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第4章 終幕戦編
第93話 瓦解の始まり
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今まで経験してきた中で、一番激しく苦しい戦闘がそこにはあった。
僕達が放った魔法がギュルリアに吸い込まれていく。そう思ったのも一瞬で、実際は至近距離に迫ったタイミングで全て対処される。恐らくは、より正確に対処する為だと思う。ただ、普通はあんなにも至近距離まで魔法を寄せるなんてことは無いはず。きっと、ギュルリアの今の体だったら、当たってもさほど影響がないからこその大胆な行動なのだろう。
かと言って、今度は近接戦闘へ持ち込もうとするとギュルリアの肉体が強固すぎる。僕達の武器を受け止め、反撃する力も尋常ではない。ましてや反撃されると、衝撃が強すぎて剣が折れそうになってしまう。勿論、自分の腕もギリギリで耐えしのいでくれている。防御面でみても、並大抵の攻撃では大した傷が付かない。
「蠅共が………いつまで煩わせる腹積もりだ!!!」
「死ぬときまでだ」
「小童め、だったら望み通り………」
「「止まれ、雷槍!!!」」
「くっ!?クソ、左右から………」
ストライク先輩がギュルリアを煽り、相手が激昂したところにユーリアやナヴァール先生がギュルリアの急所めがけて魔法を放つ。幾らギュルリアと言えども、流石に粘膜は硬くなく、硬いのは己が筋肉だけみたい。ギュルリア自身も勿論それは分かっていて、下手に追い打ちをかけることが出来ていない。
「マリスタン!」
「分かってる」
「はぁああ!!!」
「むぅっ!!!隙だらけだ!!!」
「うわぁぁ!?」
「雑魚が………」
「「違うね」」
「ぐぅぅぅう!!!!!クライトォォォ!!!!!」
マリスタンが数個の仮想分身の大剣を階段状に配置して、スタグリアンがそれを駆けあがる。そのまま、魔法剣を使ってギュルリアめがけて刺突する。ギュルリアは防ぎ、吹き飛ばす。でも、今隙だらけなのはギュルリアも同じ。僕とクレジアントが死角からギュルリアの懐に入り込んで剣を突き刺す。成功したけれど、刃が上手く深くまで入らない。
「刃が入らないね………」
「今の角度的に、上手くいけば心臓まで届いたのに」
「無駄だと言っておろうが!!!!!どれだけ戦い抜いても、どれだけ好戦闘をしたとしても、御前等が我に勝てる未来は無いのだ!!!!!」
直ぐに刃を抜いて戦闘から離脱する。直後にユーリアとナヴァール先生二人の魔法とストライク先輩の衝撃刃による猛弾幕が展開される。チームワークを発揮して、三方向から均等に力が加わるように弾幕が展開されている。どの方向へ逃げようとも回避行動が功を奏すことは無い。クレジアントはそれに申し訳程度に参戦するけれど、僕はもう魔力が殆ど無いから魔法を撃ちだせない。
「空気振動が………激しいな」
「それはそうに決まっているだろ」
「二人とも、気を付けてて」
「「分かってる」」
こんな状況なのに、少し表情筋が緩む。やっぱり、良い二人組だ。
「ん………皆、上!!!」
「「「了解!!!」」」
いつの間にか、ギュルリアは上へ緊急脱出していた。確かに上への回避までは弾幕がカバー出来ていなかった。だがしかし、その体躯には焦げた痕や擦れた痕、浅いものの何個もの斬り傷があった。そんな体になっても、空中で僕たち七人に上位魔法を撃ってくる。
でも良い、着実にダメージを与えることが出来ている。倒せないことは無いんだ。苦しくてもどうにか足搔くことさえできたなら。騙し討ちでもなんでも良い。使える手段は全て取れば良い。
「はぁ、はぁ………はぁ、クソ………」
気が付くとギュルリアがかなり距離を取って膝をついている。なんだ?何か目的があるのか………いや、そんなことはないな。格下相手とは言えなかなか死なない七人を同時に相手していたら、そりゃあ疲れるに決まっている。当たり前の話だ。
「今だ!!!」
僕が声を発すると、堰を切ったかのように一斉に皆がギュルリアの方へ向かっていく。相手は疲労している。いつさっきの状況に持ち込めるか分からないのなら、真正面からでも仕掛けるしかない。これを逃して、倒せないとでもなったら死んでも死にきれない。それを皆心の中で理解していたのだろう。行動は素早かった。
「マリスタン!!!ストライク先輩!!!」
「「準備は出来ている!!!」」
「ユーリア!!!ナヴァール先生!!!」
「「こっちも大丈夫!!!」」
「クレジアント!!!スタグリアン!!!」
「「いける!!!」」
「よし!!!!!」
各々が各々の役割を把握し、迅速に適切と思われる配置に付く。ギュルリアは立ち上がるけれど、余裕が無いのか適切な判断が出来ていない様子だ。実際今の状況的に逃げた方がきっと良かったのにも関わらず、退避できずに僕達に囲まれてしまった。
「………クソッ!!!」
「これで………終わり!!!!!」
僕は踏み込む。スタグリアンとクレジアントも踏み込む。ユーリアとナヴァール先生は急所目掛けて上位魔法を放ち、ストライク先輩とマリスタンは其々の攻撃力が高い武器を準備し、討ち損なわないように固めている。
完璧なフォーメーション。さっき弾幕でダメージを受けてることからして、決して勝てない相手ではない。この場にいる誰もが勝ちを確信した。
僕含む三人の刃がギュルリアの筋骨隆々の肉体に吸い寄せられていく。
刃は深く突き刺さる。
「今だ!!!!!」
素早く高火力の魔法がギュルリアの頭へ正確に飛んでいく。僕とクレジアントとスタグリアンによって三方向から固定された体では下手に避けることも出来ない。幾ら三人で固定しているからと言って、力が強いギュルリアから振り払われないように必死な僕は魔法が当たったのかを確認できない。
「避けて!!!」
マリスタンの声と仮想分身の大剣が振り下ろされる音が聞こえる。即座にその場から退避する。
重く、地面を割る音がした。周囲に土埃が広がる。
「………やった、かな?」
まだ油断は出来ない。出来ないけれど………今ので倒せなかったら、僕達の手で倒すことは不可能だと言って良い。段々と土の霧が薄くなり、姿が見えて来る。
………姿が、見えて来る。
「「「「「「………」」」」」」
絶句。ギュルリアは死んでいなかった。周りを見渡すと皆が同じ表情をしている。きっと僕も今は同じ表情をとっているだろう。
それも、体は以前のまま。つまり生き返ったのではなく、ただ死んでいないだけ。横腹は僕達三人が刺した傷痕が治って言っているところだった。其の事実が余計に絶望感を増す。今の攻撃は、何か特殊能力を使ったのでもなんでもない。ただシンプルに、あの無防備な状態から対処されただけだった。
「………ちょっと、待って」
違和感があった。さっき皆の顔を見渡した時、全員いたっけ?
その違和感は実に一瞬で謎が解けた。目の前に………答えがあったから。
「………スタグリアン!!!!!」
スタグリアンが背で接している地面は亀の甲羅よりも繊細に亀裂が入っており、およそ人間の背で石造りの道に作っていい罅では無かった。
「貴様、おのれ………っ!!!!!」
「フン」
倒れたスタグリアンを見て、マリスタンが激昂する。
駄目だ。一人で突撃してはいけない。まだスタグリアンは〈寛容〉2式のお陰で意識の遠のきも痛みも体に影響していない。そう僕が忠告するよりも前に迷わずにギュルリアへ突っ込んでいく。
ギュルリアの口角がニィと不気味に吊り上がった。
僕達が放った魔法がギュルリアに吸い込まれていく。そう思ったのも一瞬で、実際は至近距離に迫ったタイミングで全て対処される。恐らくは、より正確に対処する為だと思う。ただ、普通はあんなにも至近距離まで魔法を寄せるなんてことは無いはず。きっと、ギュルリアの今の体だったら、当たってもさほど影響がないからこその大胆な行動なのだろう。
かと言って、今度は近接戦闘へ持ち込もうとするとギュルリアの肉体が強固すぎる。僕達の武器を受け止め、反撃する力も尋常ではない。ましてや反撃されると、衝撃が強すぎて剣が折れそうになってしまう。勿論、自分の腕もギリギリで耐えしのいでくれている。防御面でみても、並大抵の攻撃では大した傷が付かない。
「蠅共が………いつまで煩わせる腹積もりだ!!!」
「死ぬときまでだ」
「小童め、だったら望み通り………」
「「止まれ、雷槍!!!」」
「くっ!?クソ、左右から………」
ストライク先輩がギュルリアを煽り、相手が激昂したところにユーリアやナヴァール先生がギュルリアの急所めがけて魔法を放つ。幾らギュルリアと言えども、流石に粘膜は硬くなく、硬いのは己が筋肉だけみたい。ギュルリア自身も勿論それは分かっていて、下手に追い打ちをかけることが出来ていない。
「マリスタン!」
「分かってる」
「はぁああ!!!」
「むぅっ!!!隙だらけだ!!!」
「うわぁぁ!?」
「雑魚が………」
「「違うね」」
「ぐぅぅぅう!!!!!クライトォォォ!!!!!」
マリスタンが数個の仮想分身の大剣を階段状に配置して、スタグリアンがそれを駆けあがる。そのまま、魔法剣を使ってギュルリアめがけて刺突する。ギュルリアは防ぎ、吹き飛ばす。でも、今隙だらけなのはギュルリアも同じ。僕とクレジアントが死角からギュルリアの懐に入り込んで剣を突き刺す。成功したけれど、刃が上手く深くまで入らない。
「刃が入らないね………」
「今の角度的に、上手くいけば心臓まで届いたのに」
「無駄だと言っておろうが!!!!!どれだけ戦い抜いても、どれだけ好戦闘をしたとしても、御前等が我に勝てる未来は無いのだ!!!!!」
直ぐに刃を抜いて戦闘から離脱する。直後にユーリアとナヴァール先生二人の魔法とストライク先輩の衝撃刃による猛弾幕が展開される。チームワークを発揮して、三方向から均等に力が加わるように弾幕が展開されている。どの方向へ逃げようとも回避行動が功を奏すことは無い。クレジアントはそれに申し訳程度に参戦するけれど、僕はもう魔力が殆ど無いから魔法を撃ちだせない。
「空気振動が………激しいな」
「それはそうに決まっているだろ」
「二人とも、気を付けてて」
「「分かってる」」
こんな状況なのに、少し表情筋が緩む。やっぱり、良い二人組だ。
「ん………皆、上!!!」
「「「了解!!!」」」
いつの間にか、ギュルリアは上へ緊急脱出していた。確かに上への回避までは弾幕がカバー出来ていなかった。だがしかし、その体躯には焦げた痕や擦れた痕、浅いものの何個もの斬り傷があった。そんな体になっても、空中で僕たち七人に上位魔法を撃ってくる。
でも良い、着実にダメージを与えることが出来ている。倒せないことは無いんだ。苦しくてもどうにか足搔くことさえできたなら。騙し討ちでもなんでも良い。使える手段は全て取れば良い。
「はぁ、はぁ………はぁ、クソ………」
気が付くとギュルリアがかなり距離を取って膝をついている。なんだ?何か目的があるのか………いや、そんなことはないな。格下相手とは言えなかなか死なない七人を同時に相手していたら、そりゃあ疲れるに決まっている。当たり前の話だ。
「今だ!!!」
僕が声を発すると、堰を切ったかのように一斉に皆がギュルリアの方へ向かっていく。相手は疲労している。いつさっきの状況に持ち込めるか分からないのなら、真正面からでも仕掛けるしかない。これを逃して、倒せないとでもなったら死んでも死にきれない。それを皆心の中で理解していたのだろう。行動は素早かった。
「マリスタン!!!ストライク先輩!!!」
「「準備は出来ている!!!」」
「ユーリア!!!ナヴァール先生!!!」
「「こっちも大丈夫!!!」」
「クレジアント!!!スタグリアン!!!」
「「いける!!!」」
「よし!!!!!」
各々が各々の役割を把握し、迅速に適切と思われる配置に付く。ギュルリアは立ち上がるけれど、余裕が無いのか適切な判断が出来ていない様子だ。実際今の状況的に逃げた方がきっと良かったのにも関わらず、退避できずに僕達に囲まれてしまった。
「………クソッ!!!」
「これで………終わり!!!!!」
僕は踏み込む。スタグリアンとクレジアントも踏み込む。ユーリアとナヴァール先生は急所目掛けて上位魔法を放ち、ストライク先輩とマリスタンは其々の攻撃力が高い武器を準備し、討ち損なわないように固めている。
完璧なフォーメーション。さっき弾幕でダメージを受けてることからして、決して勝てない相手ではない。この場にいる誰もが勝ちを確信した。
僕含む三人の刃がギュルリアの筋骨隆々の肉体に吸い寄せられていく。
刃は深く突き刺さる。
「今だ!!!!!」
素早く高火力の魔法がギュルリアの頭へ正確に飛んでいく。僕とクレジアントとスタグリアンによって三方向から固定された体では下手に避けることも出来ない。幾ら三人で固定しているからと言って、力が強いギュルリアから振り払われないように必死な僕は魔法が当たったのかを確認できない。
「避けて!!!」
マリスタンの声と仮想分身の大剣が振り下ろされる音が聞こえる。即座にその場から退避する。
重く、地面を割る音がした。周囲に土埃が広がる。
「………やった、かな?」
まだ油断は出来ない。出来ないけれど………今ので倒せなかったら、僕達の手で倒すことは不可能だと言って良い。段々と土の霧が薄くなり、姿が見えて来る。
………姿が、見えて来る。
「「「「「「………」」」」」」
絶句。ギュルリアは死んでいなかった。周りを見渡すと皆が同じ表情をしている。きっと僕も今は同じ表情をとっているだろう。
それも、体は以前のまま。つまり生き返ったのではなく、ただ死んでいないだけ。横腹は僕達三人が刺した傷痕が治って言っているところだった。其の事実が余計に絶望感を増す。今の攻撃は、何か特殊能力を使ったのでもなんでもない。ただシンプルに、あの無防備な状態から対処されただけだった。
「………ちょっと、待って」
違和感があった。さっき皆の顔を見渡した時、全員いたっけ?
その違和感は実に一瞬で謎が解けた。目の前に………答えがあったから。
「………スタグリアン!!!!!」
スタグリアンが背で接している地面は亀の甲羅よりも繊細に亀裂が入っており、およそ人間の背で石造りの道に作っていい罅では無かった。
「貴様、おのれ………っ!!!!!」
「フン」
倒れたスタグリアンを見て、マリスタンが激昂する。
駄目だ。一人で突撃してはいけない。まだスタグリアンは〈寛容〉2式のお陰で意識の遠のきも痛みも体に影響していない。そう僕が忠告するよりも前に迷わずにギュルリアへ突っ込んでいく。
ギュルリアの口角がニィと不気味に吊り上がった。
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