20 / 35
1部 3章
逃げる先にも災難 3
しおりを挟む
蹄が大地を叩く音が近づいてくる。
オレはシルキアの頭に顔を埋め、目を瞑り、覚悟を決めた。
戦ってやる。
相手がどんなヤツだとしても、絶対に生き延びてやる。
最悪……相打ちになっても、シルキアだけは守る。
守るんだ!
馬の姿が見えた。
灰色の毛並みに、黒いたてがみ。
見たことない体色で。
美しい、と素直に思った。
馬の上には、人がいる。
二人か? 鞍の左右で揺れている足の数が、全部で四本に見えるが。
もしそうなら、二対一。不利だ。いや、不利だなんて考えるな。やる、やれる、やってやる!
近づいてきた馬は、少し離れたところで止まった。
叫ばなくても声は聞こえるけれど、手も剣も届かない距離。
クソ。内心で舌打ちする。
相手は弓を使えるんだ。近づいてこないのは当然か。
オレは騎乗者をジッと睨む。
……女の人、か?
顔立ちは、どちらかと言えば、女性的な気がする。
どんな生き方をしてきたらそうも白くなるのかと思うほど青白い顔に、骨がちょっと浮き出て見えるくらい肉が薄い頬。薄い唇は少し黒く見える。血色が悪いのだろうか。
切れ長の目にある焦げ茶色の瞳は、とても静かだ。
鞍の脇に見える足の数は、やはり四本だった。ということは、もう一人いることは確かだが、後ろにいる人物の顔はまったく見えない。けれど、女性か、または子どもであるという予測は立てられた。前にいる女性の胸側に回っている二本の腕が極めて華奢だからだ。
「少年」
掠れた声だった。
喉か胸かに、痰か何かが絡んでいるような、そんな濁り方だ。
年寄りか? それとも、あの顔色からして酷い風邪か何かで身体を壊している?
何にせよ、油断だけはするな。相手が高齢だろうが病人だろうが。
オレは返事をしないで、そちらを見据えて短剣の柄を握り直す。緊張のせいか汗がどんどんと出て、柄がぬめってぬめってしょうがない。
「大丈夫ですか? 危害を加えられてはいませんか?」
丁寧な物腰だ。
さっきまで生きていた悪党どもとは、まるで違う。
信用してしまいそうな、してしまいたくなるような、そんな空気感だ。
しかし。
果たして、信用していいのだろうか。
こちらを騙すために物腰柔らかな言動をする悪党だっているはずだ。
「助けが欲しいのであれば、その短剣を捨ててください。武器を所持している限り、こちらとしても近づきたくはありませんので」
武器を捨てろ、だって?
そんなこと、できるか。
……でも。
助けてもらえるものなら、助けて欲しいに決まっている。
……クソ。
疑心暗鬼が邪魔をする。
人を信じられない。
どうしたらいいんだ。
「信じられないのも理解できます。悪党に襲われていたのであれば、尚更。しかし、信じてもらわなければ助けることもできません。助けがいらないのであれば、そう言ってください。私たちはこのまま去ります。危害を加えることはありません」
迷いが、駆け巡る。
縋りたい気持ちと、縋ってはいけない気持ちが、せめぎ合う。
どうしたら。
「……お兄ちゃん?」
シルキアの声がした。
随分と久々に聞いたような気がした。
「……どうした?」
見下ろす目をしっかりと見返したまま、オレは妹に返事をした。
「……今の声の人、多分、イイ人だよぉ」
「……どうして?」
「……なんとなくぅ」
なんとなく。
「……そっか」
「……それに、もう、休も?」
休もう。
「……え?」
「……お兄ちゃんと一緒なら、どんなことでも、平気だから」
どんなことでも。
「……シルキア」
「……お兄ちゃんと一緒なら、痛いのだって、一瞬だよ」
痛いのだって、一瞬。
それは、妹の覚悟。
幼いから、どこまで本気なのかわからない。
もしかすると、感覚で言っているだけかもしれない。
けれど。
