕を抜いた。その代わり今度は両手でまな美の肩をきつく抱いた。
颯が唇を寄せていくと、まな美はそっと顔をあげて目を閉じた。唇が触れ合ううち、まな美は眉根を引き寄せてうめいた。口は真一文字に閉じられたままで、これをこじ開けようとする颯の舌先が硬く尖っていく。鼻息を荒げてもなお、まな美は頑なにこばんだ。それでも颯が唇を離すことはない。重なり合う唇が離れない限り、一回は一回だと思っているのだろう。
とうとう舌を入れることを諦めた颯は、まな美の唇を吸いはじめた。まな美のうぶな唇はすっぽりと颯の口におさまり、上唇も下唇も舌で舐めずられながら吸われていく。まな美は時折、薄目を開けながら、胸もとで両手をばたつかせて耐えた。―と、バスケットコートから、少女たちの笑い声が聞こえてきた。
「……もうおわり!」
胸もとでばたついていた手が颯を押しのけた。それでもまだキスをしようとしてきた颯に向かって、
「一回っていったじゃん!」
というなり、
「おまえが押したんだろ!」
とすぐに買い言葉がかえってくる。
「なあ。いいだろ」
と颯の腕がまたスカートのなかにはいりこんだ。
「触んないで!!」
語尾を強めて、まな美が払いのけた。
「んっもう! やめってよぉ!!」
くっついていた体がお尻一個ぶん離れた。まな美がバスケットコートを一瞥すると、あの少女たちはそこはかとなくまだこちらをうかがっていた。
「……ねえ、怒った? 怒ってるの?」
と訊かれても、まな美はシカトした。時折聞こえてくるバスケットコートからの笑い声にだけ敏感に肩をこわばらせている。
諦めきれない颯は、張っているズボンのテントをシゴいて、
「ねえ見て、見て」
としつこくいった。まな美にシカトをつづけられても、颯はやめなかった。
「も一回だけキスさせて。チュって軽くするだけだから」
「ほんとやめてください」
まな美が、他人行儀で敬語になった。
「じゃあおっぱいだけ触っていい?」
と腕を伸ばしたとたん、逃げるようにしてまな美が立ち上がった。
「ごめん。宿題があるから」
「なんだよ宿題くらい」
と、呆気にとられたように颯はいってこうつづけた。「勉強するほうがキモくね?」
まな美はまな美で、いまの颯のその言葉に対し、呆気にとられたようであった。
「あたし、真剣に将来を考えてますので」
「ンだよ! ガリ勉!」
「工業高校って将来のこと話し合ったりしないんですか?」
「するよ。俺バンドやるし」
「……じゃなくって。夢を聞いてるんじゃなくて」
「しねえよ。バカくせえ!」
「……そうですか」
と、探るような目つきで、まな美が睨みつけている。
「なあ。おっぱいだけ触らせて? ちょっとだけでいいから」
まな美から返事はなかった。
「なあ! 俺たち付き合ってんだろ!」
「きょうで別れさせてください。お願いします」
と、唐突にまな美が深々と頭をさげた。
驚いたのは颯であった。返す言葉がないようであった。
まな美は、颯をはっきりと見てからこういった。
「いままでありがとうございました」
颯から言葉がないことをみてとってから、こうもつづけた。「最後のお願いです。これからあたしを見かけても声をかけないでください。どうかお願いします」と。
そして、失礼します、ともう一度頭をさげていうと、うつむいたまな美はバスケットコートとは反対側に走っていった。
颯はその後ろ姿を見送った空白のあとで、いままでまな美が座っていたベンチをそっと触った。
「ああ! くそっ!」
その声はバスケットコートの少女たちにもはっきり聞こえるものであった。
グラウンドの外周は舗装がしてあって、ウォーキングを楽しむ帽子を深くかぶった年配のご婦人がちらほら見られる。この他にも愛犬を散歩する中年男性がいたり、また舗装の一角にはバスケットコートがひとつ設置してあって小麦色に日焼けした少女が三人、黄色い声を張り上げて遊んでいた。そして彼女たちから三十メートルほど離れたところに、屋根付きのちょっとした休憩所があって、そのベンチで高校生の男女が一組肩をならべて話している。
公園の駐車場からは背広を着た営業マンが車の傍でたばこを吸いながら、ウォーキングをしている人たちを遠目で眺めたりしている。
外周の舗装を挟んだ向こうには遊具があって、子ども連れのママさんが二組遊んでいた。この遊具の反対側には、さきほどの営業マンがいる駐車場を挟んで市営球場があり、その隣接に八面のテニスコートがあった。土日には草野球で込み合う公園も、きょうのような平日の夕方には人影がまばらであった。
休憩所のベンチに座る颯は一方的にしゃべっていた。まな美の体に触れるその手つきから、二人の仲は親密にみえた。お互いの制服は違っていて、まな美のほうが進学校の制服で、一方の颯は工業高校の制服であった。馴れ馴れしく肩を抱こうとする颯をしきりにこばむまな美の姿があった。両手を颯のほうに突きだして、
「ちょっと待って待って」
と体から引き離そうとしている。
「なんで……好きな奴できたんだろ?」
「そんなんじゃないから」
「おなじガッコの奴か?」
「ちがうから」
「じゃあキスして」
「やだ」
と、いわれた颯が尻をもじつかせてぐいぐい距離を詰めた。
「……一回だけ、ね? 一回だけ」
と懇願しても、まな美の態度は変わらない。すると、颯はため息をついて、まな美から顔をそむけた。
「え!? なになに!」
まな美が、尻を弾ませて声を荒げた。颯の手がスカートのなかに滑りこもうとしていたからである。
「ちょ……やめてよ……」
と腕をつかまれ拒まれれば、颯は股ぐらにその顔を埋めだした。
「やめてったら」
「あと十秒だけ」
「誰かにみられるよ」
まな美が顔をあげて辺りをうかがった。
「みられたほうが燃えなくない?」
「キモいんだけど」
「ああ……もっといっていって……興奮する」
「なにそれ」
「いいからー。いっていって」
「もうほんとキモいんだってば!!」
颯の髪をくしゃくしゃに押さえて、まな美が身をよじった。バスケットをしていた少女たちが手をとめてこちらを見ている。
「ってか、きもちいいんだろ?」
「ちょっとっ!」
颯の腕がスカートのなかにもぐりこんだ。なかでいたずらしてくる手をまな美の太ももが挟みこむ。
「ほんっといい加減にしてぇ……」
颯の腕をつかんで懸命に引き離そうとするが、力負けしてビクともしない。
「やめてったら……」
「キスさせてくれないのが悪いんだ……」
と、声を詰まらせる颯のズボンがテントを張っていた。骨太な腕を両手で握りしめるまな美から吐息が乱れていく。
「……一回だけって約束してくれる?」
肩をこわばらせて、まな美がいった。うん、と返事をした颯に、ほんと約束だよ、とまな美がもう一度念を押した。
「わかったよ」
とキスをしようとした颯に、
「その前に腕どかして」
まな美がつかんでいる腕を揺すりながらいった。
イラつきながら、颯はスカートのなかから腕を抜いた。その代わり今度は両手でまな美の肩をきつく抱いた。
颯が唇を寄せていくと、まな美はそっと顔をあげて目を閉じた。唇が触れ合ううち、まな美は眉根を引き寄せてうめいた。口は真一文字に閉じられたままで、これをこじ開けようとする颯の舌先が硬く尖っていく。鼻息を荒げてもなお、まな美は頑なにこばんだ。それでも颯が唇を離すことはない。重なり合う唇が離れない限り、一回は一回だと思っているのだろう。
とうとう舌を入れることを諦めた颯は、まな美の唇を吸いはじめた。まな美のうぶな唇はすっぽりと颯の口におさまり、上唇も下唇も舌で舐めずられながら吸われていく。まな美は時折、薄目を開けながら、胸もとで両手をばたつかせて耐えた。―と、バスケットコートから、少女たちの笑い声が聞こえてきた。
「……もうおわり!」
胸もとでばたついていた手が颯を押しのけた。それでもまだキスをしようとしてきた颯に向かって、
「一回っていったじゃん!」
というなり、
「おまえが押したんだろ!」
とすぐに買い言葉がかえってくる。
「なあ。いいだろ」
と颯の腕がまたスカートのなかにはいりこんだ。
「触んないで!!」
語尾を強めて、まな美が払いのけた。
「んっもう! やめってよぉ!!」
くっついていた体がお尻一個ぶん離れた。まな美がバスケットコートを一瞥すると、あの少女たちはそこはかとなくまだこちらをうかがっていた。
「……ねえ、怒った? 怒ってるの?」
と訊かれても、まな美はシカトした。時折聞こえてくるバスケットコートからの笑い声にだけ敏感に肩をこわばらせている。
諦めきれない颯は、張っているズボンのテントをシゴいて、
「ねえ見て、見て」
としつこくいった。まな美にシカトをつづけられても、颯はやめなかった。
「も一回だけキスさせて。チュって軽くするだけだから」
「ほんとやめてください」
まな美が、他人行儀で敬語になった。
「じゃあおっぱいだけ触っていい?」
と腕を伸ばしたとたん、逃げるようにしてまな美が立ち上がった。
「ごめん。宿題があるから」
「なんだよ宿題くらい」
と、呆気にとられたように颯はいってこうつづけた。「勉強するほうがキモくね?」
まな美はまな美で、いまの颯のその言葉に対し、呆気にとられたようであった。
「あたし、真剣に将来を考えてますので」
「ンだよ! ガリ勉!」
「工業高校って将来のこと話し合ったりしないんですか?」
「するよ。俺バンドやるし」
「……じゃなくって。夢を聞いてるんじゃなくて」
「しねえよ。バカくせえ!」
「……そうですか」
と、探るような目つきで、まな美が睨みつけている。
「なあ。おっぱいだけ触らせて? ちょっとだけでいいから」
まな美から返事はなかった。
「なあ! 俺たち付き合ってんだろ!」
「きょうで別れさせてください。お願いします」
と、唐突にまな美が深々と頭をさげた。
驚いたのは颯であった。返す言葉がないようであった。
まな美は、颯をはっきりと見てからこういった。
「いままでありがとうございました」
颯から言葉がないことをみてとってから、こうもつづけた。「最後のお願いです。これからあたしを見かけても声をかけないでください。どうかお願いします」と。
そして、失礼します、ともう一度頭をさげていうと、うつむいたまな美はバスケットコートとは反対側に走っていった。
颯はその後ろ姿を見送った空白のあとで、いままでまな美が座っていたベンチをそっと触った。
「ああ! くそっ!」
その声はバスケットコートの少女たちにもはっきり聞こえるものであった。
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