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しおりを挟む先輩の家に着くと、急いで作り始めることにした。
「俺にも手伝えることある?」
突然声をかけられたのでびっくりした。
先輩にもできそうなこと…
正直先輩がどの程度料理が出来るのか分からないから、とりあえず玉ねぎのみじん切りをお願いした。
5分後先輩の手元を見るとまだ5分の1も進んでないことに気づいた。
「先輩もしかして…料理苦手ですか?」
「もしかしなくてもそうだよ」
苦笑しながら答えると、はいっとお願いした玉ねぎを渡してきた。
「先輩は向こうで待っててください!」
先輩と一緒に作っていたら何時になるかわかんないので、向こうに行ってもらうことにした。
急いで作り上げるとまぁすぐ出来た。
「先輩ー!出来ましたよ!」
先輩を呼びに部屋に入ると、寝ていた。
「起きてくださいー!」
反応がない。
まぁ机の上に置いておけば大丈夫か。
「じゃあ帰りますね?」
返事がないので帰ることにした。
鍵を開けると、ガチャっと音が鳴って
先輩が起きてこないかと焦った。がしかし、物音ひとつしない。
ドアを開け、1歩踏み出した時だった。
「おい、勝手に帰ろうとするなよ」
えっ?先輩寝てたんじゃ…?
「だだ漏れだぞ?」
「えっ?あ…」
「それに寝てたけど、余裕で遼の声聞こえたし」
あ、そうなんですね
「てか、そろそろ手離してもらっていいですか?」
先輩に強く腕を掴まれていて、動けない。
「嫌だ」
嫌だと言われても…
「で、でも先輩、俺明日も練習あるんで…」
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