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6.さんにん
333.まだ
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ずっと腕枕してたら、手が痺れてきた。
少し動かして、穂の胸をさわる。
横乳ってやわらかいよねー。
…ああ、癒やされる。
試しに、千陽のも…。
…うん、いいな。
2人とも、私の。
うへへへ。
ハーレム、いいな、ホント。
「やめて」
「あれ、起きちゃった」
「うざい」
千陽が眉間にシワを寄せて、咳払いする。
「穂は起きないよ?」
「ハァ」とため息をついて、千陽が起き上がる。
睨まれた。
「あたしは起きるの」
「眠り浅いな」
「…また、穂に言うからね?」
「ちょっとさわっただけじゃん」
睨む目が、もっと細くなる。
千陽が立ち上がるから「どこ行くの?」と聞いたら「トイレ」と素っ気なく答えられる。
少ししたら戻って来て、元の位置に寝転んだ。
…ツンデレだな。
私の脇に顔を寄せて、スリスリと動物みたいにする。
髪を撫でる。
「ねえ」
「ん?」
「誉とくっつけようとしてんの?」
「んー…くっつけようとは、してないよ。くっつけばいいなって思ってるだけ」
「どう違うの?」
「くっつけようとするって…もっと…2人でデートさせたり?2人になる環境をわざと作ったり?そういうことをするんじゃない?…私は、特に介入するつもりはない」
「ふーん」
「穂が昼寝から起きた姿見る?めっちゃ可愛いよ」
「見る」
私は起き上がって、2人の頭から腕を引っこ抜く。
「穂、起きて」
エッチの後に寝ちゃったときとか、ぐっすり眠れた後は、発動しない。
前者は眠りが浅すぎて、後者は熟睡できて、彼女がすっきり起きられるから。
穂が朝何時から起きてたのか知らないけど、まだぐっすり寝てる最中だから、今起こしたら可愛い姿が見られるはず。
「穂~」
キスする。
「可愛い穂~、起きて~」
「んぅ…」
まず、この声がとてつもなく可愛い。
食べたくなる。
胸を揉む。
「穂~、食べちゃうよ」
彼女の肌を、唇で何度も挟む。
「パクパク、パクパク」
言いながら、彼女の肌を甘噛みすると、蕩けた瞳を私に向ける。
子供みたいに笑って「くすぐったい」と私の頭を押さえた。
「永那ちゃん」
「ん?」
「永那ちゃん」
両手を広げて、私の頭を抱える。
「可愛い穂」
えへへへと笑って「しゅき」と、目を閉じる。
彼女に頭を抱えられながら、千陽のほうを見た。
「聞いた?」
千陽が下唇を噛んで、眉頭に力を入れていた。
「しゅき…」
私が笑うと、千陽は目をそらす。
「穂、起きて~」
「んぅ」
「まだ寝る?」
「んー…」
私は彼女の手を解いて、起き上がる。
唇にキスして、髪を梳く。
穂は、またスゥスゥと寝息を立てて、寝始めた。
…これはまた、起きたとき、言ったことを覚えていないんだろうな。
「可愛すぎだよね」
「…あたしも、して?」
「え?」
「起こしてよ」
「起きてるじゃん」
「寝る」
そう言って、千陽が布団に寝転ぶ。
私と目を合わせながら、ゆっくり瞼を閉じた。
ポリポリ頬を掻いて、考える。
…同じようにすんの?
え、恥ずいんだけど。
…一瞬、穂と同じようにしようとして、やめる。
デコピン。
「痛い」
千陽が唇を尖らせて、私を睨む。
「だってお前起きてるじゃん」
千陽はわざとらしく大きなため息をついて、起き上がる。
「“千陽、可愛い”って、今言う場面だったでしょ。さっきは適当に言ってたくせに」
“適当に”だから言えるんだろーが。
千陽が立ち上がる。
鞄の中から袋を出して、渡してくれる。
中を見ると、バイブだった。
「うおー!持ってきてくれたんだ!ありがとう!」
事前に、持ってきてくれないかメッセージで交渉していた。
めちゃくちゃ拒絶されたから持ってきてくれないと思った。
「使ったら、綺麗にしてよ?」
「あい」
電源を入れてみる。
ブーと音が鳴って、振動する。
「やばっ」
ニヤニヤが止まらない。
2つスイッチがあるから、もう1つのスイッチも入れる。
バイブの先端がぐにゅんぐにゅん動く。
…表現合ってる?
グルングルンは回りすぎてるイメージ。
ぐにゅん、ぐにゅん…って感じ。
匂いを嗅いでみる。
無臭だ。…若干ゴムっぽい匂いがするかな?
「ちょっと…!」
「なに?」
「…な、なんでもない」
「これにゴムつければいいんだよね?」
「そう…」
袋の中を覗いて、ローターを出す。
これもスイッチを入れると振動した。
「使ったら、除菌シートとかで…ちゃんと…拭いてよ?」
「わかってるって」
「信用できない…」
「大丈夫、大丈夫」
「ハァ」と千陽がため息をついて、布団に座る。
「ちょっと、試していい?」
「は?今?」
「うん。だって穂が寝てる間じゃないと。…お前は穂が起きないか、見張ってて」
「なにその、雑魚な犯人みたいな台詞」
「うっさいわ!」
私は千陽を穂のそばに押しやって、膝立ちになる。
ローターをショーツの中に突っ込む。
電源を入れて、クリトリスに当てる。
目を閉じて、穂にされているところをイメージ。
んー…なんか、微妙だな。
強すぎんのかな。
1番弱くして、当ててみる。
…思ってたのと違う。
試しに横になってみる…けど、やっぱり違う。
当て方が悪いのかなあ?
ローターに当て方とかある?
「千陽、これ気持ちいいの?」
「…知らない」
「お前のなのに!?」
わけわかんないな。
少し動かして、穂の胸をさわる。
横乳ってやわらかいよねー。
…ああ、癒やされる。
試しに、千陽のも…。
…うん、いいな。
2人とも、私の。
うへへへ。
ハーレム、いいな、ホント。
「やめて」
「あれ、起きちゃった」
「うざい」
千陽が眉間にシワを寄せて、咳払いする。
「穂は起きないよ?」
「ハァ」とため息をついて、千陽が起き上がる。
睨まれた。
「あたしは起きるの」
「眠り浅いな」
「…また、穂に言うからね?」
「ちょっとさわっただけじゃん」
睨む目が、もっと細くなる。
千陽が立ち上がるから「どこ行くの?」と聞いたら「トイレ」と素っ気なく答えられる。
少ししたら戻って来て、元の位置に寝転んだ。
…ツンデレだな。
私の脇に顔を寄せて、スリスリと動物みたいにする。
髪を撫でる。
「ねえ」
「ん?」
「誉とくっつけようとしてんの?」
「んー…くっつけようとは、してないよ。くっつけばいいなって思ってるだけ」
「どう違うの?」
「くっつけようとするって…もっと…2人でデートさせたり?2人になる環境をわざと作ったり?そういうことをするんじゃない?…私は、特に介入するつもりはない」
「ふーん」
「穂が昼寝から起きた姿見る?めっちゃ可愛いよ」
「見る」
私は起き上がって、2人の頭から腕を引っこ抜く。
「穂、起きて」
エッチの後に寝ちゃったときとか、ぐっすり眠れた後は、発動しない。
前者は眠りが浅すぎて、後者は熟睡できて、彼女がすっきり起きられるから。
穂が朝何時から起きてたのか知らないけど、まだぐっすり寝てる最中だから、今起こしたら可愛い姿が見られるはず。
「穂~」
キスする。
「可愛い穂~、起きて~」
「んぅ…」
まず、この声がとてつもなく可愛い。
食べたくなる。
胸を揉む。
「穂~、食べちゃうよ」
彼女の肌を、唇で何度も挟む。
「パクパク、パクパク」
言いながら、彼女の肌を甘噛みすると、蕩けた瞳を私に向ける。
子供みたいに笑って「くすぐったい」と私の頭を押さえた。
「永那ちゃん」
「ん?」
「永那ちゃん」
両手を広げて、私の頭を抱える。
「可愛い穂」
えへへへと笑って「しゅき」と、目を閉じる。
彼女に頭を抱えられながら、千陽のほうを見た。
「聞いた?」
千陽が下唇を噛んで、眉頭に力を入れていた。
「しゅき…」
私が笑うと、千陽は目をそらす。
「穂、起きて~」
「んぅ」
「まだ寝る?」
「んー…」
私は彼女の手を解いて、起き上がる。
唇にキスして、髪を梳く。
穂は、またスゥスゥと寝息を立てて、寝始めた。
…これはまた、起きたとき、言ったことを覚えていないんだろうな。
「可愛すぎだよね」
「…あたしも、して?」
「え?」
「起こしてよ」
「起きてるじゃん」
「寝る」
そう言って、千陽が布団に寝転ぶ。
私と目を合わせながら、ゆっくり瞼を閉じた。
ポリポリ頬を掻いて、考える。
…同じようにすんの?
え、恥ずいんだけど。
…一瞬、穂と同じようにしようとして、やめる。
デコピン。
「痛い」
千陽が唇を尖らせて、私を睨む。
「だってお前起きてるじゃん」
千陽はわざとらしく大きなため息をついて、起き上がる。
「“千陽、可愛い”って、今言う場面だったでしょ。さっきは適当に言ってたくせに」
“適当に”だから言えるんだろーが。
千陽が立ち上がる。
鞄の中から袋を出して、渡してくれる。
中を見ると、バイブだった。
「うおー!持ってきてくれたんだ!ありがとう!」
事前に、持ってきてくれないかメッセージで交渉していた。
めちゃくちゃ拒絶されたから持ってきてくれないと思った。
「使ったら、綺麗にしてよ?」
「あい」
電源を入れてみる。
ブーと音が鳴って、振動する。
「やばっ」
ニヤニヤが止まらない。
2つスイッチがあるから、もう1つのスイッチも入れる。
バイブの先端がぐにゅんぐにゅん動く。
…表現合ってる?
グルングルンは回りすぎてるイメージ。
ぐにゅん、ぐにゅん…って感じ。
匂いを嗅いでみる。
無臭だ。…若干ゴムっぽい匂いがするかな?
「ちょっと…!」
「なに?」
「…な、なんでもない」
「これにゴムつければいいんだよね?」
「そう…」
袋の中を覗いて、ローターを出す。
これもスイッチを入れると振動した。
「使ったら、除菌シートとかで…ちゃんと…拭いてよ?」
「わかってるって」
「信用できない…」
「大丈夫、大丈夫」
「ハァ」と千陽がため息をついて、布団に座る。
「ちょっと、試していい?」
「は?今?」
「うん。だって穂が寝てる間じゃないと。…お前は穂が起きないか、見張ってて」
「なにその、雑魚な犯人みたいな台詞」
「うっさいわ!」
私は千陽を穂のそばに押しやって、膝立ちになる。
ローターをショーツの中に突っ込む。
電源を入れて、クリトリスに当てる。
目を閉じて、穂にされているところをイメージ。
んー…なんか、微妙だな。
強すぎんのかな。
1番弱くして、当ててみる。
…思ってたのと違う。
試しに横になってみる…けど、やっぱり違う。
当て方が悪いのかなあ?
ローターに当て方とかある?
「千陽、これ気持ちいいの?」
「…知らない」
「お前のなのに!?」
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