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◆ 第一章 黒の姫宮
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俺の下に、この世で最も尊い方がいる。
今まさに俺は、目を開きながら夢を見ているのだと、そう思った。でなければ、こんなことがありえるのだろうか。吉乃様は一糸纏わぬ姿で上掛け一枚を抱きしめて、俺の眼前で横になっている。
そして、俺の指が吉乃様の後孔を解しつつ、前のものを扱いているのだ。頭が焼き切れそうな程に興奮している己を何とか抑え込み、吉乃様に優しく触れる。まるで自分に都合の良い淫靡な夢を見ているようだった。
どのような咎めを受けようとも、吉乃様を抱いてしまいたいと思った。己の首が刎ねられようとも、本懐を遂げたいと。だが、いざ事に及ぼうとしたところ、吉乃様の体は固く閉ざされ、睦み合うための準備は何もされていないことが分かった。
抱きたいと思って、すぐに抱けるものでもない。吉乃様は娼婦ではないし、そのように扱うことなど絶対にしたくはなかった。
だからこそ、俺は吉乃様の体を解し、更には行為に対して快感を抱いて頂けるようお手伝いをしていた。後の孔を弄りながら、前を触ることで、その両方の感覚がひとつになればいい。後ろでも快感を抱いてもらうには、これが一番だった。
「吉乃様、苦しくはありませんか」
「あ……、あっ、……しん、っ」
今まで、このような経験をされてこなかったのだろう。吉乃様の先端からは溜めに溜めたものが洪水のように溢れ出てくる。俺の片手は既に、吉乃様のもので濡れきっていた。最初は白濁したものだったが、だんだんと薄くなっている。
「しん……しん、もっと……っ」
吉乃様の目は若干虚ろで、気を飛ばされている。加減を誤っただろうか、と焦るが、当の御本人は俺の手に合わせて少しずつ腰を動かすようになっていた。
後ろの方も、少しずつ俺の指に馴染んできている。香油をたっぷりとつけた指を、一本、二本と増やして、吉乃様の奥を解す。流石にまだまだ己のものを入れさせて頂く勇気はない。
馴染んできたとはいえ、まだ指二本が限界だ。俺のものを無理にねじ込めば、確実に怪我をさせてしまう。そんなことは本意ではなかった。それでも、しん、しん、と俺を呼んで甘える吉乃様が可愛らしすぎて、俺のものは痛いほどの怒張となっていた。
「……吉乃様、少しだけ、御目汚しをお許しください」
下帯の中から、俺は己のものを取り出した。吉乃様に比べて、一回りも二回りも大きい。血管が浮き出て、赤黒くなっているそれは酷く醜悪な外見だった。それを見た瞬間に吉乃様の目が明らかに怯え、上掛けで口を覆う。
「吉乃様、怖がらないでください。……吉乃様が嫌がることは、決して致しません」
「……なんだか、私のものと、雰囲気が違う。他の者は皆、こうなのか? 他人のものを見るのは……初めてに近い」
「そうでしたか……では、驚かせてしまいましたね。すみません。……だいたいの男はこんな感じになるものだと思います」
「そう……なのか」
吉乃様は、己のものと俺のものを比較して衝撃を受けているようだった。だが、どちらかといえば俺が異常なのではなく吉乃様が異常なのだ。あまりにも穢れが無く、華奢で、果実のような瑞々しさがある。また、下生えも黒く、それが全てを神秘的にさせていた。
男とは思えない美しい肢体。そして、初めて経験が乏しいというのに感じやすい体。それら全てが姫宮の務めをこなすのに、お誂え向きだった。天が、姫宮となる吉乃様にお与えになったものなのだろうか。
「それで……清玖のそれを、どうするんだ?」
「触れ合わせても、宜しいでしょうか……」
「触れ合わせる? 私たちのものを? それで、どうかなるのか?」
「……気持ちが良くなると、思います」
どう説明すれば良いのか分からず、そんな言葉で濁す。横になっていた吉乃様の体を抱き上げ、俺と向かい合わせになるよう、俺の太腿の上に乗せた。きょとんとしている吉乃様の許しも得ず、俺は吉乃様のものと俺のものを束ねて、そのまま両手で扱きあげる。
「あ……っ、ぁ、ぁ……っ、し、しん……っ」
「嫌、でしょうか? やめますか?」
「わか、らない……っ、ただ、変な……ぁっ」
「……っ!」
「まっ、や……! まって、し、……んぁっ、やだっ、やぁ……っ」
