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第五章
疲労
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目の前には無数の、角イタチの死骸が転がっていた。
辺り一面に黒い鮮血が飛び散り、硝煙が漂っている。
生き残りがいないか、確認しながら見て回る。
絹江さんが声をかけてきた。
「いくら何でも……ちょっと多くない……?」
絹江さんの表情には、疲労が色濃く見える。
「ええ……これは予想以上ですね」
元々今回は赤目の数を、いつもより多く見立てていたが、それよりも明らかに多い。
実際身に着けて待ちだした弾薬だけでは足りずに、シゲさんにトラックで来てもらって補充したぐらいだ。
絹江さんは持ってきていたペットボトルを口に含んだ。
「……フゥ~~……流石に疲れたわね……」
「そうですね。でも、もう終盤にきていますし、あともう少しなので、頑張りましょう」
因みに赤目の駆除が終わっても、その後、回収作業が待っていることを、今は触れないでおこう。
絹江さんが気だるい感じで返事をした。
「……あ~~い!」
絹江さんにしては珍しく、疲れているのを表に出しているな。
まあ、しょうがないか、歩くだけでも結構な距離を歩いているし、その上、赤目の駆除も同時に行っているのだから。
「どうしますか? 大分お疲れのようですし、一回休憩入れますか?」
その言葉に、絹江さんが即座に反応する。
「いいッ! 大丈夫ッ! ホラ、こっちはもういいでしょ? そろそろ行くわよ!」
元気であることを誇示するように、絹江さんは先に歩き出した。
……負けず嫌い発動だな。
絹江さんの後を歩きながら、ポケットから板チョコを取り出した。
おッ! 溶けてない!
暑さ対策で、保冷剤と一緒に入れていたのが効いているな。
絹江さんを呼び止めて、板チョコを見せながら訊ねる。
「チョコ食べますか?」
「あ~~食べる!」
絹江さんはそう言って、口を大きく開いた。
「あ~~ん」
「……何ですか? それは?」
「疲れているから、銀紙を剥くのがめんどくさいのよ! だから、このまま食べさせて」
……そんなに疲れているなら、休憩すればいいのに……。
「しょうがないですね。ちょっと待ってください」
板チョコの銀紙を、丁寧に剥いて取った。
「それじゃあ、いきますよ!」
絹江さんが再度、口を大きく開いた。
「うん、あ~~ん」
……前にネットで見た鯉の画像みたいだな。
こういうのを見ると、そこはかとなくいたずら心が……。
「因みに何ですが、もし口にではなく、戯れに鼻の方に入れるというボケをかましたら、どうしますか?」
絹江さんが満面の笑みを浮かべて答えた。
「全身全霊を込めて、グーでツッコミを入れて上げるわよ!」
……それは怖いのでやめておこう。
受付から戻ってきたシゲさんが、整理券を見せながら、あきらめたように言った。
「大分かかりそうだわ……」
「……ですよね」
その理由は一目瞭然であった。
忙しく働く係員たちに、建物からはみ出した長い人の列、広い駐車場が車両で溢れ返っていた。
回収センターは大賑わいだ。
これが大相撲の本場所なら、満員御礼の札がかけられただろう。
そのおかげで、シゲさんが受付で整理券を貰うだけでも、大分時間を要した。
「こればっかりはしょうがねぇけど、流石に勘弁してほしいわな」
シゲさんはかなり辟易としている様子だ。
赤目との戦闘は慣れきっていても、これには慣れないみたいだ。
その時、シゲさんに声をかける者がいた。
シゲさんは懐かしそうに、感嘆の声を上げた。
話を聞いていると、どうやら自衛隊時代の同僚のようだ。
シゲさんはその元同僚と、昔話に花を咲かせている。
ふと、自分にも声かける者がいた。
「狛彦の方は元気そうだな!」
声の方に振り向くと、缶コーヒーを片手に女性が立っていた。
短いソバージュの髪に、端正な顔立ちに切れ長の目、身長は高くないが、姿勢が良く堂々としているので大きく見え、きれいというより、かっこ良いという印象を受ける。
KSS社の加賀美燕だ。
「いやいや、そんなことないですよ。結構くたばっていますから」
