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Red hair boy
暗闇の中で
しおりを挟むスイッチまでの途中でぼくも音を立ててしまった
「誰」
金髪のお兄さんの声がする
「ぼくだよ…」
「お兄さんがここに入るの見えたからついてきちゃった…」
「…おまえか」
「あかりつけるね?」
あかりがつくとそこには黒髪のお兄さんもいた
「お兄さん達一緒にいたんだね!」
「ぼくも一緒にお話したいな!」
「…」
「いいよ」
「3人でお話しようか」
黒髪のお兄さんが言った
「ぼくずっと3人でお話したかったんだ!」
「でも」
見てしまった
暗闇になれた目で
「でも?どうしたの?」
「でももうちょっとで休み時間終わっちゃうね…」
「ああほんとだ」
「夜 時間が合えば部屋でお話しようか」
「わかった!」
「バイバイ!」
かけあしで教室を出る
ーーー見てしまったんだ
ーー暗闇で2人が
キスしてたところ
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