林檎と胡桃は好きじゃない。

ある日、田舎町に住む高校生 岬彰人は、記憶を失った少女イズと出会う。身寄りもなく、行く宛のない彼女を、ある興味から記憶が戻るまでの間、預かることを決めた彰人。しかし、彼女の正体は……。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,058 位 / 192,058件 ライト文芸 7,619 位 / 7,619件

あなたにおすすめの小説

人間工房

沼津平成
ライト文芸
人間をつくることができる工房があるらしい。ちょっと覗いてみよう。

サンタクロースなんていらない

月並海
ライト文芸
「お前はフィンランドに行くんだ」 代々サンタクロースを務めてきた家の一人娘、栗栖。彼女は日本で普通に大学生になって就職して結婚がしたいのだ。 断じてサンタクロースになる気などない。 果たして彼女は無事にお父さんを説得することができるのか?

三度目の庄司

西原衣都
ライト文芸
庄司有希の家族は複雑だ。 小学校に入学する前、両親が離婚した。 中学校に入学する前、両親が再婚した。 両親は別れたりくっついたりしている。同じ相手と再婚したのだ。 名字が大西から庄司に変わるのは二回目だ。 有希が高校三年生時、両親の関係が再びあやしくなってきた。もしかしたら、また大西になって、また庄司になるかもしれない。うんざりした有希はそんな両親に抗議すべく家出を決行した。 健全な家出だ。そこでよく知ってるのに、知らない男の子と一夏を過ごすことになった。有希はその子と話すうち、この境遇をどうでもよくなってしまった。彼も同じ境遇を引き受けた子供だったから。

私の悠々自適な引きこもり生活は、可愛い女の子によって終わりを迎えてしまいました。

神楽咲久來
ライト文芸
引きこもり少女の「秋雨実(あきさめみのり)」。 誰も信用せず、自分ひとりで生きている。生活風景は世間一般で言う「廃人」。 自分でお金を稼ぎ、身の回りのことは自分ひとりでやっている。 だが、私には厄介な女がいる。 彼女の名前は「神楽日菜(かぐらひな)」。 先月から私の家に来るようになった(元)クラスメイトだ。 私は、日菜に(むりやり)学校に連れられ登校することになる。 しかし、その学校、ありとあらゆる意味で普通じゃないのだ。 なんでも、日本一の学力を誇る学校らしい。ついでにいうと設備もものすごい。 私は、この学校で新しい第二の生活を送っていくことになった。 私と日菜は、この学園でつまらない日々をゆっくりと生きている。 これは、ちょっと百合な、私達二人の生きる道。

月夜の理科部

嶌田あき
青春
 優柔不断の女子高生・キョウカは、親友・カサネとクラスメイト理系男子・ユキとともに夜の理科室を訪れる。待っていたのは、〈星の王子さま〉と呼ばれる憧れの先輩・スバルと、天文部の望遠鏡を売り払おうとする理科部長・アヤ。理科室を夜に使うために必要となる5人目の部員として、キョウカは入部の誘いを受ける。  そんなある日、知人の研究者・竹戸瀬レネから研究手伝いのバイトの誘いを受ける。月面ローバーを使って地下の量子コンピューターから、あるデータを地球に持ち帰ってきて欲しいという。ユキは二つ返事でOKするも、相変わらず優柔不断のキョウカ。先輩に贈る月面望遠鏡の観測時間を条件に、バイトへの協力を決める。  理科部「夜隊」として入部したキョウカは、夜な夜な理科室に来てはユキとともに課題に取り組んだ。他のメンバー3人はそれぞれに忙しく、ユキと2人きりになることも多くなる。親との喧嘩、スバルの誕生日会、1学期の打ち上げ、夏休みの合宿などなど、絆を深めてゆく夜隊5人。  競うように訓練したAIプログラムが研究所に正式採用され大喜びする頃には、キョウカは数ヶ月のあいだ苦楽をともにしてきたユキを、とても大切に思うようになっていた。打算で始めた関係もこれで終わり、と9月最後の日曜日にデートに出かける。泣きながら別れた2人は、月にあるデータを地球に持ち帰る方法をそれぞれ模索しはじめた。  5年前の事故と月に取り残された脳情報。迫りくるデータ削除のタイムリミット。望遠鏡、月面ローバー、量子コンピューター。必要なものはきっと全部ある――。レネの過去を知ったキョウカは迷いを捨て、走り出す。  皆既月食の夜に集まったメンバーを信じ、理科部5人は月からのデータ回収に挑んだ――。

もしもし、こちらは『居候屋』ですが?

産屋敷 九十九
ライト文芸
【広告】 『居候屋』 あなたの家に居候しにいきます! 独り身で寂しいヒト、いろいろ相談にのってほしいヒト、いかがですか? 一泊 二千九百五十一円から! 電話番号: 29451-29451 二十四時間営業! ※決していかがわしいお店ではありません ※いかがわしいサービス提供の強要はお断りします

79ページ、49ページ

クイン
ライト文芸
49歳ニートの息子が突然の作家志望宣言。 79歳の母は息子を支えるため、切磋琢磨するお話

わたしと玉彦の四十九日間

清水 律
ライト文芸
守らなければならない村の『しきたり』 惣領息子様と呼ばれる『玉彦』 そして隔離された村という領域のなかで巻き起こされる『奇々怪々』 中学一年生の比和子は、母親の出産、父親の海外出張のため、夏休みの間だけド田舎にある祖父の家で過ごすことに。 この祖父の家がある村は、日常茶飯事に不可思議な出来事が起こる。 村民に敬い畏れられる名家の、ちょっと世間に疎いおかっぱ頭の惣領息子『玉彦』と出逢ったことで、ド田舎で過ごす人生最大の退屈な夏休みは忘れられないものとなる。 ※完結まで予約投稿済です。 ※今作品はエブリスタでも掲載しています。  完結特集や現代ファンタジージャンル一位を獲得させて頂いております。  出版社主催『ボーイミーツガール大賞』最終選考作品。