【完結】愛されることがないのは理解できましたが、最愛の人として紹介された存在が見えないのですが?

「リリアン、お前を愛することはない」
婚約が決まったばかりだというのに、ハーシェル王子は公爵令嬢リリアンにそう告げた。
リリアンはハーシェル王子の考えを受け入れたが、数日後、ハーシェル王子は驚くべき事を言い出したのだ。
「リリアン、紹介したい者がいる。エルザだ」
ハーシェル王子の視線は誰もいないはずの空間に向けられていた。
少なくともリリアンには誰かがいるようには見えなかった。
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