「お許しを……っ、吉乃、様、どうか……今だけは……!」
動きに合わせて吉乃様が声を上げて鳴いた。お互いに、余裕がない。縋りつくように俺の首の後ろへ吉乃様の両手が周り、抱きついてくる。俺たちの体は再び密着した。
擦り合わせる回数は少なかったが、すぐに俺は達してしまった。もともとが限界に近かったのだ。むしろ、よく耐えた方だと褒めてやりたいくらいだった。
俺が吐き出したものは勢いよく向き合いあった吉乃様に向かい、その体を精で汚す。吉乃様の胸を穢し、さらには花紋まで汚してしまった。はぁはぁ、と深呼吸を繰り返すが、なかなか整わない。
その間に、吉乃様が己の体についた俺の精に触れ始める。一体何をしているのだと、俺は驚いた。それを少しだけ舌で舐めたりするものだから、俺はすぐに己のものを固くしてしまう。
「……確かに、今のは気持ちよかった」
「それは良かったです」
「清玖はどうだった?」
「勿論、天上に昇るような気持ちでした。……まさか、吉乃様とこんなことが出来るなんて」
そう告げると、吉乃様は嬉しそうな顔をして俺の胸に倒れ込んできた。密着する部分に反応して、また俺の中心に熱が集まっていくのを感じる。それを必死で落ち着けようと、心の中で己と戦った。
「私も、清玖とこんなことが出来るなんて……夢みたいだ」
「そのように言って頂けて、光栄です」
「……私たちは今、睦み合ったのだな?」
「そうですね、睦み合いましたね」
「そうか……こんなに、幸せなことだったんだな。……私は今まで、こういった行為をひたすら嫌悪していた。何も知らなかったくせに、穢れていると拒絶していた」
「御立場上、そのように感じられても致し方ないことかと思います」
物心つく前から、人々は吉乃様を姫宮として見ていただろう。不躾な目で、欲に塗れた穢れた目で。それを無意識下に感じ取り、嫌悪を抱いておられたのだ。幼い頃からずっと。
「姫宮になる前に、清玖に出会えてよかった。睦み合うことが、こんなに幸福をもたらすこともあるのだと分かって、本当に良かった」
「……吉乃様」
「私はいずれ姫宮になる。それは避けられないこと。逃げられないこと。私はこれからの人生、多くの男に下賜される。……だが、この心だけは清玖のものだ」
「……宜しいのですか、私で」
「清玖が良いんだ。私は清玖を愛している……清玖は、私のことをどう思っている?」
「そのようなこと……吉乃様が問われる必要も御座いません。……吉乃様のことを……愛しております」
あまりにも畏れ多いことで、声が震えた。吉乃様を抱きしめる。強く、強く、抱きしめる。王族の方を愛することになるなんて、その愛を頂けることになるなんて。
己の人生にそんなことが起こるなんて、誰も予想しえなかった。どのような占い師でも預言者でも、予想出来なかったはずだ。しかも吉乃様はただの王族ではなく、三の宮で黒の御子だ。あまりにも尊い御方過ぎて今更ながら、怖くなる。
「……今日は最後までしてくれなかったのだな」
「今のままでは吉乃様を傷つけてしまうので……」
「清玖になら傷つけられても構わなかったのに」
「俺は吉乃様に傷一つつけたくないです」
「優しいな、清玖は」
見つめ合って、微笑み合って。額を付け合せて、ゆっくりと口付けを交わす。今日だけで、吉乃様は随分と口吻が上達した。お互いに角度を変えて、少し離れたり、すぐに戻ったり。唇を甘噛みしたり、舌先を絡ませあったり。
本当に、恋人のようだった。否、吉乃様はその権利を俺にお与えくださった。俺たちは、恋人なのだ。愛おしくて愛おしくて堪らない。胸が苦しくなるほどに、吉乃様を愛していた。
「……清玖」
「はい?」
「こういう状況で……湯殿に入りたいと願うのは、雰囲気を壊すか?」
少し迷うように視線を泳がせながら、吉乃様が問う。よく見れば、吉乃様は胸やら腹やらが俺のもので汚れており、後孔は香油でぬるぬるとしている。
風呂に入りたいと願うのは当然のことなのに、雰囲気を壊すかどうかを気にして戸惑っている吉乃様はとても可愛らしかった。思わず、声を出して笑ってしまう。
「いいえ、壊しませんよ。……一緒に湯に浸かりましょうか」
「一緒に? 一緒に湯に入るのか?」
「えぇ、そうです。嫌ですか?」
「嫌じゃない。……一緒に入りたい」
