女神皇主は悪魔王子に溺愛されて受難の日々です!

如月ニヒト

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パーティの後

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「レティシア、レティシア!」

 パーティーから帰って部屋に着くなり、興奮したレギアスが息を荒くしながら迫ってきた。
 迎えに出ていた侍女たちが慌てて控え室に下がっていく。

「や、ちょっと、いきなり……」

 ドアを閉めながら私に口付け、強引に舌を絡ませると、レギアスは両腕を掴んでグイグイ押してくる。
 かなり高いヒールを履いている私は脚がもつれて転びそうになりながらレギアスのキスに必死に応えた。気づいたら部屋の奥の書き物机の前に追い詰められていた。

「レティシア……綺麗だ」

 レギアスの美しい銀の瞳に射すくめられて、私はその場から動けなくなってしまった。鼓動が跳ねて、体がジワジワと熱くなってくる。
 レギアスはまた私の唇を塞ぐと、ドレスを下ろして乳房を露出させた。

「や、待って、レギアス……」
「待てないよ。こんなに綺麗なレティシアが目の前にいて、ずっと男達の視線に晒されてて……。レティシアは俺の、俺のだ。全部、俺の、俺だけの……」

 レギアスは私の乳房に歯を立てながら舌を這わせると、両手で揉みしだいた。
 熱い息からレギアスの興奮が伝わってきて、心臓がドキドキして、レギアスの肩を掴む腕はビクビクと震えて……

「レギアス、あっ、レギアスッ」

 レギアスの指が乳房の先端に触れ、優しく捏ねられると私はたまらずレギアスの頭を抱きかかえ、彼の髪に顔をうずめながら彼の名を呼んだ。

「レティシア、そんなにされたら動けないよ……」
「いや、離したくないの……レギアス、レギアス……」

 ただひたすら愛しくて……
 私はますます強くレギアスにしがみついた。

「レティシア、ダメだよ」

 レギアスは優しく言うと、両乳首をぎゅうっとつまみながら乳房に噛みついた。

「ーーーー!!っ!っ!いっ、痛いっ!痛いよ。酷い……レギアス、噛まないで……」

 激しい痛みを感じるとともに下半身がギュウっとなって脚がプルプルと震える。下着がドロリと濡れるのが自分でもわかってしまった。
 私はレギアスを離し、肩を押して必死に逃げ出そうとして、レギアスに腰を抱きすくめられてさらに乳房にむしゃぶりつかれた。
 硬くなった先端をレギアスの温かい舌が絡めとる感触がたまらなくて、それだけでまたイきそうになる。

「あっ、レギアスっ!あっ、ああっ!あっ!」

 私が必死に後ろ手で机にしがみついていると、レギアスは片手で器用にスカートをたくし上げた。私の太ももを撫で回し、ショーツの中に手を差し入れて蜜壷の周りをなぞる。

「レティシアは本当に噛まれるのが好きだね。下着がベトベトだよ」
「あっ、あっ、そ、そんな、違う、……あ、あんまり痛いのは、嫌なの……」
「へぇ、じゃあどのくらいの痛いのが好きなのかな?」
「ぃや……待って、待って!ッアアアああっ!!いっっ!レギアスッ!ダメッ、ダメぇ!!ア゛ッ、ああっ!アああ!!」
 
 レギアスは蜜壷の中に指を差し入れながら何度も強さを変えて首や肩や乳房に噛み付いた。
 痛みとともに強烈な快感が全身に押し寄せてレギアスの指を締め付けると、レギアスの指が感じるところを擦ってくるからもうたまらない。

「ふふっ、凄いねレティシア。こんなに涎を垂らして悦んで。何回イッた?」
「そんな……わからな、あっ、レギアス、レギアスッ!ああっ!」

 レギアスがジュプジュプと音を立てながら激しく蜜壷を掻き回し、私は羞恥と快感で崩れ落ちそうになった。

「あ゛あ!レギアス、あ゛っ!も、ダメぇッ!」
「ほら、しっかり立って」

 耳元で囁きながら花芽を親指でぎゅうっと押された。私は声も出せずに全身を痙攣させながら寄りかかっていた机の側面を滑り落ち、レギアスに抱き止められた。

 私がボンヤリと快感の余韻に浸っていると背中がヒンヤリとして、レギアスの温もりが離れていく。

「レギアス?」
「ふふ、いい眺め。綺麗だよレティシア」

 どうも書き物机の上に寝かされているようだ。固いし頭がはみ出していて心もとない。

「レギアス……こんなとこ、恥ずかしい……。ベッドに、連れて行って……」
「いいよ。後でね」

 机の前で私を眺めていたレギアスはそう言って嗤うと私の脚を持ち上げ、蜜壷に顔をうずめた。

「あ、や、待って!あっ、ここ、怖いの、あっ、アッ、レギアス!あんっ、あっ、ダメぇ!!」
「ふふ、すぐイくなぁレティシアは」
「れ、レギアス、も、許して!あっ!ああっ!これ、以上、抑えられな……あっ、アアアアああ!!」

