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かたおかの行方
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あきらは恐怖感でひたすらに走った。
携帯を用いようやく駅に着いた。
時刻は22時30分。
終電ギリギリだった。
「おやおや、大丈夫かい?あきらくん?」
懐かしい声が聞こえた。
そう、おばあちゃんだ。
「なんでおばあちゃんここにいるの?」
不思議そうに問う。
「なんでって酷いねぇ笑一緒に買い物に行く来たんじゃないの。」
おかしい、さっき村に行った記憶はあるのになんでだ…。
と、あきらは感じた。
「あきらー!学校よ!早く起きなさい!」
次はお母さんの声がした。
「次から次へとなんなんだ!俺は駅に着いたばっかだぞ!」
と、大声を出すと。
「何バカなこと言ってるの?あんた家のベッドで普通に寝てるわよ。」
冷たい視線を感じた。
あきらはここでこう思った。
「さっきのは夢か!確かにあんな村があるはずない!笑」
と、安堵の表情を浮かべた。
朝食を食べいつも通りかたおかのお迎えを待っていると。
「あんた早く行きなさいよ!遅刻するよ!」
と、言われた。
「かたおかと一緒に行くからまだ大丈夫~」
と、言うと
「誰?かたおかって?あなたいつも1人で学校行ってるじゃないの。バカなこと言わないでさっさとお行き!」
あきらはまさか。と思った。
「え、かたおかって人知らんの?」
と、問うと
「知らない知らない!ほら、行きなさい!」
あきらは気付いた。かたおかと言う存在が消失していることに。
あきらは真相を確かめようと学校をサボりもう一度あの場所に行ってみた。
もう興味本位で中には入らず遠くから見るということを決意し。
するとあの村は実在した。
「やっぱり会ったんだ。夢じゃなかったんだ。」
つまり、家のベッドにいたのは疲れすぎて帰ってきた記憶が無くなっていたのだ。
入り口に近づいてみると。
「ようこそいらっしゃいましたはのみな村へ。楽しんで行ってくださいね。いっひっひ。」
その入り口の人の顔を見ると、かたおかであった。顔はやつれ、目は洗脳されているかのような目だった。
絶望しながらも何も言わずにあきらは帰った。
つまり、あの村に入り捕まると、洗脳されてしまうことが分かった。
それ以来あきらは都市伝説の動画を見ることはなくなったと言う。
この物語を信じるか信じないかはあなた次第です。
~完~
携帯を用いようやく駅に着いた。
時刻は22時30分。
終電ギリギリだった。
「おやおや、大丈夫かい?あきらくん?」
懐かしい声が聞こえた。
そう、おばあちゃんだ。
「なんでおばあちゃんここにいるの?」
不思議そうに問う。
「なんでって酷いねぇ笑一緒に買い物に行く来たんじゃないの。」
おかしい、さっき村に行った記憶はあるのになんでだ…。
と、あきらは感じた。
「あきらー!学校よ!早く起きなさい!」
次はお母さんの声がした。
「次から次へとなんなんだ!俺は駅に着いたばっかだぞ!」
と、大声を出すと。
「何バカなこと言ってるの?あんた家のベッドで普通に寝てるわよ。」
冷たい視線を感じた。
あきらはここでこう思った。
「さっきのは夢か!確かにあんな村があるはずない!笑」
と、安堵の表情を浮かべた。
朝食を食べいつも通りかたおかのお迎えを待っていると。
「あんた早く行きなさいよ!遅刻するよ!」
と、言われた。
「かたおかと一緒に行くからまだ大丈夫~」
と、言うと
「誰?かたおかって?あなたいつも1人で学校行ってるじゃないの。バカなこと言わないでさっさとお行き!」
あきらはまさか。と思った。
「え、かたおかって人知らんの?」
と、問うと
「知らない知らない!ほら、行きなさい!」
あきらは気付いた。かたおかと言う存在が消失していることに。
あきらは真相を確かめようと学校をサボりもう一度あの場所に行ってみた。
もう興味本位で中には入らず遠くから見るということを決意し。
するとあの村は実在した。
「やっぱり会ったんだ。夢じゃなかったんだ。」
つまり、家のベッドにいたのは疲れすぎて帰ってきた記憶が無くなっていたのだ。
入り口に近づいてみると。
「ようこそいらっしゃいましたはのみな村へ。楽しんで行ってくださいね。いっひっひ。」
その入り口の人の顔を見ると、かたおかであった。顔はやつれ、目は洗脳されているかのような目だった。
絶望しながらも何も言わずにあきらは帰った。
つまり、あの村に入り捕まると、洗脳されてしまうことが分かった。
それ以来あきらは都市伝説の動画を見ることはなくなったと言う。
この物語を信じるか信じないかはあなた次第です。
~完~
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