すべては花の積もる先

シオ

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 トーカと離れていると、体の半分を失ったような感覚を抱く。

 腹を空かせているトーカのために屋台へと走り、急いで軽食を買った。トーカにも一緒来てもらった方が安全だったのかも知れないが、人と人とがぶつかり合うような混雑の中にトーカを連れて来ることは、どうしても憚られたのだ。けれどもやはり、いつも離れずそばにいるトーカが自分のそばにいないというのは、とても心細く感じる。そう感じているのは、トーカも同じなのではないだろうか。そんな思いが俺の体を急かしていた。俺は慌てるような速度で足を動かし、トーカが待つ木のそばへと向かう。

「随分と買い込みましたね。そんなに食べられるんですか?」

 俺の足が止まる。立ち塞がる者がいたのだ。もう少しでトーカのもとへ辿り着く、というところだった。俺の道を阻んだのは、あの男の側近であるヤザだ。バイユエの頭目補佐がここにいるということは、頭目であるあの男も近くにいるのだろう。嫌な予感がする。

「……退け」
「すみません。そういうわけにはいかないんです。今はちょっと、ご兄弟が仲良く過ごされているので」

 予感は的中していたということだ。あの男は、トーカの行動の全てを把握しているが、こちらは奴の動向を一切知ることが出来ない。もし奴が今日、チャオヤンに来るという情報を掴んでいたのならば、今日はチャオヤンへ行くのをやめようとトーカに勧めていたことだろう。

 あの男の動静を把握出来ていない状態でも、俺がトーカの日々の外出を止めないのは、奴がトーカに接触することはないだろうという思いがあったからだ。あの男は、トーカとの距離感を定めかねている。近づくことも出来ず、かといって離れることも出来ない。夜に眠ったトーカに会いにくるのは、意識のあるトーカと接することが恐ろしいからだろう。だからこそ、奴が自らトーカのもとへやって来て、接触を図るわけがないと思っていたのだ。俺の中に、そんな油断があった。

「心配しなくても、お二人にはあなたより優秀な護衛がついているので大丈夫ですよ」

 このヤザという男は、誰に対しても丁寧な物言いをするが、その実、誰のことも見下している。意図しているのか無意識なのかは定かではないが、今放たれた言葉には俺を貶める気持ちが滲み出ていた。だが、バイユエの頭目を護衛する者が俺より優秀であることは、事実だ。今こうして俺が離れていたとしても、あの男の護衛がついているのなら、トーカに何らかの害が及ぶことはないだろう。

「今日は絵を描きに来たんだそうですね? ただの趣味としてなら全く構いませんが……、いずれは筆一本で外つ国へ行くのだとか?」

 ヤザが歩きながら問いかけてくる。こちらに向いたその背中は俺に、ついて来いと言っていた。勿論、ついて行きたくなどない。一刻も早くトーカのもとに戻りたい。だが、ここで抗ったとしてもヤザの護衛に力づくで従わせられるだけだ。あの男と同様に、このヤザも姿を見せない護衛をつけている。相手は確実に複数人であり、こちらの分が悪い。仕方なく、ヤザの背中を追った。

「そんな幼稚な夢が叶うと、トーカ様は本気で思っておられるのですか?」

 雑踏から離れた路地裏で、ヤザはトーカの夢を嘲笑うようにそう言った。殺してやりたい気持ちが湧き上がるが、この男に手を出すと面倒なことになる。俺はトーカのために買った軽食が入る目の粗い紙袋を握りしめた。

「芸術家として大成出来るのは、ごく一部の人間だけです。失礼ながら、トーカ様がそのごく一部であるとは到底思えない。そのような険しい道を選ばずとも、頭目のそばにいれば何不自由なく暮らせるというのに。全くもって、理解に苦しむ」

 実際、トーカや俺が生きていくために必要な金はすべてバイユエから齎されている。今、手の中にある軽食を買ったのもその金だ。だがトーカは、己の力で外の世界へ出ていけるようにと絵を描き続けていた。それが無謀で、とても困難なものであることは俺だけでなくトーカも理解している。それでも、ヤザにトーカの夢を愚弄される謂れはない。

「トーカには、することがない。……だから、生きる目的を探してる」

 何不自由なく暮らすことに対し生き辛さを感じている、など言えばルーフェイの端に位置する貧民窟、タオジュに住む者たちは怒り狂うだろう。だが、豊かな者にも豊かなりの苦痛があるのだ。トーカにとって、それが生きる目的だった。目的も意味もない。だからこそ、己の命には価値がない。トーカにはそういった極端な思考があるように見える。だからこそ、絵を描いて、他者から評価を受けるということは、トーカにとってとても重要なことなのだ。

「なら、頭目のお世話係にでも任命しようかな。そうすれば、トーカ様は役目を与えられることになるし、頭目はいつもご機嫌だ。あぁ、でも。頭目はトーカ様に己の仕事ぶりを見られるのが嫌いなんだった。……上手くいかないものだなぁ」

 あの男には、トーカに見せる弟としての姿の他に、もうひとつ、ルーフェイを牛耳る背の者の頭目という姿がある。他者が傷つこうが、己が傷つこうが、動じることのない冷酷な心。暴力に優れ、血を流すことに抵抗のない極悪な精神。誰に非難されようとも、あの男は歯牙にも掛けない。だが、そんな男にとって唯一の例外がトーカだった。穏やかで平和な世界で生きるトーカに、背の者としての自分の姿を見られたくないと思っているらしく、少しばかりトーカと距離を取っている。そのおかげで俺は、多くの時間をトーカと過ごすことが出来ているのだ。

「あまり出歩かないように伝えてもらえませんか? トーカ様に大事でもあれば、頭目は冷静ではいられなくなる」
「俺は、トーカの行動を制限するつもりはない」

 行先がどこであっても、トーカが行きたいというのなら俺はついていくのみだ。そして、トーカの安全を守る。それが俺の役目。思い通りにならない俺を見て、ヤザは強い舌打ちを漏らした。おもてに貼り付けた笑顔の仮面が崩れ、ヤザの獰猛な表情が現れる。

「……使えない犬め」

 犬という言葉を侮辱として受け取ったことはない。浮浪児として路傍をうろついていたころから、野良犬と呼ばれ続けていたのだ。犬という言葉は、昔からずっと俺を表していた。だが今はただの野良犬ではない。

「そうだ。俺は犬だ。トーカの犬。だから、俺はトーカの望みに従う」

 俺にとって、主人はただひとり、トーカなのだ。トーカの望まないことは絶対にしないし、トーカの願いであれば絶対に叶える。そう告げた俺を見て、ヤザは顔をしかめた。気味の悪い生き物でも見ているような目をして、肩を竦める。

「この街には、頭の可笑しい人間なんてごまんといますが、あなたと頭目は頭抜けてますよ。確かにトーカ様は美しい方ですけど、男じゃないですか。母性に飢えているのなら、娼館へ行かれては? 柔らかな体と、豊かな乳房に触れた方がいい」

 腹立たしいことだが、俺には憎らしいトーカの弟の気持ちが分かるのだ。男だとか、女だとか。あまつさえ、その美醜さえ、俺たちには関係がない。トーカという存在に、強く惹かれている。他の人間では代わりにならないほどに、たった一人を求めている。そこに理由などなく、きっかけなど思い出せない。それでもただ、トーカのそばにいたいと願う想いだけが胸にあるのだ。

「手に入らない男を求め続けるとは……、哀れですね」

 溜息と共に吐き捨てられたそれは、俺に向けられた言葉だった。だがおそらく、あの男にもヤザはそう言ってやりたいのだろう。バイユエの頭目としての務めを完璧にこなす一方で、兄であるトーカに骨抜きにされている己の上司に、ヤザは幾許かの不満を抱いているのだ。

「……俺はトーカを手に入れたいわけじゃない。ただ、そばにいたいだけだ」

 求めるという行為は、いずれ掌中に収めたいという気持ちを含むものだ。だが俺は違う。そんな大それたことは願わない。ただこれからもずっと、変わることなくトーカのそばにいたいだけだ。俺はもう十分にたくさんのものをトーカに与えてもらった。これ以上を望む気などない。

「なら、頭目がトーカ様を手に入れてもいいんですか?」
「トーカが、そう望むなら。俺は従う」

 いつか、トーカが誰かを選ぶ日が来るだろう。その時の相手など、誰でもいい。トーカが幸せになれるのあれば、あの男だったとしても、俺は構わない。そう告げた俺をみて、ヤザはにやりと笑う。とても悪人らしい笑みだった。

「嘘吐き」

 一歩踏み込んで近づいてきたヤザは、悪辣な笑みを浮かべたまま俺に向けて人差し指を突き付ける。そしてその指で、俺の胸を突いた。愉快そうな表情のまま、何度も指で突き、それと同時に言葉を放つ。

「誰にも渡したくないくせに。本当は、頭目を殺してしまいたいくせに。落ち着き払った犬のようでいて、その実、あなたはとても獰猛な狼ですよ。欲望に満ちた目でトーカ様を見ていることに気付いていないんですか?」

 耳を塞いでしまいたい。けれど、俺の手は今、トーカのために買った軽食を抱えている。耳を塞いで侵入を防ぐということが出来なかったヤザの言葉たちは、どろどろとした粘性を持って俺の耳に入り込むと、ゆっくりゆっくり頭にまで到達した。不愉快だ。とても、気分が悪い。

「本当は犯したいんでしょう? 自分の欲望を捻じ込んで、トーカ様の全てを暴いて。たとえ、トーカ様が泣いて嫌がったとしても、その全てを自分のものしたいと思っている。自分の願いが分からないんですか? それとも、自身の中にあるその欲望を禁忌として封じた? ……よろしい。ならば、そのままで。頭目を、本気で怒らせることがないように」

 こちらの意思などお構いなしに、ヤザは滔々とそう言った。俺が多弁な性格であったなら、そんなことはないと大きな声で否定の言葉の数々を重ねられただろうか。だが、実際の俺は押し黙り、ヤザを睨みつけることしか出来ない。

「頭目があなたの存在を許容しきれず、あなたを殺したとしましょう。そうなれば、あなたを失ったトーカ様が悲しむ。最悪の場合、トーカ様が頭目を憎むかも知れない。その事態だけは、避けたいんですよ、私は。バイユエのためにも。……あぁ、もう。まったくもって、あなたたちは本当に面倒臭い三角関係ですね。低俗な芝居のようだ」

 トーカの父親である先代頭目に長く仕えていたヤザは、バイユエというものをとても大切にしている。バイユエをこれからも存続させるためにはあの男が必要で、あの男にはトーカが必要なのだ。その関係性を唾棄するように、ヤザは続ける。

「私は現状を望みます。どうか、トーカ様と穏やかな毎日をバイユエの屋敷で過ごしてください。そしてくれぐれも、頭目を刺激することのないように」

 言いたいことだけ好き勝手に言って、ヤザは去っていった。俺は人気のない路地裏に残される。すぐにトーカのもとに戻りたいのに、体が言うことを聞かなかった。気持ちとは裏腹に、足から力が抜けていく。ずるずると下がっていく体は、ついにしゃがみ込んでしまった。

「……欲望に満ちた目?」

 ヤザの放った言葉を反芻する。不愉快なことにあの声が、頭の中にこびりついていてしまっているのだ。それを取り除きたくて頭を左右に振るが、容易く抜けて行ってはくれない。狡猾な蛇のような瞳で笑い、ヤザは俺を見ていた。笑いながら、恐ろしいことを言っていた。

 トーカに、乱暴なことをしたいなどということを、俺が望むわけがない。傷つけたくないのだ。何よりも大切にしたいと思っている。だからこそ、ヤザが言ったことは出鱈目だ。だが、と己の胸の中で疑念が沸く瞬間があった。本当に、全てが全て、出鱈目なのだろうか。ヤザは残忍で冷酷な背の者ではあるが、物事の本質を見抜く目を持っている。そんな男が俺見て、あのように評した。ならば、俺自身でさえ直視できない俺の心が、この胸の中には潜んでいるのかもしれない。

 嘆かわしいことに、思い当たる節がないわけではないのだ。

 何故か、トーカを見ていると強烈な飢餓を味わうことがあった。腹が満たされていても、喉が潤されていても、強い飢えが己の中に芽生える瞬間が稀にある。つい先日などは、耐えられずにトーカに噛みついてしまった。入浴の手伝いをして、華奢な首筋を見つめている時に、俺の飢餓が頂点に達したのだ。思えば、その飢えの感覚は随分前から始まっていたのだと思う。

 俺の正確な年齢は分からない。トーカと出会った頃の外見から推定して、当時の俺は五歳だったということになった。あれから十三年。トーカと共に、長い時を過ごしてきた。その過程で、俺の体も少しずつ大人になっていく。俺の身に精通が訪れたのは、だいたい十三、十四の頃。トーカと共に、風呂に入っていた時にそれは起こった。その頃は、二人で共に風呂桶に入っており、トーカの裸は当然見慣れたものだった。だというのに、俺の体は突然に反応してしまったのだ。

 体がむずむずとして、苦しくて、何が起こっているのかが分からなかった。焦って、半泣きになっていた俺を見て、トーカは驚きながらも俺の状況を把握してくれた。即ち、子供であった俺のそれが立ち上がり、大人になろうとしているということを理解してくれたのだ。その瞬間、俺もトーカも共に混乱の渦の中にいた。だがトーカは、俺よりも先に渦の中から脱したのだ。

 体の疼きに戸惑い、己の状態に恐怖すら感じていた俺の体を、トーカが抱きしめる。そしてトーカの手が、硬くなった俺のものを撫でてくれたのだ。大丈夫、すぐに楽になるよ、とそう言いながら。初めての吐精は、風呂に入ったまま、トーカの手の中に放つこととなった。あの瞬間の強烈な解放感は、今でも忘れることが出来ない。

 それからも、俺のものが反応すると、トーカが優しく扱いてくれた。大抵は、寝台の上で。向かい合わせで横になり、トーカの腕に抱き締められながら、トーカの手が俺のそれを慰めた。当時はまだトーカの方が俺よりも背が高く、トーカに抱きしめられると俺の体はすっぽりと埋まってしまう。トーカに包み込まれながら果てるのは、頭がおかしくなりそうなほどに気持ちがよく、それと同時に、いけないことであるように感じていた。

 いけないことだから、やめなければ。誰に咎められるまでもなく、俺はトーカの手に頼らない方法を選び始める。自慰を覚えてからは、トーカに触れられることもなくなった。だが、今はトーカに触れて欲しくて堪らない。否、違う。俺がトーカに触れたいのだ。かつて、優しく俺のものを扱いてくれたように、俺もトーカのものを撫でたい。俺の腕の中で、快感に震えるトーカが見たい。その欲望が、俺の心の奥底にあることは、ずっと分かっていた。分かっていて、見て見ぬふりをしてきたのだ。

 間違いなく、今、俺は幸せだった。

 トーカのそばで生きられて、トーカの笑顔を見ることが出来て、俺は幸せなのだ。これ以上を望むというのは、あまりにも罪深いことだった。多くを欲した結果、今ある幸福の形が崩れてしまうことは、何よりも恐ろしい。どんどんと欲張りになっていく自分自身が、心底嫌いだった。トーカはよく、部屋の床に座る俺に、椅子に座るように勧めてくれるが、あれは俺にとって戒めなのだ。浮浪児として、固い石畳の上に座りながら、縋る目で道ゆく人々を眺めていた己を忘れないように、という戒め。

 求めてはならない。欲してはならない。己の手で、あのひとを穢してはならない。何度も何度も自分にそう言い聞かせた。湧き上がる欲望を抑えつけ、殴殺し、封じ込める。そうして、己自身でも自覚出来ないほど心の奥底へその思いを沈めたのだ。そのまま澱となって消えればいい。トーカのそばにいられるだけで、俺は幸せなのだ。それ以上を望むことなど、あってはならない。けれども俺は、

「トーカを……食べたい」
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