嬉しそうに微笑んで、吉乃様は小さな声でそう言った。その愛らしさに胸が詰まりそうになる。幸せそうに弧を描く双眸には、俺だけが映っていた。
今まさに俺は、目を開きながら夢を見ているのだと、そう思った。でなければ、こんなことがありえるのだろうか。吉乃様は一糸纏わぬ姿で上掛け一枚を抱きしめて、俺の眼前で横になっている。
そして、俺の指が吉乃様の後孔を解しつつ、前のものを扱いているのだ。頭が焼き切れそうな程に興奮している己を何とか抑え込み、吉乃様に優しく触れる。まるで自分に都合の良い淫靡な夢を見ているようだった。
どのような咎めを受けようとも、吉乃様を抱いてしまいたいと思った。己の首が刎ねられようとも、本懐を遂げたいと。だが、いざ事に及ぼうとしたところ、吉乃様の体は固く閉ざされ、睦み合うための準備は何もされていないことが分かった。
抱きたいと思って、すぐに抱けるものでもない。吉乃様は娼婦ではないし、そのように扱うことなど絶対にしたくはなかった。
だからこそ、俺は吉乃様の体を解し、更には行為に対して快感を抱いて頂けるようお手伝いをしていた。後の孔を弄りながら、前を触ることで、その両方の感覚がひとつになればいい。後ろでも快感を抱いてもらうには、これが一番だった。
「吉乃様、苦しくはありませんか」
「あ……、あっ、……しん、っ」
今まで、このような経験をされてこなかったのだろう。吉乃様の先端からは溜めに溜めたものが洪水のように溢れ出てくる。俺の片手は既に、吉乃様のもので濡れきっていた。最初は白濁したものだったが、だんだんと薄くなっている。
「しん……しん、もっと……っ」
吉乃様の目は若干虚ろで、気を飛ばされている。加減を誤っただろうか、と焦るが、当の御本人は俺の手に合わせて少しずつ腰を動かすようになっていた。
後ろの方も、少しずつ俺の指に馴染んできている。香油をたっぷりとつけた指を、一本、二本と増やして、吉乃様の奥を解す。流石にまだまだ己のものを入れさせて頂く勇気はない。
馴染んできたとはいえ、まだ指二本が限界だ。俺のものを無理にねじ込めば、確実に怪我をさせてしまう。そんなことは本意ではなかった。それでも、しん、しん、と俺を呼んで甘える吉乃様が可愛らしすぎて、俺のものは痛いほどの怒張となっていた。
「……吉乃様、少しだけ、御目汚しをお許しください」
下帯の中から、俺は己のものを取り出した。吉乃様に比べて、一回りも二回りも大きい。血管が浮き出て、赤黒くなっているそれは酷く醜悪な外見だった。それを見た瞬間に吉乃様の目が明らかに怯え、上掛けで口を覆う。
「吉乃様、怖がらないでください。……吉乃様が嫌がることは、決して致しません」
「……なんだか、私のものと、雰囲気が違う。他の者は皆、こうなのか? 他人のものを見るのは……初めてに近い」
「そうでしたか……では、驚かせてしまいましたね。すみません。……だいたいの男はこんな感じになるものだと思います」
「そう……なのか」
吉乃様は、己のものと俺のものを比較して衝撃を受けているようだった。だが、どちらかといえば俺が異常なのではなく吉乃様が異常なのだ。あまりにも穢れが無く、華奢で、果実のような瑞々しさがある。また、下生えも黒く、それが全てを神秘的にさせていた。
男とは思えない美しい肢体。そして、初めて経験が乏しいというのに感じやすい体。それら全てが姫宮の務めをこなすのに、お誂え向きだった。天が、姫宮となる吉乃様にお与えになったものなのだろうか。
「それで……清玖のそれを、どうするんだ?」
「触れ合わせても、宜しいでしょうか……」
「触れ合わせる? 私たちのものを? それで、どうかなるのか?」
「……気持ちが良くなると、思います」
どう説明すれば良いのか分からず、そんな言葉で濁す。横になっていた吉乃様の体を抱き上げ、俺と向かい合わせになるよう、俺の太腿の上に乗せた。きょとんとしている吉乃様の許しも得ず、俺は吉乃様のものと俺のものを束ねて、そのまま両手で扱きあげる。
「あ……っ、ぁ、ぁ……っ、し、しん……っ」
「嫌、でしょうか? やめますか?」
「わか、らない……っ、ただ、変な……ぁっ」
「……っ!」
「まっ、や……! まって、し、……んぁっ、やだっ、やぁ……っ」
「お許しを……っ、吉乃、様、どうか……今だけは……!」
動きに合わせて吉乃様が声を上げて鳴いた。お互いに、余裕がない。縋りつくように俺の首の後ろへ吉乃様の両手が周り、抱きついてくる。俺たちの体は再び密着した。
擦り合わせる回数は少なかったが、すぐに俺は達してしまった。もともとが限界に近かったのだ。むしろ、よく耐えた方だと褒めてやりたいくらいだった。
俺が吐き出したものは勢いよく向き合いあった吉乃様に向かい、その体を精で汚す。吉乃様の胸を穢し、さらには花紋まで汚してしまった。はぁはぁ、と深呼吸を繰り返すが、なかなか整わない。
その間に、吉乃様が己の体についた俺の精に触れ始める。一体何をしているのだと、俺は驚いた。それを少しだけ舌で舐めたりするものだから、俺はすぐに己のものを固くしてしまう。
「……確かに、今のは気持ちよかった」
「それは良かったです」
「清玖はどうだった?」
「勿論、天上に昇るような気持ちでした。……まさか、吉乃様とこんなことが出来るなんて」
そう告げると、吉乃様は嬉しそうな顔をして俺の胸に倒れ込んできた。密着する部分に反応して、また俺の中心に熱が集まっていくのを感じる。それを必死で落ち着けようと、心の中で己と戦った。
「私も、清玖とこんなことが出来るなんて……夢みたいだ」
「そのように言って頂けて、光栄です」
「……私たちは今、睦み合ったのだな?」
「そうですね、睦み合いましたね」
「そうか……こんなに、幸せなことだったんだな。……私は今まで、こういった行為をひたすら嫌悪していた。何も知らなかったくせに、穢れていると拒絶していた」
「御立場上、そのように感じられても致し方ないことかと思います」
物心つく前から、人々は吉乃様を姫宮として見ていただろう。不躾な目で、欲に塗れた穢れた目で。それを無意識下に感じ取り、嫌悪を抱いておられたのだ。幼い頃からずっと。
「姫宮になる前に、清玖に出会えてよかった。睦み合うことが、こんなに幸福をもたらすこともあるのだと分かって、本当に良かった」
「……吉乃様」
「私はいずれ姫宮になる。それは避けられないこと。逃げられないこと。私はこれからの人生、多くの男に下賜される。……だが、この心だけは清玖のものだ」
「……宜しいのですか、私で」
「清玖が良いんだ。私は清玖を愛している……清玖は、私のことをどう思っている?」
「そのようなこと……吉乃様が問われる必要も御座いません。……吉乃様のことを……愛しております」
あまりにも畏れ多いことで、声が震えた。吉乃様を抱きしめる。強く、強く、抱きしめる。王族の方を愛することになるなんて、その愛を頂けることになるなんて。
己の人生にそんなことが起こるなんて、誰も予想しえなかった。どのような占い師でも預言者でも、予想出来なかったはずだ。しかも吉乃様はただの王族ではなく、三の宮で黒の御子だ。あまりにも尊い御方過ぎて今更ながら、怖くなる。
「……今日は最後までしてくれなかったのだな」
「今のままでは吉乃様を傷つけてしまうので……」
「清玖になら傷つけられても構わなかったのに」
「俺は吉乃様に傷一つつけたくないです」
「優しいな、清玖は」
見つめ合って、微笑み合って。額を付け合せて、ゆっくりと口付けを交わす。今日だけで、吉乃様は随分と口吻が上達した。お互いに角度を変えて、少し離れたり、すぐに戻ったり。唇を甘噛みしたり、舌先を絡ませあったり。
本当に、恋人のようだった。否、吉乃様はその権利を俺にお与えくださった。俺たちは、恋人なのだ。愛おしくて愛おしくて堪らない。胸が苦しくなるほどに、吉乃様を愛していた。
「……清玖」
「はい?」
「こういう状況で……湯殿に入りたいと願うのは、雰囲気を壊すか?」
少し迷うように視線を泳がせながら、吉乃様が問う。よく見れば、吉乃様は胸やら腹やらが俺のもので汚れており、後孔は香油でぬるぬるとしている。
風呂に入りたいと願うのは当然のことなのに、雰囲気を壊すかどうかを気にして戸惑っている吉乃様はとても可愛らしかった。思わず、声を出して笑ってしまう。
「いいえ、壊しませんよ。……一緒に湯に浸かりましょうか」
「一緒に? 一緒に湯に入るのか?」
「えぇ、そうです。嫌ですか?」
「嫌じゃない。……一緒に入りたい」
嬉しそうに微笑んで、吉乃様は小さな声でそう言った。その愛らしさに胸が詰まりそうになる。幸せそうに弧を描く双眸には、俺だけが映っていた。
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