3 / 6
3.秘密の扉
しおりを挟む
「君と仲を深めたいんだ」
放課後、レヴィアスに話しかけられた。
「……未だ婚約したままの身で、他の男性と二人きりになるのは……」
お構いなしに肩を抱かれる。
近いって……!
私には刺激が強すぎる。どうしてこうなったのか。
「このまま兄上と結婚してしまうの? あんなことがあったのに?」
「それは……」
「夢と言われたって誰も忘れてはくれない。君が助かる方法は一つだ。恥をかかされたままではいられない、私と結婚したいと言ってくれるだけでいい。そのようにすぐに動こう。あの場で王妃に相応しいのは君だと誰もが思った。私は君を逃すつもりはないよ。父上だって拒否はできない。円満に君と兄上の婚約は解消される。他の貴族だって、そうなるだろうと思っているよ」
……一緒に踊ったしね。
「正直に言えば……逃げたいわ。どちらにも愛がないもの」
「はは、愛……って」
馬鹿にしたように笑われる。
でしょうね、そーゆー男よね。
肩を抱かれたまま、男子寮の裏へと連れ込まれる。
「私、もう戻っていいかしら」
「まだ駄目だ。君にいい場所を教えたいだけだよ」
彼が関係者しか入れない裏口の扉を開ける。この先がどこに繋がっているか知っているだけに……まぁいいかとも思ってしまう。
彼は寮長だ。
面倒くさい作業を全て副寮長に任せる寮長。だから関係者だけが通れるこの扉の鍵を持っている。まさに、女性向けエロゲー設定といった感じだ。
中に入るとやや薄暗い。すぐに彼が鍵を閉めると、私を壁に押しつけた。
「……婚約者のいる女性にこれは、スマートとは言えないわね。王子様のくせにマナーがなっていないわ」
「こんなよく分からない場所に文句も言わずノコノコ付いてきたんだから、襲われる覚悟くらいしていただろう」
「……! も、文句は言ったわよ。私への愛のなさを信じていただけ。何もするわけがないと」
「愛……そんなもの、婚約したらいくらでもあげよう」
「ないものは生み出せないわ」
この通路……あそこへと続くと知っていたばかりに、よく分からない場所にノコノコ付いてきた女になってしまったのか……。
「依存させてあげよう。私は裏切らないよ、愛人なんてつくらない。つくらなくて済む女を探していた」
色気を漂わせながらそう言われる。
国王陛下と愛人である母親の仲睦まじい姿を見てきたアーロンよりも、冷たい関係の陛下と正妃である母親を見てきたレヴィアスの方が歪んでいる。
愛を……信じられない。
誰かを愛すことにも臆病になっている。
体の関係で強く繋がっていればいいよねともなりやすく、なんとも言えない鬱エンドは複数用意されていた。依存させてあげるという言葉の裏には身体でという注釈が入る。
「愛人をつくらないくらいに愛せる自信でもあるのかしら。そんな関係を築いた覚えはないけれど」
「ああ、自信があるんだ。ねぇ……チェルシー嬢が兄上のことをお友達へと嘲って話していたらしいけれど……誰に言っていた? 本当に言っていた?」
げっ……!
げげげっ……!
こ……ここ、死後の世界だっけ!?
まずい!
早く! 早く次の世界へ!
神様ー! 早く私をここから出してー!
「少しね、調べたんだ。事実確認は大事だからね。ねぇ……私を拒否すると、出たら困るような事実が表に出てしまうかもしれないよ。媚びるべき相手……賢い君なら誰なのか分かるだろう?」
脅しで愛し合うフリができるなら、それでいいと思っているのが、この男だ。この世界、私に厳しくない? せっかくあの場を切り抜けたのに……。
「君は兄上の言葉をどうやって知ったのかな。考えるほど辻褄が合わないんだ。気になることも多い……断るなら、よくないことが起こるかもしれないよ」
藤の花のような色合いの私の髪をすくい取り、軽くキスをされる。
しまった……チェルシーにお友達に自慢してたわねって言わなきゃよかった。咄嗟のことだったから頭が回っていなかった。私に教えてくれたわよねくらいにしておけばよかったわ!
弱味を握れば裏切らないのだから、自分も裏切らなければそれって愛だよねとか考えているからこその、愛せる自信があるという言葉なのだろう。
アーロンもレヴィアスもどっちも嫌ぁぁぁー……。
「……あ、あなたを好きになる日がきたら教えてあげる。せいぜい頑張って」
「強気だね……嫌いではないよ。仕方ない、時間はある。期限つきで頑張ってみるか」
「期限って……」
「遅くとも、ここの卒業パーティーで君との婚約を発表する」
なぜ断言……。
「そんな勝手に――」
「根回しもそれまでに済ませる。もう決めたんだ。それまでに君も頑張りなよ。私を愛して、私に愛される努力をすればいい。兄上も納得させればいい。全て無理だったとしても、私は私のやりたいようにする。ああ、もしその気になってくれたのなら、すぐにでも話を進めるよ。安心するといい」
これは……微ヤンデレ系エス寄り第二王子との結婚しかないのか……なんという……。ま、まぁ喪女として、誰と何もできないよりかはいいかもしれないけど……でも……。
「現状、愛は……」
「今のところ、ないかな」
「やっぱり……」
ガックリしてしまう。
いつか誰かと好き合ってイチャイチャしてみたかったのに。
「でも、私には君がちょーどいいかとも思ったんだ」
「……私が嘘つきだから?」
あの場で嘘だとすぐに見抜いたんだろうか。
「ああ。嘘つきの相手は嘘つきの方がいいだろう?」
「……私のこと、優しくて慈悲深いなんて言っていたものね」
「ふっ……君はその言葉に嫌悪感を抱いていたようだけど」
見抜かれていたようだ。こいつ、聡いのよね……。周囲の人の感情の変化に敏感だ。嘘をついているのは私なのにという罪悪感をもったことに、あの場で気付いたのかな。
「あなたは望んでいないでしょうけど……国王陛下にはきっとあなたが相応しいわ。そして私は王妃に相応しくない」
「へ……え。つまり兄上がいいって?」
「それも嫌ね」
「我儘だな。愛なんてものがあるのかは分からないけど、兄上よりかはマシだと思ってもらいたいね。それを私は頑張るとしよう」
手を差し出され、すっと握る。
「……寮の屋上で、お茶会をするのよね?」
「なんでそれを――」
「ふふ、言ったじゃない。あなたを好きになる日がきたら教えてあげる。頑張りなさいな」
「……まいったな」
関係者しか上れない階段を進めば、広がるのは青い空と屋上のテラス。この世界で私を待ち受ける未来は――、エス寄りの彼とのエロエンドしかないのだろうか。
鬱エンドの回避だけは何がなんでもしなければと、決意を固くした。
放課後、レヴィアスに話しかけられた。
「……未だ婚約したままの身で、他の男性と二人きりになるのは……」
お構いなしに肩を抱かれる。
近いって……!
私には刺激が強すぎる。どうしてこうなったのか。
「このまま兄上と結婚してしまうの? あんなことがあったのに?」
「それは……」
「夢と言われたって誰も忘れてはくれない。君が助かる方法は一つだ。恥をかかされたままではいられない、私と結婚したいと言ってくれるだけでいい。そのようにすぐに動こう。あの場で王妃に相応しいのは君だと誰もが思った。私は君を逃すつもりはないよ。父上だって拒否はできない。円満に君と兄上の婚約は解消される。他の貴族だって、そうなるだろうと思っているよ」
……一緒に踊ったしね。
「正直に言えば……逃げたいわ。どちらにも愛がないもの」
「はは、愛……って」
馬鹿にしたように笑われる。
でしょうね、そーゆー男よね。
肩を抱かれたまま、男子寮の裏へと連れ込まれる。
「私、もう戻っていいかしら」
「まだ駄目だ。君にいい場所を教えたいだけだよ」
彼が関係者しか入れない裏口の扉を開ける。この先がどこに繋がっているか知っているだけに……まぁいいかとも思ってしまう。
彼は寮長だ。
面倒くさい作業を全て副寮長に任せる寮長。だから関係者だけが通れるこの扉の鍵を持っている。まさに、女性向けエロゲー設定といった感じだ。
中に入るとやや薄暗い。すぐに彼が鍵を閉めると、私を壁に押しつけた。
「……婚約者のいる女性にこれは、スマートとは言えないわね。王子様のくせにマナーがなっていないわ」
「こんなよく分からない場所に文句も言わずノコノコ付いてきたんだから、襲われる覚悟くらいしていただろう」
「……! も、文句は言ったわよ。私への愛のなさを信じていただけ。何もするわけがないと」
「愛……そんなもの、婚約したらいくらでもあげよう」
「ないものは生み出せないわ」
この通路……あそこへと続くと知っていたばかりに、よく分からない場所にノコノコ付いてきた女になってしまったのか……。
「依存させてあげよう。私は裏切らないよ、愛人なんてつくらない。つくらなくて済む女を探していた」
色気を漂わせながらそう言われる。
国王陛下と愛人である母親の仲睦まじい姿を見てきたアーロンよりも、冷たい関係の陛下と正妃である母親を見てきたレヴィアスの方が歪んでいる。
愛を……信じられない。
誰かを愛すことにも臆病になっている。
体の関係で強く繋がっていればいいよねともなりやすく、なんとも言えない鬱エンドは複数用意されていた。依存させてあげるという言葉の裏には身体でという注釈が入る。
「愛人をつくらないくらいに愛せる自信でもあるのかしら。そんな関係を築いた覚えはないけれど」
「ああ、自信があるんだ。ねぇ……チェルシー嬢が兄上のことをお友達へと嘲って話していたらしいけれど……誰に言っていた? 本当に言っていた?」
げっ……!
げげげっ……!
こ……ここ、死後の世界だっけ!?
まずい!
早く! 早く次の世界へ!
神様ー! 早く私をここから出してー!
「少しね、調べたんだ。事実確認は大事だからね。ねぇ……私を拒否すると、出たら困るような事実が表に出てしまうかもしれないよ。媚びるべき相手……賢い君なら誰なのか分かるだろう?」
脅しで愛し合うフリができるなら、それでいいと思っているのが、この男だ。この世界、私に厳しくない? せっかくあの場を切り抜けたのに……。
「君は兄上の言葉をどうやって知ったのかな。考えるほど辻褄が合わないんだ。気になることも多い……断るなら、よくないことが起こるかもしれないよ」
藤の花のような色合いの私の髪をすくい取り、軽くキスをされる。
しまった……チェルシーにお友達に自慢してたわねって言わなきゃよかった。咄嗟のことだったから頭が回っていなかった。私に教えてくれたわよねくらいにしておけばよかったわ!
弱味を握れば裏切らないのだから、自分も裏切らなければそれって愛だよねとか考えているからこその、愛せる自信があるという言葉なのだろう。
アーロンもレヴィアスもどっちも嫌ぁぁぁー……。
「……あ、あなたを好きになる日がきたら教えてあげる。せいぜい頑張って」
「強気だね……嫌いではないよ。仕方ない、時間はある。期限つきで頑張ってみるか」
「期限って……」
「遅くとも、ここの卒業パーティーで君との婚約を発表する」
なぜ断言……。
「そんな勝手に――」
「根回しもそれまでに済ませる。もう決めたんだ。それまでに君も頑張りなよ。私を愛して、私に愛される努力をすればいい。兄上も納得させればいい。全て無理だったとしても、私は私のやりたいようにする。ああ、もしその気になってくれたのなら、すぐにでも話を進めるよ。安心するといい」
これは……微ヤンデレ系エス寄り第二王子との結婚しかないのか……なんという……。ま、まぁ喪女として、誰と何もできないよりかはいいかもしれないけど……でも……。
「現状、愛は……」
「今のところ、ないかな」
「やっぱり……」
ガックリしてしまう。
いつか誰かと好き合ってイチャイチャしてみたかったのに。
「でも、私には君がちょーどいいかとも思ったんだ」
「……私が嘘つきだから?」
あの場で嘘だとすぐに見抜いたんだろうか。
「ああ。嘘つきの相手は嘘つきの方がいいだろう?」
「……私のこと、優しくて慈悲深いなんて言っていたものね」
「ふっ……君はその言葉に嫌悪感を抱いていたようだけど」
見抜かれていたようだ。こいつ、聡いのよね……。周囲の人の感情の変化に敏感だ。嘘をついているのは私なのにという罪悪感をもったことに、あの場で気付いたのかな。
「あなたは望んでいないでしょうけど……国王陛下にはきっとあなたが相応しいわ。そして私は王妃に相応しくない」
「へ……え。つまり兄上がいいって?」
「それも嫌ね」
「我儘だな。愛なんてものがあるのかは分からないけど、兄上よりかはマシだと思ってもらいたいね。それを私は頑張るとしよう」
手を差し出され、すっと握る。
「……寮の屋上で、お茶会をするのよね?」
「なんでそれを――」
「ふふ、言ったじゃない。あなたを好きになる日がきたら教えてあげる。頑張りなさいな」
「……まいったな」
関係者しか上れない階段を進めば、広がるのは青い空と屋上のテラス。この世界で私を待ち受ける未来は――、エス寄りの彼とのエロエンドしかないのだろうか。
鬱エンドの回避だけは何がなんでもしなければと、決意を固くした。
22
お気に入りに追加
113
あなたにおすすめの小説
婚約破棄されたので王子様を憎むけど息子が可愛すぎて何がいけない?
tartan321
恋愛
「君との婚約を破棄する!!!!」
「ええ、どうぞ。そのかわり、私の大切な子供は引き取りますので……」
子供を溺愛する母親令嬢の物語です。明日に完結します。
転生して悪役令嬢になったので王太子殿下を守るために婚約破棄を告げたら、逆に溺愛されてしまいました
奏音 美都
恋愛
な、なんてことなの……私がプレイしてた乙ゲーの世界に入って、今、推しの王太子殿下の目の前にいる、だと……!?
けれど、私が転生したのは王太子殿下と結ばれる美貌の侯爵令嬢、アンソワーヌではなく、王太子殿下の婚約者でありとあらゆる虐めと陰謀を仕掛け、アンソワーヌと結ばれようとした王太子殿下を殺してしまうという悪役令嬢、オリビアだった。
姉に全てを奪われるはずの悪役令嬢ですが、婚約破棄されたら騎士団長の溺愛が始まりました
可児 うさこ
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したら、婚約者の侯爵と聖女である姉の浮気現場に遭遇した。婚約破棄され、実家で贅沢三昧をしていたら、(強制的に)婚活を始めさせられた。「君が今まで婚約していたから、手が出せなかったんだ!」と、王子達からモテ期が到来する。でも私は全員分のルートを把握済み。悪役令嬢である妹には、必ずバッドエンドになる。婚活を無双しつつ、フラグを折り続けていたら、騎士団長に声を掛けられた。幼なじみのローラン、どのルートにもない男性だった。優しい彼は私を溺愛してくれて、やがて幸せな結婚をつかむことになる。
【完結】転生悪役令嬢は婚約破棄を合図にヤンデレの嵐に見舞われる
syarin
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢として転生してしまい、色々足掻くも虚しく卒業パーティーで婚約破棄を宣言されてしまったマリアクリスティナ・シルバーレーク伯爵令嬢。
原作では修道院送りだが、足掻いたせいで色々拗れてしまって……。
初投稿です。
取り敢えず書いてみたものが思ったより長く、書き上がらないので、早く投稿してみたくて、短編ギャグを勢いで書いたハズなのに、何だか長く重くなってしまいました。
話は終わりまで執筆済みで、雑事の合間に改行など整えて投稿してます。
ギャグでも無くなったし、重いもの好きには物足りないかもしれませんが、少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです。
ざまぁを書きたかったんですが、何だか断罪した方より主人公の方がざまぁされてるかもしれません。
【完結】どうやら、乙女ゲームのヒロインに転生したようなので。逆ざまぁが多いい、昨今。慎ましく生きて行こうと思います。
❄️冬は つとめて
恋愛
乙女ゲームのヒロインに転生した私。昨今、悪役令嬢人気で、逆ざまぁが多いいので。慎ましく、生きて行こうと思います。
作者から(あれ、何でこうなった? )
ゲームの序盤に殺されるモブに転生してしまった
白雲八鈴
恋愛
「お前の様な奴が俺に近づくな!身の程を知れ!」
な····なんて、推しが尊いのでしょう。ぐふっ。わが人生に悔いなし!
ここは乙女ゲームの世界。学園の七不思議を興味をもった主人公が7人の男子生徒と共に学園の七不思議を調べていたところに学園内で次々と事件が起こっていくのです。
ある女生徒が何者かに襲われることで、本格的に話が始まるゲーム【ラビリンスは人の夢を喰らう】の世界なのです。
その事件の開始の合図かのように襲われる一番目の犠牲者というのが、なんとこの私なのです。
内容的にはホラーゲームなのですが、それよりも私の推しがいる世界で推しを陰ながら愛でることを堪能したいと思います!
*ホラーゲームとありますが、全くホラー要素はありません。
*モブ主人のよくあるお話です。さらりと読んでいただけたらと思っております。
*作者の目は節穴のため、誤字脱字は存在します。
*小説家になろう様にも投稿しております。
【短編】転生悪役令嬢は、負けヒーローを勝たせたい!
夕立悠理
恋愛
シアノ・メルシャン公爵令嬢には、前世の記憶がある。前世の記憶によると、この世界はロマンス小説の世界で、シアノは悪役令嬢だった。
そんなシアノは、婚約者兼、最推しの負けヒーローであるイグニス殿下を勝ちヒーローにするべく、奮闘するが……。
※心の声がうるさい転生悪役令嬢×彼女に恋した王子様
※小説家になろう様にも掲載しています
転生したら悪役令嬢を断罪・婚約破棄して後でザマァされる乗り換え王子だったので、バッドエンド回避のため田舎貴族の令嬢に求婚してみた
古銀貨
恋愛
社畜から自分が作った乙ゲーの登場人物、「ヒロインに乗り換えるため悪役令嬢を断罪・婚約破棄して、後でザマァされる王子」に転生してしまった“僕”。
待ち構えているバッドエンドを回避し静かな暮らしを手に入れるため、二人とも選ばず適当な田舎貴族の令嬢に求婚したら、まさかのガチ恋に発展してしまった!?
まずは交換日記から始める、二股乗り換え王子×田舎貴族令嬢の純なラブコメディです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる