人生の天気の転機。

夢幻旬

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人生の天気の転機。

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 あなたの人生の天気は何から始まりましたか?
 
 いじめられていたから雨だったり、特に何もなくかもなく不可もなくだったから曇りだったり、周りに恵まれていて何不自由なく楽しく過ごせたから晴れだったりと色々な天気がこの世の中にはあると思います。
 
 私の場合小学生くらいの頃を覚えているので人生の始まりを小学生とします。
 
 私の小学生時代は周りの環境に恵まれ身長が小さかったためかみんなが私を守ってくれるというとても安全な日々を過ごしていました。

 このことより私の人生の始まりは晴れと言えるでしょう。

 しかしながら、中学一年生の時のことです。

 私はいじる側の人間になっていたためいつも誰かを対象に友達といじっていました。

 私はその時仲の良かった親友でさえもいじる対象として見るようになっていました。

 夏休みも終わり中学一年生の後期に差し掛かった頃、親友のお母さんから電話が来ました。

 私は親友のお母さんとも仲が良かったため電話番号を持っていました。

 「最近息子が泣いて帰って来るからなんかあった?って聞くとあなたからいじめられるって言ってるんだけどどういうこと?」という内容の電話でした。

 これが人生の天気の転機でした。

 私は反省し親友謝り許してもらえました。

 しかし、罪悪感で友達をいじるということが出来なくなった私はいじる以外のコミュニケーション方法が分からなくなっていたため中学卒業までずっと男子とはほぼ話せなくなっていました。

 女子とは小学生の頃から女子に囲まれていた環境だったので何を話せばいいのかは分かっていたため何不自由なく話せていました。

 このことから私にとって中学一年生後期から中学卒業までの天気は雨でした。

 しかし、勘違いして欲しくないのはこの親友のせいでなったとかではありません。

 この親友には、自分がこれからいきていく上で嫌われないという術を早くに教わったと思っているため感謝しています。

 今でも親友とはたくさん遊び笑顔の絶えない友達です。

 高校に入り、私はまだ男子と話すには抵抗がありました。

 高校は心機一転しようと中学の人が誰も受けていない高校に進学しました。

 案の定なかなか話せずじまいで時が経っていきました。

 しかし、私もこのままではいけないと思い勇気を振り絞り男子に声を掛けました。

 その人はとても優しく温厚な人ですぐ友達になってくれました。

 そこから輪が広がり高校三年生になる頃には恋愛も友情も経験でき、高校はとても楽しく過ごせました。

 ここで私の人生の天気は晴れに近づいたのです。

 そして大学に入学しました。

 大学に行くと本当に個性的な人ばかりで面白いなと思う毎日が続きます。

 しかし中には暴言を吐く人もいるわけで、昔はこうだったんだなと思いそういう人とは関わらないようにいきています。

 大学に入って天気が変わったと思うのは大学二年生の時に出会った友達が本当に面白い友達で、ツッコミがうまく相手を敬い暴言など一切はかないという自分が目指すべき人だと感じました。

 以来、私は無意識にその人の言動を真似するようになっていました。

 すると、トークを広げることがうまくなりました。

 トークを広げられると一生話していられるのです。

 女の子ともサシで食べに行く機会が増えとても楽しい人生を送っていると感じています。

 このことから自分の人生の天気はずっと快晴です。

 

 どこで変わるか分からない人生の天気。

 みなさんも過去を思い出しどこで天気が悪くなったのか、良くなったのかを考えると以降やってはいけない事ややるべき事が分かってくると思います。

 これを読み、考えるきっかけが作れていたら幸いです。

 
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