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4.踏み込む
202.文化祭
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彼女の足の間に片膝をつくと、彼女の長いスカートがクシャッと寄る。
舌を口内に忍び込ませて、絡める。
私の唾液を彼女に流し込んで、彼女が飲み込むのを確認する。
穂は、私の。
彼女が私の肩を片手で押すから、離れる。
…ずっと我慢してたんだから、これくらいいいじゃん。と、ムッとした。
「永那ちゃん…たこ焼き、置かせて?制服、汚れちゃいそう」
そう言われて、彼女の手元を見る。
…私のシャツに、ちょっとソースがついている。
「ああ…これ、落ちるかな」
穂はたこ焼きを机に置いて、除菌シートを出して拭いてくれる。
「いいよ、これくらい。それより穂…キスしたい」
「え…ちょ…わ…っ!」
彼女の膝の上に座って、唇を重ねる。
何度も、何度も、重ねる。
彼女の胸に触れる。
「んっ」
優しく揉み続けると、すぐに突起がシャツに浮かぶ。
指先で擦ると「んぅ…」と彼女の可愛い声が漏れる。
彼女のシャツのボタンをいくつか外して、手を入れる。
「だ、だめ…だめだよ…」
「なんで?誰も来ないんでしょ?」
少しイライラしながらも、彼女の胸を揉み続ける。
汗でベタついている肌。
いつも清潔感があって、肌がサラサラだから、萌える。
夏でも、いつも拭いていたのか、そんなにベタついていなかった。
「せ、先生…来るかもしれないし」
どうだっていいよ。
彼女の唇を、唇で塞ぐ。
もう、喋らなくていいよ。
彼女のブラ(ビキニ)をずらして、露わになった乳首に触れる。
ピクッと彼女が反応する。
「や、やっぱり、ダメ!」
両肩を強く押されて、膝からおろされる。
ブラの位置を調整してから、ボタンを留める。
肩で息をしながら、彼女は瞳を潤わす。
私はギリッと奥歯を噛みしめる。
「穂、私とシたくない?」
「ち、違うよ…!私だって…シたい…」
彼女と見つめ合う。
彼女は目をそらして、スカートの裾を握りしめた。
少し手を持ち上げて、スカートを捲る。
彼女の太ももに影が落ちる。
顔を真っ赤にしながらチラリと私を見るから、私はしゃがんで、彼女のスカートの中を見る。
「…わかる、でしょ?」
布面積の小さい、私が着けてと頼んだショーツから滲み出る愛液。
それを中指で拭い取る。
「んっ」
ピクッと全身が動いて、彼女の太ももに力が入るのがわかる。
指についた愛液をしゃぶる。
久しぶりの味。…好き。
「私だって…シたい。永那ちゃんと、シたいよ?」
もう一度、指で割れ目を拭う。
また彼女の体が反応する。
愛しい液を、口に含む。
「でも、私、仮にも生徒会長候補だし…。私は…みんなの模範に、なりたい…。だから学校では、できない」
フゥッと息を吐いて、私は立ち上がる。
「わかった。ごめんね」
除菌シートで指を拭って、彼女の頭を撫でる。
「…月曜日」
上目遣いに見られる。
「月曜日、シよ?」
胸がギュゥッと鷲掴みにされる。
…可愛すぎ…ずるい…こんなの…ずるすぎる。
「家、行っていいの?」
「うん。…誉も、学校だよ」
「じゃあ…楽しみにしてるね」
月曜日は、文化祭の振替休日。
夏休みぶりのセックス…。
思わず唇を舐める。
私は椅子に座って、靴を脱いで、穂の足の上に足を乗せる。
分けておいた2人分のワッフルの箱を開けて、口に放り込む。
それを見て、穂もたこ焼きを食べ始める。
「そういえば…差し入れ、ありがとね」
「ああ…あれは…買わされただけだよ」
へへと笑う。
「え?」
「みんなに“手伝わないなら、売上に貢献しろ”って言われてさ」
穂が目をまん丸くさせる。
「そ、そんな…」
あからさまに不安そうな顔をする。
ポンポンと頭を撫でる。
「大丈夫だよ。それくらいの関係がちょうどいいんだって」
「そう、なの?…でも、じゃあせめて私の分は、私が」
「だめ」
彼女の瞳が揺らぐ。
「そういう気遣いは、いらないよ」
「ごめん…。ごめん…そうだよね、ごめんね」
「謝らないで。…気遣ってくれて、ありがとう」
ワッフルの最後の一口を食べる。
「謝るくらいなら、キスして?」
そう言うと、穂は頬に桜を咲かせて、立ち上がる。
自然と、乗せていた私の足が床につく。
優しく、いつも私を起こしてくれたときみたいに、優しく、唇を重ねてくれる。
すぐに離れて、彼女も、最後のたこ焼きを口に入れた。
除菌シートで唇を拭いてから、鏡で歯を確認する。
「ワッフルも食べる?」
「…うん」
嬉しそうに笑って、彼女がワッフルを食べる。
…幸せ。
帰りにお母さんの分も買って帰ろうかな。
ワッフルを食べ終えた彼女を膝に乗せて、抱きしめる。
前回は彼女を前に向かせていたけど、今回は、向き合うように膝に乗せた。
だから、抱きしめ合える。
見つめ合って、何度か触れ合うだけのキスをする。
あとは、ずっと抱きしめるだけ。
ただ、ただ、彼女のぬくもりを確かめるように、彼女の生きる音を聞くように、ギュッと抱きしめる。
「好きだよ、永那ちゃん」
「私も、穂が好き」
1時間経つまで、ずっとそうしていた。
彼女が校門まで見送ってくれて、私は家に帰った。
舌を口内に忍び込ませて、絡める。
私の唾液を彼女に流し込んで、彼女が飲み込むのを確認する。
穂は、私の。
彼女が私の肩を片手で押すから、離れる。
…ずっと我慢してたんだから、これくらいいいじゃん。と、ムッとした。
「永那ちゃん…たこ焼き、置かせて?制服、汚れちゃいそう」
そう言われて、彼女の手元を見る。
…私のシャツに、ちょっとソースがついている。
「ああ…これ、落ちるかな」
穂はたこ焼きを机に置いて、除菌シートを出して拭いてくれる。
「いいよ、これくらい。それより穂…キスしたい」
「え…ちょ…わ…っ!」
彼女の膝の上に座って、唇を重ねる。
何度も、何度も、重ねる。
彼女の胸に触れる。
「んっ」
優しく揉み続けると、すぐに突起がシャツに浮かぶ。
指先で擦ると「んぅ…」と彼女の可愛い声が漏れる。
彼女のシャツのボタンをいくつか外して、手を入れる。
「だ、だめ…だめだよ…」
「なんで?誰も来ないんでしょ?」
少しイライラしながらも、彼女の胸を揉み続ける。
汗でベタついている肌。
いつも清潔感があって、肌がサラサラだから、萌える。
夏でも、いつも拭いていたのか、そんなにベタついていなかった。
「せ、先生…来るかもしれないし」
どうだっていいよ。
彼女の唇を、唇で塞ぐ。
もう、喋らなくていいよ。
彼女のブラ(ビキニ)をずらして、露わになった乳首に触れる。
ピクッと彼女が反応する。
「や、やっぱり、ダメ!」
両肩を強く押されて、膝からおろされる。
ブラの位置を調整してから、ボタンを留める。
肩で息をしながら、彼女は瞳を潤わす。
私はギリッと奥歯を噛みしめる。
「穂、私とシたくない?」
「ち、違うよ…!私だって…シたい…」
彼女と見つめ合う。
彼女は目をそらして、スカートの裾を握りしめた。
少し手を持ち上げて、スカートを捲る。
彼女の太ももに影が落ちる。
顔を真っ赤にしながらチラリと私を見るから、私はしゃがんで、彼女のスカートの中を見る。
「…わかる、でしょ?」
布面積の小さい、私が着けてと頼んだショーツから滲み出る愛液。
それを中指で拭い取る。
「んっ」
ピクッと全身が動いて、彼女の太ももに力が入るのがわかる。
指についた愛液をしゃぶる。
久しぶりの味。…好き。
「私だって…シたい。永那ちゃんと、シたいよ?」
もう一度、指で割れ目を拭う。
また彼女の体が反応する。
愛しい液を、口に含む。
「でも、私、仮にも生徒会長候補だし…。私は…みんなの模範に、なりたい…。だから学校では、できない」
フゥッと息を吐いて、私は立ち上がる。
「わかった。ごめんね」
除菌シートで指を拭って、彼女の頭を撫でる。
「…月曜日」
上目遣いに見られる。
「月曜日、シよ?」
胸がギュゥッと鷲掴みにされる。
…可愛すぎ…ずるい…こんなの…ずるすぎる。
「家、行っていいの?」
「うん。…誉も、学校だよ」
「じゃあ…楽しみにしてるね」
月曜日は、文化祭の振替休日。
夏休みぶりのセックス…。
思わず唇を舐める。
私は椅子に座って、靴を脱いで、穂の足の上に足を乗せる。
分けておいた2人分のワッフルの箱を開けて、口に放り込む。
それを見て、穂もたこ焼きを食べ始める。
「そういえば…差し入れ、ありがとね」
「ああ…あれは…買わされただけだよ」
へへと笑う。
「え?」
「みんなに“手伝わないなら、売上に貢献しろ”って言われてさ」
穂が目をまん丸くさせる。
「そ、そんな…」
あからさまに不安そうな顔をする。
ポンポンと頭を撫でる。
「大丈夫だよ。それくらいの関係がちょうどいいんだって」
「そう、なの?…でも、じゃあせめて私の分は、私が」
「だめ」
彼女の瞳が揺らぐ。
「そういう気遣いは、いらないよ」
「ごめん…。ごめん…そうだよね、ごめんね」
「謝らないで。…気遣ってくれて、ありがとう」
ワッフルの最後の一口を食べる。
「謝るくらいなら、キスして?」
そう言うと、穂は頬に桜を咲かせて、立ち上がる。
自然と、乗せていた私の足が床につく。
優しく、いつも私を起こしてくれたときみたいに、優しく、唇を重ねてくれる。
すぐに離れて、彼女も、最後のたこ焼きを口に入れた。
除菌シートで唇を拭いてから、鏡で歯を確認する。
「ワッフルも食べる?」
「…うん」
嬉しそうに笑って、彼女がワッフルを食べる。
…幸せ。
帰りにお母さんの分も買って帰ろうかな。
ワッフルを食べ終えた彼女を膝に乗せて、抱きしめる。
前回は彼女を前に向かせていたけど、今回は、向き合うように膝に乗せた。
だから、抱きしめ合える。
見つめ合って、何度か触れ合うだけのキスをする。
あとは、ずっと抱きしめるだけ。
ただ、ただ、彼女のぬくもりを確かめるように、彼女の生きる音を聞くように、ギュッと抱きしめる。
「好きだよ、永那ちゃん」
「私も、穂が好き」
1時間経つまで、ずっとそうしていた。
彼女が校門まで見送ってくれて、私は家に帰った。
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