いたずらはため息と共に

常森 楽

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4.踏み込む

214.疲労

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彼女のショーツをおろして、茂みのなくなった、ツルツルの肌に触れる。
…少し、今日はザラついてるかな。
私と会うときに、丁寧に剃ってくれているのだと思うと、心が踊る。
つい、喜びのあまり、胸の突起を噛む力を強めてしまった。
「んんっ…!」
彼女が背を丸めて、布越しに私の肩をギュッと掴んだ。
「痛かった…?」
「だい、じょうぶ」
「よかった」
また彼女の突起を口に含む。

彼女の割れ目に触れると、もう十分すぎるほどに濡れていた。
…最高。
全身に鳥肌が立って、自分の陰部からも愛液が垂れるのがわかる。
キュゥキュゥ子宮が締めつけられる。
…今日、穂に指を挿れてもらおう。
イかせ過ぎちゃうと、彼女が疲れてできないだろうから…気をつけないと。
濡れた割れ目を撫でると、「んぅぅっ…」と彼女が声を漏らして、もっと穂の液が溢れ出てきた。
…ヤバイって。
…ああ、舐めたい。

穂は、エッチをしたことがない割に、感じやすい。
「自分でさわったりするの?」と聞いたことがあるけど、恥ずかしそうに「ない」と答えていた。
…なのに、この感じやすさ。
体質かなあ。
セックスが上手くなりたくて、昔、いろいろ調べたことがある。
そのときには、一度も経験のない子には、まず開発が必要だと書かれていた気がする。
胸だって、なかだって、もっとじっくり開発していかなければならないものだと思っていた。
実際、過去にヤった相手のなかには、何度かするうちに、だんだん気持ちよくなっていった子もいた。
でも、穂はすぐに気持ちよさそうにしていた。
ヤってて、こんなに楽しいことはない。
穂は素直に反応してくれるし、やりがいがある。
まだポルチオの開発があるし…楽しみがたくさんだ。
どんなふうに、なるのかなあ。
また、失神しちゃうのかなあ。

穂が失神したときの喜びを思い出して、彼女の愛液を指で絡めとる。
割れ目の入り口を指で撫でると、ビクッと腰が動いた。
指についた彼女の愛液を舐めて、ネグリジェから出る。
膝立ちになって、少しお腹を突き出すようにしている姿が、エロい。
彼女を寝かせる。
膝までおろしていたショーツを脱がせて、足を開かせた。
ネグリジェのフリルがお腹のあたりでくしゅっと纏まっていて、それがまた欲望を掻き立てられる。
割れ目とクリトリスを避けるように、ぷくっとした大陰唇を舐めた。
彼女の膝が閉じようとするから、手で開く。

彼女の割れ目からトクトクと愛液が溢れ出してくる。
それを舐めとると、穂の太ももに力が入った。
舌先を割れ目の奥にある小さな穴に挿れる。
腰がピクッと浮くから、もう少し奥に進む。
鼻が陰部に触れた。
だから顔を左右に動かして、クリトリスに刺激を与える。
「んんっ…」
穂の液、おいしい。
…おいしい。おいしい。おいしい。
もっと、欲しい。
穴から舌を出して、割れ目全体を大きく舐めた。
彼女の小さな小陰唇を唇で挟む。
唇を前後に動かすと、彼女が体をよじる。
もっと液が欲しくて、クリトリスを舌先でコリコリと撫でる。
「ぁっ…ぁ、あ」
その間にも、彼女のお腹やお尻、太ももを揉むように撫でる。
思惑通り、愛液が溢れてくる。
何度も舐めて、彼女を味わう。

硬くなって、“さわって”と主張するクリトリスを吸った。
穂が感じ過ぎないように、優しく。
「フんぅっ…ぁあっ」
体が仰け反る。
…こんな優しくしても、穂は気持ちいいんだ。
それくらい、彼女が私に触れられたかったのだと知れた気がして、嬉しくなる。
彼女のクリトリスを吸ったり甘噛みしている間、私は自分のパンツのボタンを外して、チャックをおろした。
その間に、2回彼女がイく。
唇を陰部から離して、自分のパンツとショーツを一緒におろす。
彼女が潤んだ瞳でこちらを見た。

「穂、この前やったみたいに、挿れて?」
バンザイする形で、枕をギュッと握りしめていた彼女の手が、こちらに伸びてくる。
私は膝立ちになって、彼女の手が届くところに移動する。
彼女が迷ってるから、中指と薬指を、強引に自分の割れ目に押し当てる。
ゆっくりと指がなかに入ってくる。
「んっ…」
自分の恥部もびしょ濡れで、すんなり、彼女の指を飲み込んだ。
不器用に、ゆっくり、彼女の手が動く。
私は自分の腰も動かして、気持ちいいところに当たるようにする。
片手で穂の胸を揉む。
あいている手で、自分のクリトリスを撫でた。

彼女が指を私のなかに挿れたまま、起き上がる。
驚いて手を止めてしまう。
穂も膝立ちになって、私のシャツをブラトップごと捲り上げた。
胸を舐めながら上目遣いに見る。
長い髪を耳にかける仕草が、可愛すぎて、エロすぎて、クリトリスを撫でる指の動きが速くなる。
「ハァッ、ハァッ…穂…エロ、すぎ…んっ」
彼女の胸の突起を捻ると、彼女の体がピクッと動く。
その拍子で、彼女がしゃぶる私の乳首にピリッとした刺激が走る。
「か、噛んじゃった…ごめんね」
「…大丈夫」
彼女はもう一度、私の胸に口付けする。
…エロい。
穂を見ながら、自分の気持ちいいところを、円を描くように押しながら撫でる。
「んっ…ぁっ…」
ビクッビクッと体が揺れて、イく。
彼女の胸から手を離して、肩に乗せる。
「ハァ、ハァ」と深く呼吸をして、鼓動を鎮める。
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