スメルスケープ 〜幻想珈琲香〜

市瀬まち

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9 リツコ(4)

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「もう何十年もの間、一度も、誰にも話さなかった。……角尾さん、かつてこの子をわたしの名で呼んだ方のことを、もう一度聞かせてもらえる?」
 リツコさんは玉寄さんを示し、俺に訊いた。
「あの、もうずいぶん前のことですし、ほんの少し見ただけなので、本当に玉寄さんにお伝えしたことぐらいしか言えないのですが、……穏やかな表情をされた、品のよい感じの方、です」
「いいのよ、それだけで。ありがとう。……そう、穏やかな表情をなさっていたのね」
「――はい。玉寄さんを〝リツコ〟と呼ばれた瞬間以外は」
「おばあちゃん、知っている方? この間も、この話をした途端に、ここへ来たいと言ったよね?」
 そうだったのか。だから今日、リツコさんは来店した。もしかして、ハナオにはこれが予測できたからこそ、あんなに怒ったのか。
「えぇ。いいえ、そうね、知っているかもしれない。その人が彼なのかはわからないわ。そうならいいと思うけれど。――人を、待っているの。もうずっと、……ずっと」
 リツコさんは、再びコーヒーを一口飲む。まるで勇気をもらいたいと言うかのように。そしてそのまま、ソーサーに置いたカップを両手ではさみ、ただじっと見つめる。
「リツコ、ゆっくりでいい。もう、ずっと昔の話になるね。きみはまだ若い娘だった」
 ハナオが労わるように言った。それに呼応するように、リツコさんが小さく息をつく。
「もう、何年前になるのかしら。七十五年……七十七年? わたしが十六歳の頃のことよ。わたしはまだ女学生で、教師になりたかった」
 リツコさんは、孫娘の顔に昔日を見出そうとするように、玉寄さんに微笑みかけた。
「たしかに、少しだけあなたに似ていたかもしれないわね。でも、もっと幼く、世間知らずだった」
 リツコさんの穏やかな苦笑に合わせるように、ハナオがくすりと笑う。
「あの頃のリツコは、長い三つ編みのおさげだったね。愛嬌のある顔立ちで。……たくさんの愛情に包まれていて、何の苦労も悩みも知らないって顔をしていた」
 幸せを絵に描いたような少女だったね。そう言うハナオの声は変わらず優しい。
「その頃、わたしは時々、叔父おじの営む喫茶店を手伝っていたの。ほんの小さな、しがない店よ。……叔父は独り身で子どももいなかったから、めいのわたしを本当に可愛がってくれたわ。わたしも、物静かだけど愛情深くて博識な叔父が大好きだった。
 ――いつの頃からかしら。その喫茶店に、一人の少年が通ってくるようになっていたの。わたしよりも二つ年下だったから、十四歳ね。制服を着ていたわ。どこの学校かはわからなかったのだけど、身なりのよさと上品な感じがあって、どこか貴い家柄の子なんだろうな、くらいには思っていたわね。でもね、そんなこと全く気にならなかったの。気にすらかからないほどに、その少年は美しかったのよ」
 リツコさんは、こっそりと秘密を打ち明ける少女のように楽しそうだ。
「本当にきれいな子だった。大きくてはっきりした水晶のような黒い瞳に、長いまつげ。すっと通った鼻筋と赤く色づいた唇。透きとおるような白い肌にほんのりとピンク色をした頬。それらとは対照的な、サラサラと絹糸のような漆黒の髪。まるでお人形のようでね、年頃の女子としては、それはもう羨ましかったわ。しかも、それに加えて頭もいいの。わたしの知らないこともたくさん知っていたし。雰囲気が華やかで……今風だと何と言えばいいのかしら……、そう、カリスマ性があった。本当に完璧ね。こんな人間が世の中には本当にいるんだって、驚いたわ」
 でもね、と、その声に拗ねたような響きが加わる。
「当の本人は、天使みたいな外見とは裏腹に、とんでもない皮肉屋だったわ。いつも退屈そうで、人を小バカにしたような笑みを浮かべたかと思えば、憎まれ口ばかり。眼光鋭くて、まるで手負いの獣のような目をして、周囲に気を許さなかった」
 そんなリツコさんの表現に、ハナオが懐かしむように、ふふ、と笑う。
いきがっていたんだ。バカだよね」
「――きっと、周囲が求める自分と、本当の自分とのギャップに苦しんでいたのだと、今では思うわ。大人びてはいたけれど、上手く立ち回っていけるほど、彼は大人ではなかった……いいえ、むしろ純粋。その内面はひどく幼かった」
 リツコさんは思慮深く息を吐いた。
「それはとても、生きづらいことだわ。……そうは言っても、彼の孤独に気づいたのは、わたしが大人になって教師になり、たくさんの教え子を持ってからよ。あの頃のわたしは、年上だからとお姉さんぶって、彼が少し心を開いてくれたことにいい気になって、わかったつもりで何もわかっていなかった、ただの子ども」
「そう。素直に人を受け入れてしまうきみは、誰からも愛されて、迷うことなく日なたを歩いていたね」
「いつだったか、彼に、リツコには悩みなんてないだろうって言われたことがあったわ。わたしはムキになって、そんなことない、って返したの。そうしたら、じゃあ言ってみなよ、と来た。でもわたしったら、考えても考えても、出てこないのよ、悩み事が。本当に能天気だったわ」
「幸せ者のリツコ。その明るさが羨ましかったけど……救いだったよ」
 二人は苦笑する。
(本当に、見えてないんだよな……?)
 まるで向かい合って若い頃を懐かしむのような、そんな会話が成り立っているように見えた。もしそうだったなら、なんて微笑ましい光景だったろう。けれど、向かい合っているのは老女と少年であり、互いの言葉は一方通行だ。
「リツコは、教師になったんだね。夢を叶えたんだ、おめでとう」
 ハナオはまるで宝物を受け取ったように言った。
「教師に、なられたんですね」
 これは〝翻訳〟してもいいだろう。さすがに祝福の言葉までは伝えられないけれど。
「えぇ。たくさんの子どもたちを教えたわ。いろんな子がいたの。それぞれによさがあって、教えているつもりが教えられることばかりで、楽しかったわ。……教えたがりは血筋かしら。叔父も楽しそうにしていたわね。叔父は、彼にコーヒーのことを教えていたの。コーヒー豆のことや淹れ方なんかを。彼さえ望めば、喫茶店を譲るとすら言ったほど、熱心に教えていたわ」
「譲る……? そんなに長く教えていたの?」
 玉寄さんが口をはさんだ。
「いいえ、教えていたのは一年ほどだったかしら。でも、叔父は亡くなるまでずっと言い続けていたの。他の誰にも譲らないと言い張って。結局、その店は叔父の代だけで閉めたわ」
「……そっか。マスターは店を閉めてしまったんだ」
 この時ばかりは、ハナオの声も少し曇っていた。
「どうして、その子は継がなかったの? 嫌がったの? だから、一年で喫茶店に来なくなった?」
 玉寄さんが推測するが、俺はその推測が間違いだと知っている。継がなかったんじゃない。継げなかったのだ。
「いいえ。彼も本当に楽しそうだったし、嬉しそうだったのよ。さっき、彼がいつも退屈そうな皮肉屋だったと言ったわよね。そんな彼が唯一、年相応の表情をした瞬間が、コーヒーに関わっている時だった。頬を紅潮させて無防備な笑顔を浮かべ、ただただ好奇心に目を輝かせている……。わたしは、彼のそんな表情を見るのが本当に好きだった。叔父と彼はまるで本当の親子のようで、叔父は彼に愛情を持って接していたし、彼も叔父には全幅の信頼を寄せていたと思う。尽きることのない彼の興味から湧き出る質問に、叔父が深い知識でもって答える。もう、わたしなんかがついていける会話じゃなかったけれど、その場にいて二人の姿を見ているのは幸せだった」
 リツコさんは、その情景を思い出したのか、ふわりと愛おしげに微笑んだ。ハナオが「日なたを歩いていた」と形容した理由がわかる気がした。幸せそうに笑う彼女は、まるで陽だまりのような温かさを持っている。
「……おばあちゃんは、恋をしていたの?」
 玉寄さんがぽつりと呟いた。きょとんとリツコさんが孫娘を見る。こっそりハナオを見ると、ハナオも同じ表情をしていた。
「……さて、きみはどうだった? 僕はきみを、そんな感情じゃ測れないくらい大切に思っているよ」
 目を細め、先に反応したのはハナオだった。残念ながら、聞こえていないけど。
「恋……だったのかしら。わからないわ。でも大切な人よ。とてもとても……とても、大切、だったわ」
 本当に、聞こえていないのか? しくも二人は同じことを言った。
「リツコ、そんなに力を入れてはダメだよ」
 ハナオの気遣わしげな声に、俺はリツコさんの手元を見た。カップに添えられた指は、先が白くなるほど強く押しつけられている。
「リツコさん、もう熱くはないですか? そんなに力を入れては、火傷をしてしまいますよ」
 もうそれほど熱くはないだろう。それでも俺は適当な理由をつけた。リツコさんは初めて気づいたように、慌てて指をカップから離す。カウンターの下に下ろされようとしたその手は、一瞬さまよった後、まるで離れがたいものであるかのように、カップのそばに添えられた。
「……大切だったの。何よりも誰よりも。でも、彼はいなくなってしまった」
「いなくなった?」
 俺は訊き返した。何故、来なくなった、ではなく、いなくなった、と言うのだろう。
「あの日――最後に彼に会った日、叔父は急に喫茶店を臨時休業にして、どこかへ出かけた。わたしは知らされていなくて、店へ行った。なんだか胸騒ぎがしていたことだけは覚えている。夕方だったのだけど、寒い日だったわ。息が白くて、手がかじかんだ。それなのに、閉まったままの扉の前には彼が座り込んでいたの。驚いたわ。慌てて、寒くないのかと声をかけて――ゾッとした。あんな暗く沈みこんだ表情を、見たことはなかったから」
 合鍵を使って大急ぎで扉を開け、彼を招き入れた、とリツコさんは続ける。その時さわった制服が冷たくて、一体どれほどの時間を外で過ごしたのかと、おもわず問いつめたほどだった、と。けれど少年は答えなかった。
「ただじっと――そう、ちょうどこんなカウンター席にじっと座っていた。熱いコーヒーを淹れたけど、いつものように「下手くそリツコ」とからかってはくれなかった。何も見ていないような虚ろな目をして、何を言っても何をしても、ぴくりとも笑わなかったし、その表情は晴れなかった。……これを、絶望と言うんだって思った。深くて暗い絶望を、彼は見たのだろう、って。理由なんて、とても訊けなかったわ、怖くて」
 リツコさんは、ぶる、と身を震わせた。
「何故、あの日に限って叔父は出かけてしまったの? わたしでは、とても役に立たない。彼もわたしも、ただ叔父という大人を求めた。でも叔父は帰って来なかった。日が落ちて暗くなって、それでも待ち続けたけれど、とうとう彼は帰ると言った。引き止められなかったのは、当然、彼の家の方が心配すると思ったし、あまり遅くなってからの夜道を、あんな状態の彼に歩かせるのも嫌だったから。でもどうにかしたくて、絶望の中にいてほしくなくて、ただそれだけで、とっさに彼の腕をつかんで言った」
 次の瞬間、リツコさんの声に、ハナオの声が重なった。
「〝あなたは、希望を知るために生まれてきたの〟」
 そして、二人の声は離れた。
「そう言ってくれたね、リツコ。……救われたんだよ、一瞬でも」
 ハナオが静かに言った。凪いだ海のようにどんな感情の波を立たない、穏やかな口調だった。それにね、と優しく言葉は続く。
「リツコの言うとおりだったよ」
 無邪気な印象さえ与える、老成したハナオの微笑みを、リツコさんは決して見ない。
「……なんてことを、言ってしまったの。彼が置かれた状況なんてわからなかった。――もっと、考えるべきだった」
 リツコさんは眉根を寄せ、目元を手で覆う。その口調に深い悔恨かいこんがにじみ出ていた。そっと手を離し、話を続ける。
「その日以来、彼は来なくなった。心配したけれど、どこの誰だったのかもわからないまま、時間だけが過ぎていった。叔父は、あれほど可愛がっていた彼のことについて何も言わなかった。そのままわたしは教師になり、あの戦争が始まって終わり――、ある日偶然、彼が何者だったのかを知った」
 ハナオが、そう、と諦めたように息を吐いた。
「知ってしまったの。……知ってほしくなんかなかった。知られていないと思えたからこそ、幸せだったんだ」
「そして、彼があの日から行方不明になっていたこと、探したけれど見つけられなかったことを、叔父から聞いたわ」
 リツコさんは一瞬だけ間を置いてから、再びコーヒーを口に含み、また顔を上げる。向けられた目は俺を見てはいなかった。
「どこに、行ってしまったのかしら。知りたいわ。――本当は、わたしも一緒に行きたかった。連れていってほしかった」
「ごめん、若かったんだ。自分すら持て余した。リツコのことを考える余裕なんて、なかったんだよ」
「でも、いいのよ。もう、いいの。ずいぶんと昔の話よ。あれからわたしは、結婚して、子どもを育て、孫もいる。教師人生も全うした。今でも訪ねてきてくれる教え子がいるの。――〝幸せ者のリツコ〟。昔、彼が言っていたとおりね。
 ……それでも、ぽっかりと開いてしまった喪失感を抱えて生きているなんて、彼を待ってしまうなんて、なんて贅沢なのかしら。罪深いことだわ」
 だから、心にそっとしまったの。リツコさんは胸元に手を置いて、目を閉じる。再び開けて、今度は俺を見つめた。
「あなたが淹れてくれたコーヒーは、叔父が淹れていたコーヒーと同じなの。そっくりなんてものじゃないわ。全く同じよ。驚いた。まるで時を越えて、あの頃へ戻ったかのよう。どうして、このコーヒーをあなたが淹れたのか、わからない。わたしが出合えなかっただけで、そもそもありふれたコーヒーの味だったのかもしれないわね。――けれど、わたしにとってこれは、色褪せることのない、とても大切なコーヒーなのよ」
 失礼なことを言ってしまって、ごめんなさいね、とリツコさんは茶目っけたっぷりに微笑んだ。
「今日、ここへ来られてよかった。――美味しいわ。ありがとう」
 俺は何も言えず、残りのコーヒーを惜しむように味わう彼女を見つめることしかできなかった。
 リツコさんは正しい。何故ならそのコーヒーは、彼女の叔父が愛情を込めて教えた愛弟子の手による、彼女のための〝最高のコーヒー〟なのだから。
「どういたしまして、リツコ。……会えて、嬉しかったよ」
 かつての少女だった老女に、少年のままの彼は、ただ優しく慈しむように言った。
(ハナオには、わかっていたのか。会えばこうなると)
 長い歳月の中で互いを大切に慕い続けた二人の会話は、交わりそうでいて、絶対に交わらない。ハナオにはわかっていたのだ。道をたがえて、互いに遠くへ来すぎてしまったこと。会えばそれを思い知らされると。だから怖いと言ったのか。俺にはわからないとなじったのか。
 そんな思いを一人で受け止めて乗り越えたから、こんなにも優しく微笑むことができるのか。
 この邂逅かいこうを見届けたのは俺だけだ。
 しばし訪れた沈黙を破ったのは、考え込むような玉寄さんの言葉だった。
「……どうして、その子が誰だったのかわかったの?」
 リツコさんは、少しためらう素ぶりを見せたが、そのこと自体が無用だというように苦笑した。
「さすがにもう、話しても大丈夫ね。……写真を見たのよ、彼のお母様の。本当にそっくりで、一目でわかったわ。そして理解した――あぁ、そういうことだったのか、って」
「どういうこと?」
「わたしが気づかなかったことの方が、むしろ不思議だったのかもしれない。当時、彼女は、とても有名だった……何と言うのかしら、好奇の的、という表現がふさわしいかしらね」
 リツコさんは小首を傾げて表現を探した後、少し口調を引き締めた。教師だったというのが頷けるような、厳しい目をして続ける。
「それは決して、彼によい影響を与えるものではなかった」
 しかしすぐに元の懐かしむような雰囲気に戻る。
「でももう昔の話。あの頃はわたしも彼も無力だったけれど、……もし角尾さんが会ったという人が彼なら、その方が穏やかな表情をしていたのなら、これはもう本当に昔話なのかしらね」
 リツコさんの声が深く静かに店内に沁みわたっていくのを、俺はただ無言で聞いていた。
「ねぇ、おばあちゃん。その方は、何ていう名前なの?」
 反対にまたしても質問したのは、玉寄さんの毅然とした声だった。
「角尾さんはずいぶん前って言ったけど、もしかしたら、まだカフェに来ているかもしれない。わたし、探してみるよ」
 玉寄さんが提案する。幸福と悔恨に彩られた祖母の昔話を聞いた孫娘だからこその言葉だった。たしかにリツコさんはずっと「彼」と言って、ハナオの本当の名前を呼ばず、それは俺も気になった。けれど、リツコさんは一瞬迷ったように口ごもり、やがて困ったように微笑んで首を横に振る。
「……こんなおばあさんが、少女趣味だって笑わないでね」
 そして、どこか遠くを見るような目をした。
「願かけをしているの。いつか帰ってきてくれるんじゃないか、もう一度会えるんじゃないか。そう思って。名前を呼ばずにいたら……」
 リツコさんの背後で、いつの間にか西に傾いていた太陽が〈喫珈琲カドー〉の店内に長く光の筋をのばしていた。もうすぐ、ランプがガラス越しに光を踊らせる夜が来る。
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