女神皇主は悪魔王子に溺愛されて受難の日々です!

如月ニヒト

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悪戯のお返し

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「レティシア、今度は俺がいっぱい気持ちよくしてあげるからね」

 レギアスの首元に顔をうずめている私の耳を舌でなぞりながらドレスを脱がせていく。

 私がショーツ1枚になるとレギアスの手が中に入ってきて最奥に触れた。

「ふふっ、濡れてる。俺のを咥えてレティシアも感じたのかな」

 ええ?それは無いと思う。たぶん。
 ああでも、レギアスの感じる顔と声が色っぽくてちょっとドキドキしたかも……

 そんなことを考えている間に私の耳を甘噛みしながらレギアスの指が蜜壷の周りを動き回り、その気ではなかったはずの体がビクビクと反応する。

「あっ!……んっ……あっ……あ……ん……」

 あ、なんだか私、いつの間にかすっかりその気になってる。気持ちいい……

「レティシア、レティシア……可愛い、レティシア」

 ベッドの上で膝立ちの状態で抱き合いながらレギアスの指に優しく花芽を撫でられて、耳や周りにたくさんキスされて、私は安心感と快感がないまぜになった幸福感で満たされていた。

 ずっとこうしてレギアスの肌に顔をうずめていたいのに、腰の辺りが疼いて……あ、脚がガクガクしてずり落ちちゃう。

「あ、あああっ!」

 体から力が抜けた私はレギアスに受け止められ、そっとシーツの上に下ろされた。

「欲しい?」

 レギアスに見つめられて私はコクリと首肯すると、ペロリと唇を舐められて唇をついばまれる。
 同時に乳房を優しく包みながら蜜壷の中をそろそろとかき混ぜられた。
 そこ、そこ好きなの。でも力が弱すぎて、足りないよう。

「れ、レギアス……」

 欲しいって、頷いたのに……なんでそんな中途半端に触るの……?

「はっ……あっ、あっ……レギアス、た、足りないの……もっと、触って……」

 私は気持ち良さと、切なさで涙がポロポロと零れた。

「はぁ……レティシア、かわいい……」

 レギアスは私のショーツの紐を解いて脱がせると、脚を持ち上げて蜜壺にむしゃぶりついた。ジュルジュルと音を立てて蜜を啜られ、羞恥と快感で私は身を捩って悶えた。

「ああっ!あっ!あっ!レギアスっ!あっ!」
「レティシアの蜜、たくさん溢れてるよ。ふふ、甘くて美味しい」
「や、やだ、そんなわけ、あっ、ない、あっ、ああっ!!」

 レギアスは花芽から芯を露出させると、指で優しく撫でながら舌を蜜壺に捩じ込みかき混ぜた。

「あっ!ああーーッ!れ、レギアス、も、もうソコ、いい、いいからっ、あっ、お願い、お願いっ!」

 私は早くも達してしまい、ビクビクと跳ねながらレギアスの頭を押して逃れようとした。
 感じ過ぎてつらいのに、奥に欲しくて仕方がない。

「ここ良いの?じゃあもう少し頑張るよ」
「ち、違っ……」

 レギアスは今度は中に指を差し入れながら、固く尖らせた舌を恐ろしい速さで上下に動かして花芽の芯を責め立てた。
 指にも手前の1番感じる所を絶妙な力加減で高速で擦られて、外と中から恐ろしいほどの快感を加えられた私の体は電撃で貫かれたみたいに、激しい絶頂で身体中が痺れた。

「ひっ、あっ、ああああーーーーーー!!!ヤぁ!!ダメぇ!レギアスっ!レギアスっ!!ア゛、ア゛、ア゛ア゛ア゛…………」

 私は体を限界まで弓なりに反らせて動けずにいたけれど、しばらくしてクシャりとベッドに崩れ落ちた。

 ……私ったら……涙だけじゃなく涎まで垂らしてしまっているわ……

 そんな事を考えながらぼんやりしていると、レギアスがのしかかってきて、深く口付けてきた。
 力の入らない私の口の中をレギアスの舌が繊細に動き回り、体中ゾクゾクが止まらない。
 私は声を出すこともできず、涙が止めどなく湧き上がって流れ落ちた。

 激しく達したばかりだというのに、お腹の奥が物足りないと騒いでいる。

「ふふ、レティシア、すごいイキ方だったね。もしかして、もう満足しちゃった?」

 レギアスは唇を解放すると私の顔を見つめて満足そうに嗤った。

「あ、……レギアス……」

 ま、まだ足りないなんて恥ずかしくて言えない……!

 私は力の入らない体をなんとか起こしてレギアスにしがみつき、胸に額を擦り付けた。

「どうしたの?可愛いけど、言わなきゃわからないよ?」
「れ、レギアスの……欲しい」
「俺の、何が欲しい?」

 レギアスが私の背中に手を回して支えながら笑っている気配がする。
 私は羞恥で顔が熱くて、もう無理だった。

「や、やっぱり、もう満足したからいいの……」

 どうせレギアスはこのまま終わらせたりしないのだ。言っても言わなくても同じ……

「へえ……じゃああとは俺が好きにするよ」

 艶のあるいつもより低い声が耳に響き、私は胸が高鳴った。

 レギアスは私を引き剥がしてベッドに押し付けると、膝が胸に付くほど私の脚をグイッと持ち上げ折り畳んだ。

「ふふっ、いい眺め」

 私は恥ずかしさに顔を逸らしながらも、体の奥が期待で震えていた。

「たまにはこういうのもいいかな」

 レギアスはそう言うと大きく膨らんだ肉棒を私の蜜壺に当てがい、中に……入れずに私の上を滑らせ始めた。
 私の大きく膨らみきった蕾の上を通るたび、強すぎる刺激に体が拒否反応を示す。

 私はまたボロボロ泣きながら必死に頭を横に振ってレギアスに訴えた。

「えっ!?な、なんで、……ぁあっ!も、もうソコ、は、んあっ、いいっ、の、っアあっ!も、ソコは、触らなくて、いいからぁ!アっ!ああっ!レギアスっ!レギアスっ!!」
「じゃあどうして欲しいか、ちゃんと言ってみなよレティシア!」
「あ、レギアス、レギアス!あっ、あっ、な、中に、欲しいの!欲しいのっ!入れてぇ!ああっ!あああっ!」

 どんどん速くなる肉棒の動きに、私は激しく感じ続けた。脚が邪魔で暴れるに暴れられず苦しいのに、蜜壺の奥は未だにレギアスに貫かれたくて疼き続けている。

「レティシア、何が欲しいの?」
「あっ、レっ、レギアスの、あっ、太くて、大きいの、欲しいのっ!いっぱい、奥を突いてほしいのっ!!ああっ!あんっ!」
「ふふっ、仕方ないな。ちゃんと言えたから、いやらしいレティシアにご褒美をあげる」

 そう言うとレギアスは私の希望のものをそろそろと中に侵入させた。

「あ、あああああっ!」
「まだ先が少し入っただけだよ?レティシア、感じすぎだよ?」

 レギアスは呆れたようにクスクスと笑っている。

「だって、だってぇ、あっ、あん!気持ちいいの!あああっ!早く、奥、来てぇ!レギアスっ!あっ!」
「くっ、あ、凄。俺も気持ちいいよ、レティシアっ」
「あっ!あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーっ!アっ!き、気持ちいいっ!凄いの!凄いのっ!あっ!ああっ!アあっ!」

 レギアスがゆっくり中に入ってきて奥の方をグリグリと突いてくると、私はイキ過ぎてもうわけがわからなくなってしまった。

「レティシア、まだまだこれからなのにこんなになって。可愛いな。このままディナーの時間までずっとイキ狂ってなよ」

「や、あも、もうっ、あっ!ダメぇ!!ああー!あっ、あっ、あんっ!あっ、あ゛あ゛あ゛っ!レギアス、も、ダメっ!あ゛っ!あ゛あ゛あ゛あ゛あーーーーーー!!!」

 私はまた怖いことを言うレギアスにひたすらいいようにされたのだった。




「や、れ、れぎあすっ!あっ、も、もだめ、らめなの、んあっ!あっ、あっ、あっ!ゆる、ゆるしてぇ、あっ!あああ!あああああーーーーー!!」

 ずっとイキっぱなしで喘ぎ続けていたレティシアがまた何度目か意識を失った。
 豊穣の女神の子孫だか生まれ変わりだからか、やたらと感じやすくて可愛い……たまらん。
 でももうすっかり日も暮れたし、このくらいにしておくか。

 あー今日はレティシアとめっちゃいっぱいできた。
 しかも口でして飲んでくれるとは……感激すぎる。
 なんか嫌なことあった気がするけど幸せだ。

 俺は上に乗せたレティシアを抱きしめながら、サラディールに言われた事を思い出していた。

 皇主が次々と暗殺されて予定外の早さで皇位を継ぐことになってしまったんだよな……
 それなのに残った1番近しい?親族のサラディールにあんなふうに言われて……どれだけ心細い思いをしているのだろう。
 しかも代わりになれる者が誰一人いなくてこの国の存亡が自分にかかっているとか……18歳の女の子1人に背負わせるには重すぎる。まあ、俺がいるから1人じゃないけど。

 依存させている。か……
 確かにそうかもしれない。でも、レティシアは俺に依存しきったりしないと思う。
 俺はレティシアが居なきゃ生きる意味が無いくらいには依存してるけど。

 だけど、今日笑いあえたことで、お互いに対等な関係で支え合っていけると思えた。
 レティシアがただ泣いて縋るだけの女だったら……もしかしたらお互いの関係がおかしくなっていたかもしれない。レティシアの芯の強さのおかげだ。

 あの結界術も凄かったな。この俺を捕えられる人間が居るとはマジ焦った。さすが俺のレティシア。
 あんなに強いのに俺の前では弱みを見せてポロポロ泣いてくれるとかホント愛しすぎる。

 だけど、レティシアを狙うやつをなんとかしないと2人の平穏な暮らしは手に入らない……
 早く対策を考えないといけないな。
 とりあえずアスタレイウスを殺してやりたいがレティシアの側から離れずにどうやったらできる?

 俺は良いアイデアはないかと頭を捻りながら腕の中でスヤスヤ眠るレティシアを浴室に連れて行った。

 浴室で洗っている間もレティシアはまだウトウトしていて、夢うつつといった感じで俺に擦り寄ってくる。可愛いけどまたしたくなるからやめてくれ……
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