テントウムシは思った以上に肉食だった~聖女さまから追放された結果、無事にお婿さんをゲットしました~

石河 翠

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登場人物紹介

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◼️登場人物紹介◼️
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主人公
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田舎領主の娘。苦労性の長女。本人はしっかり地に足をつけて生きているつもりだが、はたから見るととても危なっかしい。今回、「聖女に危害を加えようとした結果、王都を追放」と家族が伝え聞いた時も、「だから、ひとりで行くなと言ったのに」とみんな呆れていた。

本来、王都のパーティーに参加する貴族の子女たちは、家族や侍女・侍従を連れて行く。時期的に農繁期であったため、わざわざ自分のために人手を割くのは申し訳ないと主人公が単身で乗り込んだ結果、盛大にやらかした。

彼女の両親、領民ともに信仰心はあるが、最近の教会のあり方については疑問を持っているため、教会の意向は気にせず受け入れてもらえた。領地が王都から距離的に遠いというのも要因のひとつ。

ダニエル、フレデリックは幼馴染。
王都から帰ってきた主人公がルネを連れていることに気がついた時に、ひっそりと彼らが影で泣いたことに気がついてはいない。


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ルネ
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テントウムシの王子さま。
ショタっこ。男の娘。

王宮の庭園でゆっくり成長していたところを聖女にうっかり見つかり、駆除されかけたところを主人公に助けてもらった。テントウムシの素晴らしさについて熱く語る主人公に一目惚れ。置いていかれないように、必死で蛹になり、テントウムシに姿を変えた。

見た目は女の子のような姿だが、敵に対しては容赦なくえげつない攻撃をとる。
もちろん主人公の前では天使のように無邪気に振る舞うが、裏では腹黒陰険強引である。主な被害者はダニエルとフレデリック。

聖女を教会から引きずり落とす際には、ヘビ族の男と協力した。



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聖女さま
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虫嫌いの聖女さま。

かつて第二王子と婚約していたが、王子が真実の愛とやらを見つけ異類婚をしてしまったため、婚約を解消された。そのため異類婚姻譚が大嫌い。異類婚姻譚が好きな神のことも嫌いだし、その神を祀る教会のことも憎んでいる。

結婚に夢を持てなくなり修道院に身を寄せたはずが、王子への憎しみゆえに聖女っぽい力に目覚めてしまい、金の亡者な教会によって祭り上げられている。教会の威光など失墜すれば良いくらいの気持ちで生きているので、聖女らしさはかけらもない。(本来の彼女から考えるとびっくりするくらい、はすっぱな振る舞いになっている)

教会の直轄領で飢饉が発生した際に、聖女さまのことをずっと狙っていた神官(正体はヘビ族の王子さま)にさらわれた。しっかりと調きょ……愛を囁かれた結果、なんだかんだで仲良く暮らしている。(相手があまりに一途なので、ほだされたとも言う)なお、結婚相手がヘビ族なので、すでに新しい扉を開けてしまった。
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