この言葉に偽りはない。
両腕共にパンパンで、足も棒のようになっている。
確実に明日筋肉痛になることを、ここに宣言したい。
だが、ツバメ姉さんはあからさまに、不審な表情を浮かべた。
「そうかぁ~~? 「くたばってる」というのは、ああゆう奴らのことを、言うんじゃねぇかぁ?」
ツバメ姉さんの示す方を見ると、自販機の横で、壁にもたれて座り込んでいる人の姿があった。
一人は絹江さんで、残りは男性と、女性が一人ずついた。
男性は中肉中背の体形に、少し長めの髪に整った顔立ちをしている、まあ、イケメンと言っていいだろう。
ツバメ姉さんの弟でもある、KSS社の加賀美景虎だ。
女性の方はタクティカルベスト越しからも分かる、グラマラスなスタイルで、自分と同じくらいの女性としては高い身長、少し外にはねたショートヘアーに、きれいな顔立ちをしている。
同じ美人さんだが、絹江さんは正統派美少女って感じで、こちらは少し大人びたグラビアモデルって感じだ。
ツバメ姉さんたちと同じ、KSS社の一ノ瀬鷲である。
三人とも一様にうつろな目で、疲れ切った表情をしていた。
絹江さんも赤目の駆除が終わった時点では、ギリギリ持ちこたえていたけど、回収作業で完全に体力が切れていたからな。
「……死んでいますね」
「だろ! ただ、狛彦と比べると、ちょっと情けねぇーよなぁ。もう少しガンバって欲しいとこだ!」
「いや……まあ、自分はそれなりに長いと思いますし、絹江さんや、シュウさんはまだ、そこまでのキャリアではないですから、逆にその割には、よくやっていると思いますよ」
「まあな。そこは認めるけど……それを言ったらな、うちのトラはどうなんだい?」
景虎は歳も一緒で、キャリアもほぼ同じぐらいだ。
景虎のフォローまで考えるのは、面倒くさいな……。
「あ~~そうですね。そこはちょっと分からないので、景虎(アイツ)自身に聞いてもらえます?」
話を聞いていたのか、景虎が反論してきた。
「こっちは頭脳派なんだよ! 狛彦や、お姉ちゃんみたいな体力バカと一緒にするな!」
頭脳派って……。
景虎に色々とツッコみたいところであったが、ツバメ姉さんの行動が速かった。
ツバメ姉さんは持っていた缶コーヒーを、グイっと一気に飲み干すと、大きく振りかぶって、景虎に向けて力いっぱい投げつけた。
空き缶が景虎の顔面にジャストミートして、あらぬ方向に大きく飛んでいく。
「痛いッ!」
ツバメ姉さんが吠える。
「誰が「体力バカ」だってッ‼ 空き缶はゴミ箱に入れておけよッ! それと仕事中は「お姉ちゃん」って呼ぶなッ!」
「ううゥ……ひ……酷い!」
景虎が痛そうに顔面を抑えながらも、律義に空き缶を拾いに行く。
「む……無茶苦茶しますね!」
「アアんッ⁉ いいんだよ! 弟なんて姉の奴隷なんだから!」
でも「お姉ちゃん」とは呼ばせないんだ……。
今のやり取りを見ていて、何故かふと思い出した。
「あッ! そういえば……この話の展開で何ですけども、この前響子さんと会いましたよ」
ツバメ姉さんと、響子さんは友人で元々その縁で知り合った。
「響子と、どこで?」
「家の最寄りの駅周辺で、何回か偶然会いましたね」
「偶然に……だと⁉ 何で? しかも何回も?」
ツバメ姉さんは訝しげな表情を浮かべた。
んん⁉……何か変な感じ……。
「ええっと……確か……「この辺にちょっと用があった」って言ってましたよ」
「……用があった……?」
ツバメ姉さんは少し考えこむと、シュウさんへクルリと顔を向けた。
「鷲何か知ってるか?」
シュウさんはツバメ姉さんと、響子さんの学校の後輩にあたり、二人と交流もあって仲も良いみたいだ。
シュウさんは疲れた顔で、首を横に振った。
「……だよな。オレも心当たりは…………‼」
ツバメ姉さんは何か閃いたらしく、ハッとした表情を浮かべた。
そして急にこっちを見て、目を大きく見開いている。
なッ……何ッ! ビックリするんですけど!
「……ど……どうしました……?」
「いや……何でもねぇ……」
そうは言うものの、ツバメ姉さんの態度は明らかにおかしい。
ツバメ姉さんは、そのまま考え込んでしまった。
何だろ? 言っちゃマズかったのかな?
辺り一面に黒い鮮血が飛び散り、硝煙が漂っている。
生き残りがいないか、確認しながら見て回る。
絹江さんが声をかけてきた。
「いくら何でも……ちょっと多くない……?」
絹江さんの表情には、疲労が色濃く見える。
「ええ……これは予想以上ですね」
元々今回は赤目の数を、いつもより多く見立てていたが、それよりも明らかに多い。
実際身に着けて待ちだした弾薬だけでは足りずに、シゲさんにトラックで来てもらって補充したぐらいだ。
絹江さんは持ってきていたペットボトルを口に含んだ。
「……フゥ~~……流石に疲れたわね……」
「そうですね。でも、もう終盤にきていますし、あともう少しなので、頑張りましょう」
因みに赤目の駆除が終わっても、その後、回収作業が待っていることを、今は触れないでおこう。
絹江さんが気だるい感じで返事をした。
「……あ~~い!」
絹江さんにしては珍しく、疲れているのを表に出しているな。
まあ、しょうがないか、歩くだけでも結構な距離を歩いているし、その上、赤目の駆除も同時に行っているのだから。
「どうしますか? 大分お疲れのようですし、一回休憩入れますか?」
その言葉に、絹江さんが即座に反応する。
「いいッ! 大丈夫ッ! ホラ、こっちはもういいでしょ? そろそろ行くわよ!」
元気であることを誇示するように、絹江さんは先に歩き出した。
……負けず嫌い発動だな。
絹江さんの後を歩きながら、ポケットから板チョコを取り出した。
おッ! 溶けてない!
暑さ対策で、保冷剤と一緒に入れていたのが効いているな。
絹江さんを呼び止めて、板チョコを見せながら訊ねる。
「チョコ食べますか?」
「あ~~食べる!」
絹江さんはそう言って、口を大きく開いた。
「あ~~ん」
「……何ですか? それは?」
「疲れているから、銀紙を剥くのがめんどくさいのよ! だから、このまま食べさせて」
……そんなに疲れているなら、休憩すればいいのに……。
「しょうがないですね。ちょっと待ってください」
板チョコの銀紙を、丁寧に剥いて取った。
「それじゃあ、いきますよ!」
絹江さんが再度、口を大きく開いた。
「うん、あ~~ん」
……前にネットで見た鯉の画像みたいだな。
こういうのを見ると、そこはかとなくいたずら心が……。
「因みに何ですが、もし口にではなく、戯れに鼻の方に入れるというボケをかましたら、どうしますか?」
絹江さんが満面の笑みを浮かべて答えた。
「全身全霊を込めて、グーでツッコミを入れて上げるわよ!」
……それは怖いのでやめておこう。
受付から戻ってきたシゲさんが、整理券を見せながら、あきらめたように言った。
「大分かかりそうだわ……」
「……ですよね」
その理由は一目瞭然であった。
忙しく働く係員たちに、建物からはみ出した長い人の列、広い駐車場が車両で溢れ返っていた。
回収センターは大賑わいだ。
これが大相撲の本場所なら、満員御礼の札がかけられただろう。
そのおかげで、シゲさんが受付で整理券を貰うだけでも、大分時間を要した。
「こればっかりはしょうがねぇけど、流石に勘弁してほしいわな」
シゲさんはかなり辟易としている様子だ。
赤目との戦闘は慣れきっていても、これには慣れないみたいだ。
その時、シゲさんに声をかける者がいた。
シゲさんは懐かしそうに、感嘆の声を上げた。
話を聞いていると、どうやら自衛隊時代の同僚のようだ。
シゲさんはその元同僚と、昔話に花を咲かせている。
ふと、自分にも声かける者がいた。
「狛彦の方は元気そうだな!」
声の方に振り向くと、缶コーヒーを片手に女性が立っていた。
短いソバージュの髪に、端正な顔立ちに切れ長の目、身長は高くないが、姿勢が良く堂々としているので大きく見え、きれいというより、かっこ良いという印象を受ける。
KSS社の加賀美燕だ。
「いやいや、そんなことないですよ。結構くたばっていますから」
この言葉に偽りはない。
両腕共にパンパンで、足も棒のようになっている。
確実に明日筋肉痛になることを、ここに宣言したい。
だが、ツバメ姉さんはあからさまに、不審な表情を浮かべた。
「そうかぁ~~? 「くたばってる」というのは、ああゆう奴らのことを、言うんじゃねぇかぁ?」
ツバメ姉さんの示す方を見ると、自販機の横で、壁にもたれて座り込んでいる人の姿があった。
一人は絹江さんで、残りは男性と、女性が一人ずついた。
男性は中肉中背の体形に、少し長めの髪に整った顔立ちをしている、まあ、イケメンと言っていいだろう。
ツバメ姉さんの弟でもある、KSS社の加賀美景虎だ。
女性の方はタクティカルベスト越しからも分かる、グラマラスなスタイルで、自分と同じくらいの女性としては高い身長、少し外にはねたショートヘアーに、きれいな顔立ちをしている。
同じ美人さんだが、絹江さんは正統派美少女って感じで、こちらは少し大人びたグラビアモデルって感じだ。
ツバメ姉さんたちと同じ、KSS社の一ノ瀬鷲である。
三人とも一様にうつろな目で、疲れ切った表情をしていた。
絹江さんも赤目の駆除が終わった時点では、ギリギリ持ちこたえていたけど、回収作業で完全に体力が切れていたからな。
「……死んでいますね」
「だろ! ただ、狛彦と比べると、ちょっと情けねぇーよなぁ。もう少しガンバって欲しいとこだ!」
「いや……まあ、自分はそれなりに長いと思いますし、絹江さんや、シュウさんはまだ、そこまでのキャリアではないですから、逆にその割には、よくやっていると思いますよ」
「まあな。そこは認めるけど……それを言ったらな、うちのトラはどうなんだい?」
景虎は歳も一緒で、キャリアもほぼ同じぐらいだ。
景虎のフォローまで考えるのは、面倒くさいな……。
「あ~~そうですね。そこはちょっと分からないので、景虎(アイツ)自身に聞いてもらえます?」
話を聞いていたのか、景虎が反論してきた。
「こっちは頭脳派なんだよ! 狛彦や、お姉ちゃんみたいな体力バカと一緒にするな!」
頭脳派って……。
景虎に色々とツッコみたいところであったが、ツバメ姉さんの行動が速かった。
ツバメ姉さんは持っていた缶コーヒーを、グイっと一気に飲み干すと、大きく振りかぶって、景虎に向けて力いっぱい投げつけた。
空き缶が景虎の顔面にジャストミートして、あらぬ方向に大きく飛んでいく。
「痛いッ!」
ツバメ姉さんが吠える。
「誰が「体力バカ」だってッ‼ 空き缶はゴミ箱に入れておけよッ! それと仕事中は「お姉ちゃん」って呼ぶなッ!」
「ううゥ……ひ……酷い!」
景虎が痛そうに顔面を抑えながらも、律義に空き缶を拾いに行く。
「む……無茶苦茶しますね!」
「アアんッ⁉ いいんだよ! 弟なんて姉の奴隷なんだから!」
でも「お姉ちゃん」とは呼ばせないんだ……。
今のやり取りを見ていて、何故かふと思い出した。
「あッ! そういえば……この話の展開で何ですけども、この前響子さんと会いましたよ」
ツバメ姉さんと、響子さんは友人で元々その縁で知り合った。
「響子と、どこで?」
「家の最寄りの駅周辺で、何回か偶然会いましたね」
「偶然に……だと⁉ 何で? しかも何回も?」
ツバメ姉さんは訝しげな表情を浮かべた。
んん⁉……何か変な感じ……。
「ええっと……確か……「この辺にちょっと用があった」って言ってましたよ」
「……用があった……?」
ツバメ姉さんは少し考えこむと、シュウさんへクルリと顔を向けた。
「鷲何か知ってるか?」
シュウさんはツバメ姉さんと、響子さんの学校の後輩にあたり、二人と交流もあって仲も良いみたいだ。
シュウさんは疲れた顔で、首を横に振った。
「……だよな。オレも心当たりは…………‼」
ツバメ姉さんは何か閃いたらしく、ハッとした表情を浮かべた。
そして急にこっちを見て、目を大きく見開いている。
なッ……何ッ! ビックリするんですけど!
「……ど……どうしました……?」
「いや……何でもねぇ……」
そうは言うものの、ツバメ姉さんの態度は明らかにおかしい。
ツバメ姉さんは、そのまま考え込んでしまった。
何だろ? 言っちゃマズかったのかな?
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