18 / 22
第1章
しょうたいのじかん2
しおりを挟むさあ、今から向かうよ!街の拠点!ちゃんと本日の牧場仕事を終わらせてから行くんだよ。
今日のメンバーは、自分とドド、レレ、ミミ、シド、サン、ユエの7人だ。他はお留守番するそうだ。
「さぁ!主さま!参りますわよー!」
「おぉー!」
ミミの言葉に思わず掛け声を返しながら、意気揚々と転移陣に魔力を流す。流せば一瞬で街に着いた。
「主さま!ここが、新しく買ったお家ですか?」
「しょだよー!ドドたちのへやもありゅんだよー!こっちきてー!」
「あっ!お待ちくださいませ、走っては危ないですわ!」
「だぁじょぶ、だぁじょっ……!」
「「あ、主さま!!」」
大丈夫と返しながら走れば、すぐに躓き、ドドとミミが声をあげながら此方に走りより助けようとしているが間に合わない。階段の所まで来ていたのでこのままではぶつかる!と目を瞑り衝撃に備えた。
「……やっぱり、すると思った。主、大丈夫か?」
「ふぁっ!?……び、びっくりしたぁ!ユエ、あいがとー!」
「さぁ、主さん?ここにはセバスがいないので、代わりに我からの説教を聞いてもらおうかのぉ?」
「ぴっ!」
どうやら、着いてそうそうお説教タイム。その間に、ユエが案内するみたい……。自分でしたかった……クスン。
「主さん?……聞いておるのかの?……聞いておらんのなら最初からもう一度話さないとじゃなぁ」
「!き、きぃてりゅよ!もう、わかっちゃもん!……ごめんちゃい……」
あ、危ない危ない!また始めからは嫌ー!ここは必殺技!炸裂だぁ!ウルウルツ!
「ぅっ!……ま、まぁ、わかればいいんじゃよ。主さんが気を付けんと助けれんときも出てくるかもしれんでな」
「わかっちゃ……、きをちゅける……」
「さ、我らもあやつらと合流しようかの。主さんが此処の案内をしてくれるんじゃろ?」
「うん!」
サンの言葉にしょんぼりすると、気を効かせてくれたのか案内を頼んできてくれた。これは、ご期待に添えないとね!さぁ、行くぞー!
順に下から案内を始めて、3階にまでやって来ました!
途中でサンの部屋もユエと一緒にあるよ!と伝えると嬉しそうに返事を返してくれて更に気分が上昇した。
なので。最後とばかりにバルコニーに案内すると、他の皆もここにいるのが見えたので、サンを引っ張り合流すべく走り出した。サンは苦笑してる。
「ドドたちー!ここにいたのー!みんにゃ、びっくりしたぁー?」
「!主さま!ここには驚きましたわ!こんなにも素敵な空間を作り出していたなんて!びっくりですわ!」
「ほんとですよー。主さま頑張られたんですね。凄いです!」
「ほんちょ?おどりょいた?しゅごい?えへへぇ♪」
ミミとドドが誉めてくれた。嬉しいな!頑張ったかいがあったよ。わーい♪
レレやシドも部屋のお礼とこの場所をほめてくれた!
「さ、主。そろそろ街に出掛けるか。あまりゆっくりとしていたら時間が無くなるぞ」
ユエの言葉に、街に繰り出すことになった。お店とかは全然見れてないので楽しみだ!
0
お気に入りに追加
67
あなたにおすすめの小説
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
【本編完結】さようなら、そしてどうかお幸せに ~彼女の選んだ決断
Hinaki
ファンタジー
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。
23歳の公爵家当主ジークヴァルト。
年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。
ただの女友達だと彼は言う。
だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。
彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。
また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。
エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。
覆す事は出来ない。
溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。
そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。
二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。
これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。
エルネスティーネは限界だった。
一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。
初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。
だから愛する男の前で死を選ぶ。
永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。
矛盾した想いを抱え彼女は今――――。
長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。
センシティブな所へ触れるかもしれません。
これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
髪の色は愛の証 〜白髪少年愛される〜
あめ
ファンタジー
髪の色がとてもカラフルな世界。
そんな世界に唯一現れた白髪の少年。
その少年とは神様に転生させられた日本人だった。
その少年が“髪の色=愛の証”とされる世界で愛を知らぬ者として、可愛がられ愛される話。
⚠第1章の主人公は、2歳なのでめっちゃ拙い発音です。滑舌死んでます。
⚠愛されるだけではなく、ちょっと可哀想なお話もあります。
【完結】異世界で小料理屋さんを自由気ままに営業する〜おっかなびっくり魔物ジビエ料理の数々〜
櫛田こころ
ファンタジー
料理人の人生を絶たれた。
和食料理人である女性の秋吉宏香(あきよしひろか)は、ひき逃げ事故に遭ったのだ。
命には関わらなかったが、生き甲斐となっていた料理人にとって大事な利き腕の神経が切れてしまい、不随までの重傷を負う。
さすがに勤め先を続けるわけにもいかず、辞めて公園で途方に暮れていると……女神に請われ、異世界転移をすることに。
腕の障害をリセットされたため、新たな料理人としての人生をスタートさせようとした時に、尾が二又に別れた猫が……ジビエに似た魔物を狩っていたところに遭遇。
料理人としての再スタートの機会を得た女性と、猟りの腕前はプロ級の猫又ぽい魔物との飯テロスローライフが始まる!!
おっかなびっくり料理の小料理屋さんの料理を召し上がれ?
もういらないと言われたので隣国で聖女やります。
ゆーぞー
ファンタジー
孤児院出身のアリスは5歳の時に天女様の加護があることがわかり、王都で聖女をしていた。
しかし国王が崩御したため、国外追放されてしまう。
しかし隣国で聖女をやることになり、アリスは幸せを掴んでいく。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
異世界でピエロは踊らない
maimai
ファンタジー
母親に虐待されて死んでいった幼い少女…
彼女の魂は記憶をそのままに輪廻転生を果たす。
生まれ落ちたのは剣と魔法の世界、
そこで人身売買専用の『商品』を生産、管理、販売する総合施設、
ーー工場【FACTORY】ーー
不条理な運命ばかり辿る少女に光は射すのか。
※一話目に少し残酷な描写があります。
あまり得意ではない方、心が疲れている方などはお読みになることをお控えください。
最初は少し重いですが徐々に軽くなります。癒される場面もあるのでほっこりタグは嘘じゃないですよ…?
一応ストーリーの構想は出来上がっていますが文字に起こすとなると中々難しいですね。物書き初心者で、投稿頻度は亀の歩みですが、気長にお待ち頂けると幸いです。感想なども、もしよろしければ送っていただけると作者が喜びます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる