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14 温泉ドラゴン②

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「クー……」
「そんな悲しそうな声を出さないでください。すぐですから。良い子で待っているんですよ」

 そう悲しそうな顔をして言うアンジェリカに見送られ、僕は黒髪メイドさんに赤ちゃんのように横向きに抱っこされるだった。

「ルー様、初めまして。私の名前はアンネデーレと申します。アンネとお呼びください。何なりとお申し付け下さいね」
「ルー」

 黒髪メイドさん、アンネと自己紹介したのだけど……大きい。アンネのおっぱいはとても大きい。

 アンネは、僕の食事のお世話もしてくれた優しそうな顔をしたメイドさんだ。垂れ目だからかな? とても優しそうな眼差しだ。お風呂の中だからか、結い上げられていた黒髪は解かれ、今は前髪パッツンの黒髪ロング。たぶん歳はアンジェリカと変わらないくらいだろう。まだまだ幼い印象が強い。身長もアンジェリカと同じくらい。体格は普通かな。極端に痩せているわけでも太っているわけでもない。でも、そのおっぱいとお尻はとても大きい。品の無い言い方をすれば、男好きする体型だ。マシュマロボディーってこういうのを言うのかな?

 アンネに抱っこされて浴槽へと向かう最中、アンネが歩くのに合わせて、たぷんたぷんとおっぱいが波打ち、その先端の大きく立派なサクランボがぷるんぷるんと揺れるのは、とても迫力があった。巨乳ってすごい。今すぐそのサクランボを味見したいけど、今アンネは歩いてる最中だ。驚かせるのはよくない。お風呂場で転ぶと危ないって云うからね。ここは我慢である。

 そういえば、目の前でたぷんたぷんと波打つおっぱいに比べると、腕に抱えられてる僕にはあまり振動が伝わらない。たぶん、アンネが気を遣ってくれているのだろう。優しいメイドさんだ。

「ルー様、お湯に入りますよ」

 アンネのおっぱいに見惚れていたら、いつの間にか浴槽に着いていた。アンネの腕から垂れ下がった尻尾の先端にお湯の温かさを感じる。

 アンネと僕は、ゆっくりゆっくりとお湯の中へと沈んでいく。たぶん僕を驚かせないように慎重になってるんだと思う。尻尾の先端から徐々にお湯の中に沈んでいき、僕の肩がお湯に沈んだところで止まった。今の僕は、お湯から首だけ出してる状態だ。アンネから見れば、ネッシーみたいに見えるかもしれない。

「クー……」

 お湯で全身がポカポカと温められて気持ちが良い。思わず目を閉じてしまうほどの気持ち良さだ。

「お加減はいかがですか?」
「クー!」

 僕は元気よく鳴いてご機嫌なことを伝える。

 アンネの腕に支えられて、お湯の中を揺蕩う僕。ぷかぷかポカポカ気持ちが良い。まるで体が溶けてしまったかのように、自身の境界が曖昧になっていく。

「クァーゥ……」

 欠伸が出た。このままだと寝ちゃいそうだ。このまま寝るのはたしかに気持ちが良いだろう。しかし、このパラダイスで寝る? そんなのもったいない!

「クァ!」
「あら?」

 僕は気合を入れて重い瞼を開く。すると、飛び込んできたのはアンネの立派なおっぱいだ。このおっぱいを味わわずして眠るなんてできない!

 僕は首を伸ばすと、アンネの大きく立派なサクランボに舌を伸ばした。

「ひゃっ!?」

 僕が舐めると、アンネが驚いた声を上げて、体をビクリと震わせる。アンネのおっぱいは、汗をかいたのか少ししょっぱい味がした。そのままペロペロと舐め続ける。

「んっ……今、ピリって…っ!?」

 僕はアンネのサクランボに甘噛みして、その先端を口の中でペロペロと舐める。

「んんんっ…ぁん……んんっ……」

 サクランボを舐める度にアンネの体がピクピクと震えて、お湯が小さく波打った。

「なんで…? 気持ち、いい…? なんでぇ…?」

 アンネの口から甘さを含んだ戸惑いの呟きが漏れた。まるで初めての快楽に困惑しているような様子だ。アンネの見た目は15歳くらい。さすがに自慰の経験ぐらいあると思うんだけど……まさか、無いのかな?

「んぁ……なんだかぁっ…変な、気分に……」

 アンネの吐息混じりの声が甘く、目がとろんとなってきた。顔が赤いのは、なにも湯船に浸かっているからだけではないだろう。

「はぅ……なにか、込み上げて、きて……」

 もしかしたら僕は、アンネの初めての経験を目撃することになるのかもしれない。

 その時だった。

「アンネ、どうしたの? 震えて?」

 突然、声を掛けられたアンネは、体をビクリと大きく震わせて、その拍子に、アンネのサクランボが僕の口からちゅぽんと解放された。

「はんっ!?」
「ちょ、ちょっとアンネ!?どうしたのよ!?」

 突然アンネの上げた嬌声に、声を掛けてきたメイドさんが驚く。やって来たのは白髪のメイドさんだった。アンジェリカより年下のメイドさんだろう。ツルペタ幼女ボディのメイドさんだ。髪色のせいか他のメイドさんより色素か薄く、全体的に白い印象を受けるメイドさんだった。

「顔真っ赤よ?のぼせたんじゃないの?」
「のぼせ…?そうかも、しれません……」
「私が代わりにルー様のお世話するから涼んできた方が良いわよ」
「そう、ですね……ヴィオ、お願い、します」

 どこかふわふわした様子のアンネから、白髪のメイドさんに手渡される僕。

「ルー様、御前、失礼します」

 そう言って頭を下げたアンネは、浴槽から上がると、ふわふわした足取りで、行ってしまう。大きなお尻が歩く度にぷるんぷるんと揺れる様子は、とても心躍るものがあった。

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