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2.変化
52.初めて
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ワンピースを避けるようにして、左の二の腕を甘噛みされる。
味わうように唇で何度も挟んで、チロチロと舌が這う。
くすぐったくて身動ぐと、両手首を掴んでいる手の力が強まる。
肘のほうまで移動して、脇まで戻っていく。
ワンピースの袖はまるで私を守る気がないみたいに捲れて、脇を舐められる。
匂いをスンスンと嗅がれながら、動物にされるみたいに、執拗に舐められた。
「永那ちゃん…」
必死に声を出すけど、彼女は止まらない。
右腕に移って、同じように舐められる。
熱があるみたいに全身が火照る。
「永那ちゃん、汚いよ」
もう外は既に夏日のような気温で、駅まで歩いただけで少し汗ばんだ。
「美味しいよ?」
彼女の唇が首元に戻ってきて、何度も噛まれる。
優しく、何度も、何度も。
ふいに彼女の手が私の胸の上に置かれる。
その分、私の手首に彼女の体重がかかる。
びっくりして、目を見開く。
「穂」
彼女が私の首から離れて、耳元で囁く。
「もう我慢できないんだけど、いいかな?」
「え?」
ハァ、ハァと息を切らしながら、私は状況の把握をしようとする。
「全部…全部、食べてもいい?」
ゾワリと鳥肌が立って、心臓が飛び出そうなほどに音を立てている。
「ねえ、穂?」
彼女の潤んだ瞳と目が合う。
レースのカーテンから洩れる太陽光に照らされて、彼女の髪がキラキラしている。
「だめ?」
私はゴクリと唾を飲む。
私はなんて答えればいいかわからず、ただ彼女を見つめることしかできない。
次第に彼女の瞳に不安の色が滲んでいく。
そんな顔、しないで。
「お仕置き」
「え?」
「お仕置き、するんでしょう?」
彼女の瞳が大きく開かれて、歯を見せて笑う。
「する!」
「…優しく、してよ」
「ハァ」と深く息を吐いて、彼女が私の肩に顔をうずめる。
「穂、好き。…大好き」
彼女の頭がどんどん下がっていき、胸で止まる。
服越しなのに、彼女のあたたかい息を肌に感じる。
手首が解放されても、私の両手は力が入らず、バンザイをした形で放置される。
自分の胸が、目一杯空気を肺に送り込むように上下する。
彼女の手が膝に触れた。
そのまま、まるで舐められているような感覚で撫でられ、太ももを揉まれる。
お腹の辺りまで手が伸びて、ワンピースが捲れる。
絶対ショーツまで見えてる…。
恥ずかしさが増して、右腕で目を覆う。
胸のあたたかみが消えて、触れられていなかったときよりも少し寒さを感じる。
「穂、可愛い」
腕のすき間から覗くと、片膝をベッドについて、優しく微笑む彼女がいた。
同時に、自分の臍とショーツが視界に入る。
また腕で目を隠した。
急に、体が浮く。
驚いて腕を取ると、既に体が90度回転した後で、気づけばいつも通りの寝る姿勢でベッドに寝転んでいる。
ワンピースがみぞおちまで捲られている。
体が浮いた隙に、彼女に捲られたのだとわかる。
彼女の頭が目の前にある。
臍から胸元まで舌を這わせ、彼女は私を上目遣いに見た。
くすぐったさと、恥ずかしさで、私は顔をそらす。
何度か肌を吸われて、ほんの少しの痛みを感じる。
吸われては舐められ、吸われては舐められる。
忍び込むように舌先が臍に触れる。
「んっ…」
触れられているのはお腹の中心だけなのに、全身がこそばゆい。
今触れられたら、どこだったとしても、ピクリと体が反応してしまいそう。
そう思っていたら、彼女のあたたかい手が、胸に触れた。
本当に体がピクリと動く。
濡れた臍が、エアコンの風に当たってヒンヤリする。
「穂のブラ、可愛いね」
伸縮性のないワンピースを手で少し押し上げて、彼女は覗き込んでいる。
「ショーツとお揃い」
「…言わなくていい」
彼女がフッと笑う。
「ねえ、穂もこういうことするって、期待してた?」
そりゃあ、全く期待していなかったと言えば嘘になる。
でも本当に勉強をするつもりだったのも事実で、こんな早い展開になるとは思いもしなかった。
だから「…してない」と小さく答える。
「ふーん」
彼女は素っ気なく相槌を打って、私の上半身を起こす。
艶のある唇が弓なりになって、私を見下ろすような視線と視線が交わる。
「手、上げて」
言われた通りにすると、スルリと服を脱がされた。
「…っ!」
その慣れた手つきと、自分が下着姿であることから逃げたくて、目を瞑る。
ブラから覗く乳房の膨らみに、彼女がキスをして、押されるように倒れ込む。
「やわらかい…あったかい…」
吸い付かれ、チュパッと音を立てて離れる。
舌が力強く私の肌を押して、ブラの中に入ってくる。
「んぁっ」
乳房の真ん中にある粒に触れられ、声が出る。