その言葉は。
休もうという言葉は。
一緒なら痛いのも一瞬という言葉は。
オレの張り詰めていたものを強く弾いた。
ああ、オレはずっと頑張っていた。
魔族どもが襲来して。
みんな、みんな死んじゃって。
妹を守って逃げだして。
ずっとずっと頑張ってきて、もう、もう……。
疲れた。
疲れていたんだ。
力が抜ける。
すとん、と両膝が折れる。
手から短剣が落ちる。
涙が溢れてきた。
「助けてください。コテキから逃げてきて、もう、限界なんです」
オレは懇願した。
「もちろんです。助けましょう」
馬がゆっくりと近づいてきて、すぐ傍で止まる。
側面から見上げる状態になって、確かめることができた。
やっぱり二人いた。
そして見た感じ、やっぱりもう一人は子どもだった。
身体が全体的に小さい。背は低く、肉付きも薄い。かなり華奢だ。
こちらを見下ろしてくる灰色の瞳は、とても凪いでいる。
こんな無感動な目をする子どもに、オレは会ったことがなかった。
手綱を繰っていた人が降り立つ。
肩辺りで切り揃えられた黒髪には、所々白いものが混じっていた。染めているわけではなく、生理的な白髪だろう。
しかし、一つ一つの所作からは、年老いた感じはまるでしない。
年齢の推測は立てられなかった。
「こめかみの傷、見せてください」
「え、あ、ッ」
鋭い痛みが左側頭部を襲った。悪人たちがいなくなって緊張の糸が緩んだのと、『こめかみの傷』と指摘されたことで意識したせいで、身体が負傷を思い出したのだ。
「触ってはダメ」
痛みに、反射的に手で触れそうになったが、ぴしゃりと止められた。
近づいてきたその人が、オレの左こめかみに顔を寄せる。
「……ぱっくり裂けていますが、深くはなさそうですね。包帯を巻きましょう」
「ありがと、ございます」
そしてオレは、されるがままになった。
治療してくれるという提案だ、受け入れるに決まっている。
「薬も塗ります。沁みますが、我慢してくださいね」
「はい……ううっ」
ひりりと左こめかみに刺すような痛みが走り、思わず呻いてしまった。なんか、申し訳ないというか、恥ずかしくなる。薬まで使ってくれたというのに呻いてしまうだなんて。
これ以上は醜態をさらさないようにと、意識して身動きしないようにする。
頭に何か巻き付く感触。圧迫される感じと、ヒリヒリとした熱と痺れ。
「はい、終わりました。ズレてしまうので触らないように」
「はいっ、本当にありがとうございます」
オレは頭を下げた。
「さて、それで……馬には乗れますか?」
「えっと、歩かせるくらいはできます。ただ、走らせるのは不慣れです」
「充分です。では、抱えている子と一緒に乗って、手綱を握ってください。馬の誘導は私が歩いてしますので」
そう言うと、その人は右手を差し出してきた。
オレは短剣を握っていた右手で握る。
柄よりも冷たかった。
でも、柄よりも柔らかかった。
肌はカサついているけれど、間違いなく、人の手だった。
オレはシルキアの頭に顔を埋め、目を瞑り、覚悟を決めた。
戦ってやる。
相手がどんなヤツだとしても、絶対に生き延びてやる。
最悪……相打ちになっても、シルキアだけは守る。
守るんだ!
馬の姿が見えた。
灰色の毛並みに、黒いたてがみ。
見たことない体色で。
美しい、と素直に思った。
馬の上には、人がいる。
二人か? 鞍の左右で揺れている足の数が、全部で四本に見えるが。
もしそうなら、二対一。不利だ。いや、不利だなんて考えるな。やる、やれる、やってやる!
近づいてきた馬は、少し離れたところで止まった。
叫ばなくても声は聞こえるけれど、手も剣も届かない距離。
クソ。内心で舌打ちする。
相手は弓を使えるんだ。近づいてこないのは当然か。
オレは騎乗者をジッと睨む。
……女の人、か?
顔立ちは、どちらかと言えば、女性的な気がする。
どんな生き方をしてきたらそうも白くなるのかと思うほど青白い顔に、骨がちょっと浮き出て見えるくらい肉が薄い頬。薄い唇は少し黒く見える。血色が悪いのだろうか。
切れ長の目にある焦げ茶色の瞳は、とても静かだ。
鞍の脇に見える足の数は、やはり四本だった。ということは、もう一人いることは確かだが、後ろにいる人物の顔はまったく見えない。けれど、女性か、または子どもであるという予測は立てられた。前にいる女性の胸側に回っている二本の腕が極めて華奢だからだ。
「少年」
掠れた声だった。
喉か胸かに、痰か何かが絡んでいるような、そんな濁り方だ。
年寄りか? それとも、あの顔色からして酷い風邪か何かで身体を壊している?
何にせよ、油断だけはするな。相手が高齢だろうが病人だろうが。
オレは返事をしないで、そちらを見据えて短剣の柄を握り直す。緊張のせいか汗がどんどんと出て、柄がぬめってぬめってしょうがない。
「大丈夫ですか? 危害を加えられてはいませんか?」
丁寧な物腰だ。
さっきまで生きていた悪党どもとは、まるで違う。
信用してしまいそうな、してしまいたくなるような、そんな空気感だ。
しかし。
果たして、信用していいのだろうか。
こちらを騙すために物腰柔らかな言動をする悪党だっているはずだ。
「助けが欲しいのであれば、その短剣を捨ててください。武器を所持している限り、こちらとしても近づきたくはありませんので」
武器を捨てろ、だって?
そんなこと、できるか。
……でも。
助けてもらえるものなら、助けて欲しいに決まっている。
……クソ。
疑心暗鬼が邪魔をする。
人を信じられない。
どうしたらいいんだ。
「信じられないのも理解できます。悪党に襲われていたのであれば、尚更。しかし、信じてもらわなければ助けることもできません。助けがいらないのであれば、そう言ってください。私たちはこのまま去ります。危害を加えることはありません」
迷いが、駆け巡る。
縋りたい気持ちと、縋ってはいけない気持ちが、せめぎ合う。
どうしたら。
「……お兄ちゃん?」
シルキアの声がした。
随分と久々に聞いたような気がした。
「……どうした?」
見下ろす目をしっかりと見返したまま、オレは妹に返事をした。
「……今の声の人、多分、イイ人だよぉ」
「……どうして?」
「……なんとなくぅ」
なんとなく。
「……そっか」
「……それに、もう、休も?」
休もう。
「……え?」
「……お兄ちゃんと一緒なら、どんなことでも、平気だから」
どんなことでも。
「……シルキア」
「……お兄ちゃんと一緒なら、痛いのだって、一瞬だよ」
痛いのだって、一瞬。
それは、妹の覚悟。
幼いから、どこまで本気なのかわからない。
もしかすると、感覚で言っているだけかもしれない。
けれど。
その言葉は。
休もうという言葉は。
一緒なら痛いのも一瞬という言葉は。
オレの張り詰めていたものを強く弾いた。
ああ、オレはずっと頑張っていた。
魔族どもが襲来して。
みんな、みんな死んじゃって。
妹を守って逃げだして。
ずっとずっと頑張ってきて、もう、もう……。
疲れた。
疲れていたんだ。
力が抜ける。
すとん、と両膝が折れる。
手から短剣が落ちる。
涙が溢れてきた。
「助けてください。コテキから逃げてきて、もう、限界なんです」
オレは懇願した。
「もちろんです。助けましょう」
馬がゆっくりと近づいてきて、すぐ傍で止まる。
側面から見上げる状態になって、確かめることができた。
やっぱり二人いた。
そして見た感じ、やっぱりもう一人は子どもだった。
身体が全体的に小さい。背は低く、肉付きも薄い。かなり華奢だ。
こちらを見下ろしてくる灰色の瞳は、とても凪いでいる。
こんな無感動な目をする子どもに、オレは会ったことがなかった。
手綱を繰っていた人が降り立つ。
肩辺りで切り揃えられた黒髪には、所々白いものが混じっていた。染めているわけではなく、生理的な白髪だろう。
しかし、一つ一つの所作からは、年老いた感じはまるでしない。
年齢の推測は立てられなかった。
「こめかみの傷、見せてください」
「え、あ、ッ」
鋭い痛みが左側頭部を襲った。悪人たちがいなくなって緊張の糸が緩んだのと、『こめかみの傷』と指摘されたことで意識したせいで、身体が負傷を思い出したのだ。
「触ってはダメ」
痛みに、反射的に手で触れそうになったが、ぴしゃりと止められた。
近づいてきたその人が、オレの左こめかみに顔を寄せる。
「……ぱっくり裂けていますが、深くはなさそうですね。包帯を巻きましょう」
「ありがと、ございます」
そしてオレは、されるがままになった。
治療してくれるという提案だ、受け入れるに決まっている。
「薬も塗ります。沁みますが、我慢してくださいね」
「はい……ううっ」
ひりりと左こめかみに刺すような痛みが走り、思わず呻いてしまった。なんか、申し訳ないというか、恥ずかしくなる。薬まで使ってくれたというのに呻いてしまうだなんて。
これ以上は醜態をさらさないようにと、意識して身動きしないようにする。
頭に何か巻き付く感触。圧迫される感じと、ヒリヒリとした熱と痺れ。
「はい、終わりました。ズレてしまうので触らないように」
「はいっ、本当にありがとうございます」
オレは頭を下げた。
「さて、それで……馬には乗れますか?」
「えっと、歩かせるくらいはできます。ただ、走らせるのは不慣れです」
「充分です。では、抱えている子と一緒に乗って、手綱を握ってください。馬の誘導は私が歩いてしますので」
そう言うと、その人は右手を差し出してきた。
オレは短剣を握っていた右手で握る。
柄よりも冷たかった。
でも、柄よりも柔らかかった。
肌はカサついているけれど、間違いなく、人の手だった。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界成り上がり物語~転生したけど男?!どう言う事!?~
繭
ファンタジー
高梨洋子(25)は帰り道で車に撥ねられた瞬間、意識は一瞬で別の場所へ…。
見覚えの無い部屋で目が覚め「アレク?!気付いたのか!?」との声に
え?ちょっと待て…さっきまで日本に居たのに…。
確か「死んだ」筈・・・アレクって誰!?
ズキン・・・と頭に痛みが走ると現在と過去の記憶が一気に流れ込み・・・
気付けば異世界のイケメンに転生した彼女。
誰も知らない・・・いや彼の母しか知らない秘密が有った!?
女性の記憶に翻弄されながらも成り上がって行く男性の話
保険でR15
タイトル変更の可能性あり
引きこもり転生エルフ、仕方なく旅に出る
Greis
ファンタジー
旧題:引きこもり転生エルフ、強制的に旅に出される
・2021/10/29 第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞 こちらの賞をアルファポリス様から頂く事が出来ました。
実家暮らし、25歳のぽっちゃり会社員の俺は、日ごろの不摂生がたたり、読書中に死亡。転生先は、剣と魔法の世界の一種族、エルフだ。一分一秒も無駄にできない前世に比べると、だいぶのんびりしている今世の生活の方が、自分に合っていた。次第に、兄や姉、友人などが、見分のために外に出ていくのを見送る俺を、心配しだす両親や師匠たち。そしてついに、(強制的に)旅に出ることになりました。
※のんびり進むので、戦闘に関しては、話数が進んでからになりますので、ご注意ください。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
暇つぶし転生~お使いしながらぶらり旅~
暇人太一
ファンタジー
仲良し3人組の高校生とともに勇者召喚に巻き込まれた、30歳の病人。
ラノベの召喚もののテンプレのごとく、おっさんで病人はお呼びでない。
結局雑魚スキルを渡され、3人組のパシリとして扱われ、最後は儀式の生贄として3人組に殺されることに……。
そんなおっさんの前に厳ついおっさんが登場。果たして病人のおっさんはどうなる!?
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
チートを極めた空間魔術師 ~空間魔法でチートライフ~
てばくん
ファンタジー
ひょんなことから神様の部屋へと呼び出された新海 勇人(しんかい はやと)。
そこで空間魔法のロマンに惹かれて雑魚職の空間魔術師となる。
転生間際に盗んだ神の本と、神からの経験値チートで魔力オバケになる。
そんな冴えない主人公のお話。
-お気に入り登録、感想お願いします!!全てモチベーションになります-
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる