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2部 1章
在りし日の悪夢 2
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キュ、キュ、キュ、キュ――
レッスン場へ近づいていくと、今日も変わらず努力の音が聞こえてきた。
だからオレは、思わず足を止めてしまった。
申し訳なくなったからだ。
カノジョは頑張っている。本当に努力してくれている。
それなのに、アイドルらしい仕事を、未だに取ってきてあげられない。
所属してくれている事務所の代表であり、マネージャーでもあるオレの責任だ。
……ダメだダメだ。表情、空気、注意。笑顔で、明るく。
必死に努力している人の前で、支える側のオレが暗くてどうする。
立ち止まったまま、にぃと口角を吊り上げてみて。
よしと頷いて歩き出す。
レッスン室の中に一歩入ると、カノジョはダンスの練習を止めた。
こちらを見る顔が、にこっと笑う。ノーメイクだろう顔は、汗まみれだ。
「おはようございますっ!」
「ああ、おはよう。今日も頑張ってて偉いな」
「……偉くなんてないですよ。お仕事に繋がってないですし」
そう言うカノジョは、まだ笑っている。
でもその笑みは、こちらを見たときの明るいものではなく、消沈したものだった。発言と相まって、自嘲的なものに見える。
オレは、胸がグッと、苦しくなった。
カノジョにこんな笑い方をさせるなんて……。
「まだまだ、これからさ。努力はいつか報われる。報われるから。なっ?」
子ども騙しだと、言っていて自分でも思った。
それでも、言わなければならない言葉だとも、オレは思ったんだ。
「……はい。そうですよね。努力は報われますよね」
「ああ」
「私、頑張りますっ! もっと、もっと、もっと、頑張りますっ!」
胸元でガッツポーズするカノジョに、オレも握り拳を作って強く頷いた。
頑張る。
オレも、カノジョも。
とにかく、頑張る。
もっともっと、頑張る。
オレたちには、それしか、できないから。
それしか……。
頑張っていれば、いつか、叶うと信じて。
願っているものが、頑張ってさえいれば絶対に得られるのだと、信じて……。
※
とある日のこと。
カノジョが今日も今日とて個人練習を始める前に、オレは会わせたい人がいるとお願いして事務所のソファに座って待ってもらった。
オレはスマホで、外で待機してもらっていた『新人』に、入ってきてくれと連絡する。
一分も経たずに現れた新人を見て、カノジョは大きな目をさらに大きくした。
「あ、せぇんぱいっ! はっじめましてぇ~」
猫撫で声で挨拶をされたカノジョは、「あ、え、は、初めまして」と、とても戸惑った態度で返した。そんなカノジョに近寄っていき、ソファの後ろに回り込んだかと思うと、新人はいきなり抱き付いた。まさかのバックハグに、驚きの悲鳴を上げるカノジョ。
助けを求める目を向けられ、オレは話のかじ取りをすることにした。
「この子は、明日から本格的に活動を始めることになる、ウチの新人だ」
「新人……」
「新人でぇ~す! よろしくおねがいしまぁ~す! いぇい!」
「そう。つまり、キミの初めての後輩、ということでもある」
「後輩……」
「後輩でぇ~す! 仲良くしてくださぁ~い! いぇい!」
「と、本人も言っているとおり、仲良くしてやってくれ」
「あ、はいっ。ええと、よろしくね?」
カノジョが顔を右に向ける。そこには変わらずバックハグ状態だから相手の顔があって、初対面にしてはあり得ない距離感に、同性とはいえカノジョの顔が仄かに赤くなった。
「あ、先輩ぃ~、ちゅ~しそうになって照れてるんですかぁ~。かぁ~い~」
「ち、違うからっ」
「え~、照れてない?」
「ない、ですっ」
「お~、先輩、ちゅ~くらいどうってことないと」
「ないよ、ないないっ」
ニマリと、新人は初対面の先輩に向けるものとは思えない笑みを浮かべた。
「先輩、経験豊富なんですねぇ~。エッチだなぁ~」
「はっ⁉」
「あたしぃ~、経験ないからぁ~、教えて欲しいですぅ~。ちゅ~、しましょ?」
「わ、私だってないからっ!」
そんなやり取りを見聞きしながら、オレは安堵していた。
二人とも上手くやっていけそうで、よかった。
いきなり新人が入ってきて、後輩ができて、カノジョがどう思うか心配なところもあったけれど、あの調子なら問題もないだろう。競い合い支え合い、助け合ってくれるはずだ。
……うん。二人がユニットを組む、なんていうのも、いつかできたらいいな。
将来のビジョンに、頬が緩む。
しかし、すぐに気を引き締めた。
ああしたいこうしたいというのは、どれだけでも思い浮かべられる。
けれど、叶えられるかどうかは、別だ。
別、なんだ……。
※
新しいタレントと契約したのは、心の奥底では、ずっと努力しているカノジョのためだった。もちろん新しいその子に可能性を感じたからだし、その子自身を蔑ろにするとか利用してやろうとかそんな企みはない。契約した以上、二人の夢は等しく扱うに決まっている。
でも、本心というか、動機というか、心の根っこの部分では、ずっと独りで頑張ってくれているカノジョのためという思いがあるということだ。
オレは、カノジョのためにも、事務所を守らなきゃいけない。
カノジョが積み上げてきた努力が花開くときまで、売上を立てて利益を出さなきゃいけない。
事務所がなくなってしまえば、カノジョの夢を叶えることができなくなるから。
いや、カノジョの夢、だけではない。
オレの夢でもあるんだ。
初めてのタレントであるカノジョに、オレの作った事務所で活躍して欲しい!
その夢を叶えるためにも、まず、事務所そのものに力を付けなきゃならない。
そう考えて、新人をスカウトし、契約を交わした。
一馬力よりも、二馬力。
収益源は複数あったほうがいい。
タレントのことを馬力とか収益源とか考えるのは最低な気もするが、ビジネスはビジネス、商売は商売、儲けるために考えるのならそういうことになる。
だから、一人しかいない事務所より、二人いる事務所のほうがいい。
稼げる可能性だって広がる。
オレの考えは間違いではないはずだ。
二馬力で、とりあえず少しずつでもいいから仕事を取って、収益を上げる。
慌てなくてもいい。階段は一段一段でいい。一足飛びなんて望みはしない。
そう、オレは考えていた。
それなのに。
まさかこんなことになるとは。
微塵も予想していなかった。
「せぇ~んぱい! あたし、オーディション受かっちゃいましたぁ~!」
「……え?」
今日も個人練習に精を出していたカノジョは、事務所に戻ってきてすぐに打ち明けられた言葉に絶句しているようだった。
「この間ぁ、一緒に受けたオーディション! あたし、受かったんですよぉ~ いぇい!」
「そ、そうなの、おめでとう……あっ」
カノジョの顔が、オレに向けられる。
期待がひしひしと伝わってきて、オレは胸が苦しくなった。
その苦しさが表情に出てしまったのか、カノジョは緩やかに俯いていった。
長い付き合いだ。察してしまったのだろう。
いや、察するなんてことしなくても、わかるか。
もし自分も受かっていたら、オレはもっと笑顔で、燥いで、合格を伝えていたから。
それがないということは、落ちたということだ。
そう考えることは、簡単なことだ。
もう何度も何度も何度も何度も何度も何度も――落ちてきたカノジョだから。
「……それでな? オレはしばらくこの子に付き添うことになる。現場への送迎、ほかのタレントさんたちへの挨拶、お世話にもなるし事務所回りもしなきゃかな。あと、ほかにもいろいろ、やることになるだろうから。すまないが、会えない日が多くなる」
事務所のタレントがネットドラマに出現するだなんて初めてだから、オレ自身、何をすべきなのか学びながらの日々が続くことになるだろう。芸能の世界は、ほかの業種よりも人付き合いがモノを言うと、今日までの経営者経験で学んだ。無礼なことだけは絶対に避けなければならないし、そのうえで、繋がりを得るために礼儀を尽くさなければならない。
「あ、はい。そう、ですよね。大丈夫です。私はいつも通り、頑張りますから。会えなくったって、全然、頑張れますから」
「そうか? いや、そうだよな。キミなら、オレがいなくても、大丈夫か」
「はいっ!」と、ガッツポーズするカノジョ。
「え~、なぁんか二人ともぉ~、カレシカノジョみたぁ~い。え、もしかして、マ?」
「「マ? じゃない!」」
揃ったツッコミに、オレとカノジョは目を合わせ、笑う。
笑えるなら、大丈夫。
大丈夫だ。
※
――オマエガ、ミステタ
違う。
何を言っているんだ。
オレは見捨てたりなんてしない。
――ホントウ? ミステテナイ?
見捨ててない。
オレはカノジョを大事に思っている。
カノジョが夢を叶えることが、オレの夢でもあるのだから。
見捨てるなんて、するわけないだろう。
――ジャア、モシ、カノジョ、コワレタラ? オマエ、ドウスル?
壊れたら?
いや、そもそも壊れるなんてことないよ。
オレがしっかりと支えるから。
……でも。
でも……もしもカノジョに何かあったら、それは、間違いなくオレの責任だ。
オレの、責任だ。
オレが、悪いんだ。
どんなことをしても、償ってみせるよ。
――ソウダネ、ソウダネ。ツグナエ、ツグナエ。
ああ、償うさ。
絶対に、償う。
――ヒヒ。タマシイ、イジル。テンセイシャ、オトス。ヒヒヒヒヒ。
レッスン場へ近づいていくと、今日も変わらず努力の音が聞こえてきた。
だからオレは、思わず足を止めてしまった。
申し訳なくなったからだ。
カノジョは頑張っている。本当に努力してくれている。
それなのに、アイドルらしい仕事を、未だに取ってきてあげられない。
所属してくれている事務所の代表であり、マネージャーでもあるオレの責任だ。
……ダメだダメだ。表情、空気、注意。笑顔で、明るく。
必死に努力している人の前で、支える側のオレが暗くてどうする。
立ち止まったまま、にぃと口角を吊り上げてみて。
よしと頷いて歩き出す。
レッスン室の中に一歩入ると、カノジョはダンスの練習を止めた。
こちらを見る顔が、にこっと笑う。ノーメイクだろう顔は、汗まみれだ。
「おはようございますっ!」
「ああ、おはよう。今日も頑張ってて偉いな」
「……偉くなんてないですよ。お仕事に繋がってないですし」
そう言うカノジョは、まだ笑っている。
でもその笑みは、こちらを見たときの明るいものではなく、消沈したものだった。発言と相まって、自嘲的なものに見える。
オレは、胸がグッと、苦しくなった。
カノジョにこんな笑い方をさせるなんて……。
「まだまだ、これからさ。努力はいつか報われる。報われるから。なっ?」
子ども騙しだと、言っていて自分でも思った。
それでも、言わなければならない言葉だとも、オレは思ったんだ。
「……はい。そうですよね。努力は報われますよね」
「ああ」
「私、頑張りますっ! もっと、もっと、もっと、頑張りますっ!」
胸元でガッツポーズするカノジョに、オレも握り拳を作って強く頷いた。
頑張る。
オレも、カノジョも。
とにかく、頑張る。
もっともっと、頑張る。
オレたちには、それしか、できないから。
それしか……。
頑張っていれば、いつか、叶うと信じて。
願っているものが、頑張ってさえいれば絶対に得られるのだと、信じて……。
※
とある日のこと。
カノジョが今日も今日とて個人練習を始める前に、オレは会わせたい人がいるとお願いして事務所のソファに座って待ってもらった。
オレはスマホで、外で待機してもらっていた『新人』に、入ってきてくれと連絡する。
一分も経たずに現れた新人を見て、カノジョは大きな目をさらに大きくした。
「あ、せぇんぱいっ! はっじめましてぇ~」
猫撫で声で挨拶をされたカノジョは、「あ、え、は、初めまして」と、とても戸惑った態度で返した。そんなカノジョに近寄っていき、ソファの後ろに回り込んだかと思うと、新人はいきなり抱き付いた。まさかのバックハグに、驚きの悲鳴を上げるカノジョ。
助けを求める目を向けられ、オレは話のかじ取りをすることにした。
「この子は、明日から本格的に活動を始めることになる、ウチの新人だ」
「新人……」
「新人でぇ~す! よろしくおねがいしまぁ~す! いぇい!」
「そう。つまり、キミの初めての後輩、ということでもある」
「後輩……」
「後輩でぇ~す! 仲良くしてくださぁ~い! いぇい!」
「と、本人も言っているとおり、仲良くしてやってくれ」
「あ、はいっ。ええと、よろしくね?」
カノジョが顔を右に向ける。そこには変わらずバックハグ状態だから相手の顔があって、初対面にしてはあり得ない距離感に、同性とはいえカノジョの顔が仄かに赤くなった。
「あ、先輩ぃ~、ちゅ~しそうになって照れてるんですかぁ~。かぁ~い~」
「ち、違うからっ」
「え~、照れてない?」
「ない、ですっ」
「お~、先輩、ちゅ~くらいどうってことないと」
「ないよ、ないないっ」
ニマリと、新人は初対面の先輩に向けるものとは思えない笑みを浮かべた。
「先輩、経験豊富なんですねぇ~。エッチだなぁ~」
「はっ⁉」
「あたしぃ~、経験ないからぁ~、教えて欲しいですぅ~。ちゅ~、しましょ?」
「わ、私だってないからっ!」
そんなやり取りを見聞きしながら、オレは安堵していた。
二人とも上手くやっていけそうで、よかった。
いきなり新人が入ってきて、後輩ができて、カノジョがどう思うか心配なところもあったけれど、あの調子なら問題もないだろう。競い合い支え合い、助け合ってくれるはずだ。
……うん。二人がユニットを組む、なんていうのも、いつかできたらいいな。
将来のビジョンに、頬が緩む。
しかし、すぐに気を引き締めた。
ああしたいこうしたいというのは、どれだけでも思い浮かべられる。
けれど、叶えられるかどうかは、別だ。
別、なんだ……。
※
新しいタレントと契約したのは、心の奥底では、ずっと努力しているカノジョのためだった。もちろん新しいその子に可能性を感じたからだし、その子自身を蔑ろにするとか利用してやろうとかそんな企みはない。契約した以上、二人の夢は等しく扱うに決まっている。
でも、本心というか、動機というか、心の根っこの部分では、ずっと独りで頑張ってくれているカノジョのためという思いがあるということだ。
オレは、カノジョのためにも、事務所を守らなきゃいけない。
カノジョが積み上げてきた努力が花開くときまで、売上を立てて利益を出さなきゃいけない。
事務所がなくなってしまえば、カノジョの夢を叶えることができなくなるから。
いや、カノジョの夢、だけではない。
オレの夢でもあるんだ。
初めてのタレントであるカノジョに、オレの作った事務所で活躍して欲しい!
その夢を叶えるためにも、まず、事務所そのものに力を付けなきゃならない。
そう考えて、新人をスカウトし、契約を交わした。
一馬力よりも、二馬力。
収益源は複数あったほうがいい。
タレントのことを馬力とか収益源とか考えるのは最低な気もするが、ビジネスはビジネス、商売は商売、儲けるために考えるのならそういうことになる。
だから、一人しかいない事務所より、二人いる事務所のほうがいい。
稼げる可能性だって広がる。
オレの考えは間違いではないはずだ。
二馬力で、とりあえず少しずつでもいいから仕事を取って、収益を上げる。
慌てなくてもいい。階段は一段一段でいい。一足飛びなんて望みはしない。
そう、オレは考えていた。
それなのに。
まさかこんなことになるとは。
微塵も予想していなかった。
「せぇ~んぱい! あたし、オーディション受かっちゃいましたぁ~!」
「……え?」
今日も個人練習に精を出していたカノジョは、事務所に戻ってきてすぐに打ち明けられた言葉に絶句しているようだった。
「この間ぁ、一緒に受けたオーディション! あたし、受かったんですよぉ~ いぇい!」
「そ、そうなの、おめでとう……あっ」
カノジョの顔が、オレに向けられる。
期待がひしひしと伝わってきて、オレは胸が苦しくなった。
その苦しさが表情に出てしまったのか、カノジョは緩やかに俯いていった。
長い付き合いだ。察してしまったのだろう。
いや、察するなんてことしなくても、わかるか。
もし自分も受かっていたら、オレはもっと笑顔で、燥いで、合格を伝えていたから。
それがないということは、落ちたということだ。
そう考えることは、簡単なことだ。
もう何度も何度も何度も何度も何度も何度も――落ちてきたカノジョだから。
「……それでな? オレはしばらくこの子に付き添うことになる。現場への送迎、ほかのタレントさんたちへの挨拶、お世話にもなるし事務所回りもしなきゃかな。あと、ほかにもいろいろ、やることになるだろうから。すまないが、会えない日が多くなる」
事務所のタレントがネットドラマに出現するだなんて初めてだから、オレ自身、何をすべきなのか学びながらの日々が続くことになるだろう。芸能の世界は、ほかの業種よりも人付き合いがモノを言うと、今日までの経営者経験で学んだ。無礼なことだけは絶対に避けなければならないし、そのうえで、繋がりを得るために礼儀を尽くさなければならない。
「あ、はい。そう、ですよね。大丈夫です。私はいつも通り、頑張りますから。会えなくったって、全然、頑張れますから」
「そうか? いや、そうだよな。キミなら、オレがいなくても、大丈夫か」
「はいっ!」と、ガッツポーズするカノジョ。
「え~、なぁんか二人ともぉ~、カレシカノジョみたぁ~い。え、もしかして、マ?」
「「マ? じゃない!」」
揃ったツッコミに、オレとカノジョは目を合わせ、笑う。
笑えるなら、大丈夫。
大丈夫だ。
※
――オマエガ、ミステタ
違う。
何を言っているんだ。
オレは見捨てたりなんてしない。
――ホントウ? ミステテナイ?
見捨ててない。
オレはカノジョを大事に思っている。
カノジョが夢を叶えることが、オレの夢でもあるのだから。
見捨てるなんて、するわけないだろう。
――ジャア、モシ、カノジョ、コワレタラ? オマエ、ドウスル?
壊れたら?
いや、そもそも壊れるなんてことないよ。
オレがしっかりと支えるから。
……でも。
でも……もしもカノジョに何かあったら、それは、間違いなくオレの責任だ。
オレの、責任だ。
オレが、悪いんだ。
どんなことをしても、償ってみせるよ。
――ソウダネ、ソウダネ。ツグナエ、ツグナエ。
ああ、償うさ。
絶対に、償う。
――ヒヒ。タマシイ、イジル。テンセイシャ、オトス。ヒヒヒヒヒ。
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