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第4章 終幕戦編
第63話 戦争開始
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【キュールside】
わ、わわ………!!!
突然の事だったからか、クライトの背中をただ呆然と見つめるだけになってしまいます。せめて手だけは振ることが出来ましたけれど………
「ね、ねぇ………」
先に切り出したのは、私ではありませんでした。
「今………その………さ」
「そ、そうですよね………」
二人で見つめ合って口元を抑えます。クライトの唇と、私の唇が………触れ合いました………っ!!!!!
「キュ、キュールちゃん。ボクの方が先にクライトからその………せ、接吻してもらったからね!」
「で、でもその………わ、私の方が長かったですから………!」
「そ、そうだったけどさぁ………」
何だか言葉が上手く出てきません。
そんな私達をナイパーさんがニコニコの笑顔で見つめています。は、恥ずかし過ぎます………それを察してくれたのでしょうか。懐中時計をパカっと開けて私達とは反対の方向を向いてくれました。流石、本当にナイパーさんは紳士な方です。
「ま、まぁ………その、嬉しかったよね」
「は、はい!もちろんです!!!」
「………ボク、キュールちゃんに負けないからね!」
「わ、私だって負けませんよ!」
クレジアントちゃんが嫌な事は絶対にしませんが………それでもクライトに選ばれるのは私ですっ!私がクライトに相応しい女性に絶対なるんです!
あ、それなら………
「ちょっと、私はやる事があって………この型付けが終わったら少しだけ席を外しますね?」
「分かった!それじゃあ早く終わらせちゃおう!」
「ありがとうございます!」
古代紋様がかかれている腕輪を抑えて、クライトを思い浮かべます。
きっと私がするべきことは………これで合っているはずです。
それに、私達だけでこんなことしているのも少しズルい気がします。だって………私やクレジアントちゃんがクライトと結ばれる機会を作ってくれたのは、彼女なんですから。
☆★☆★☆
【???side】
「盾兵、槍兵前進!!!レギオンの陣形を崩すな!!!」
声を張り上げる。
「後方魔法部隊!!!複数人での素早く攻撃威力の魔法の展開を優先しろ!!!出来るだけ敵の戦力が固まっている右翼を狙うのだ!!!」
声を張り上げる。
「遊撃部隊!!!両脇から回り込み敵の魔法部隊を貫け!!!敵軍勢には手負いの兵を治癒する部隊が居る!!!そいつらを中心に狩れ!!!!!」
声を、張り上げる。
「そして………奇兵の皆!!!」
『はっ!!!!!』
全員の顔を見渡し、出来る限り力強く告げる。
「皆は………好きに戦ってくれ!!!!!」
『はっ!!!!!』
すぐにレギオン部隊の横から敵の前線に躍り出る。
戦場なりの挨拶代わりにと、魔人の頸がいくつも飛んでいく。
「はぁ、はぁ………」
こんなところでばてていてはダメだ………!!!!!!!!!!
「後方魔法部隊準備っ!!!!!」
声を出す。
「レギオン陣形第二陣、第三陣!!!!!遊撃部隊に続いて魔人を逃がさぬように囲め!!!!!死んでも我々騎士団によって全国民の被害を出すな!!!!!」
声を出す。
「魔法部隊!!!!!!!!!!撃てぇぇえええええええ!!!!!!!!!!」
腹から、声を絞り出す。
声は戦場の音に消えていく。
まだ、戦いは始まったばかりだ。
★★★★★
【ギュルリアside】
「止まるな!兵はいくらでも増やせる!!!体力を減らしていけば、どんな強靭な敵だとしても恐るるに足らない!!!手負いの者は後方で支援を受けろ!!!兎に角、敵の方の一個体が強い分数で押し切れ!!!!!」
この乱戦の一番奥には、彼奴が居る………そしてその子息も居るらしいじゃないか。其奴諸共打ち倒しさえすれば………この王国も終焉を迎えるのか。
ならば………特攻部隊を形成するのも手だ。勿論、特攻部隊の体調にはこの我が………
「ギュルリア様!!!報告でございます!!!」
「………何だっ!!!」
せっかく気合いを入れた所であったのにも関わらず………全く、糞にもならぬ報告だったら承知しないからな………!
「へ、辺境の地域が………奪還され始めています!!!」
「………クソが!!!」
いくらなんでも早い、一体誰だ?フットワークの軽さであればSランク冒険者のパーティーだろうか。
だったら帰り際に何人かで囲って仕舞えば良い。大体そういうチームは連携を崩すとすぐに瓦解する。
「一体、誰だ?」
「それが………」
聞かされた内容に、我は思う。
其奴を、あまりに軽視しすぎていたかもしれないと。
☆★☆★☆
【クライトside】
ただ、ひたすらに走る。
道中色々と領地に持って帰ればかなり有意義に使えそうなものが煩雑に落ちていたりして、気が逸れそうになる。でも、そんなものにうつつを抜かしている場合ではない。今は、ただひたすらに任務を早く遂行できるかで今後が決まってくるのだから。
「えっと………あぁ、もう!ちょっと道間違えた………」
来たことのない土地に地図無しで来るのは大分無謀な事をしていると、自分でも思う。これがまだ大都会みたいに道が入り組んでいない事が救いだ。いざとなったら獣道だって突っ切ってしまえばいい。体力は温存したいけれど、速戦即決の方が良いに決まっているからね。
「………」
どれほどの被害が出ているのだろうか。僕はどこまで戦えば良いのか。
それは少なければ少ないほど良い。でも、きっと僕の希望とは逆になるだろう。
理由は簡単。僕ならだけど、もし下手な戦力だったら潰されるような敵が近くに居たとしたら。王都を攻める時に一番好ましい場所はそこから最も遠い所だろう。僕の居る領地を挟むように強い敵を集合させても良いかもしれないけれど、僕よりも強い人は多分沢山居る。それこそ、本職の騎士団の上官だったり学園の先生方だったりね。
そんな人たちと戦っている時に、もし僕みたいな相手にとって厄介に思われている敵に挟み撃ちされたら鬱陶しいから。
「おっと、着いた」
魔人は………うん、この前よりも多い。
「んん?おいおい、隣の領のガキか?あいつらは何をしてるん………っ」
「黙れ」
魔人の頸を斬り飛ばす。
御託を並べている暇はない。
始めよう。
わ、わわ………!!!
突然の事だったからか、クライトの背中をただ呆然と見つめるだけになってしまいます。せめて手だけは振ることが出来ましたけれど………
「ね、ねぇ………」
先に切り出したのは、私ではありませんでした。
「今………その………さ」
「そ、そうですよね………」
二人で見つめ合って口元を抑えます。クライトの唇と、私の唇が………触れ合いました………っ!!!!!
「キュ、キュールちゃん。ボクの方が先にクライトからその………せ、接吻してもらったからね!」
「で、でもその………わ、私の方が長かったですから………!」
「そ、そうだったけどさぁ………」
何だか言葉が上手く出てきません。
そんな私達をナイパーさんがニコニコの笑顔で見つめています。は、恥ずかし過ぎます………それを察してくれたのでしょうか。懐中時計をパカっと開けて私達とは反対の方向を向いてくれました。流石、本当にナイパーさんは紳士な方です。
「ま、まぁ………その、嬉しかったよね」
「は、はい!もちろんです!!!」
「………ボク、キュールちゃんに負けないからね!」
「わ、私だって負けませんよ!」
クレジアントちゃんが嫌な事は絶対にしませんが………それでもクライトに選ばれるのは私ですっ!私がクライトに相応しい女性に絶対なるんです!
あ、それなら………
「ちょっと、私はやる事があって………この型付けが終わったら少しだけ席を外しますね?」
「分かった!それじゃあ早く終わらせちゃおう!」
「ありがとうございます!」
古代紋様がかかれている腕輪を抑えて、クライトを思い浮かべます。
きっと私がするべきことは………これで合っているはずです。
それに、私達だけでこんなことしているのも少しズルい気がします。だって………私やクレジアントちゃんがクライトと結ばれる機会を作ってくれたのは、彼女なんですから。
☆★☆★☆
【???side】
「盾兵、槍兵前進!!!レギオンの陣形を崩すな!!!」
声を張り上げる。
「後方魔法部隊!!!複数人での素早く攻撃威力の魔法の展開を優先しろ!!!出来るだけ敵の戦力が固まっている右翼を狙うのだ!!!」
声を張り上げる。
「遊撃部隊!!!両脇から回り込み敵の魔法部隊を貫け!!!敵軍勢には手負いの兵を治癒する部隊が居る!!!そいつらを中心に狩れ!!!!!」
声を、張り上げる。
「そして………奇兵の皆!!!」
『はっ!!!!!』
全員の顔を見渡し、出来る限り力強く告げる。
「皆は………好きに戦ってくれ!!!!!」
『はっ!!!!!』
すぐにレギオン部隊の横から敵の前線に躍り出る。
戦場なりの挨拶代わりにと、魔人の頸がいくつも飛んでいく。
「はぁ、はぁ………」
こんなところでばてていてはダメだ………!!!!!!!!!!
「後方魔法部隊準備っ!!!!!」
声を出す。
「レギオン陣形第二陣、第三陣!!!!!遊撃部隊に続いて魔人を逃がさぬように囲め!!!!!死んでも我々騎士団によって全国民の被害を出すな!!!!!」
声を出す。
「魔法部隊!!!!!!!!!!撃てぇぇえええええええ!!!!!!!!!!」
腹から、声を絞り出す。
声は戦場の音に消えていく。
まだ、戦いは始まったばかりだ。
★★★★★
【ギュルリアside】
「止まるな!兵はいくらでも増やせる!!!体力を減らしていけば、どんな強靭な敵だとしても恐るるに足らない!!!手負いの者は後方で支援を受けろ!!!兎に角、敵の方の一個体が強い分数で押し切れ!!!!!」
この乱戦の一番奥には、彼奴が居る………そしてその子息も居るらしいじゃないか。其奴諸共打ち倒しさえすれば………この王国も終焉を迎えるのか。
ならば………特攻部隊を形成するのも手だ。勿論、特攻部隊の体調にはこの我が………
「ギュルリア様!!!報告でございます!!!」
「………何だっ!!!」
せっかく気合いを入れた所であったのにも関わらず………全く、糞にもならぬ報告だったら承知しないからな………!
「へ、辺境の地域が………奪還され始めています!!!」
「………クソが!!!」
いくらなんでも早い、一体誰だ?フットワークの軽さであればSランク冒険者のパーティーだろうか。
だったら帰り際に何人かで囲って仕舞えば良い。大体そういうチームは連携を崩すとすぐに瓦解する。
「一体、誰だ?」
「それが………」
聞かされた内容に、我は思う。
其奴を、あまりに軽視しすぎていたかもしれないと。
☆★☆★☆
【クライトside】
ただ、ひたすらに走る。
道中色々と領地に持って帰ればかなり有意義に使えそうなものが煩雑に落ちていたりして、気が逸れそうになる。でも、そんなものにうつつを抜かしている場合ではない。今は、ただひたすらに任務を早く遂行できるかで今後が決まってくるのだから。
「えっと………あぁ、もう!ちょっと道間違えた………」
来たことのない土地に地図無しで来るのは大分無謀な事をしていると、自分でも思う。これがまだ大都会みたいに道が入り組んでいない事が救いだ。いざとなったら獣道だって突っ切ってしまえばいい。体力は温存したいけれど、速戦即決の方が良いに決まっているからね。
「………」
どれほどの被害が出ているのだろうか。僕はどこまで戦えば良いのか。
それは少なければ少ないほど良い。でも、きっと僕の希望とは逆になるだろう。
理由は簡単。僕ならだけど、もし下手な戦力だったら潰されるような敵が近くに居たとしたら。王都を攻める時に一番好ましい場所はそこから最も遠い所だろう。僕の居る領地を挟むように強い敵を集合させても良いかもしれないけれど、僕よりも強い人は多分沢山居る。それこそ、本職の騎士団の上官だったり学園の先生方だったりね。
そんな人たちと戦っている時に、もし僕みたいな相手にとって厄介に思われている敵に挟み撃ちされたら鬱陶しいから。
「おっと、着いた」
魔人は………うん、この前よりも多い。
「んん?おいおい、隣の領のガキか?あいつらは何をしてるん………っ」
「黙れ」
魔人の頸を斬り飛ばす。
御託を並べている暇はない。
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