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「痛かったら言ってねー」
「ん……、ぁう」
一旦体の泡を洗い流して、ローションを使いつつ後孔を探る。1番小さい状態のプラグをゆっくり入れて様子を見た。触れた身体が小さく震える。
「平気? 動けそうなら湯船入ろっか」
「筋トレしろお前……」
「ウィリ兄さんをだっこは無理だなー」
さすがに、挿れたまま歩くのはしんどそうだった。ふらふらのウィリウスを支えて、今度は彼を膝に乗せる体勢で浴槽へ。少し重かったけど、お湯の中ならまだ平気だ。少しずつすこしずつ、手元の手動ポンプで空気を送ってプラグを膨らませる。
「もうちょっと入るかな?」
「ゔ……っあ! そこ、イイとこ……」
「お、前立腺当たった?」
びくん、とウィリウスの体が跳ね、水面が波立つ。片手が弱々しく2本の肉棒を擦っているので、じわじわと気持ち良さが蓄積していた。まだ後ろだけに集中することはできないらしく、泣き所を捉えられて前を握る手に力が入っている。
「扱いて出しても良いけど、エネマ挿れてイケるまでは頑張ってもらうからな」
「んっ……だ、って、中だけじゃイケない……ふ、ふっ、ぁ、出したくなる……ぅう……」
「いっぱいイッて良いよ、ほらこっち向いて」
後ろのプラグはこちらで膨らませたり奥へ押し込んだりしているけれど、前はウィリウスが扱いている。律儀に2人分愛撫してくれて、どちらもすっかり上向いていた。そのうち後ろだけでも出せるようにしてあげたい。
「あぅ……んむ、ん、ン……っは、ぅン」
肩に頭を乗せて俯いているウィリウスへ、顔を上げてと言ったら、ついでにぱくりと口を開けて舌を差し出された。おねだりに答えてキスをする。まんざらでも無さそうに舌を絡めて、気持ち良さそうに小さく喘いでいた。熱い口内は心地良い。プラグは随分大きくしたけれど、苦痛の訴えはなかった。
「んぐ……ふは、あぁ……っ! いく……イくいく……っぁ出る……っ、んゔっ!」
水音とリップ音が高く響く。浴室なので余計に良く聞こえた。ウィリウスが竿を扱く手は次第に早くなり、ぱっと頭を仰け反らせたかと思えば、数回痙攣して果てた。湯が白く濁る。後ろからも刺激があるからだろうか、長く続く絶頂が終わって、ぐったりとした彼は大きく息を吐いてこちらへ体を預けてきた。
「おーいっぱい出たなぁ」
「はー……ぅ……っあ、中しんど……」
ずっと広げられていると快感が持続するのか、プラグを動かすとびくりと震える。だいぶ慣れているから、そろそろエネマの方に変えても良いかもしれない。
「おしりだいぶ広がった? 平気そうなら別のに入れ替えてベッド行こ」
「ん……ちょっと、休みたい」
「はいはい。1回抜くよー」
しんどい、と言っているのに抱き締めてくる腕は離れないのがかわいい。主人が許可していないからなんだろうが。自分で抜こうとしないので、ことさらゆっくり、大きくしたままのプラグを抜いてやる。まだひくついていた後孔が、きゅうと縮まった。
「あー……勃った……」
ゆるく握られていた陰茎に、もう一度固いものが擦り付けられる。やっぱウィリウス回復早いよな……この世界の人間ってそんなもんなのか? 比較対象が自分なのでなんとも分からない。
「俺まだイッて無いんだけど」
「んッ……なに、また扱けば良いか……?」
「ウィリウス、お口でできる?」
汚れた湯を桶で浴槽から汲み捨てて、使い終わった玩具を軽く洗う。萎えていない竿をおずおず撫でられたので、あわよくばの気持ちで聞いてみた。むぐ、と若干嫌そうな顔になったウィリウスは、だけど手を離すことはない。
「俺多分下手だぞ。やったことねぇ」
「良いよ」
ゲーム内のスチルやストーリーでも、口でしている描写はほぼ無かったはず。ただ、こういうのはやってる情景で興奮できるものだと思っている。し、ウィリウスって口内弱いんだよ。結構気に入ったりするんじゃないかな?
軽く体を流して調整部屋へ戻る。温めたエネマグラも持ってきたので、まずはウィリウスにコレを装備して貰いたい。改めてローションでドロドロにして、ベッドの上へウィリウスを呼ぶ。
「ウィリウスー、ここ来ておしり向けて」
「挿れて舐めるのか……? 噛んでも知らねぇぞ」
ウィリウスはかなり訝しげな顔で、もぞもぞ寝具へ上がってきた。ちょっと顔が赤い。自意識が目覚めた時とか、結構過激な抱き方されてた気がするんだけども、自分がされる側は恥ずかしいようだ。
「噛むのは勘弁だなぁ。挿れるよー」
綺麗な臀部を撫で、ほんのり桃色の蕾に玩具を擦り付ける。緊張しているのか、随分腿やら背中が固かった。しばらく撫でて感触を楽しみ、それから肩越しに早くしろと睨まれたのでそっと菊門へ玩具の先端を押し付ける。
わりと細いタイプのものを選んだからか、ぷっくりした先端は案外簡単に飲み込まれた。ある程度まで押し込めば、あとは勝手に、ひくつく中へ引き込まれていく。
「ん……あ、さっきよりは楽……かな……?」
「そ? じゃあこっち向ける?」
自分の腹を撫でているウィリウスを促して、四つん這いになってもらう。髪を梳いて呼んだら、おそるおそる、股間に顔を近付けてきた。
「あー、良いね。この眺め興奮する。……舐めるだけでも良いよ、歯ぁ立てたら痛いから」
「そう、か……? ぅ、んう……れろ……」
どうしたものか、と言うように戸惑いながら、固くなったものを口に含む様子は煽情的だ。遠慮がちに軽く吸ったり舐めたりしてくるのを見下ろして、まあ、根本を扱いている手の方が気持ち良いな、とは思った。
「1回イッたらセックスしような。頑張って」
しとりと湿った髪を撫でる。それよりもウィリウスが中で感じてしまう方が早そうだが、そうなったらそれで楽しいので問題はない。はふ、と熱い息が先端に掛かるのを感じながら、彼が己に奉仕してくれるのを眺めた。
「ん……、ぁう」
一旦体の泡を洗い流して、ローションを使いつつ後孔を探る。1番小さい状態のプラグをゆっくり入れて様子を見た。触れた身体が小さく震える。
「平気? 動けそうなら湯船入ろっか」
「筋トレしろお前……」
「ウィリ兄さんをだっこは無理だなー」
さすがに、挿れたまま歩くのはしんどそうだった。ふらふらのウィリウスを支えて、今度は彼を膝に乗せる体勢で浴槽へ。少し重かったけど、お湯の中ならまだ平気だ。少しずつすこしずつ、手元の手動ポンプで空気を送ってプラグを膨らませる。
「もうちょっと入るかな?」
「ゔ……っあ! そこ、イイとこ……」
「お、前立腺当たった?」
びくん、とウィリウスの体が跳ね、水面が波立つ。片手が弱々しく2本の肉棒を擦っているので、じわじわと気持ち良さが蓄積していた。まだ後ろだけに集中することはできないらしく、泣き所を捉えられて前を握る手に力が入っている。
「扱いて出しても良いけど、エネマ挿れてイケるまでは頑張ってもらうからな」
「んっ……だ、って、中だけじゃイケない……ふ、ふっ、ぁ、出したくなる……ぅう……」
「いっぱいイッて良いよ、ほらこっち向いて」
後ろのプラグはこちらで膨らませたり奥へ押し込んだりしているけれど、前はウィリウスが扱いている。律儀に2人分愛撫してくれて、どちらもすっかり上向いていた。そのうち後ろだけでも出せるようにしてあげたい。
「あぅ……んむ、ん、ン……っは、ぅン」
肩に頭を乗せて俯いているウィリウスへ、顔を上げてと言ったら、ついでにぱくりと口を開けて舌を差し出された。おねだりに答えてキスをする。まんざらでも無さそうに舌を絡めて、気持ち良さそうに小さく喘いでいた。熱い口内は心地良い。プラグは随分大きくしたけれど、苦痛の訴えはなかった。
「んぐ……ふは、あぁ……っ! いく……イくいく……っぁ出る……っ、んゔっ!」
水音とリップ音が高く響く。浴室なので余計に良く聞こえた。ウィリウスが竿を扱く手は次第に早くなり、ぱっと頭を仰け反らせたかと思えば、数回痙攣して果てた。湯が白く濁る。後ろからも刺激があるからだろうか、長く続く絶頂が終わって、ぐったりとした彼は大きく息を吐いてこちらへ体を預けてきた。
「おーいっぱい出たなぁ」
「はー……ぅ……っあ、中しんど……」
ずっと広げられていると快感が持続するのか、プラグを動かすとびくりと震える。だいぶ慣れているから、そろそろエネマの方に変えても良いかもしれない。
「おしりだいぶ広がった? 平気そうなら別のに入れ替えてベッド行こ」
「ん……ちょっと、休みたい」
「はいはい。1回抜くよー」
しんどい、と言っているのに抱き締めてくる腕は離れないのがかわいい。主人が許可していないからなんだろうが。自分で抜こうとしないので、ことさらゆっくり、大きくしたままのプラグを抜いてやる。まだひくついていた後孔が、きゅうと縮まった。
「あー……勃った……」
ゆるく握られていた陰茎に、もう一度固いものが擦り付けられる。やっぱウィリウス回復早いよな……この世界の人間ってそんなもんなのか? 比較対象が自分なのでなんとも分からない。
「俺まだイッて無いんだけど」
「んッ……なに、また扱けば良いか……?」
「ウィリウス、お口でできる?」
汚れた湯を桶で浴槽から汲み捨てて、使い終わった玩具を軽く洗う。萎えていない竿をおずおず撫でられたので、あわよくばの気持ちで聞いてみた。むぐ、と若干嫌そうな顔になったウィリウスは、だけど手を離すことはない。
「俺多分下手だぞ。やったことねぇ」
「良いよ」
ゲーム内のスチルやストーリーでも、口でしている描写はほぼ無かったはず。ただ、こういうのはやってる情景で興奮できるものだと思っている。し、ウィリウスって口内弱いんだよ。結構気に入ったりするんじゃないかな?
軽く体を流して調整部屋へ戻る。温めたエネマグラも持ってきたので、まずはウィリウスにコレを装備して貰いたい。改めてローションでドロドロにして、ベッドの上へウィリウスを呼ぶ。
「ウィリウスー、ここ来ておしり向けて」
「挿れて舐めるのか……? 噛んでも知らねぇぞ」
ウィリウスはかなり訝しげな顔で、もぞもぞ寝具へ上がってきた。ちょっと顔が赤い。自意識が目覚めた時とか、結構過激な抱き方されてた気がするんだけども、自分がされる側は恥ずかしいようだ。
「噛むのは勘弁だなぁ。挿れるよー」
綺麗な臀部を撫で、ほんのり桃色の蕾に玩具を擦り付ける。緊張しているのか、随分腿やら背中が固かった。しばらく撫でて感触を楽しみ、それから肩越しに早くしろと睨まれたのでそっと菊門へ玩具の先端を押し付ける。
わりと細いタイプのものを選んだからか、ぷっくりした先端は案外簡単に飲み込まれた。ある程度まで押し込めば、あとは勝手に、ひくつく中へ引き込まれていく。
「ん……あ、さっきよりは楽……かな……?」
「そ? じゃあこっち向ける?」
自分の腹を撫でているウィリウスを促して、四つん這いになってもらう。髪を梳いて呼んだら、おそるおそる、股間に顔を近付けてきた。
「あー、良いね。この眺め興奮する。……舐めるだけでも良いよ、歯ぁ立てたら痛いから」
「そう、か……? ぅ、んう……れろ……」
どうしたものか、と言うように戸惑いながら、固くなったものを口に含む様子は煽情的だ。遠慮がちに軽く吸ったり舐めたりしてくるのを見下ろして、まあ、根本を扱いている手の方が気持ち良いな、とは思った。
「1回イッたらセックスしような。頑張って」
しとりと湿った髪を撫でる。それよりもウィリウスが中で感じてしまう方が早そうだが、そうなったらそれで楽しいので問題はない。はふ、と熱い息が先端に掛かるのを感じながら、彼が己に奉仕してくれるのを眺めた。
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