32 / 70
1人だけしか愛せない?
しおりを挟む
「主様!良くなったんですのね!!」
目が覚めてレギアスとリビングに行くとシャリーアが駆け寄ってきた。
ヴァルグと一緒にこの国をあちこち見て回っていたらしいのだけど戻ってきていたようだ。
シャリーアは立ち止まって私をまじまじと観察すると、そっと抱きついてきた。
「主を失うかと思いましたわ。どうかもう危険なことはやめて下さいまし」
「心配かけてごめんなさいシャリーア。まさかレギアスの魔力を吸ったらいけないなんて思わなくて」
シャリーアは人型になってもスベスベで柔らかくて、抱きしめると心地いい。
「主様、この男の魔力なんて見るからに禍々しくて危険じゃありませんか。こんなものを取り込もうだなんて常軌を逸してますわ」
「そ、そう言われると……私も最初はそう思ってたのだけど、やっぱり好きな人の魔力だと思うと禍々しいとは思えなくなっちゃうみたい……」
「主様、冷静になって考え直した方がいいですわよ?女神が悪魔と交わるなんて不吉ですわ」
レギアスがすぐ後ろで聞いてるのになんてこと言うのかしら……シャリーアも命知らずね。
「私の祖先のセレスティア神は豊穣の女神でね、それはもう数々の浮き名を流したのよ。本当かどうかわからないけど相手が神だろうが人間だろうが動物だろうがお構いなしで、悪魔も例外じゃないわ」
悪魔に関しては詳細不明だけどチラッとそんな記述があったはず……
「だからね、我が国は世界一恋愛が自由な国なの。種族や性別や年齢差なんてお構いなしに誰とでも結婚できるのよ?もちろん子供相手には色々制約があるけれど」
夢の国と呼んで憧れる者もいれば変態の巣窟と蔑む者もいるが余計なことは言うまい。
「そんな国の皇主でセレスティアの生まれ変わりかもしれない私が今更相手が悪魔だからとか気にすると思う?」
「ご先祖は色んな相手と恋愛して……問題は出なかったんですの?」
「え?……あ、うーん……あったから、逃げてきたんじゃないかしら……」
アンサリム皇国の成り立ちは女神セレスティアが人間の男と結ばれて他の神々から逃げてきたことから始まる……
思わぬ反撃に遭ってしまった……
シャリーアにジッと見つめられる。
レギアスの視線も痛い。
「詳しい事は記録に無くて……。でも、後悔していないから自由恋愛を変わらず推奨したのだと思うし……それに……なにを言われようが私はレギアスを手放す気はないの」
「手放してもらえないの間違いではないんですのね。まあ、私も主様に嫌と言われても離れたくないからわかりますわ」
シャリーアにまた抱きしめられる。気持ちいい。
「ふふっ、わかってくれてありがとうシャリーア」
「わかったならそろそろ離れろ」
レギアスに脇の下を掴まれて強引に引き剥がされた。
そのまま後ろから抱きすくめられて、レギアスはまた私の髪の毛に顔を擦り寄せている。
「ちょっと!あなた主様にくっつき過ぎですわ!今は気持ちが盛り上がってるからいいでしょうけど、一日中離れられないのにそんなんじゃすぐに嫌がられるようになりますわよ?」
「そ、そんなわけあるか……」
「これでも私、色々と人間を観察してましたの。こんなにベタベタしていられるのはどんなに長くてもせいぜい最初の3ヶ月くらいですわ。飽きられないように時々私に主様を預けるといいんですの」
物語では運命の恋人同士はいつまでも変わらず仲良かったりするけれど違うの?