慌てて腕で口を塞ぐ。
まるでずっとそこに触れられることを期待していたみたいで、恥ずかしい。
「可愛い」
味わうように唇で何度も挟んで、チロチロと舌が這う。
くすぐったくて身動ぐと、両手首を掴んでいる手の力が強まる。
肘のほうまで移動して、脇まで戻っていく。
ワンピースの袖はまるで私を守る気がないみたいに捲れて、脇を舐められる。
匂いをスンスンと嗅がれながら、動物にされるみたいに、執拗に舐められた。
「永那ちゃん…」
必死に声を出すけど、彼女は止まらない。
右腕に移って、同じように舐められる。
熱があるみたいに全身が火照る。
「永那ちゃん、汚いよ」
もう外は既に夏日のような気温で、駅まで歩いただけで少し汗ばんだ。
「美味しいよ?」
彼女の唇が首元に戻ってきて、何度も噛まれる。
優しく、何度も、何度も。
ふいに彼女の手が私の胸の上に置かれる。
その分、私の手首に彼女の体重がかかる。
びっくりして、目を見開く。
「穂」
彼女が私の首から離れて、耳元で囁く。
「もう我慢できないんだけど、いいかな?」
「え?」
ハァ、ハァと息を切らしながら、私は状況の把握をしようとする。
「全部…全部、食べてもいい?」
ゾワリと鳥肌が立って、心臓が飛び出そうなほどに音を立てている。
「ねえ、穂?」
彼女の潤んだ瞳と目が合う。
レースのカーテンから洩れる太陽光に照らされて、彼女の髪がキラキラしている。
「だめ?」
私はゴクリと唾を飲む。
私はなんて答えればいいかわからず、ただ彼女を見つめることしかできない。
次第に彼女の瞳に不安の色が滲んでいく。
そんな顔、しないで。
「お仕置き」
「え?」
「お仕置き、するんでしょう?」
彼女の瞳が大きく開かれて、歯を見せて笑う。
「する!」
「…優しく、してよ」
「ハァ」と深く息を吐いて、彼女が私の肩に顔をうずめる。
「穂、好き。…大好き」
彼女の頭がどんどん下がっていき、胸で止まる。
服越しなのに、彼女のあたたかい息を肌に感じる。
手首が解放されても、私の両手は力が入らず、バンザイをした形で放置される。
自分の胸が、目一杯空気を肺に送り込むように上下する。
彼女の手が膝に触れた。
そのまま、まるで舐められているような感覚で撫でられ、太ももを揉まれる。
お腹の辺りまで手が伸びて、ワンピースが捲れる。
絶対ショーツまで見えてる…。
恥ずかしさが増して、右腕で目を覆う。
胸のあたたかみが消えて、触れられていなかったときよりも少し寒さを感じる。
「穂、可愛い」
腕のすき間から覗くと、片膝をベッドについて、優しく微笑む彼女がいた。
同時に、自分の臍とショーツが視界に入る。
また腕で目を隠した。
急に、体が浮く。
驚いて腕を取ると、既に体が90度回転した後で、気づけばいつも通りの寝る姿勢でベッドに寝転んでいる。
ワンピースがみぞおちまで捲られている。
体が浮いた隙に、彼女に捲られたのだとわかる。
彼女の頭が目の前にある。
臍から胸元まで舌を這わせ、彼女は私を上目遣いに見た。
くすぐったさと、恥ずかしさで、私は顔をそらす。
何度か肌を吸われて、ほんの少しの痛みを感じる。
吸われては舐められ、吸われては舐められる。
忍び込むように舌先が臍に触れる。
「んっ…」
触れられているのはお腹の中心だけなのに、全身がこそばゆい。
今触れられたら、どこだったとしても、ピクリと体が反応してしまいそう。
そう思っていたら、彼女のあたたかい手が、胸に触れた。
本当に体がピクリと動く。
濡れた臍が、エアコンの風に当たってヒンヤリする。
「穂のブラ、可愛いね」
伸縮性のないワンピースを手で少し押し上げて、彼女は覗き込んでいる。
「ショーツとお揃い」
「…言わなくていい」
彼女がフッと笑う。
「ねえ、穂もこういうことするって、期待してた?」
そりゃあ、全く期待していなかったと言えば嘘になる。
でも本当に勉強をするつもりだったのも事実で、こんな早い展開になるとは思いもしなかった。
だから「…してない」と小さく答える。
「ふーん」
彼女は素っ気なく相槌を打って、私の上半身を起こす。
艶のある唇が弓なりになって、私を見下ろすような視線と視線が交わる。
「手、上げて」
言われた通りにすると、スルリと服を脱がされた。
「…っ!」
その慣れた手つきと、自分が下着姿であることから逃げたくて、目を瞑る。
ブラから覗く乳房の膨らみに、彼女がキスをして、押されるように倒れ込む。
「やわらかい…あったかい…」
吸い付かれ、チュパッと音を立てて離れる。
舌が力強く私の肌を押して、ブラの中に入ってくる。
「んぁっ」
乳房の真ん中にある粒に触れられ、声が出る。
慌てて腕で口を塞ぐ。
まるでずっとそこに触れられることを期待していたみたいで、恥ずかしい。
「可愛い」
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