266 / 299
時間によって縺れた糸
しおりを挟むお父様、お母様、ワタクシキースダーリエは早急にお二人にお伺いしたい事が御座います。
一体叔母様は何者なのでしょうか?
思わず、届くはずの無い両親へ念を飛ばしてしまう程、今の私は混乱の中にいる。
確かに馬車の中で「王都は寄り道」と思わせる事を言ってました。
言ってたけどね?
冗談だと思ってたんだよね。
だって王様からの招集だよ?
人命が掛かっている大事とか災害への対策とか、そういった緊急事態以外は断る事すら難しい王命って奴を。
まさか、一貴族の叔母様が本気で「ついで扱い」するなんて。
そんな事思わないじゃないですか!
「<すげーな。いや、まさかの対応。オマエ以上に変わりモンだな>」
「<私は陛下相手にあんな事言えませんけど!?>」
目の前には陛下に対して優位に立ち楽しい楽しい? お話合いをしている叔母様の姿があった。
何が凄いって?
だって叔母様遠まわしだけど「姪っ子と至急行きたい所があるからさっさと用件を話して解放しろ」って言ってましたけど?
思わず二度見しましたよね。
そして叔母様の言葉が事実言った言葉だと理解した瞬間、土下座しようかと思いましたけど?
殿下達の驚きの表情に物凄く申し訳なさが込み上げてきましたけど?
陛下が一切気になさってない事にこっちの方が度肝を抜かれましたけど?
もはや何に驚いているのか分からない状態である。
一体叔母様は何者なのでしょうか?
いや、本当に。
だって此処まで言って咎められないなんて普通にあります?
え? 実はこの世界って研究者の地位が高いとか?
それか、叔母様は世紀の発見をしたとか?
もう、混乱から抜け出せず、叔母様と陛下のお話し合いも殆ど頭に残ってません。
……ん? これも不敬かな?
だと言うのに、クロイツが私も出来るなんて言うものだから、更に混乱が増したのですけれど?
いっその事クロイツの額を弾いてやろうかと思ったけど、次の言葉にその手が止まる。
「<いや、コイツ等のどっちかがオーサマになったら、オマエもこんくれー言えるんじゃね?>」
クロイツは殿下達を指して、そんな事を言ったのだ。
一度否定しようしたが、よくよく考えるとその言葉を否定出来ない自分がいる。
お二人とも非公式の場の軽口を咎める程狭量ではない。
それを私は知っている。
だから、殿下のどちらかが国王になった時、今の良好の関係の私が叔母様の立場にいたとしたら?
朧気だけど、想像できなくもない。
「<うーん。……うん。言える、かも?>」
「<いや、ぜってー言えるって>」
「<言い切る程? けどさ。今の関係のままだって条件があるけど?>」
「<それこそ問題ないんじゃね? アイツ等、オマエが性格わりぃのも知ってるし。よっぽどのことがなけりゃ、関係もかわんねーだろーよ>」
「<誰の性格が悪いのよ、誰の。……いやまぁ確かに私は自分でも自身が他者への優しさ溢れる善人だとは思ってないけどさ>」
「<認めてるよな、それ?>」
いや、記憶喪失になっても聖人にはなれないのは分かってるし。
もはや魂レベルで非道だろうし。
ただ人に言われると反発したくなるよね? って話な訳で。
何時ものようにクロイツと【念話】をしているとふち此方を見ている殿下達と目が合った。
「あんな父上は初めてみたな」
「私も初めてみました」
私が見ている事に気づいたからか殿下達が苦笑しながら近づいてきた。
そんな彼等に苦笑を返し、視線を戻すと何やら陛下が項垂れ、叔母様が微笑んでいた。
いや、本当に何事?
「彼女は確かラーズシュタインのジェイド石と呼ばれた方でしたね? まさか父上と懇意だったとは思いませんでした」
「ラーズシュタインのジェイド石?」
ジェイド……って事は翡翠石かぁ。
へぇ、叔母様ってそんな風に呼ばれていたんだ。
いやまぁ確かに才色兼備だし、次期女公爵だったし、そんな風に呼ばれていてもおかしくないかも。
宝石言葉がこの世界も同じかどうかは知らないけど『地球』の宝石言葉だとぴったりだし。
感心しているとクロイツの呆れた視線を感じた。
「<それをオマエじゃなくてデンカが知ってるのは問題じゃねぇの?>」
「<うるさい>」
基本的に人に興味の無い私が知る訳ないでしょう?!
敵にもならなさそうだったし。
「ワタクシも知りませんでしたわ。……あの、それで、一体叔母様は何用で呼ばれたのでしょうか?」
実は用件に入る前に叔母様が陛下にご挨拶をかましたせいで本題に入ってないんですよねぇ。
そして、今の陛下達の間に割って入るのは私には無理です。
だから、恐る恐る殿下達に問いかけたのだが、お二人は顔を見合わせた後、苦笑なさってしまった。
「実は俺たちも父上からなにも聞いてないんだ」
「そうなのですか?」
「ええ。非公式の場ですから、公務ではないとは思っていましたが」
子供の私と貴族でありながら貴族としてではなく研究者として生きている叔母様がいる時点で公務ではないのは分かる。
けど、なら殿下達が呼ばれた理由は何なんだろうか?
殿下達と叔母様に頼み事?
うーん、共通点が無さすぎて想像も出来ない。
本題を聞きたい所だけど、まだ楽しい? ご挨拶中だしなぁ。
「暫く待つしかなさそうですね?」
何とも言えない顔で呟いた私に殿下達も苦笑しつつ頷くのだった。
叔母様と陛下のお話合い? じゃれ合い? まぁとにかくそれが終わった後、仕切り直しとなり、私と叔母様は並んで陛下の前に立っている。
「オーヴェからそなたが彼の地へ行くと言う話を聞いたが事実か?」
「はい、陛下」
叔母様は先程のが幻だったかのように静かな態度で返事をする。
そんな叔母様に殿下達が戸惑っているのが分かる。
うんうん。
私も切り替えの早さにびっくりしてるから気持ちはよーく良く分かります。
この切り替えの早さって貴族の淑女として必須な能力なのかな?
だったらあまり自信がないのですが。
お、考えていると陛下は「そうか」と口を開いた。
「そうか。……ならば彼の地へ息子達も同行させてくれないか?」
「殿下方を、ですか?」
叔母様の冷静であり、何処か冷徹さすら感じる眼差しに殿下達の肩がピクリと揺れる。
だが、叔母様を叱責する事も無く、それでいて怯む事も無く、殿下方は真っすぐ叔母様の視線を受けとめていた。
叔母様はきっと殿下達の“何か”を見極めようとしている。
上位の者への振舞いではないと分かっていても譲れない一線のために。
それを殿下達も無意識に悟っているのだろう。
一度も叱責の言葉は無かった。
暫く無言の攻防が続いたが、先に相好を崩したのは叔母様だった。
「年齢を考えれば早いかとも思いましたが、問題はなさそうですわね」
「年齢を言ってしまえばお前の姪も幼いだろうに」
「まぁ! この子は問題ないと私が判断しましたのよ?」
「ならば息子達が大丈夫と判断したのは俺だが?」
そこで攻防が始まるの!?
え、笑顔で攻防しないでもらえませんかね?
いやまぁ、火花が飛んでいると言うよりもじゃれ合い程度のようだからいいのかもしれないけど。
……大丈夫だよね?
攻防を終わらせたのは意外にも陛下だった。
「……いや。今回に関してはそなたが専門だな。それで、息子達は合格か?」
「ええ」
「そうか。なら息子達を頼む」
「承知いたしましたわ、陛下」
何やら大人達の間で殿下達も同行する事が決まったらしい。
えぇと。
私も何処に行くか知らないのですが?
あ、殿下達も首を傾げていますね。
すみません。
私も行先は知られていないので、視線で聞かないで下さい。
答えが私にも存在しないので。
取り敢えず、これから忙しくなるだろう。
あっと言う間に同行者が増えた事もさることながら同行者が殿下達である以上護衛が必要である。
と、いう事であの三人に護衛のために来るように命令を出し、馬車などの手配を素早くすませる陛下。
こういう所を見ると有能な人なんだよねぇ、陛下って。
頭の回転は早そうだし、決断力もある。
誠実だし非情な判断を下す事も出来る。
国王としては物凄く有能な人だよね。
普段がフランク過ぎて、有能な人って印象が薄れるけど。
けれど普段がフランクじゃないと怖い人って印象になるかも?
あ、もしかして、能ある鷹は爪を隠すを実践している人なのかな?
「<普段のフランクさは演技なのかな?>」
「<いや、素じゃね? さっきのやり取りみる限り>」
「<あー。うん。そうだね>」
一瞬で論破されました。
うん、叔母様とのやり取りを見る限り、素はあっちだよね。
まぁ決める時は決める、庶民派の王様という訳で決着という事にしておこう。
いやまぁ、物語の中に出てくるような無駄に偉そうな王族とか、無能なのにプライドだけ高いのとか。そういうのがいないのは幸運だよね。……いても淘汰されるのかもしれないけど。
そう言えば『ゲーム』のロアベーツィア様は所謂『俺様キャラ』だったっけ。
今はその欠片もないけど。
ああいったキャラって『ゲーム』だからいいけど、現実に居たら足元掬われてそうだしね。
今のロアベーツィア様でいる事を素直に喜んでおこう。
「殿下達の準備が済み次第出立したいと思います」
「息子達を頼む」
微笑みカテーシーをした叔母様は振り返ると私達の方へ近づいてくる。
「リキューンハント」
控えの間に行こうとした私達を陛下の静かな声がとめた。
叔母様は振り向くと小首をかしげる。
「あーいや。これは個人としてだが……オーヴェ達もだな、うん。……俺達は貴女に話したいことがある」
目を泳がせ、けれど最後には真っすぐ叔母様を見据える陛下。
その姿からは何かの“覚悟”が見て取れる。
「時間をとってはくれないか? 今更なのは分かっている。分かっているが、一区切りがついたことでようやく気付いたことがある。俺もオーヴェ達もな。そして謝らねばならぬことも、だ」
一個人とは言え王が臣下に此処まで覚悟して謝罪しなければいけない事がある?
内容を聞きたくはないが、かなり深刻な話なのだと思った。
そして、それにお父様もまた関わっているのだと。
叔母様は一体、どう思っているのかしら?
見上げると叔母様は微笑んでいた。
けど、それは何処か不格好な代物だった。
完璧な淑女の微笑みを瞬時に浮かべる事が出来る叔母様の不格好な微笑み。
私はむしろそれが叔母様の本心な気がした。
「ええ。私も色々話さなければいけないことが御座います。楽しいだけのお話にはなりませんでしょうが、避けられぬこと。縺れた糸を解すこととなりますことを祈りましょう」
「ああ。感謝する」
陛下の言葉に叔母様は頭を下げると振り返り部屋を出ていった。
私も後を追い部屋を出る。
叔母様は後ろ姿しか見えないが、淀みは無い。
けど、少しだけ何時もと違う、そんな気がした。
「本当ならば私こそ謝らなければいえないのです。怒って下さっても、軽蔑なさってもかまいません。ですが、ですが、最後までお話する事を。そして貴方達のこれからを見守ることだけはお許し下さい。」
そう、言った気がしたけれど、分からない。
小さな声だったし、聴き直す事は出来なかった。
……それは私の役目ではないと思ったから。
0
お気に入りに追加
1,250
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢の慟哭
浜柔
ファンタジー
前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢エカテリーナ・ハイデルフトは自分の住む世界が乙女ゲームそっくりの世界であり、自らはそのゲームで悪役の位置づけになっている事に気付くが、時既に遅く、死の運命には逆らえなかった。
だが、死して尚彷徨うエカテリーナの復讐はこれから始まる。
※ここまでのあらすじは序章の内容に当たります。
※乙女ゲームのバッドエンド後の話になりますので、ゲーム内容については殆ど作中に出てきません。
「悪役令嬢の追憶」及び「悪役令嬢の徘徊」を若干の手直しをして統合しています。
「追憶」「徘徊」「慟哭」はそれぞれ雰囲気が異なります。
公爵令嬢は薬師を目指す~悪役令嬢ってなんですの?~【短編版】
ゆうの
ファンタジー
公爵令嬢、ミネルヴァ・メディシスは時折夢に見る。「治癒の神力を授かることができなかった落ちこぼれのミネルヴァ・メディシス」が、婚約者である第一王子殿下と恋に落ちた男爵令嬢に毒を盛り、断罪される夢を。
――しかし、夢から覚めたミネルヴァは、そのたびに、思うのだ。「医者の家系《メディシス》に生まれた自分がよりによって誰かに毒を盛るなんて真似をするはずがないのに」と。
これは、「治癒の神力」を授かれなかったミネルヴァが、それでもメディシスの人間たろうと努力した、その先の話。
※ 様子見で(一応)短編として投稿します。反響次第では長編化しようかと(「その後」を含めて書きたいエピソードは山ほどある)。
悪役令嬢によればこの世界は乙女ゲームの世界らしい
斯波
ファンタジー
ブラック企業を辞退した私が卒業後に手に入れたのは無職の称号だった。不服そうな親の目から逃れるべく、喫茶店でパート情報を探そうとしたが暴走トラックに轢かれて人生を終えた――かと思ったら村人達に恐れられ、軟禁されている10歳の少女に転生していた。どうやら少女の強大すぎる魔法は村人達の恐怖の対象となったらしい。村人の気持ちも分からなくはないが、二度目の人生を小屋での軟禁生活で終わらせるつもりは毛頭ないので、逃げることにした。だが私には強すぎるステータスと『ポイント交換システム』がある!拠点をテントに決め、日々魔物を狩りながら自由気ままな冒険者を続けてたのだが……。
※1.恋愛要素を含みますが、出てくるのが遅いのでご注意ください。
※2.『悪役令嬢に転生したので断罪エンドまでぐーたら過ごしたい 王子がスパルタとか聞いてないんですけど!?』と同じ世界観・時間軸のお話ですが、こちらだけでもお楽しみいただけます。
誰からも愛されない悪役令嬢に転生したので、自由気ままに生きていきたいと思います。
木山楽斗
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢であるエルファリナに転生した私は、彼女のその境遇に対して深い悲しみを覚えていた。
彼女は、家族からも婚約者からも愛されていない。それどころか、その存在を疎まれているのだ。
こんな環境なら歪んでも仕方ない。そう思う程に、彼女の境遇は悲惨だったのである。
だが、彼女のように歪んでしまえば、ゲームと同じように罪を暴かれて牢屋に行くだけだ。
そのため、私は心を強く持つしかなかった。悲惨な結末を迎えないためにも、どんなに不当な扱いをされても、耐え抜くしかなかったのである。
そんな私に、解放される日がやって来た。
それは、ゲームの始まりである魔法学園入学の日だ。
全寮制の学園には、歪な家族は存在しない。
私は、自由を得たのである。
その自由を謳歌しながら、私は思っていた。
悲惨な境遇から必ず抜け出し、自由気ままに生きるのだと。
転生したら大好きな乙女ゲームの世界だったけど私は妹ポジでしたので、元気に小姑ムーブを繰り広げます!
つなかん
ファンタジー
なんちゃってヴィクトリア王朝を舞台にした乙女ゲーム、『ネバーランドの花束』の世界に転生!? しかし、そのポジションはヒロインではなく少ししか出番のない元婚約者の妹! これはNTRどころの騒ぎではないんだが!
第一章で殺されるはずの推しを救済してしまったことで、原作の乙女ゲーム展開はまったくなくなってしまい――。
***
黒髪で、魔法を使うことができる唯一の家系、ブラッドリー家。その能力を公共事業に生かし、莫大な富と権力を持っていた。一方、遺伝によってのみ継承する魔力を独占するため、下の兄弟たちは成長速度に制限を加えられる負の側面もあった。陰謀渦巻くパラレル展開へ。
目が覚めたら夫と子供がいました
青井陸
恋愛
とある公爵家の若い公爵夫人、シャルロットが毒の入ったのお茶を飲んで倒れた。
1週間寝たきりのシャルロットが目を覚ましたとき、幼い可愛い男の子がいた。
「…お母様?よかった…誰か!お母様が!!!!」
「…あなた誰?」
16歳で政略結婚によって公爵家に嫁いだ、元伯爵令嬢のシャルロット。
シャルロットは一目惚れであったが、夫のハロルドは結婚前からシャルロットには冷たい。
そんな関係の二人が、シャルロットが毒によって記憶をなくしたことにより少しずつ変わっていく。
なろう様でも同時掲載しています。
悪役令嬢はモブ化した
F.conoe
ファンタジー
乙女ゲーム? なにそれ食べ物? な悪役令嬢、普通にシナリオ負けして退場しました。
しかし貴族令嬢としてダメの烙印をおされた卒業パーティーで、彼女は本当の自分を取り戻す!
領地改革にいそしむ充実した日々のその裏で、乙女ゲームは着々と進行していくのである。
「……なんなのこれは。意味がわからないわ」
乙女ゲームのシナリオはこわい。
*注*誰にも前世の記憶はありません。
ざまぁが地味だと思っていましたが、オーバーキルだという意見もあるので、優しい結末を期待してる人は読まない方が良さげ。
性格悪いけど自覚がなくて自分を優しいと思っている乙女ゲームヒロインの心理描写と因果応報がメインテーマ(番外編で登場)なので、叩かれようがざまぁ改変して救う気はない。
作者の趣味100%でダンジョンが出ました。
悪役令嬢でも素材はいいんだから楽しく生きなきゃ損だよね!
ペトラ
恋愛
ぼんやりとした意識を覚醒させながら、自分の置かれた状況を考えます。ここは、この世界は、途中まで攻略した乙女ゲームの世界だと思います。たぶん。
戦乙女≪ヴァルキュリア≫を育成する学園での、勉強あり、恋あり、戦いありの恋愛シミュレーションゲーム「ヴァルキュリア デスティニー~恋の最前線~」通称バル恋。戦乙女を育成しているのに、なぜか共学で、男子生徒が目指すのは・・・なんでしたっけ。忘れてしまいました。とにかく、前世の自分が死ぬ直前まではまっていたゲームの世界のようです。
前世は彼氏いない歴イコール年齢の、ややぽっちゃり(自己診断)享年28歳歯科衛生士でした。
悪役令嬢でもナイスバディの美少女に生まれ変わったのだから、人生楽しもう!というお話。
他サイトに連載中の話の改訂版になります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる