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167 奇襲②
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城壁を囲むモンスターの大群。その後方に突如として現れたバウムガルテン軍が、モンスターに攻勢を仕掛ける。
モンスターでも人間のように混乱することがあるのか、奇襲は上手く決まり、バウムガルテン軍が次々とモンスターの大群を引き裂いていった。
「ルードルフ、アヒム、見事です」
その様子をギフトの力を使って上空から確認したカサンドラは、次の指示を矢継ぎ早に出していく。
「城壁の兵は攻勢を強めなさい。敵は混乱しています。こちらからは打って出る必要はありません。それよりも同士討ちに注意しなさい! それから、跳ね橋を下ろして城門を開ける準備を。味方を受け入れる準備をなさい!」
「はっ!」
そうしている間にも、バウムガルテン軍が次々と後方からモンスターを狩り取っていく。モンスターたちは、後方から押し出されるようにして火の海になっている空堀へと落ちていった。
そして、モンスターの後方より現れたバウムガルテン軍のさらに後方では、もうもうと白い煙を上げて炎が見え隠れしている。アヒムたちが森に火を放ったのだ。
これによりモンスターの退路と自分たちが奇襲を受けるリスクを減らすことができる。
ルードルフ率いるアルトマイヤー侯爵家第三軍により蹴散らされ、アヒム率いるバウムガルテン領軍に殲滅させられていくモンスターたち。
モンスターはバウムガルテン軍と火の海と化した空堀に挟まれてその数を急激に擦り減らしていった。
兵士たちが勝鬨をあげるのを聞きながら、カサンドラは思考する。
モンスターの襲撃がこれで終わりとは考えにくい。
「今のところは想定通り……。ですが、油断はできませんね」
眉をひそめるカサンドラに近づく人影があった。執事服を着こなした初老の男だ。
「奥様、お疲れさまでございます」
「爺や、そちらはどうでしたか?」
バウムガルテン辺境伯家の家令、クルトは白髪混じりの眉を下げて口を開いた。
「やはり不安は広がっております。しかし、パニックにはなっておりません。やはり、奥様が矢の増産をお命じになったのが大きいのでしょう。人は手を動かしておれば不安も悲しみも半減しますからな」
クルトにはバウムガルテン領の非戦闘員の面倒を見ることが命じられていた。そこで彼は、非戦闘員の人々に矢を作ることを勧めていたのだ。
「それも爺やが教えてくれたからですわ。わたくしでしたら彼女たちにこれ以上の負担を強いるのはと考えてしまいますもの」
「なんの。自分たちの作った矢が前線で戦う者たちの助けになるのです。どのご婦人も積極的に手伝ってくださいました」
「そうですか。ありがたいことです」
後方の支援もあり、バウムガルテン領は総力戦だ。
◇
バウムガルテン領の中、白い天幕の中はまるで戦場のような慌ただしさだった。
「はぁ……、はぁ……、はぁ……、はぁ……」
荒い呼吸を繰り返す男。その腹は喰い破られたように大きな穴が開いて臓腑が見えていた。
「しっかりしてください。すぐに治療しますね」
そんな男の腹に手をかざして言うのは、元冒険者パーティ『深紅の誓い』のヒーラー、テアだった。
テアが手をかざすと、男の腹が淡い緑の光に包まれ、光が収まったそこには完治した男の腹があった。
「いた……くねぇ! ありがてぇ! ありがとうごぜえますだ、聖女様!」
「もう怪我をしないように気を付けてくださいね」
「へい!」
「なんと、あの怪我を一瞬で!?」
「あれが辺境の聖女、テア殿のお力か……!」
テアは、ディートフリートが屋敷に残した大量の呪われたアイテムを解呪して、ギフトを進化させていた。
そうして付いたのが『辺境の聖女』という称号だ。
テア自身は聖女と呼ばれると照れてしまうが、『辺境の聖女』の二つ名は急速に広がっていった。
皆、味方に強力な治癒魔法の使い手が居ると信じたいのだ。
「次の方を運んでください!」
「はい!」
初戦には勝利を納めたが、それでも怪我人が、戦死者がゼロということはありえない。彼女たちの戦いはこれからが本番だ。
◇
バウムガルテン領の城壁の外。そこに動ける兵の大半を投入してある作業をおこなっていた。
「モンスターはいつ来るかわからんぞ! はよう取り掛かれ!」
「「「「「へい!」」」」」
修理が必要なのはなにも人だけではない。モンスターの魔法によって削られてしまった城壁。そしてモンスターの死体が溜まってしまった空堀だ。
大工たちが急ピッチでレンガを積み上げて城壁を補修している。その下では、火の勢いの収まった空堀を埋め尽くすモンスターの死骸を兵士たちが運び出していた。
その中には元『深紅の誓い』のザシャ、ズザナ、ズザネの姿もあった。彼女たちも顔をしかめながらモンスターの死骸を解体し、兵士を指揮して空堀の掃除をしていく。
「あれほど時間をかけて深く掘ったのに、もう半分埋まってるなんて悪夢ね……」
「それは」「仕方ない」「「数が多かった」」
ザシャの言葉に双子が頷いて答える。
「思い返すと、よく勝てたものね。初めて聞いた時は、軍を分けるなんてなにを考えているのかと思ったけど、ドーラ様は天才だわ」
「「それな!」」
「ただエロいだけじゃなかったのね……」
「「それな……」」
モンスターでも人間のように混乱することがあるのか、奇襲は上手く決まり、バウムガルテン軍が次々とモンスターの大群を引き裂いていった。
「ルードルフ、アヒム、見事です」
その様子をギフトの力を使って上空から確認したカサンドラは、次の指示を矢継ぎ早に出していく。
「城壁の兵は攻勢を強めなさい。敵は混乱しています。こちらからは打って出る必要はありません。それよりも同士討ちに注意しなさい! それから、跳ね橋を下ろして城門を開ける準備を。味方を受け入れる準備をなさい!」
「はっ!」
そうしている間にも、バウムガルテン軍が次々と後方からモンスターを狩り取っていく。モンスターたちは、後方から押し出されるようにして火の海になっている空堀へと落ちていった。
そして、モンスターの後方より現れたバウムガルテン軍のさらに後方では、もうもうと白い煙を上げて炎が見え隠れしている。アヒムたちが森に火を放ったのだ。
これによりモンスターの退路と自分たちが奇襲を受けるリスクを減らすことができる。
ルードルフ率いるアルトマイヤー侯爵家第三軍により蹴散らされ、アヒム率いるバウムガルテン領軍に殲滅させられていくモンスターたち。
モンスターはバウムガルテン軍と火の海と化した空堀に挟まれてその数を急激に擦り減らしていった。
兵士たちが勝鬨をあげるのを聞きながら、カサンドラは思考する。
モンスターの襲撃がこれで終わりとは考えにくい。
「今のところは想定通り……。ですが、油断はできませんね」
眉をひそめるカサンドラに近づく人影があった。執事服を着こなした初老の男だ。
「奥様、お疲れさまでございます」
「爺や、そちらはどうでしたか?」
バウムガルテン辺境伯家の家令、クルトは白髪混じりの眉を下げて口を開いた。
「やはり不安は広がっております。しかし、パニックにはなっておりません。やはり、奥様が矢の増産をお命じになったのが大きいのでしょう。人は手を動かしておれば不安も悲しみも半減しますからな」
クルトにはバウムガルテン領の非戦闘員の面倒を見ることが命じられていた。そこで彼は、非戦闘員の人々に矢を作ることを勧めていたのだ。
「それも爺やが教えてくれたからですわ。わたくしでしたら彼女たちにこれ以上の負担を強いるのはと考えてしまいますもの」
「なんの。自分たちの作った矢が前線で戦う者たちの助けになるのです。どのご婦人も積極的に手伝ってくださいました」
「そうですか。ありがたいことです」
後方の支援もあり、バウムガルテン領は総力戦だ。
◇
バウムガルテン領の中、白い天幕の中はまるで戦場のような慌ただしさだった。
「はぁ……、はぁ……、はぁ……、はぁ……」
荒い呼吸を繰り返す男。その腹は喰い破られたように大きな穴が開いて臓腑が見えていた。
「しっかりしてください。すぐに治療しますね」
そんな男の腹に手をかざして言うのは、元冒険者パーティ『深紅の誓い』のヒーラー、テアだった。
テアが手をかざすと、男の腹が淡い緑の光に包まれ、光が収まったそこには完治した男の腹があった。
「いた……くねぇ! ありがてぇ! ありがとうごぜえますだ、聖女様!」
「もう怪我をしないように気を付けてくださいね」
「へい!」
「なんと、あの怪我を一瞬で!?」
「あれが辺境の聖女、テア殿のお力か……!」
テアは、ディートフリートが屋敷に残した大量の呪われたアイテムを解呪して、ギフトを進化させていた。
そうして付いたのが『辺境の聖女』という称号だ。
テア自身は聖女と呼ばれると照れてしまうが、『辺境の聖女』の二つ名は急速に広がっていった。
皆、味方に強力な治癒魔法の使い手が居ると信じたいのだ。
「次の方を運んでください!」
「はい!」
初戦には勝利を納めたが、それでも怪我人が、戦死者がゼロということはありえない。彼女たちの戦いはこれからが本番だ。
◇
バウムガルテン領の城壁の外。そこに動ける兵の大半を投入してある作業をおこなっていた。
「モンスターはいつ来るかわからんぞ! はよう取り掛かれ!」
「「「「「へい!」」」」」
修理が必要なのはなにも人だけではない。モンスターの魔法によって削られてしまった城壁。そしてモンスターの死体が溜まってしまった空堀だ。
大工たちが急ピッチでレンガを積み上げて城壁を補修している。その下では、火の勢いの収まった空堀を埋め尽くすモンスターの死骸を兵士たちが運び出していた。
その中には元『深紅の誓い』のザシャ、ズザナ、ズザネの姿もあった。彼女たちも顔をしかめながらモンスターの死骸を解体し、兵士を指揮して空堀の掃除をしていく。
「あれほど時間をかけて深く掘ったのに、もう半分埋まってるなんて悪夢ね……」
「それは」「仕方ない」「「数が多かった」」
ザシャの言葉に双子が頷いて答える。
「思い返すと、よく勝てたものね。初めて聞いた時は、軍を分けるなんてなにを考えているのかと思ったけど、ドーラ様は天才だわ」
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「「それな……」」
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