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1部 2章
魔を焼き尽くした炎の名はルシェル=モクソン
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洞の外に出たオレの目に映ったのは、人の形をした炎だった。
いや、違う。
あれは人だ。一人の女性だ。
鮮烈に感じるほどの赤や橙色を基調にした華やかなドレスを着ていて、その両手に持っているものが轟々と燃え盛っているから、ひと塊にして炎に映ったのだ。
あの人は、あの炎は、一体なんなんだろう。
「――オノレ、オノレッ、オロカナニンゲンガァァァア!」
低い、地鳴りのような怒声に、オレはハッとする。
あまりに猛々しく、神々しさすら感じるほどの炎に見惚れていたオレは、横っ面を殴られたかのように声のしたほうへと勢いよく顔を向ける。
魔族――猫のような図体だ。ただし頭は魚類のソレで、酷く気色が悪い。魚にはない左腕と両脚は白色の長毛で覆われていて、筋肉が盛り上がっている。右腕はまるで焦げているかのように黒く、白い煙を上げていた。ひょろりと長い尾は、先端が矢じりのように鋭利な形状をしている――が左腕を振り上げ、女性との間合いを詰めていく。
「愚かなのはお前たちだろうっ! 燃え盛れっ! 焔剣ナスロペ!」
気高い声に呼応するかのように、カノジョが手にする炎が勢いを増す。轟々と唸りながら膨れ上がっていく赤橙の揺らめきに、青と白が混じる。
オレは眼球に痛みを感じ、目を細めた。
空気が爆ぜている音がするし、凄まじい熱を感じる。
それでも顔を逸らすことだけは耐えた。
見ていたかったから。
女性が炎の先端を左斜め下に向ける。
その様は、両手持ちした剣の切っ先を下げるかのようだ。
殺意に満ちた咆哮を上げながら、魔族が左腕を女性に向かって振り下ろしていく。
迎え撃つ女性は、右斜め上へと炎を振り上げていく。
激突。
ゴォオ!という轟音が唸った、刹那、魔族の腕が青白く燃え上がる。
魔族の腕が弾かれたように撥ね上がった、かと思えば、腕だけでなくその巨体そのものも吹き飛んだ。凄まじい速度で吹っ飛んだ魔族は、その重量もあってかすぐに落ちたが、それでもまだ勢いはおさまらず、地面を削りながら滑っていく。一本、二本と、木を薙ぎ倒しながら。そして――ようやく止まったとき、魔族の背後には木と土が盛り上がっていた。
魔族の腕で燃え上がっていた青白い炎が、赤橙へと変色し、やがて消える。
その太い腕は、右腕と同じく真っ黒だ。体毛が白いだけに、よく目立つ。
……凄い。魔族を吹き飛ばすなんて。
信じられなかった。
驚愕、なんて言葉では足りないくらいの、強い衝撃だった。
オレは、倒れたままの魔族から、炎の女性へ改めて目を向ける。
舞踏会の衣装のような華やかな真紅のドレス。
青や白といった色はなくなったが、それでも未だ轟々と燃え盛っている赤橙の炎。
恐ろしかった。
あれは、脅威だ。
人類にとって。
この世界にとって。
間違いなく、脅威だ。
………………。
…………。
……え?
今、なんて?
自分自身に抱く疑問。
恐ろしい?
脅威?
なんでそんなことを思ったんだ?
……いや、まあ、恐ろしいといえば恐ろしいか。
あの炎。魔族を吹き飛ばしたあの力。
自分の理解の範疇にあるものに対する恐怖だろう。
そうだ。そうに決まっている。
でも。
脅威と思ったことは、よくわからない。
……まあ、そういうこともあるか。
人間なんだから、適当なことを思うときもあるだろう。
オレは余計なことは頭からなくして、目の前で起きていることに集中する。
「グゥゥゥ、クソガァアア……」
重低の呻き声を上げる魔族。傷が深く痛みが激しいのか、起き上がる気配がない。
その巨体の傍に、女性が立った。
炎の先端が突き付けられる。
「……ワカッテイルノカ」
「何? 命乞い?」
「キサマラノ、ツカウ、ソレハ――」
ブォオン!
爆発した。
それくらいの勢いで炎が膨張した。
魔族が包み込まれる。橙に、赤に、青に、白に。
その眩さは、もう炎というより、光だった。
「ッ」あまりの熱に、オレは耐えられなくて顔を背けた。
「ッッ」俯くだけではダメで、眼球が干上がりそうでキツく目を瞑る。
「ッッッ」加えて、呼吸も止めた。ひと吸いして、胸が急激に熱くなったから。
ゴウゴウという狂暴な音が止んだ。
もう終わったのかと、オレは顔を上げ目を開く。
呼吸を再開しながら、何がどうなったのか状況確認する。
塵になっていた。
炭化している、と言ったほうが正しいか。
魔族は、全身が黒々とし、ボロボロと輪郭が崩れ、細かくなって空気と混ざっていく。
もはや息絶えていることは、確かめるまでもなかった。
女性が、両手で持ったままの炎を立て、首を捻る。その様は、愛用している武具の状態を確かめている熟練の剣士のようだ。
「おかしいなぁ。まだ力入れてなかったのに。勝手に燃え上がっちゃった」
まあいいや、と言って女性は炎を右手だけで持つ。
「鎮まって、ナスロペ」
言葉に呼応して、炎が揺らぎ、弱まり、やがて消えた。
視界が一気に暗くなった。女性の姿が消えるくらいに。
それほどの猛々しい炎だったのだ。
「――さってと」
目が慣れ、再びその姿が見えたとき、女性はこちらを向いていた。
「キミ、コテキから逃げてきた子?」
近づいてきながら、話しかけてきた。
「はっ、はいっ。ま、町が魔物に襲われてっ、それでっ、それでっ」
オレの中に、警戒心は微塵もなかった。
魔族を殺してくれた。
それだけで、同じ人間という存在として、信頼できる。
「うん、うん、落ち着いて落ち着いて」
すぐ傍に立った女性からは、その衣装に合った華やかで甘い香りがした。
「ッ」ズキンと頭に痛みが走った。
ゾワッと、全身を襲う嫌な感覚。
オレは一歩、後ろに下がっていた。
怖い。
恐ろしい。
そんな感情で一杯になる。
なんでだ? 戦っている最中も思ったけれど、どうしてこんなことを抱く?
魔族を倒してくれた人なのに。助けてくれた人なのに。
「ん? どうしたの?」
「あ、や、ハハハ……」
自分の状態をどう表現すればいいかわからず、オレは苦笑いするしかなかった。
「ふぅん、まあいいや。ケガしてない? 大丈夫?」
「は、はい、大丈夫です……」
「そ、よかったよかった。じゃあ、自力で逃げられるかな。私さ、これからキミの故郷を襲った魔族どもを燃やし尽くしてこなきゃいけなくって。行けそう?」
ぶんぶんと、オレは強く頷く。
早くこの人と離れたかった。
…………。
……いや。
いや、違うだろ。
なんだよ、離れたいって。おかしいだろ。
助けてくれた人なんだぞ!
さっきから、なんでこんな、意味不明なことが頭に浮かぶんだ。
「なら、ここからイツミ川に出て。で、まずは対岸に渡るの。最悪、渡れそうになかったら無理しなくていいけど、そのほうが安全だから」
オレは頷く。
カノジョはオレの目を、反応を見ながら、言葉を続けた。
「でね? 対岸に渡れたら、そのまま真っ直ぐ真っ直ぐ走って行って、だいぶ距離を取ったら、上流のほうに進んで。渡れなくても、一緒。リーリエッタに向かって。近道しようとしちゃダメ。ここからリーリエッタまでの間は、攻めてきた魔族たちと私たち国軍で、いくつも戦場になってるから。巻き込まれないように、できるだけ遠回りして」
オレは頷く。
カノジョは「イイ子だね」と笑った。
「そうだ。御守り代わりに、自己紹介しよっか」
「自己紹介、ですか」
「お互いの名前を憶えておいて、いつかリーリエッタで会えたら、元気に呼び合おっ」
「イイですね。自己紹介しましょう」
オレはすんなりと了承していた。
だって、名前は知っておいたほうがいいから。
危険な存在の情報は、できるだけ集めたほうがいいから。
…………。
……いやっ! だからさっ!
なんなんだよ、一体!
頭でも打って、脳がおかしくなってしまったのだろうか。
どうしてさっきから、この人に対して悪感情ばかり抱くんだ。
にこりと、女性が笑う。
「私から言うね。私の名前は、ルシェル=モクソン。キミは?」
「オレは……アクセル=マークベンチ、です」
「アクセルくんね。イイ名前だ」
「……ありがとう、ございます」
「それじゃあ、アクセルくん。私は行くから。また、リーリエッタで会おう!」
「……はい。また、絶対に」
また、絶対に。
約束のその言葉を、オレは力強く言った。
笑顔で手を振ったカノジョは、背を向けると駆け出した。
「……ルシェル=モクソン……」
覚えた名前を、大事なところに刻みつける。
――いつか絶対に殺してやるために。
頭の中、いや心の内、いや……どこか自分でもわからないところで。
自分の声のようなものが、そう言った。
いや、違う。
あれは人だ。一人の女性だ。
鮮烈に感じるほどの赤や橙色を基調にした華やかなドレスを着ていて、その両手に持っているものが轟々と燃え盛っているから、ひと塊にして炎に映ったのだ。
あの人は、あの炎は、一体なんなんだろう。
「――オノレ、オノレッ、オロカナニンゲンガァァァア!」
低い、地鳴りのような怒声に、オレはハッとする。
あまりに猛々しく、神々しさすら感じるほどの炎に見惚れていたオレは、横っ面を殴られたかのように声のしたほうへと勢いよく顔を向ける。
魔族――猫のような図体だ。ただし頭は魚類のソレで、酷く気色が悪い。魚にはない左腕と両脚は白色の長毛で覆われていて、筋肉が盛り上がっている。右腕はまるで焦げているかのように黒く、白い煙を上げていた。ひょろりと長い尾は、先端が矢じりのように鋭利な形状をしている――が左腕を振り上げ、女性との間合いを詰めていく。
「愚かなのはお前たちだろうっ! 燃え盛れっ! 焔剣ナスロペ!」
気高い声に呼応するかのように、カノジョが手にする炎が勢いを増す。轟々と唸りながら膨れ上がっていく赤橙の揺らめきに、青と白が混じる。
オレは眼球に痛みを感じ、目を細めた。
空気が爆ぜている音がするし、凄まじい熱を感じる。
それでも顔を逸らすことだけは耐えた。
見ていたかったから。
女性が炎の先端を左斜め下に向ける。
その様は、両手持ちした剣の切っ先を下げるかのようだ。
殺意に満ちた咆哮を上げながら、魔族が左腕を女性に向かって振り下ろしていく。
迎え撃つ女性は、右斜め上へと炎を振り上げていく。
激突。
ゴォオ!という轟音が唸った、刹那、魔族の腕が青白く燃え上がる。
魔族の腕が弾かれたように撥ね上がった、かと思えば、腕だけでなくその巨体そのものも吹き飛んだ。凄まじい速度で吹っ飛んだ魔族は、その重量もあってかすぐに落ちたが、それでもまだ勢いはおさまらず、地面を削りながら滑っていく。一本、二本と、木を薙ぎ倒しながら。そして――ようやく止まったとき、魔族の背後には木と土が盛り上がっていた。
魔族の腕で燃え上がっていた青白い炎が、赤橙へと変色し、やがて消える。
その太い腕は、右腕と同じく真っ黒だ。体毛が白いだけに、よく目立つ。
……凄い。魔族を吹き飛ばすなんて。
信じられなかった。
驚愕、なんて言葉では足りないくらいの、強い衝撃だった。
オレは、倒れたままの魔族から、炎の女性へ改めて目を向ける。
舞踏会の衣装のような華やかな真紅のドレス。
青や白といった色はなくなったが、それでも未だ轟々と燃え盛っている赤橙の炎。
恐ろしかった。
あれは、脅威だ。
人類にとって。
この世界にとって。
間違いなく、脅威だ。
………………。
…………。
……え?
今、なんて?
自分自身に抱く疑問。
恐ろしい?
脅威?
なんでそんなことを思ったんだ?
……いや、まあ、恐ろしいといえば恐ろしいか。
あの炎。魔族を吹き飛ばしたあの力。
自分の理解の範疇にあるものに対する恐怖だろう。
そうだ。そうに決まっている。
でも。
脅威と思ったことは、よくわからない。
……まあ、そういうこともあるか。
人間なんだから、適当なことを思うときもあるだろう。
オレは余計なことは頭からなくして、目の前で起きていることに集中する。
「グゥゥゥ、クソガァアア……」
重低の呻き声を上げる魔族。傷が深く痛みが激しいのか、起き上がる気配がない。
その巨体の傍に、女性が立った。
炎の先端が突き付けられる。
「……ワカッテイルノカ」
「何? 命乞い?」
「キサマラノ、ツカウ、ソレハ――」
ブォオン!
爆発した。
それくらいの勢いで炎が膨張した。
魔族が包み込まれる。橙に、赤に、青に、白に。
その眩さは、もう炎というより、光だった。
「ッ」あまりの熱に、オレは耐えられなくて顔を背けた。
「ッッ」俯くだけではダメで、眼球が干上がりそうでキツく目を瞑る。
「ッッッ」加えて、呼吸も止めた。ひと吸いして、胸が急激に熱くなったから。
ゴウゴウという狂暴な音が止んだ。
もう終わったのかと、オレは顔を上げ目を開く。
呼吸を再開しながら、何がどうなったのか状況確認する。
塵になっていた。
炭化している、と言ったほうが正しいか。
魔族は、全身が黒々とし、ボロボロと輪郭が崩れ、細かくなって空気と混ざっていく。
もはや息絶えていることは、確かめるまでもなかった。
女性が、両手で持ったままの炎を立て、首を捻る。その様は、愛用している武具の状態を確かめている熟練の剣士のようだ。
「おかしいなぁ。まだ力入れてなかったのに。勝手に燃え上がっちゃった」
まあいいや、と言って女性は炎を右手だけで持つ。
「鎮まって、ナスロペ」
言葉に呼応して、炎が揺らぎ、弱まり、やがて消えた。
視界が一気に暗くなった。女性の姿が消えるくらいに。
それほどの猛々しい炎だったのだ。
「――さってと」
目が慣れ、再びその姿が見えたとき、女性はこちらを向いていた。
「キミ、コテキから逃げてきた子?」
近づいてきながら、話しかけてきた。
「はっ、はいっ。ま、町が魔物に襲われてっ、それでっ、それでっ」
オレの中に、警戒心は微塵もなかった。
魔族を殺してくれた。
それだけで、同じ人間という存在として、信頼できる。
「うん、うん、落ち着いて落ち着いて」
すぐ傍に立った女性からは、その衣装に合った華やかで甘い香りがした。
「ッ」ズキンと頭に痛みが走った。
ゾワッと、全身を襲う嫌な感覚。
オレは一歩、後ろに下がっていた。
怖い。
恐ろしい。
そんな感情で一杯になる。
なんでだ? 戦っている最中も思ったけれど、どうしてこんなことを抱く?
魔族を倒してくれた人なのに。助けてくれた人なのに。
「ん? どうしたの?」
「あ、や、ハハハ……」
自分の状態をどう表現すればいいかわからず、オレは苦笑いするしかなかった。
「ふぅん、まあいいや。ケガしてない? 大丈夫?」
「は、はい、大丈夫です……」
「そ、よかったよかった。じゃあ、自力で逃げられるかな。私さ、これからキミの故郷を襲った魔族どもを燃やし尽くしてこなきゃいけなくって。行けそう?」
ぶんぶんと、オレは強く頷く。
早くこの人と離れたかった。
…………。
……いや。
いや、違うだろ。
なんだよ、離れたいって。おかしいだろ。
助けてくれた人なんだぞ!
さっきから、なんでこんな、意味不明なことが頭に浮かぶんだ。
「なら、ここからイツミ川に出て。で、まずは対岸に渡るの。最悪、渡れそうになかったら無理しなくていいけど、そのほうが安全だから」
オレは頷く。
カノジョはオレの目を、反応を見ながら、言葉を続けた。
「でね? 対岸に渡れたら、そのまま真っ直ぐ真っ直ぐ走って行って、だいぶ距離を取ったら、上流のほうに進んで。渡れなくても、一緒。リーリエッタに向かって。近道しようとしちゃダメ。ここからリーリエッタまでの間は、攻めてきた魔族たちと私たち国軍で、いくつも戦場になってるから。巻き込まれないように、できるだけ遠回りして」
オレは頷く。
カノジョは「イイ子だね」と笑った。
「そうだ。御守り代わりに、自己紹介しよっか」
「自己紹介、ですか」
「お互いの名前を憶えておいて、いつかリーリエッタで会えたら、元気に呼び合おっ」
「イイですね。自己紹介しましょう」
オレはすんなりと了承していた。
だって、名前は知っておいたほうがいいから。
危険な存在の情報は、できるだけ集めたほうがいいから。
…………。
……いやっ! だからさっ!
なんなんだよ、一体!
頭でも打って、脳がおかしくなってしまったのだろうか。
どうしてさっきから、この人に対して悪感情ばかり抱くんだ。
にこりと、女性が笑う。
「私から言うね。私の名前は、ルシェル=モクソン。キミは?」
「オレは……アクセル=マークベンチ、です」
「アクセルくんね。イイ名前だ」
「……ありがとう、ございます」
「それじゃあ、アクセルくん。私は行くから。また、リーリエッタで会おう!」
「……はい。また、絶対に」
また、絶対に。
約束のその言葉を、オレは力強く言った。
笑顔で手を振ったカノジョは、背を向けると駆け出した。
「……ルシェル=モクソン……」
覚えた名前を、大事なところに刻みつける。
――いつか絶対に殺してやるために。
頭の中、いや心の内、いや……どこか自分でもわからないところで。
自分の声のようなものが、そう言った。
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