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067 神様と第十二階層
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「ダンジョンよ!私は帰ってきた!」
石造りの通路に私の叫びがわんわん響く。
「何よ?それ」
ミレイユが耳を塞いで迷惑そうな顔で私を呆れた目で見ていたが、構うものか。私は嬉しいのだ。
ミレイユだが、あの誘拐事件以降も皆の前では明るく以前のように振る舞っている。皆に心配をかけたくないからなのか、無理をしているのかもしれない。ミレイユのメンタルには気を付ける必要があるな。
そんなミレイユだが、私と2人っきりの時は、よく甘えてくるようになった。それは誘拐事件が原因なのか、それとも私と恋人になったことが原因なのか、それともその両方か。いずれにしても、私はミレイユを思いっきり甘やかそうと思う。
「ルーの気持ちも分からなくはないですけど、静かにお願いしますね」
エレオノールに怒られてしまった。そうだね。叫んだりしたらモンスターが寄って来ちゃうね。反省しよう。
しかし、久しぶりのダンジョンにうずうずしているのか、体がソワソワしてしまう。
「ルールー、テンションたっかいねー」
「かわいい…」
そんな私を見て、リリムとディアネットが笑みを浮かべる。
私たち【赤の女王】は、短い謹慎期間を終えて、ようやくダンジョンへ舞い戻ってきていた。
◇
放たれた矢が、ゴブリンの左胸の中央に突き立つ。間違いなく心臓を射抜いた。会心の手応え。矢を受けたゴブリンは、その場で足を止め、グラリと倒れた。
煙へと変わるゴブリンには目もくれず、私は腰の短剣を抜いて走り出す。
ゴブリンは、4体の集団だった。1体は矢に倒れたので、残りは3体。エレオノールとリリムが1体ずつ相手するとして、ゴブリンが1体余る。ゴブリンを後ろに通さないためにも、私が相手をした方が良いだろう。弓で射殺すこともできるが……たまには短剣も使ってやらないとね。
振り下ろされるゴブリンの棍棒を半身となって避ける。
ブオン!
棍棒が風を切る鈍い音が間近から聞こえる。避ける動きは最小限に、紙一重で避ける。棍棒が顔の横を、胸の前の空を通り抜ける。私が貧乳と言うより無乳だからこそできるギリギリの回避だ。胸があると、それだけ大きく避ける必要がある。無駄だ。
名付けるとしたら『無乳回避』とでも付けようか。エレオノールやリリム、ディアネットにはできない回避だ。ミレイユなら会得できるかもしれないな。今度教えてやろう。
棍棒を回避した私は、すれ違いざまにゴブリンの喉を斬り裂くと、そのまま走り去る。
ブオン!
後方で再び棍棒が振られる音が響いた。ゴブリンはまだ生きている。
振り返ると、裂かれた喉からもくもくと白い煙を上げるゴブリンが、棍棒を振りきったところだった。
喉を裂かれれば、普通は痛みと呼吸困難でまともに動けなくなるはずだが、ゴブリンは動いてみせた。このゴブリンが、特別というわけではない。ダンジョンのモンスターは皆、痛みや怪我などお構いなしに、煙となって消えるまで動き回る。その在り方は、生物というよりゴーレムやアンデッドに近い。まぁ倒したら煙となって消えるのだ。普通の生物とは違うのだろう。
だが、そんなゴブリンも先程の棍棒の一撃で体の限界だったのか、膝から崩れ落ち、ようやくボフンッと白い煙となって消える。このモンスターが致命傷を負ってから煙となって消えるまでのタイムラグは、要注意だ。モンスターに致命傷を与えたと油断すると、モンスターの末期の一撃をモロに喰らうことになる。このことは、冒険者ギルドなどによって注意喚起されているのだが、毎年多くの被害者が出ているらしい。
「ふぅー」
ゴブリンの相手を終え周りを見ると、他のゴブリンの姿は消えていた。どうやら私が倒したゴブリンが最後だったらしい。
「おつかれー」
「お疲れ様です」
「うむ」
リリムとエレオノールに頷いて返して、石の通路を見渡す。ゴブリンのドロップアイテムの回収をしないとな。
「ドロップは棍棒1つだけっと。しけてんねー」
リリムが棍棒を拾い上げて言う。たしかに彼女の言うように、あまりよくない戦果だ。相手が弱いゴブリンとはいえ、命懸けの戦闘の戦果が棍棒1つだけというのは、さすがにあんまりだと思う。
「話には聞いていましたけど、この階層は本当にお金になりませんね」
エレオノールの渋い顔を浮かべている。
「兵糧攻め…?」
「近いかもしれません」
ディアネットの言葉にエレオノールが頷く。兵糧攻めか……たしかに、冒険者の懐事情を攻めているのかもしれない。そんなこともまで思ってしまうほど、この階層では稼ぎが期待できない。
人間の社会は、便利ではあるけど、なにをするにもお金がかかるからね。収入源を断たれてしまうと、とても困ってしまう。
「ひょーろーって何?弱そうね」
ミレイユが、なにかおかしなことを言っている。たしかに、日常会話ではあまり使わない言葉だけど、その感想はいかがなものだろう……。
「兵糧と言うのは……」
女3人寄れば姦しいと言うが、ウチは5人だからね。ダンジョンの中でも話が絶えることが無い。油断と言えばそうなのかもしれないが、私たちには地図の宝具があるから、奇襲を受ける心配もない。まったく、地図の宝具様様だな。
石造りの通路に私の叫びがわんわん響く。
「何よ?それ」
ミレイユが耳を塞いで迷惑そうな顔で私を呆れた目で見ていたが、構うものか。私は嬉しいのだ。
ミレイユだが、あの誘拐事件以降も皆の前では明るく以前のように振る舞っている。皆に心配をかけたくないからなのか、無理をしているのかもしれない。ミレイユのメンタルには気を付ける必要があるな。
そんなミレイユだが、私と2人っきりの時は、よく甘えてくるようになった。それは誘拐事件が原因なのか、それとも私と恋人になったことが原因なのか、それともその両方か。いずれにしても、私はミレイユを思いっきり甘やかそうと思う。
「ルーの気持ちも分からなくはないですけど、静かにお願いしますね」
エレオノールに怒られてしまった。そうだね。叫んだりしたらモンスターが寄って来ちゃうね。反省しよう。
しかし、久しぶりのダンジョンにうずうずしているのか、体がソワソワしてしまう。
「ルールー、テンションたっかいねー」
「かわいい…」
そんな私を見て、リリムとディアネットが笑みを浮かべる。
私たち【赤の女王】は、短い謹慎期間を終えて、ようやくダンジョンへ舞い戻ってきていた。
◇
放たれた矢が、ゴブリンの左胸の中央に突き立つ。間違いなく心臓を射抜いた。会心の手応え。矢を受けたゴブリンは、その場で足を止め、グラリと倒れた。
煙へと変わるゴブリンには目もくれず、私は腰の短剣を抜いて走り出す。
ゴブリンは、4体の集団だった。1体は矢に倒れたので、残りは3体。エレオノールとリリムが1体ずつ相手するとして、ゴブリンが1体余る。ゴブリンを後ろに通さないためにも、私が相手をした方が良いだろう。弓で射殺すこともできるが……たまには短剣も使ってやらないとね。
振り下ろされるゴブリンの棍棒を半身となって避ける。
ブオン!
棍棒が風を切る鈍い音が間近から聞こえる。避ける動きは最小限に、紙一重で避ける。棍棒が顔の横を、胸の前の空を通り抜ける。私が貧乳と言うより無乳だからこそできるギリギリの回避だ。胸があると、それだけ大きく避ける必要がある。無駄だ。
名付けるとしたら『無乳回避』とでも付けようか。エレオノールやリリム、ディアネットにはできない回避だ。ミレイユなら会得できるかもしれないな。今度教えてやろう。
棍棒を回避した私は、すれ違いざまにゴブリンの喉を斬り裂くと、そのまま走り去る。
ブオン!
後方で再び棍棒が振られる音が響いた。ゴブリンはまだ生きている。
振り返ると、裂かれた喉からもくもくと白い煙を上げるゴブリンが、棍棒を振りきったところだった。
喉を裂かれれば、普通は痛みと呼吸困難でまともに動けなくなるはずだが、ゴブリンは動いてみせた。このゴブリンが、特別というわけではない。ダンジョンのモンスターは皆、痛みや怪我などお構いなしに、煙となって消えるまで動き回る。その在り方は、生物というよりゴーレムやアンデッドに近い。まぁ倒したら煙となって消えるのだ。普通の生物とは違うのだろう。
だが、そんなゴブリンも先程の棍棒の一撃で体の限界だったのか、膝から崩れ落ち、ようやくボフンッと白い煙となって消える。このモンスターが致命傷を負ってから煙となって消えるまでのタイムラグは、要注意だ。モンスターに致命傷を与えたと油断すると、モンスターの末期の一撃をモロに喰らうことになる。このことは、冒険者ギルドなどによって注意喚起されているのだが、毎年多くの被害者が出ているらしい。
「ふぅー」
ゴブリンの相手を終え周りを見ると、他のゴブリンの姿は消えていた。どうやら私が倒したゴブリンが最後だったらしい。
「おつかれー」
「お疲れ様です」
「うむ」
リリムとエレオノールに頷いて返して、石の通路を見渡す。ゴブリンのドロップアイテムの回収をしないとな。
「ドロップは棍棒1つだけっと。しけてんねー」
リリムが棍棒を拾い上げて言う。たしかに彼女の言うように、あまりよくない戦果だ。相手が弱いゴブリンとはいえ、命懸けの戦闘の戦果が棍棒1つだけというのは、さすがにあんまりだと思う。
「話には聞いていましたけど、この階層は本当にお金になりませんね」
エレオノールの渋い顔を浮かべている。
「兵糧攻め…?」
「近いかもしれません」
ディアネットの言葉にエレオノールが頷く。兵糧攻めか……たしかに、冒険者の懐事情を攻めているのかもしれない。そんなこともまで思ってしまうほど、この階層では稼ぎが期待できない。
人間の社会は、便利ではあるけど、なにをするにもお金がかかるからね。収入源を断たれてしまうと、とても困ってしまう。
「ひょーろーって何?弱そうね」
ミレイユが、なにかおかしなことを言っている。たしかに、日常会話ではあまり使わない言葉だけど、その感想はいかがなものだろう……。
「兵糧と言うのは……」
女3人寄れば姦しいと言うが、ウチは5人だからね。ダンジョンの中でも話が絶えることが無い。油断と言えばそうなのかもしれないが、私たちには地図の宝具があるから、奇襲を受ける心配もない。まったく、地図の宝具様様だな。
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