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SMと快楽と事件
SMと快楽と事件・・・その5
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おそらく入り口のドアから撮ったと思われる映像がテレビの画面に映し出されたのだが
部屋の窓際から2m程手前、向かって左側の壁に頭が来るように設置したベッドが映っている。
窓のカーテンは閉じたまま、部屋の中は西洋を意識したようなアンティーク調な感じで
ベッドの横、ドア側に小さなテーブルと椅子が2つ、部屋の右側に洋服ダンスとクローゼットが並んでいる。
そして、ベッドの上、おそらくダブルベッドかと思われるのだが
そのベッドの上に、仰向けというか、この場合は何て表現したらいいのか少し難しいのだが
手足を縛られた状態の女性が横向きにビデオカメラに映し出されている。
ただ、問題なのが、その縛られ方なのである。
ドア側からなので、ベッドを横から映しているわけなのだが、それでも確認出来てしまう。
ベッドの上の女性は、両足をМ字に大きく開かれた状態で両足首と両膝をベルトで固定されているらしい。
ビデオカメラの映像が女性のいるベッドの方へと近づいていく。
そして、ベッドの足元の方へ近づき、その位置からベッドの上の女性の方を映すと
固定されている両足に続き、両手も大きく左右に開いた状態でベルトで固定されていた。
そして、こちらも漏れることなく、首輪が取り付けられている。
両手、両足にベルトを付けて、ベルトに付いている鎖で女性が動けないようにという
いわゆる、一般的に言われるSMプレイという事になるのだろう。
もちろん、殺人事件なのでベッドの上の女性はというと、すでに亡くなっているのだが
縛られている女性は全裸で大きく両足を開いてあそこが丸出しで丸見えの状態で
なんとも、生々しいというか、まだ生きているかのように肌艶が艶めかしく見える。
「ねえって言うか、検視官が到着していないのに、こんなの映して大丈夫なの?」
「ええ、まあ、全体層を映しているだけなので、何にも触れていないから大丈夫かな?」
「かな?って、あのね~。」
「だって、いつもあやねさんが言ってるじゃないですか?ちょっとでも不信感を感じたら全体層を撮っていた方が良いって!」
「で?どこに不信感を抱いたの?」
「電話です!」
「電話?」
「ええ、匿名の電話だったんですけど。部屋の方から女性の悲鳴が聞こえたっていう」
「それのどこが変だと思ったの?」
「ええ、それがですね。その連絡があった部屋に行く前に、近くに人がいたので聞いたんですよ。何か叫び声とか聞こえたっていう電話があったんですけどって」
「そしたら、何も聞いていないって言われたの?」
「ええ、そうなんです。普通、叫び声がしたら、近くにいたんだから、まず、聞いていないって言わないでしょ?」
「ふ~ん・・・それで変だと思ったわけ?」
「まあ、そんな感じなんですけど」
「普通、そこから不信感を抱くかな?」
「いえいえ、それで部屋のドアを開けたら・・・」
「なるほどね。ってか、あんたいつもビデオカメラとか持ち歩いているの?」
「あっ、違いますよ。映したのはスマホの方で映したんです」
「ってか!ってか!どうして、いつも、こんなんばっか、持ってくるのよ!」
「そうは言われましても、事件が事件なだけに他に相談する人もいないですし・・・」
「あたしとしてはさ、総理を引っ張り出しちゃうような事件の方がいいんだけどな~」
「あっ、知ってるんですか?」
「知ってるんですか?って。知らない方が不思議でしょうが?」
「でも、あの事件を解決したのが若い女性探偵だっていうんだからすごいですよね?」
「確かにね!あたしも愛奈ちゃんには、ほんとに驚いたわ!」
「えっ?あの、あやねさん知ってるんですか?あの事件を解決したっていう女性の探偵を?」
「うん!知ってるよ!」
「えええ===っ?うっそ?」
「だからさ~この間もね~。なんでかあたしのところに来る事件ってさ、いっつもエッチ系ばっかしでやんなっちゃうわ~って」
「やんなっちゃうわ~って?あの・・・お話とかもしちゃってたりして?・・・ですか?」
「ってかさ、どうして、あんたが知ってるの?あの事件って愛奈ちゃんがかかわったのは秘密事項になってるんじゃないの?」
「外ではね。でも、警察内部では語り草みたいになってますよ」
「だから、どうして、あたしにはこれになっちゃうのよ!もう~!」
と、あやねの視線の先には、大きなテレビいっぱいに映し出されている、あそこを丸出しにした女性の映像が映っていた。しかも・・・なぜか停止状態になっている不思議。
部屋の窓際から2m程手前、向かって左側の壁に頭が来るように設置したベッドが映っている。
窓のカーテンは閉じたまま、部屋の中は西洋を意識したようなアンティーク調な感じで
ベッドの横、ドア側に小さなテーブルと椅子が2つ、部屋の右側に洋服ダンスとクローゼットが並んでいる。
そして、ベッドの上、おそらくダブルベッドかと思われるのだが
そのベッドの上に、仰向けというか、この場合は何て表現したらいいのか少し難しいのだが
手足を縛られた状態の女性が横向きにビデオカメラに映し出されている。
ただ、問題なのが、その縛られ方なのである。
ドア側からなので、ベッドを横から映しているわけなのだが、それでも確認出来てしまう。
ベッドの上の女性は、両足をМ字に大きく開かれた状態で両足首と両膝をベルトで固定されているらしい。
ビデオカメラの映像が女性のいるベッドの方へと近づいていく。
そして、ベッドの足元の方へ近づき、その位置からベッドの上の女性の方を映すと
固定されている両足に続き、両手も大きく左右に開いた状態でベルトで固定されていた。
そして、こちらも漏れることなく、首輪が取り付けられている。
両手、両足にベルトを付けて、ベルトに付いている鎖で女性が動けないようにという
いわゆる、一般的に言われるSMプレイという事になるのだろう。
もちろん、殺人事件なのでベッドの上の女性はというと、すでに亡くなっているのだが
縛られている女性は全裸で大きく両足を開いてあそこが丸出しで丸見えの状態で
なんとも、生々しいというか、まだ生きているかのように肌艶が艶めかしく見える。
「ねえって言うか、検視官が到着していないのに、こんなの映して大丈夫なの?」
「ええ、まあ、全体層を映しているだけなので、何にも触れていないから大丈夫かな?」
「かな?って、あのね~。」
「だって、いつもあやねさんが言ってるじゃないですか?ちょっとでも不信感を感じたら全体層を撮っていた方が良いって!」
「で?どこに不信感を抱いたの?」
「電話です!」
「電話?」
「ええ、匿名の電話だったんですけど。部屋の方から女性の悲鳴が聞こえたっていう」
「それのどこが変だと思ったの?」
「ええ、それがですね。その連絡があった部屋に行く前に、近くに人がいたので聞いたんですよ。何か叫び声とか聞こえたっていう電話があったんですけどって」
「そしたら、何も聞いていないって言われたの?」
「ええ、そうなんです。普通、叫び声がしたら、近くにいたんだから、まず、聞いていないって言わないでしょ?」
「ふ~ん・・・それで変だと思ったわけ?」
「まあ、そんな感じなんですけど」
「普通、そこから不信感を抱くかな?」
「いえいえ、それで部屋のドアを開けたら・・・」
「なるほどね。ってか、あんたいつもビデオカメラとか持ち歩いているの?」
「あっ、違いますよ。映したのはスマホの方で映したんです」
「ってか!ってか!どうして、いつも、こんなんばっか、持ってくるのよ!」
「そうは言われましても、事件が事件なだけに他に相談する人もいないですし・・・」
「あたしとしてはさ、総理を引っ張り出しちゃうような事件の方がいいんだけどな~」
「あっ、知ってるんですか?」
「知ってるんですか?って。知らない方が不思議でしょうが?」
「でも、あの事件を解決したのが若い女性探偵だっていうんだからすごいですよね?」
「確かにね!あたしも愛奈ちゃんには、ほんとに驚いたわ!」
「えっ?あの、あやねさん知ってるんですか?あの事件を解決したっていう女性の探偵を?」
「うん!知ってるよ!」
「えええ===っ?うっそ?」
「だからさ~この間もね~。なんでかあたしのところに来る事件ってさ、いっつもエッチ系ばっかしでやんなっちゃうわ~って」
「やんなっちゃうわ~って?あの・・・お話とかもしちゃってたりして?・・・ですか?」
「ってかさ、どうして、あんたが知ってるの?あの事件って愛奈ちゃんがかかわったのは秘密事項になってるんじゃないの?」
「外ではね。でも、警察内部では語り草みたいになってますよ」
「だから、どうして、あたしにはこれになっちゃうのよ!もう~!」
と、あやねの視線の先には、大きなテレビいっぱいに映し出されている、あそこを丸出しにした女性の映像が映っていた。しかも・・・なぜか停止状態になっている不思議。
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