オメガバース物語 ヤクザver.

しま

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本章

16話

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-紬side-

「んっ…ぁ…はぁっ…ゃ…い、たっ…」

ベッドに押し倒されたあと頭上で手を縛り付けられた。
そして自身を相手のネクタイで根元からきつく縛られる。
その現状からさらに相手のものを後孔にあてがわれ慣らす間もなく一気に挿れられた。

「これだけしっかり勃たせといて痛いって?気持ちいいんだろ?…万年発情期のくせに…!」

紬の反り勃った自身を握り先端だけを執拗に親指の腹で擦る。
その最中も良い所をあえて外すし焦らすように激しく突かれる。

「やぁっ…も、出した…ぃ…んっ…」

「簡単にイかせるわけないだろ。ほら、もっと締めろ。」

首に人肌を感じるとグッと力が込められ気道が塞がる。
そして同時に良い所を掠り体は仰け反った。

「むりぃ…ぁ…で、出ちゃうっ…んぐっ……イ゛、く゛…」

勿論、根元から塞がれているため出ることはなくドライで達した。
チカチカと焦点が合わず天井だけをぼーっと見つめることしか出来ない。

「もっと楽しみたかったのに飛んじゃったか。ん、出すよ…っ…」

数回ゆさゆさと反応のない体を揺さぶり相手が達すると同時に紬の自身に縛り付けられたネクタイを解かれた。
ビクッと肩を少し震わせながら先端から白濁がドロッと勢いもなく溢れてくる。
何度かドライは経験していても、せき止められていた物が止めどなく出るこの感覚、未だに慣れない。

「次は何をしようか、また来週くるよ。ツムちゃん。」

そう言い残すと気味の悪い微笑を浮かべ身支度を整えて出ていった。

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