思ったよりも楽しいです♪

rikuro

文字の大きさ
上 下
22 / 22
第2章

ぼくじょうの時間2

しおりを挟む




「ま……負けた……」
「かっかっかっ!俺様に勝とうなんて300年は早いんだよ!かっかっかっー!」
「ぅうー!……もっとしゅぎょうしてやるー!!おぼえてろぉー」
負けてしまった!今日こそは勝つつもりでいたのに。次こそは負けないように修行しないといけない。負けた悔しさに走りだし、お家に向かった。

「スカイ!ジュースちょーだい!」
「はいはい。また、四葉に負けたのか?……ほらよ」
「あいがと!……ゴクゴクゴク、っぷはぁ!……けぷっ。……そーだけど、次は負けないの!しゅぎょうして勝つんだからね!おぼえてろぉー」
果物果汁100%のジュースを一気のみをし、負けたのか?との言葉についムキになってしまった。……わかってるよ、最後の言葉は雑魚キャラの捨て台詞だと言うことは。ただ、言ってみたいお年頃なんだよね。テヘッ

捨て台詞を吐きながら走り出そうとした時、後ろから聞こえてきた声に思わず飛び上がってしまった。
「ユズキ様?」
「ぴゃっ!」
低いそれはもう、ひっくぅぅい声で。
ギギギギと壊れたオモチャの様に振り返るとそこにいたのは……
「せ、セバス……」
「今の言葉は何処で覚えて来られたのですかな?」
「えとえと。……街でね?言っていた人がいたから……」
「……それは、その様な言葉が出てくる所に行かれたと?……私たちが一緒であればその様な場所には近付けさえしません。1人で出掛けられましたね……?」




ピッシャーーーーーン!!
「ひっ……」










あの後、雷が落ちまして。
しばらくゴロゴロと鳴り続けました。……こわい……







※※※※※※※※※※※※※※


今回は短めです。すみません。

しおりを挟む

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(1件)

Aokarasu
2019.04.29 Aokarasu

楽しい作品です。ほっこりします。ゆっくりの更新で良いので、是非最後まで続けてください。m(_ _)m

rikuro
2019.04.30 rikuro

感想ありがとうございます。ゆっくりになると思いますが頑張って進めて行きますので、これからも宜しくお願いします(* ´ ▽ ` *)

解除
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

俺が不甲斐ないのは、彼氏がスパダリすぎるからだ!・2

BL / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:18

なぜか闇オークションで電子決済されました。

BL / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:76

ちびっ子ボディのチート令嬢は辺境で幸せを掴む

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:7,150pt お気に入り:1,142

夜は異世界で舞う

BL / 完結 24h.ポイント:7pt お気に入り:87

【完結】安心してください。わたしも貴方を愛していません

恋愛 / 完結 24h.ポイント:170pt お気に入り:3,448

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。