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第42話 ケンタウロスのニクシア その③
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ユウトはニクシアと対峙した瞬間、その圧倒的な大きさに心を震わせる。
(改めて正面から見ると、なんて圧力だ――――騎乗した猛将を相手にする恐怖感と同じ。 黄金の鎧は魔法の威力を阻害する。巨大な武器はハルバードだ。もしも直撃されたら俺の体は想像するのも恐ろしい)
加えて、その姿――――地位が高い武官のような威厳がある。
彼女の肉体からは力強さと野生が溢れ出している。
(それだけなら、力だけなら対処は容易い……だが、ニンシアには武人の技量がある)
その眼差しは鋭く、まるでユウトの心を見透かすかのようだ。
威圧感にユウトの足は地に根付き、言葉もでない。
自身の小ささと比べ、この戦いの困難さが一層身に沁みる瞬間となる。
「だが――――やる!」
彼は覚悟を決める。 戦いの直前、自身を奮い立出せる。
決意を固めると彼の武器である杖に魔力の光が灯る。
それに答えるように彼女――――ニクシアも
「その心意気よし――――では、参るぞ!」
駆けてくる姿勢はまさに迫りくる嵐のようだ。
彼女の手には、黄金の輝きを放つハルバードが揺れている。
(できることなら、逃げ出した。 だが、それはできない。体と心が、俺の居場所は戦場だと叫んでいる!)
その精神は不屈の闘志。彼の手には杖が握られる。
「……」
「……」
戦いの前にして、両者に咆哮はなし。
二人の間に緊迫した沈黙が広がりながら、接近していく。
そして、一瞬の瞬間、戦闘が始まった。
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」と彼女は雄たけびを上げる。
無言で溜めていた咆哮を開放させて襲い掛かって来るニクシア。
その姿は迅雷のごとく突進し、ハルバードを振りかざして強烈な一撃を放つ。
しかし、ユウトは、その攻撃を巧みに躱す。即座に反撃を試みる。
『炎剣《イグニスグラディウス》』
炎の魔法を放つ。それも一瞬で数発の連続発射。
しかし、彼女《ニンシア》は、武器を振り回すのみ。
「俺の魔法を物理的に叩き落すつもりか!」
ユウトの驚きをそのまま、ニンシアは実行――――魔法を切り払う。
それだけでは終わらない。
そのまま振り回した武器――――斧槍《ハルバード》をユウトにぶつける。
ユウトの盾が斧槍が交錯し、金属同士が激しくぶつかり合う音が鳴り響いた。
打ち負け、力負けしそうになる。
弾き飛ばされる直前、ユウトは魔法を発動させる。
『大地の震え』
その名の通り、大地を揺らす魔法。 その魔法は、場所によっては地形をも変える事ができる。
ケンタウロスのように機動力のある相手には有効的な魔法――――だが、この魔法を受けるのは彼女も2回目。
彼女は冷静に距離を取り、機敏な動きでユウトを翻弄しようとする。
「だが、好機――――『風斬《ウェントゥス》』」
風の乱撃がニクシアに直撃していく。
だが、彼女は無傷。彼女が身に纏う黄金の鎧は魔法威力を減少させる。
(やっぱり、あの鎧を何とかしないと……こちらの攻撃は通らない。鎧を破壊する方法? あるのか?)
鎧を破壊するほどの一撃を叩き込む。
普通の相手なら可能だ。 しかし、魔法が通じない相手なら――――
ユウトには現状で鎧を壊す方法が思いつかなかった。
戦闘は一進一退の攻防が続く。 しかし、魔法の通じない相手に決定打がないユウトにはジリ貧となっていく。
ケンタウロスのニクシアは、蹄で地面を蹴った。
砂塵が舞い上がり煙幕となる。
(視界が奪われた。落ち着け……必ず、攻撃の前兆はある)
迫り来る脅威。 だが、ユウトは冷静さを維持する。
息を詰めた瞬間、彼女の蹄が蹴り上がる姿が見えた。
ケンタウロスの足から繰り出される蹴りは、猛烈な威力がある。
その蹴りに対して――――
「来る!」と両手で握りしめた盾を前に掲げる。
蹴りと盾。
激しくぶつかり合う。
盾は衝撃を吸収し、その威力を分散させた。 ユウトは、蹴りの勢いに負けずに盾を固定。全身の力を込めて押し返そうとする。
盾と蹴りの接触音が響き、その衝撃で体が激しく揺さぶられる。それでも彼は怯むことなく立ち続けた。
「我が一撃を受け切るか。さすが、有資格者なる者よ」
ニクシアは驚きの表情を浮かべ称賛を口にした。
しかし、それは一瞬のみ。
彼女の腕は自由。 その手に持つ斧槍をユウトを狙う。
対するユウトは、盾による防御で両手が塞がっている。
「しかし、これで終わりだ。さらばだ、有資格者!」
彼女の斧槍からの刺突が放たれた。
(改めて正面から見ると、なんて圧力だ――――騎乗した猛将を相手にする恐怖感と同じ。 黄金の鎧は魔法の威力を阻害する。巨大な武器はハルバードだ。もしも直撃されたら俺の体は想像するのも恐ろしい)
加えて、その姿――――地位が高い武官のような威厳がある。
彼女の肉体からは力強さと野生が溢れ出している。
(それだけなら、力だけなら対処は容易い……だが、ニンシアには武人の技量がある)
その眼差しは鋭く、まるでユウトの心を見透かすかのようだ。
威圧感にユウトの足は地に根付き、言葉もでない。
自身の小ささと比べ、この戦いの困難さが一層身に沁みる瞬間となる。
「だが――――やる!」
彼は覚悟を決める。 戦いの直前、自身を奮い立出せる。
決意を固めると彼の武器である杖に魔力の光が灯る。
それに答えるように彼女――――ニクシアも
「その心意気よし――――では、参るぞ!」
駆けてくる姿勢はまさに迫りくる嵐のようだ。
彼女の手には、黄金の輝きを放つハルバードが揺れている。
(できることなら、逃げ出した。 だが、それはできない。体と心が、俺の居場所は戦場だと叫んでいる!)
その精神は不屈の闘志。彼の手には杖が握られる。
「……」
「……」
戦いの前にして、両者に咆哮はなし。
二人の間に緊迫した沈黙が広がりながら、接近していく。
そして、一瞬の瞬間、戦闘が始まった。
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」と彼女は雄たけびを上げる。
無言で溜めていた咆哮を開放させて襲い掛かって来るニクシア。
その姿は迅雷のごとく突進し、ハルバードを振りかざして強烈な一撃を放つ。
しかし、ユウトは、その攻撃を巧みに躱す。即座に反撃を試みる。
『炎剣《イグニスグラディウス》』
炎の魔法を放つ。それも一瞬で数発の連続発射。
しかし、彼女《ニンシア》は、武器を振り回すのみ。
「俺の魔法を物理的に叩き落すつもりか!」
ユウトの驚きをそのまま、ニンシアは実行――――魔法を切り払う。
それだけでは終わらない。
そのまま振り回した武器――――斧槍《ハルバード》をユウトにぶつける。
ユウトの盾が斧槍が交錯し、金属同士が激しくぶつかり合う音が鳴り響いた。
打ち負け、力負けしそうになる。
弾き飛ばされる直前、ユウトは魔法を発動させる。
『大地の震え』
その名の通り、大地を揺らす魔法。 その魔法は、場所によっては地形をも変える事ができる。
ケンタウロスのように機動力のある相手には有効的な魔法――――だが、この魔法を受けるのは彼女も2回目。
彼女は冷静に距離を取り、機敏な動きでユウトを翻弄しようとする。
「だが、好機――――『風斬《ウェントゥス》』」
風の乱撃がニクシアに直撃していく。
だが、彼女は無傷。彼女が身に纏う黄金の鎧は魔法威力を減少させる。
(やっぱり、あの鎧を何とかしないと……こちらの攻撃は通らない。鎧を破壊する方法? あるのか?)
鎧を破壊するほどの一撃を叩き込む。
普通の相手なら可能だ。 しかし、魔法が通じない相手なら――――
ユウトには現状で鎧を壊す方法が思いつかなかった。
戦闘は一進一退の攻防が続く。 しかし、魔法の通じない相手に決定打がないユウトにはジリ貧となっていく。
ケンタウロスのニクシアは、蹄で地面を蹴った。
砂塵が舞い上がり煙幕となる。
(視界が奪われた。落ち着け……必ず、攻撃の前兆はある)
迫り来る脅威。 だが、ユウトは冷静さを維持する。
息を詰めた瞬間、彼女の蹄が蹴り上がる姿が見えた。
ケンタウロスの足から繰り出される蹴りは、猛烈な威力がある。
その蹴りに対して――――
「来る!」と両手で握りしめた盾を前に掲げる。
蹴りと盾。
激しくぶつかり合う。
盾は衝撃を吸収し、その威力を分散させた。 ユウトは、蹴りの勢いに負けずに盾を固定。全身の力を込めて押し返そうとする。
盾と蹴りの接触音が響き、その衝撃で体が激しく揺さぶられる。それでも彼は怯むことなく立ち続けた。
「我が一撃を受け切るか。さすが、有資格者なる者よ」
ニクシアは驚きの表情を浮かべ称賛を口にした。
しかし、それは一瞬のみ。
彼女の腕は自由。 その手に持つ斧槍をユウトを狙う。
対するユウトは、盾による防御で両手が塞がっている。
「しかし、これで終わりだ。さらばだ、有資格者!」
彼女の斧槍からの刺突が放たれた。
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