11 / 55
11 ガン見ドラゴン
しおりを挟む
大満足の晩ご飯を終えて、お腹ポッコリドラゴンになった僕は、アンジェリカに抱かれて離宮の廊下を移動していた。自分で歩かなくていいから楽ちんである。
「ケプッ」
「ふふふっ。たくさん食べましたね。少し重くなった気がします」
実際、重くなっていると思う。お腹がはちきれそうになるくらい食べたからね。1,2キロくらいは体重が増えているだろう。
「着きましたよ」
メイドさんによる人力自動ドアの向こうは、これまでの部屋とはちょっと違っていた。床は絨毯ではなく、寄木細工のような模様が美しいフローリングとなっている。木製のイスやテーブル、長イスが置かれ、壁には大きめの棚やタンスが並び、大きなハンガーラックにはいくつもの服が吊るされ、大きな鏡まである。たぶんここ、ウォークインクローゼット、衣裳部屋の類だと思う。着替えるのかな?
「ちょっと待っててくださいね」
そう言って僕をイスに座らせるアンジェリカ。すると……。
「姫様、失礼致します」
「はい。お願いします」
なんと、メイドさんたちがアンジェリカのドレスを脱がせ始めた。突如始まったお姫様の脱衣ショーに、僕は口をカパッと開いて驚き固まってしまった。だって、美少女の柔肌が徐々に露わになっていくのだ。メイドさんたちの仕事が早いのか、そのスピードは早い。
いけない。そう思っても目が離せなかった。アンジェリカが身に着けていた下着は、白のレースが美しい下着の上下だった。僅かに光沢を放っている。絹製だろうか?
アンジェリカの下着は、不思議な形をしていた。まるでコルセットとブラジャーが一体化したような下着だ。ドレスを着るためか、肩紐は無く、その代りに、コルセット部分から紐が下がり、ガーターベルトのように長い白の靴下を留めている。このブラジャーとコルセットとガーターベルトが一体化したような下着は初めて見たな。
下着姿のアンジェリカは、とても美しかった。白い下着に負けないくらい白く輝く肌をしている。胸はまだまだ控えめだが、コルセットをしているからか、腰はキュッとくびれ、丸く形の良いお尻へと続いていく。脚は驚くほど細く、しなやかな印象を受ける。ビックリするくらいスタイルが良い。美少女でなおかつこのスタイル……最強かな?
そして、その下着さえ取り払ってしまおうとメイドさんたちがテキパキと動く。僕を焦らすように、最初は靴下から脱がすようだ。靴下を結んでいる紐を外し、右脚、左脚と脱いでいく。たぶん人前で脚を晒したことなんてないだろう。日焼けなど知らない真っ白な新雪のようなしなやかな脚が露わとなる。僕はアンジェリカの脚を見ただけで、固唾を飲み込んでしまった。ゴクリと、自分でも驚くほど大きな音が鳴る。
靴下を脱ぎ終わったら次は上かと思ったら下だった。メイドさんは、躊躇なくアンジェリカのパンツを下ろしてしまう。どことは言わないけど、アンジェリカはツルツルだった。15、6歳くらいだと思ったけど、もしかしたら、アンジェリカは僕が思っているよりも幼いのかもしれない。
そして、最後にコルセットのような下着が緩められ、ストンと下ろされる。アンジェリカの慎ましやかな、しかし、たしかに膨らんでいる双丘、そしてお腹が露わになる。頂点が小さく淡い桜色に染まってかわいらしい。コルセットが外れたというのに、ウェストはキュッとしたくびれを維持していた。おへその形も綺麗だ。
僕の目線は、アンジェリカの裸に釘付けだ。一糸纏わぬアンジェリカは、まるで美の女神のようにとても美しかった。見逃してはなるものかと、視線で穴が開くほど見つめ、脳内にアンジェリカの裸体を記憶していく。
不意に、アンジェリカが僕を見た。ドキリとする。見ていたことがバレてしまった。
「お待たせしました」
怒られるかなと思ったら、アンジェリカは笑顔を浮かべて僕に歩み寄る。は、裸のアンジェリカが目の前に……ッ!?
呆然と見ていることしかできなかった僕を、アンジェリカが抱っこする。甘いミルクのような、花の蜜のようなアンジェリカの匂いを強く感じた。
僕を抱っこしたアンジェリカは、僕の座っていたイスに腰を下ろした。僕は裸のアンジェリカの膝の上だ。アンジェリカの太ももは、細い外見とは裏腹に柔らかく、温かかった。裸のアンジェリカに抱かれることで、背中にアンジェリカの柔らかいお腹と胸の感触がダイレクトに感じる。
この体勢は非常に気持ちが良い。柔らかいアンジェリカに包まれて、アンジェリカの体温に、じんわりと体が温められていく。1つ難点を挙げるとしたら、アンジェリカの顔も体も見れないことだろうか。僕はそれが我慢できなくて、アンジェリカの腕の中でクルリと反対側に体の向きを変える。アンジェリカと向かい合って抱き合うような形だ。
「ルー? どうしました?」
アンジェリカの声に上を向けば、キスでもしそうなほど至近距離にアンジェリカの顔があった。メイドたちが丹精込めて整えたであろう優美な眉毛。零れそうなほど大きな、まるでサファイヤのような青い瞳。スッと通った鼻筋に、ツヤツヤ桜色の小さな唇。
至近距離で見つめ合う僕とアンジェリカ。
「ルー?」
僕はアンジェリカに名を呼ばれて、ハッと自分を取り戻す。そして、アンジェリカのような美人さんと見つめ合っていることが無性に恥ずかしくなってきた。
「クー…」
自分でもなにを言ったのか分からない鳴き声を上げて、僕はアンジェリカの瞳から逃げるように下を向いた。
「ケプッ」
「ふふふっ。たくさん食べましたね。少し重くなった気がします」
実際、重くなっていると思う。お腹がはちきれそうになるくらい食べたからね。1,2キロくらいは体重が増えているだろう。
「着きましたよ」
メイドさんによる人力自動ドアの向こうは、これまでの部屋とはちょっと違っていた。床は絨毯ではなく、寄木細工のような模様が美しいフローリングとなっている。木製のイスやテーブル、長イスが置かれ、壁には大きめの棚やタンスが並び、大きなハンガーラックにはいくつもの服が吊るされ、大きな鏡まである。たぶんここ、ウォークインクローゼット、衣裳部屋の類だと思う。着替えるのかな?
「ちょっと待っててくださいね」
そう言って僕をイスに座らせるアンジェリカ。すると……。
「姫様、失礼致します」
「はい。お願いします」
なんと、メイドさんたちがアンジェリカのドレスを脱がせ始めた。突如始まったお姫様の脱衣ショーに、僕は口をカパッと開いて驚き固まってしまった。だって、美少女の柔肌が徐々に露わになっていくのだ。メイドさんたちの仕事が早いのか、そのスピードは早い。
いけない。そう思っても目が離せなかった。アンジェリカが身に着けていた下着は、白のレースが美しい下着の上下だった。僅かに光沢を放っている。絹製だろうか?
アンジェリカの下着は、不思議な形をしていた。まるでコルセットとブラジャーが一体化したような下着だ。ドレスを着るためか、肩紐は無く、その代りに、コルセット部分から紐が下がり、ガーターベルトのように長い白の靴下を留めている。このブラジャーとコルセットとガーターベルトが一体化したような下着は初めて見たな。
下着姿のアンジェリカは、とても美しかった。白い下着に負けないくらい白く輝く肌をしている。胸はまだまだ控えめだが、コルセットをしているからか、腰はキュッとくびれ、丸く形の良いお尻へと続いていく。脚は驚くほど細く、しなやかな印象を受ける。ビックリするくらいスタイルが良い。美少女でなおかつこのスタイル……最強かな?
そして、その下着さえ取り払ってしまおうとメイドさんたちがテキパキと動く。僕を焦らすように、最初は靴下から脱がすようだ。靴下を結んでいる紐を外し、右脚、左脚と脱いでいく。たぶん人前で脚を晒したことなんてないだろう。日焼けなど知らない真っ白な新雪のようなしなやかな脚が露わとなる。僕はアンジェリカの脚を見ただけで、固唾を飲み込んでしまった。ゴクリと、自分でも驚くほど大きな音が鳴る。
靴下を脱ぎ終わったら次は上かと思ったら下だった。メイドさんは、躊躇なくアンジェリカのパンツを下ろしてしまう。どことは言わないけど、アンジェリカはツルツルだった。15、6歳くらいだと思ったけど、もしかしたら、アンジェリカは僕が思っているよりも幼いのかもしれない。
そして、最後にコルセットのような下着が緩められ、ストンと下ろされる。アンジェリカの慎ましやかな、しかし、たしかに膨らんでいる双丘、そしてお腹が露わになる。頂点が小さく淡い桜色に染まってかわいらしい。コルセットが外れたというのに、ウェストはキュッとしたくびれを維持していた。おへその形も綺麗だ。
僕の目線は、アンジェリカの裸に釘付けだ。一糸纏わぬアンジェリカは、まるで美の女神のようにとても美しかった。見逃してはなるものかと、視線で穴が開くほど見つめ、脳内にアンジェリカの裸体を記憶していく。
不意に、アンジェリカが僕を見た。ドキリとする。見ていたことがバレてしまった。
「お待たせしました」
怒られるかなと思ったら、アンジェリカは笑顔を浮かべて僕に歩み寄る。は、裸のアンジェリカが目の前に……ッ!?
呆然と見ていることしかできなかった僕を、アンジェリカが抱っこする。甘いミルクのような、花の蜜のようなアンジェリカの匂いを強く感じた。
僕を抱っこしたアンジェリカは、僕の座っていたイスに腰を下ろした。僕は裸のアンジェリカの膝の上だ。アンジェリカの太ももは、細い外見とは裏腹に柔らかく、温かかった。裸のアンジェリカに抱かれることで、背中にアンジェリカの柔らかいお腹と胸の感触がダイレクトに感じる。
この体勢は非常に気持ちが良い。柔らかいアンジェリカに包まれて、アンジェリカの体温に、じんわりと体が温められていく。1つ難点を挙げるとしたら、アンジェリカの顔も体も見れないことだろうか。僕はそれが我慢できなくて、アンジェリカの腕の中でクルリと反対側に体の向きを変える。アンジェリカと向かい合って抱き合うような形だ。
「ルー? どうしました?」
アンジェリカの声に上を向けば、キスでもしそうなほど至近距離にアンジェリカの顔があった。メイドたちが丹精込めて整えたであろう優美な眉毛。零れそうなほど大きな、まるでサファイヤのような青い瞳。スッと通った鼻筋に、ツヤツヤ桜色の小さな唇。
至近距離で見つめ合う僕とアンジェリカ。
「ルー?」
僕はアンジェリカに名を呼ばれて、ハッと自分を取り戻す。そして、アンジェリカのような美人さんと見つめ合っていることが無性に恥ずかしくなってきた。
「クー…」
自分でもなにを言ったのか分からない鳴き声を上げて、僕はアンジェリカの瞳から逃げるように下を向いた。
2
あなたにおすすめの小説
『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合
鈴白理人
ファンタジー
北の辺境で雨漏りと格闘中のアーサーは、貧乏領主の長男にして未来の次期辺境伯。
国民には【スキルツリー】という加護があるけれど、鑑定料は銀貨五枚。そんな贅沢、うちには無理。
でも最近──猫が雨漏りポイントを教えてくれたり、鳥やミミズとも会話が成立してる気がする。
これってもしかして【動物スキル?】
笑って働く貧乏大家族と一緒に、雨漏り屋敷から始まる、のんびりほのぼの領地改革物語!
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
10歳で記憶喪失になったけど、チート従魔たちと異世界ライフを楽しみます(リメイク版)
犬社護
ファンタジー
10歳の咲耶(さや)は家族とのキャンプ旅行で就寝中、豪雨の影響で発生した土石流に巻き込まれてしまう。
意識が浮上して目覚めると、そこは森の中。
彼女は10歳の見知らぬ少女となっており、その子の記憶も喪失していたことで、自分が異世界に転生していることにも気づかず、何故深い森の中にいるのかもわからないまま途方に暮れてしまう。
そんな状況の中、森で知り合った冒険者ベイツと霊鳥ルウリと出会ったことで、彼女は徐々に自分の置かれている状況を把握していく。持ち前の明るくてのほほんとしたマイペースな性格もあって、咲耶は前世の知識を駆使して、徐々に異世界にも慣れていくのだが、そんな彼女に転機が訪れる。それ以降、これまで不明だった咲耶自身の力も解放され、様々な人々や精霊、魔物たちと出会い愛されていく。
これは、ちょっぴり天然な《咲耶》とチート従魔たちとのまったり異世界物語。
○○○
旧版を基に再編集しています。
第二章(16話付近)以降、完全オリジナルとなります。
旧版に関しては、8月1日に削除予定なのでご注意ください。
この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる