オメガバース物語 ヤクザver.

しま

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本章

80話

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-紬side-

余程申し訳ないと思っているのか全然目を合わせようとしない。
そのわりには服の中から手を出す様子もなく自然と抱き寄せられる。

「もう腹は大丈夫なのか?」

「うん、少し寝たら楽になった。」

「ん、じゃあ起きて飯にするぞ。」

起き上がってからの行動は素早く、蓮さんは自分が寝てたので動けなかったのか、いつもより何倍も早いスピードでご飯を用意してくれた。
お腹がすいていたの我慢してたのかな…

「食えなかったら残していいからな。」

と、言ってくれたのはいいものの先程までの腹痛を疑うほど食欲は特に問題なく見事に完食してしまった。
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