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後編 魔法学園での日々とそれから
119.レイモンドとダンス
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来賓の挨拶の直前にダニエル様とレイモンドは私たちの側に来ていた。挨拶が終わると、ダニエル様がジェニーをエスコートしてホールの中央に立つ。ファーストダンスは彼らだけだ。
レイモンドとドキドキしながら見つめる。楽団の生演奏が始まった。
情感あふれるその力強く優雅な舞いに惹きつけられる。二人ともしなやかなでキレもあって……その動きに見惚れてしまう。全てにおいて目が離せなくなる美しさだ。
でも、ダンスを習ったから分かる。その裏にはたゆまぬ努力が隠されている。
……私が男だったら、ジェニーにぞっこんだなぁ。愛人でもいいからとか考えちゃいそう。
レイモンドも見惚れているのかなと見上げると、甘いマスクで微笑まれた。
ふんん……貴族の礼服のレイモンドも格好いいよね……コスプレってものが存在する理由も分かる。色んな格好でかつ色んな設定で口説かれたい。一目惚れしました設定とか。いや、それだとあんまり変わらないな……よくある小説の……例えば全身黒服とかで暗殺対象者を好きになってしまった設定とか……あれ、いつの間にかレイモンドが変な顔をしている。
レイモンドを見つめながらトリップしてた。よし、前を向こう。
何かを言いたげな彼を無視して視線を移すと、彼が小さな溜息を吐いてなぜかぎゅっと手を繋がれた。
音楽が鳴り止み、彼らが一礼する。
誰もがうっとりするような目をしているあたり、幼い頃からダンスを習っている貴族の子たちから見てもすごいんだろうなぁ……。
二曲目のワルツも始まり、他の人も踊り始めた。大体はパートナーが決まっている人かな。今日ばかりは、婚約者がいる生徒はお相手をつれてきてもいいことになっている。都合がつけば……だけど。
いない人は、ここぞとばかりにパートナーを探すか、友達づくりに勤しむか、かな。ビュッフェコーナーへ行く人は少ない。
「俺たちも踊る? 喉が乾いたなら先に何か飲む?」
こういうところがレイモンドだよね。私の希望をまずは聞いてくれる。
「やっぱり私、レイモンドが好きだな」
「……どうしてその言葉が今出てきたのか分からないけど、俺も好きだよ」
ダンスを始めている他の子たちに視線をやってから、踊りましょうよとばかりに視線で誘う。察した彼が、私から少しだけ離れて手を差し出した。
「踊っていただけますか、俺のアリス」
「もちろん。喜んで!」
タイミングを計って、私たちもその輪の中へ。豪華なホールでワルツのリズムをステップと共に刻む。
イケメンと異世界でダンス……最高にメルヘンだ。せっかくなら死にかけてじゃなくて、言葉を話す兎さんに誘われてこの世界に来れればよかったのに。
「また変なことを考えているでしょ、アリス」
至近距離でレイモンドに聞かれる。
「……否定はできないかな」
「何を考えていたの?」
「こんなところでは言えないこと」
「気になるなぁ。こんなに俺は君に見惚れているのに、アリスはすぐに違う世界に行ってしまう」
……今さら見惚れないでしょ。既に見飽きているでしょ。それに私より可愛い子、いっぱいいるし。やっぱり貴族って顔面偏差値高いよね。
「どこもかしこも平均的でしょう」
「いいや。俺にはアリスしか魅力的に見えない。いつもの君も可愛いけど、ドレスもとっても似合っているよ。俺のものなんだって、この場でキスしてしまいたいな」
「そうだった……変態だった……」
この会話、近くで踊っている人には聞こえてない? 私はすごく小さい声で話しているけど。
「好きな女の子には変態になったっていいよね。恋人なんだし……それに、君はそれを分かったうえで婚約してくれたんだよね?」
会話が痛々しい。
本当にこーゆーところは変わらないよね。
「相変わらずすぎる。話題を変えてもいい? ロマンチック成分が薄れてきたわ」
「ロマンを追いかけるタイプだったの? 知らなかったよ」
「なんか違う……。私だって、大好きな男の子と舞踏会場のような場所でダンスを踊るなんてシチュエーションにときめく心くらい持っているのに」
「――え」
あ、レイモンドの顔が赤くなって……ま、まずい。可愛い。可愛過ぎる。こんな顔、他の女の子には絶対に見られたくない。
「レイモンド、え、えっとね、今度コスプレしてほしいの」
「はぁ!?」
よかった……いつもの顔に戻った。私も見れなくなっちゃったけど。
「なんでもない。忘れて」
「え……もう何がなんだか。アリスの頭の中が見てみたいよ。隠れ家の方で詳しく聞かせてよ」
私たちらしい会話をしているうちに、一曲が終わった。すかさず、他の人から声がかかる。
「アリス嬢、次は俺と踊ってはいただけませんか」
「レイモンド様、もしよろしければですが……私と踊ってはいただけないかしら」
同時にメイザーとフルールが! しかも女性からって……なかなかないよね。
婚約してるって言ったのに、なんで!!!
レイモンドとドキドキしながら見つめる。楽団の生演奏が始まった。
情感あふれるその力強く優雅な舞いに惹きつけられる。二人ともしなやかなでキレもあって……その動きに見惚れてしまう。全てにおいて目が離せなくなる美しさだ。
でも、ダンスを習ったから分かる。その裏にはたゆまぬ努力が隠されている。
……私が男だったら、ジェニーにぞっこんだなぁ。愛人でもいいからとか考えちゃいそう。
レイモンドも見惚れているのかなと見上げると、甘いマスクで微笑まれた。
ふんん……貴族の礼服のレイモンドも格好いいよね……コスプレってものが存在する理由も分かる。色んな格好でかつ色んな設定で口説かれたい。一目惚れしました設定とか。いや、それだとあんまり変わらないな……よくある小説の……例えば全身黒服とかで暗殺対象者を好きになってしまった設定とか……あれ、いつの間にかレイモンドが変な顔をしている。
レイモンドを見つめながらトリップしてた。よし、前を向こう。
何かを言いたげな彼を無視して視線を移すと、彼が小さな溜息を吐いてなぜかぎゅっと手を繋がれた。
音楽が鳴り止み、彼らが一礼する。
誰もがうっとりするような目をしているあたり、幼い頃からダンスを習っている貴族の子たちから見てもすごいんだろうなぁ……。
二曲目のワルツも始まり、他の人も踊り始めた。大体はパートナーが決まっている人かな。今日ばかりは、婚約者がいる生徒はお相手をつれてきてもいいことになっている。都合がつけば……だけど。
いない人は、ここぞとばかりにパートナーを探すか、友達づくりに勤しむか、かな。ビュッフェコーナーへ行く人は少ない。
「俺たちも踊る? 喉が乾いたなら先に何か飲む?」
こういうところがレイモンドだよね。私の希望をまずは聞いてくれる。
「やっぱり私、レイモンドが好きだな」
「……どうしてその言葉が今出てきたのか分からないけど、俺も好きだよ」
ダンスを始めている他の子たちに視線をやってから、踊りましょうよとばかりに視線で誘う。察した彼が、私から少しだけ離れて手を差し出した。
「踊っていただけますか、俺のアリス」
「もちろん。喜んで!」
タイミングを計って、私たちもその輪の中へ。豪華なホールでワルツのリズムをステップと共に刻む。
イケメンと異世界でダンス……最高にメルヘンだ。せっかくなら死にかけてじゃなくて、言葉を話す兎さんに誘われてこの世界に来れればよかったのに。
「また変なことを考えているでしょ、アリス」
至近距離でレイモンドに聞かれる。
「……否定はできないかな」
「何を考えていたの?」
「こんなところでは言えないこと」
「気になるなぁ。こんなに俺は君に見惚れているのに、アリスはすぐに違う世界に行ってしまう」
……今さら見惚れないでしょ。既に見飽きているでしょ。それに私より可愛い子、いっぱいいるし。やっぱり貴族って顔面偏差値高いよね。
「どこもかしこも平均的でしょう」
「いいや。俺にはアリスしか魅力的に見えない。いつもの君も可愛いけど、ドレスもとっても似合っているよ。俺のものなんだって、この場でキスしてしまいたいな」
「そうだった……変態だった……」
この会話、近くで踊っている人には聞こえてない? 私はすごく小さい声で話しているけど。
「好きな女の子には変態になったっていいよね。恋人なんだし……それに、君はそれを分かったうえで婚約してくれたんだよね?」
会話が痛々しい。
本当にこーゆーところは変わらないよね。
「相変わらずすぎる。話題を変えてもいい? ロマンチック成分が薄れてきたわ」
「ロマンを追いかけるタイプだったの? 知らなかったよ」
「なんか違う……。私だって、大好きな男の子と舞踏会場のような場所でダンスを踊るなんてシチュエーションにときめく心くらい持っているのに」
「――え」
あ、レイモンドの顔が赤くなって……ま、まずい。可愛い。可愛過ぎる。こんな顔、他の女の子には絶対に見られたくない。
「レイモンド、え、えっとね、今度コスプレしてほしいの」
「はぁ!?」
よかった……いつもの顔に戻った。私も見れなくなっちゃったけど。
「なんでもない。忘れて」
「え……もう何がなんだか。アリスの頭の中が見てみたいよ。隠れ家の方で詳しく聞かせてよ」
私たちらしい会話をしているうちに、一曲が終わった。すかさず、他の人から声がかかる。
「アリス嬢、次は俺と踊ってはいただけませんか」
「レイモンド様、もしよろしければですが……私と踊ってはいただけないかしら」
同時にメイザーとフルールが! しかも女性からって……なかなかないよね。
婚約してるって言ったのに、なんで!!!
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