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本章
82話
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-紬side-
考えれば考えるほど色々な考えが頭の中をぐるぐると巡る。
脳のない頭で考えたって駄目だ。
思考は停止するばかりでなかなか自分がどうしたいのか上手く導き出せずにいた。
難しい顔をしていると突然体がふわっと浮き抱きかかえられたと思えばソファーに座らせられ蓮さんにすっぽりと後ろから包まれる。
そうだ、自分には蓮さんがいたんだった。
こんな時こそ頼りたい…
蓮さんだってさっきの質問から薄々気付いているんだろうな。
「ねぇ、蓮さん。」
「ん?」
「抑制剤飲まないって言ったらどうする?」
試すような言い方をしたのは悪いと思ったけれど蓮さんの言葉でどうして欲しいのか知りたかった。
「お前が飲まないって言うんならそれでも構わないけど後で後悔したりするくらいなら──」
「後悔は絶対しない!」
バッと後ろを振り返り蓮さんの胸元を押して勢いよく押し倒すと同時に唇を押し付けた。
考えれば考えるほど色々な考えが頭の中をぐるぐると巡る。
脳のない頭で考えたって駄目だ。
思考は停止するばかりでなかなか自分がどうしたいのか上手く導き出せずにいた。
難しい顔をしていると突然体がふわっと浮き抱きかかえられたと思えばソファーに座らせられ蓮さんにすっぽりと後ろから包まれる。
そうだ、自分には蓮さんがいたんだった。
こんな時こそ頼りたい…
蓮さんだってさっきの質問から薄々気付いているんだろうな。
「ねぇ、蓮さん。」
「ん?」
「抑制剤飲まないって言ったらどうする?」
試すような言い方をしたのは悪いと思ったけれど蓮さんの言葉でどうして欲しいのか知りたかった。
「お前が飲まないって言うんならそれでも構わないけど後で後悔したりするくらいなら──」
「後悔は絶対しない!」
バッと後ろを振り返り蓮さんの胸元を押して勢いよく押し倒すと同時に唇を押し付けた。
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