ちょっとエッチな心霊探偵 あやね

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見える世界と見えない世界

見える世界と見えない世界・・・その3

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「でも、どうして、うちなんですか?」

えっ?どうしてって、それより、今のお話はどこいっちゃったの?

「ええ・・・まあ、なんて言いますか・・・」

「普通なら、霊媒師とか除霊師とか、そうじゃなかったらお寺さんとか」

「ええ、まあ、それも考えたことは考えたんですけど・・・」

と、照れながら、というより、恥ずかしそうに言葉を並べながら
テレビの画面に映っている素っ裸で四つん這いの姿を指で指してみる美奈子。

「あやねさんってば!ちょっと考えたら分かるでしょうが!・・・むふふっ」

「分かるって、何がよ?」

「あ===っ!何としても、そこに突っ込むんですか?」

「だから、何がよ?」

「いいですか?お姉たまはお水を突っ込んだんですよ!」

「どこに・・・?」

「あ===っ!もう!あやねさんも、よくやってるでしょ===が!」

「何をおバカなことを言ってるのよ!」

「大体にして、この前はネギさんを何本台無しにしたと思ってるんですか?」

「美味しかったでしょ?あたしのネギさん!」

「あたしのネギさんじゃなくて、あやねさんのお尻の穴に・・・」

と、そこまで、くまのぬいぐるみが言った瞬間、あやねが「あ===っ!」っと声を上げた。

お尻の穴に・・・もしかして、ネギさん・・・?マジで???
いくらなんでも、私でも、そこまでは・・・とりあえずは人参さん止まりだけど。
などと、変態仲間をみ~つけた!みたいな瞳であやねに視線を移す美奈子。

「でも、まあ、確かにね~。いくら幽霊が映ってるとはいっても、この映像はちょっとかもね」

「あああ===っ!あやねさん、話題をすり替えたんだ!」

「うるさいわね!このじゃがいもさんは小さいから大丈夫!大丈夫!って、突っ込んできたのは誰よ?」

しゃがいも・・・?うっそ?マジで?
いくら小さいって言っても、じゃがいもは、じゃがいもよ?

美奈子は、今、自分とテーブルを挟んで座っているあやねを見つめながら
人って、分からないもんなのね!と、ひとりで感心していた。

今、美奈子が見つめているあやねはというと、見た感じでは少し小柄な感じで
細身かというと、そうではなく、どちらかというと幼児体系っぽい感じ。
髪はセミロングで、どことなく少しウエイブがかかっている赤味っぽい色の髪。

着ている服装は、おそらくはワンピースかと思うのだが
茶系のロングワンピースのようで、色とりどりの小さなお花たちが
ワンピースの裾から太ももあたりまで背伸びしているようにまとわりつきながら咲いている。

ただ、普通のワンピとはちょっと違っているみたいで
スカートの上から段違いのスカートをもう一枚履いているような感じの珍しいワンピースである。

なによりも美奈子が驚いたのは、目の前にいるあやねはマジで可愛いのである。
そのまま、すぐにでもアイドルになれてしまうのでないかと思うほど可愛いのである。
おそらく、歳は24~25くらい・・・まるっこいメガネがまた可愛い!

で・・・お尻の穴にじゃがいも・・・?
こんなにも可愛い女の子が、お尻の穴にじゃがいも・・・?

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