 レギアスの舌が蜜壷の中を這い回り、指で蕾をギュッと摘まれて私は大袈裟に仰け反りながら何度も達してしまった。
 もう頭は宙に浮いてしまい落ちそうで怖くて、気持ちいいはずなのに落ち着かない。

「レギアス、も、ヤダぁ……」
「また泣き出して、可愛いな。もう少しだよ」

 レギアスに浮き上がった両脚を抱えられ、私を見つめながら猛りきった塊を押し込まれた。
 入り口を押し広げられただけで私の体はまたすぐに上りつめてしまって、涙が溢れてお腹の奥がレギアスを求めてギュウギュウと収縮している。

「あ、ああああ……」
「レティシアの中、今日もあったかくてキツキツだね……は……気持ちいい」

 肉棒をゆっくりと出し入れされて……またイキそうなのに頭の支えがない不安で集中できなくて、レギアスに抱き付きたくて必死に腕を伸ばした。

「次からここで仕事する時も思い出しちゃうかな」
「あ、そんなの、困るの。あっ!れ、レギアス、レギアスっ!あっ!ああっ!レギアスッ」
「レティシア、レティシア……」

 レギアスは私の体の下に腕を回し、頭と背中を抱えると私の首や肩に舌を這わせながら肉棒をグリグリと何度も押し込んでくる。

「ああああああ!あ、あああああ!れ、レギアスッ、レギアス!!」
「レティシア、そんな腕も脚も絡められたら、動けなくなるよ!」
「だって、だってぇ、あっ、あぁっ!」
「レティシアっ、そんなにしがみつくほど俺が好きなの?」

 愛しくて少しも離れたくなくて、私は必死にレギアスに縋り付いた。

「好きっ、好きぃっ!レギアス、レギアス!!あんっ!あああ!」
「くそっ、可愛いな。レティシア、好きだ、レティシア!!」

 言い終わると同時に勢いよく奥まで突き入れられて、私を振り解きながら無茶苦茶に腰を打ち据えられた。

「アアアアア!!!れ、レギ……ア、ア゛ーーーーーー!!!!……ッ、あ゛っ、あ゛あ゛っ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……」

 強すぎる快感に意識が飛んでは引き戻されて、私はもう自分がどこに居るのかもよく判らなくなった。



「レティシア?大丈夫??」

 レギアスの声が聞こえるけど、頭がボンヤリして答えられない。

「次は窓に押しつけてしたかったのにな……また今度にするか」

 なんか怖いことを言われてる気がする……

「仕方ない、ベッドで続きするよレティシア」

 レギアスが私の体を起こして抱き上げた。

「ぁん……ん……」

 レギアスと繋がったままだからまた奥まで突き刺さって……刺激が……
 また快楽の波が押し寄せて私の体がビクビクと反応する。

「ふふ、気持ちいいの?ほら、しっかり起きてちゃんと掴まってないと危ないよレティシア」

 レギアスが腰をグリグリと押しつけてきた。

「あっ!あ、ん、……レギアス、も、ちから、入らないの……あっ、あんっ!」
「そんなんじゃベッドまで持たないよレティシア」

 レギアスは私を抱えて寝室まで歩き出した。体が揺れて、その度にゾクゾクと体が痺れてもうどうにかなりそう……

「れ、レギアス、あっ、あっ、あっ、落ちちゃう、落ちちゃう!」

 もう腕に力が入らなくてレギアスに上手くしがみつけず、感じる体は勝手にビクビクと大袈裟に揺れてしまう。

「仕方ないな」

 レギアスは腕の位置を上げるとギュウっと抱きしめてくれた。

「レギアス……服、じゃまぁ……」

 大好きなレギアスの首元がゴテゴテした服と飾りでで覆われている。
 私は目当てのものに顔を擦り付けられずにレギアスの顔を見て膨れた。

「はは、相変わらずレティシアは可愛いな。そうだな、でも俺はこのままもう少し楽しみたいかな」

 レギアスはそう言うと私の耳を食みながら腰をグイグイ押し付けた。

「れ、レギ……あぁ、ぁ……」

 レギアスのが奥にグリグリと当たって快感がビリビリと全身に拡がる。

「レギアス、あっ、気持ちい、気持ちいいよぅ……」
「ふふ、レティシア、ちょっと頑張って掴まっててよ」
「え?……や、まっ、待って!!あっ!ああっ!やっ、落ちちゃう!あっ、あん!ああっ!あっ、あっ!レギアス!レギアスッ!!あっ、アあっ!アアアーーーー!!」

 レギアスにお尻を鷲掴みにされて何度も突き上げられて、私は激しい絶頂の波に溺れそうになりながら必死に彼の服を掴んでいた。
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