お父様とお母様は……とても仲が良かったけど、さすがにこんなにベタベタはしていなかったわね。
でも、確かに一日中そばにいるのは特殊よね……1人の時間が無いことにいつまで耐えられるのかしら……
あ……、私、お父様とお母様を思い出しても泣かないで済むようになってる……
ってそう思ったらちょっと泣きそうになってきたわ、危ない。
「お、おおお俺とレティシアをその辺のヤツらと一緒にするな!」
「ふふふ、動揺していますわね?あなたは聖印があるからいつでもくっつきたいでしょうけど、主様は違うのですわ。嫌がられるのも時間の問題ですわ」
「れ、レティシア!!」
「わ、私は今のところ、大丈夫よ?さっき、レギアスがそばにいるのに触れてくれなくて……寂しかったし……」
「今のところ、とか怖いこと言うなよ……」
レギアスが私の体を半回転させて向かい合う形になった。レギアスの銀の瞳が不安で揺れている。
「う、でも……これからもずっと1人の時間がトイレしか無いって想像すると確かに……」
「そ、そんなの皇女に生まれたんだから俺がいなくても元々無いだろ??」
「そ、そう言われると……そうね……」
1人の時間が元々無い同士だからこそやっていけるとかあるかしら……そうだといいな。
あ、でもレギアスは違いそう。
「レギアスは、今まで1人の時間多かったんじゃない?私とずっと一緒だと息が詰まらない?」
「え、俺は1人って言ってもずっとヴァルグが居たから……あいつお喋りでうるさいし」
そうは見えないけど凄い絆なのね。念話も使えなかったのにお喋りって……
リビングの中央のソファに目をやると、ヴァルグが竜王様に街で買った土産の食べ物を見せびらかして一緒に食べているのが見える。夕食前だけどドラゴンの胃袋には関係ないわよね。
「俺は1人の時間なんていらない。ずっとレティシアのそばがいい」
そ、そんな抱きしめられたら苦しい!苦しいから!!
「わ、わかったから!私も同じよ?ね?落ち着いてレギアス」
「レティシア。愛してる」
力は弱まったけど全身で擦り寄ってくる。色々くすぐったい。
シャリーアが舌打ちしながらこっちを見ている。
「さっきはちょっと辛かったのだけど、相手がシャリーアなら板挟みもちょっと嬉しいわ。ふふっ、これからもよろしくね」
「ああ、あの男は気持ちが悪かったですわね……アレならこの悪魔のほうがマシですわ」
気づかなかったけどあの時もう帰って来て見てたんだ……
「ちょ、ちょっと、本当のことでも本人に聞こえるところでは絶対言わないでね??」
「わかってますわ」
「くくっ、さ、サラディール、可愛そうなヤツ」
「わ、笑い事じゃないわよ!どうしたらいいのかしら……聖印を他の人にかけ直してもらうとか、さすがに余程のことがなければできないのよ……」
でもまあサラの気持ちもわかる。聖印を与えてくれた相手にはたいてい好意を抱くものなのだ。私がレギアスや竜王様に計算してやったように、サラも期待していたのね……
しかもサラの場合おそらくたった一人にしか使えない術だったわけで……応えられなくて申し訳ない。
私はセレスティアだから……1人だけしか愛せないなんて思いもよらないのだろうな。
「もしも万が一あの男が政治力で夫の座を手に入れたらどうするんですの?義務として抱かれてあげるんですの?」
言われて、想像してしまった……
鳥肌と震えが全身に走る。
「レギアス、そうなっても触れさせないって、さっき言ってたわよね?」
「当たり前だ」
「良かった……私の意思で拒否するのはちょっと可哀想だから……レギアスに任せる。……うう、めんどくさい……」
私は自身を抱きしめて腕をさすった。
……そういえばレギアスがサラに後で殺すとか言ってた気がするけど、今はそんな気は無さそうね。良かった。
「主様って、やっぱり聖女らしくないですわね……」
「私の聖女属性はただ神聖力が凄いってそれだけよ」
「そんなわけあるか、あの治癒術はお前のオリジナルだろう。あれは気高い精神性がなければ到達できない技だ」
ヴァルグと一緒にソファで寛いでいた竜王様が口を挟む。
気高いとか言われてしまったわ。その通りなのだけど竜王様に言ってもらえるとちょっと照れる。
「あ、ありがとうございます……」
「おい、レティシア、赤くなるな」
レギアスがギリギリしている……
目が覚めてレギアスとリビングに行くとシャリーアが駆け寄ってきた。
ヴァルグと一緒にこの国をあちこち見て回っていたらしいのだけど戻ってきていたようだ。
シャリーアは立ち止まって私をまじまじと観察すると、そっと抱きついてきた。
「主を失うかと思いましたわ。どうかもう危険なことはやめて下さいまし」
「心配かけてごめんなさいシャリーア。まさかレギアスの魔力を吸ったらいけないなんて思わなくて」
シャリーアは人型になってもスベスベで柔らかくて、抱きしめると心地いい。
「主様、この男の魔力なんて見るからに禍々しくて危険じゃありませんか。こんなものを取り込もうだなんて常軌を逸してますわ」
「そ、そう言われると……私も最初はそう思ってたのだけど、やっぱり好きな人の魔力だと思うと禍々しいとは思えなくなっちゃうみたい……」
「主様、冷静になって考え直した方がいいですわよ?女神が悪魔と交わるなんて不吉ですわ」
レギアスがすぐ後ろで聞いてるのになんてこと言うのかしら……シャリーアも命知らずね。
「私の祖先のセレスティア神は豊穣の女神でね、それはもう数々の浮き名を流したのよ。本当かどうかわからないけど相手が神だろうが人間だろうが動物だろうがお構いなしで、悪魔も例外じゃないわ」
悪魔に関しては詳細不明だけどチラッとそんな記述があったはず……
「だからね、我が国は世界一恋愛が自由な国なの。種族や性別や年齢差なんてお構いなしに誰とでも結婚できるのよ?もちろん子供相手には色々制約があるけれど」
夢の国と呼んで憧れる者もいれば変態の巣窟と蔑む者もいるが余計なことは言うまい。
「そんな国の皇主でセレスティアの生まれ変わりかもしれない私が今更相手が悪魔だからとか気にすると思う?」
「ご先祖は色んな相手と恋愛して……問題は出なかったんですの?」
「え?……あ、うーん……あったから、逃げてきたんじゃないかしら……」
アンサリム皇国の成り立ちは女神セレスティアが人間の男と結ばれて他の神々から逃げてきたことから始まる……
思わぬ反撃に遭ってしまった……
シャリーアにジッと見つめられる。
レギアスの視線も痛い。
「詳しい事は記録に無くて……。でも、後悔していないから自由恋愛を変わらず推奨したのだと思うし……それに……なにを言われようが私はレギアスを手放す気はないの」
「手放してもらえないの間違いではないんですのね。まあ、私も主様に嫌と言われても離れたくないからわかりますわ」
シャリーアにまた抱きしめられる。気持ちいい。
「ふふっ、わかってくれてありがとうシャリーア」
「わかったならそろそろ離れろ」
レギアスに脇の下を掴まれて強引に引き剥がされた。
そのまま後ろから抱きすくめられて、レギアスはまた私の髪の毛に顔を擦り寄せている。
「ちょっと!あなた主様にくっつき過ぎですわ!今は気持ちが盛り上がってるからいいでしょうけど、一日中離れられないのにそんなんじゃすぐに嫌がられるようになりますわよ?」
「そ、そんなわけあるか……」
「これでも私、色々と人間を観察してましたの。こんなにベタベタしていられるのはどんなに長くてもせいぜい最初の3ヶ月くらいですわ。飽きられないように時々私に主様を預けるといいんですの」
物語では運命の恋人同士はいつまでも変わらず仲良かったりするけれど違うの?
お父様とお母様は……とても仲が良かったけど、さすがにこんなにベタベタはしていなかったわね。
でも、確かに一日中そばにいるのは特殊よね……1人の時間が無いことにいつまで耐えられるのかしら……
あ……、私、お父様とお母様を思い出しても泣かないで済むようになってる……
ってそう思ったらちょっと泣きそうになってきたわ、危ない。
「お、おおお俺とレティシアをその辺のヤツらと一緒にするな!」
「ふふふ、動揺していますわね?あなたは聖印があるからいつでもくっつきたいでしょうけど、主様は違うのですわ。嫌がられるのも時間の問題ですわ」
「れ、レティシア!!」
「わ、私は今のところ、大丈夫よ?さっき、レギアスがそばにいるのに触れてくれなくて……寂しかったし……」
「今のところ、とか怖いこと言うなよ……」
レギアスが私の体を半回転させて向かい合う形になった。レギアスの銀の瞳が不安で揺れている。
「う、でも……これからもずっと1人の時間がトイレしか無いって想像すると確かに……」
「そ、そんなの皇女に生まれたんだから俺がいなくても元々無いだろ??」
「そ、そう言われると……そうね……」
1人の時間が元々無い同士だからこそやっていけるとかあるかしら……そうだといいな。
あ、でもレギアスは違いそう。
「レギアスは、今まで1人の時間多かったんじゃない?私とずっと一緒だと息が詰まらない?」
「え、俺は1人って言ってもずっとヴァルグが居たから……あいつお喋りでうるさいし」
そうは見えないけど凄い絆なのね。念話も使えなかったのにお喋りって……
リビングの中央のソファに目をやると、ヴァルグが竜王様に街で買った土産の食べ物を見せびらかして一緒に食べているのが見える。夕食前だけどドラゴンの胃袋には関係ないわよね。
「俺は1人の時間なんていらない。ずっとレティシアのそばがいい」
そ、そんな抱きしめられたら苦しい!苦しいから!!
「わ、わかったから!私も同じよ?ね?落ち着いてレギアス」
「レティシア。愛してる」
力は弱まったけど全身で擦り寄ってくる。色々くすぐったい。
シャリーアが舌打ちしながらこっちを見ている。
「さっきはちょっと辛かったのだけど、相手がシャリーアなら板挟みもちょっと嬉しいわ。ふふっ、これからもよろしくね」
「ああ、あの男は気持ちが悪かったですわね……アレならこの悪魔のほうがマシですわ」
気づかなかったけどあの時もう帰って来て見てたんだ……
「ちょ、ちょっと、本当のことでも本人に聞こえるところでは絶対言わないでね??」
「わかってますわ」
「くくっ、さ、サラディール、可愛そうなヤツ」
「わ、笑い事じゃないわよ!どうしたらいいのかしら……聖印を他の人にかけ直してもらうとか、さすがに余程のことがなければできないのよ……」
でもまあサラの気持ちもわかる。聖印を与えてくれた相手にはたいてい好意を抱くものなのだ。私がレギアスや竜王様に計算してやったように、サラも期待していたのね……
しかもサラの場合おそらくたった一人にしか使えない術だったわけで……応えられなくて申し訳ない。
私はセレスティアだから……1人だけしか愛せないなんて思いもよらないのだろうな。
「もしも万が一あの男が政治力で夫の座を手に入れたらどうするんですの?義務として抱かれてあげるんですの?」
言われて、想像してしまった……
鳥肌と震えが全身に走る。
「レギアス、そうなっても触れさせないって、さっき言ってたわよね?」
「当たり前だ」
「良かった……私の意思で拒否するのはちょっと可哀想だから……レギアスに任せる。……うう、めんどくさい……」
私は自身を抱きしめて腕をさすった。
……そういえばレギアスがサラに後で殺すとか言ってた気がするけど、今はそんな気は無さそうね。良かった。
「主様って、やっぱり聖女らしくないですわね……」
「私の聖女属性はただ神聖力が凄いってそれだけよ」
「そんなわけあるか、あの治癒術はお前のオリジナルだろう。あれは気高い精神性がなければ到達できない技だ」
ヴァルグと一緒にソファで寛いでいた竜王様が口を挟む。
気高いとか言われてしまったわ。その通りなのだけど竜王様に言ってもらえるとちょっと照れる。
「あ、ありがとうございます……」
「おい、レティシア、赤くなるな」
レギアスがギリギリしている……
0
お気に入りに追加
93
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました
市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。
私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?!
しかも婚約者達との関係も最悪で……
まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
森でオッサンに拾って貰いました。
来栖もよもよ&来栖もよりーぬ
恋愛
アパートの火事から逃げ出そうとして気がついたらパジャマで森にいた26歳のOLと、拾ってくれた40近く見える髭面のマッチョなオッサン(実は31歳)がラブラブするお話。ちと長めですが前後編で終わります。
ムーンライト、エブリスタにも掲載しております。
王子は公爵令嬢を溺愛中
saku
恋愛
小さい頃レイラは怪我をしてしまい、前世を思い出した。
それは、前世の頃に読んでいた小説の記憶だった。物語の中のレイラは、婚約者である王子から嫌われており、婚約を破棄されてしまう……はずだった!!
あれ? 記憶とは全然違って、何故か王子から溺愛されてません? 私……王子に嫌われるんじゃないんですか!?
小説家になろう様でも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる