いたずらはため息と共に

常森 楽

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7.向

439.足りない

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「ちょっ…永那っ、なにっ」
千陽は足をバタつかせた。
とは言え、四つん這いのような姿勢の彼女が抵抗できるほどにバタつかせられるはずもなく、穂に覆いかぶさるように倒れ込む。
「千陽…?」
穂が心配そうな声を出す。
私はそのまま気にせず千陽の脚を舐め続けた。
ピクピクと彼女の体が小刻みに震える。
「んっ」
穂の意識も私に向けたくて、ショーツの上から彼女が感じるところに触れた。
私の目論見通り、穂の腰が一瞬浮く。
このまま1回イかせるか。
コリコリと硬くなっているそこ・・を撫でる。
指先にほんの少しの力を加えて。
さすがにこれをしている間は、脚は舐められない。
まあ、でも、頑張ればできるか…?
考えている隙に、千陽がのそのそと起き上がって、チラリと私を見た。
また睨まれてる。けど、全然怖くない。
ん?睨まれてるのか…?
わからなくなって首を傾げると、千陽が穂を跨るように四つん這いになった。

あれー?
これは…喜ばれてますね?
“もっとシて”ってことですね?
彼女のお尻が目の前に来たから、太ももを甘噛みする。
お尻が突き出るように私に近づくから、穂とキスし始めたのだとわかる。
「んん…っ、んっ」
穂がビクビクと体を揺らし、果てた。
「ハァ、ハァ」と2人の荒い息遣いが聞こえてくる。
やばい、私もかなり興奮してきた。

穂のショーツを脱がせる。
白い、太い糸が引いて、興奮のあまり、蕩けそうになる。
大きい蜘蛛の巣に気づかずに突っ込んでしまって、服に白い糸の束がついた時みたいな、そんな糸。
うつ伏せに寝転んで、彼女の恥部にしゃぶりつく。
「ぁっ」
自分の鼻息が荒い。
千陽の脚を揉みながら、穂のなかを掻き出すように舌を出した。
「ンぅっ、んッ」
おいしい…。もっと…。
暑い…。
自分のシャツを脱ぐ。
マグネットみたいに、すぐに彼女の恥部に唇をくっつけた。
クリトリスを軽く吸う。
それだけでまた穂は体を揺らして、絶頂に達する。
液が溢れ出てくる。
それを口に含む。

ああ…そうだ…。千陽もシてあげないと…。
顔を上げると、穂のブラが外されていた。
小学生の時に遊んだスライムみたいに、柔らかそうな乳房が千陽の小さな手に弄ばれている。
私もさわりたい…!
でも視界には濡れた千陽の恥部も入っていた。
ショーツがあるのに、クロッチ部分が小さすぎて、彼女の液がお尻に溢れ出している。
こっちはこっちで魅力的…!
もちろん、迷わず千陽のショーツを下ろす。
穂の胸は後でさわればいい。
「や…っ!」
「え~、千陽嫌なの?」
「ハァ」と彼女が深く息を吐く。
「まだ…恥ずかしいの…」
呟くように言う。
「ふーん」
お尻の穴が丸見えだ。
まあ、これが恥ずかしいっていうのはわからなくもない。
割れ目をペロリと舐める。
彼女のお尻に力が入って、柔らかさがなくなる。
ペチンと叩くと、諦めたように力が緩んだ。

親指で穂のクリトリスに触れる。
残りの4本の指を恥丘の少し上のところに押し当てた。
彼女の愛液がクチュクチュと音を立て始める。
…やっぱ、千陽がいるといつもより濡れるな。
まったく…穂は変態さんなんだから!

舌を伸ばして、千陽のクリトリスを先端でいじくる。
2人が嬌声をあげて、笑みが溢れる。
やばい、かも…。
自分のショーツが濡れているのがわかる。
エロすぎだろー…なんじゃこりゃ。

千陽がまたお尻を突き出した。
割れ目に鼻が当たる。
さっきよりもお尻の位置が私に近い。
私が舐めやすいように気遣ってくれたのかと思ったけど、違った。
チラリと見ると、穂の胸を味わっているようだ。…よくは見えないけど。
千陽からしたら、穂の胸、これが初?
さわったことあったかな?どうだったかな?
ちょっと覚えてない。
…ああ、夏祭りの時、穂がさわられたって言ってたかな。
まあ、どっちでもいいや。

穂のなかにゆっくり中指と薬指を挿れる。
「ハァッ、ぁっんッ…」
可愛い声。
顔が見られないのが残念過ぎる。
まずは入口から。
「んんぅっ」
穂の膝が立って、千陽が跨っているから完全ではないけど、M字になる。
舌が辛くなって、口の中に引っ込める。
下唇を突き出すようにして、なんとか千陽のクリトリスを吸った。
ビクッと千陽が跳ねる。

…2人同時はさすがにやりにくい。
とりあえずやってみればなんとかなるだろうと思って来たけど、なんとかなりそうにない…。
もっと知識を入れておくべきだったのか…。
いや、知識ってなんだよ!
こんな知識なくていいわ!
どうしよう…2人同時に気持ち良くさせる方法が思いつかない。
それしないと3人じゃないって誰かさんが言うし…。

…あー、ダメだ!姿勢が辛すぎる。
腰が曲がりすぎて痛いから、全然エッチに集中できない。
とりあえず舐めるのをやめて、穂をもう1回イかせた。
指を抜いて、ついた愛液を舐め取る。
2人から一歩分距離を置いて、両手を伸ばした。
肩と首と背中がボキボキ鳴る。
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